JPS58149643A - 水出し用コ−ヒ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、冷水中での速やかなコーヒー抽出を可能に
する水出し用コーヒーに関するものである。

−ｎ煎したコーヒー豆の粉を冷水中に浸漬して冷水中で
コーヒーの抽出を行なった、いわゆる水出しコーヒーが
知られている。このコーヒーは、通常の熱湯で抽出した
コーヒーに比較し独特の風味と香りが得られるものであ
る。しかしながらこのように冷水で抽出する場合は、抽
出速度が遅いため非常に長い時間抽出する必要があり、
また抽出時間を短縮するとコーヒー液の色が薄くなった
り風味や香りが不足するという不都合が生じる。また抽
出時間を短縮するために、コーヒー粉の使用量を増やす
ことも考えられるが、この場合には、コーヒー粉の消費
量が増えるという問題が生じる。

この発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、
少いコーヒー粉の消費量で、短時間にコーヒーを水出し
でき、しかも風味、香りに優れた濃いコーヒー液が得ら
れる水出し用コーヒーを提供するものである。

この発明は、この目的達成のため、１煎したコーヒー豆
の微粉末に、カルシウムイオン発生物質を添加したもの
である。

カルシウムイオン発生物質は、かきなどの貝類の殻など
の天然カルシウムを、適切な電解液中で電気分解するこ
とにより得た水溶性活性カルシウムが最適である。

コーヒー微粉末と水溶性活性カルシウムとの混合物は、
例えば図面に示すような透水性の袋１０に封入される。

この袋１０には口紙や不織布などが使用される。この袋
１０には糸１２の一端を固定し、この糸の他端にタッグ
１４を固定しておけば使用の際に便利である。

このようにして作られたコーヒーバッグ１６は水差し１
８内に投入され、冷水をこの水差し１８に注入して適当
な時間放置される。活性カルシウムなどのカルシウムイ
オン発生物質は冷水中で溶けてカルシウムイオンを発生
し、このカルシウムイオンの作用によりコーヒーの抽出
が促進される。

この結果冷水中でコーヒー抽出を行なうにもかかわらす
、短時間で風味、香りの豊かな濃いコーヒー液を抽出す
ることができる。またカルシウムイオンは人体内に入っ
て健康増進に役立つという効果モするため、このコーヒ
ーバッグにより得たコーヒーを飲むことは一層好ましい
ものとなる。

なお活性カルシウムの添加量は、人体の最適なカルシウ
ム摂取量と、１日に飲むコーヒー量とを考慮すると、コ
ーヒー微粉末に対して１０００分０２重量パーセント以
下程度にするのが好ましい。

カルシウムイオン発生物質としては他の物質を用いるこ
とももちろん可能であり、要するに人体に無害で、水に
溶けてカルシウムイオンを発生する物質であればよい。

この発明は以上のように構成したから、冷水中でのコー
ヒー抽出が促進され、短時間で風味、香りに富み、しか
も濃いコーヒーを得ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明によるコーヒーの使用状態を示す図である
。 特許出願人　　　鈴　木　　　眞 代理人　弁理士　　　飯　島　澄　雄 （ほか１名）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）Ｔ１煎したコーヒー豆の微粉末に、カルシウムイ
   オン発生物質を添加したことを特徴とする水出し用コー
   ヒー。
2. （２）カルシウムイオン発生物質は、天然カルシウムを
   電気分解して得た水容性活性カルシウムとした特許請求
   の範囲第１項記載の水出しコーヒー。