JPS5814960Y2 - 卓上小型衣類乾燥機 - Google Patents

卓上小型衣類乾燥機

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Publication number
JPS5814960Y2
JPS5814960Y2 JP1977163480U JP16348077U JPS5814960Y2 JP S5814960 Y2 JPS5814960 Y2 JP S5814960Y2 JP 1977163480 U JP1977163480 U JP 1977163480U JP 16348077 U JP16348077 U JP 16348077U JP S5814960 Y2 JPS5814960 Y2 JP S5814960Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
clutch
rotating drum
motor
clothes dryer
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977163480U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5487481U (ja
Inventor
匡厚 山本
Original Assignee
シャープ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by シャープ株式会社 filed Critical シャープ株式会社
Priority to JP1977163480U priority Critical patent/JPS5814960Y2/ja
Publication of JPS5487481U publication Critical patent/JPS5487481U/ja
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Publication of JPS5814960Y2 publication Critical patent/JPS5814960Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、卓上等に設置され、ハンカチや下着等の小物
の洗濯物を乾燥するのに好適な卓上小型衣類乾燥機に関
する。
この種の小型衣類乾燥機は、床或いは卓上に設置して、
手軽に小物の洗濯物を乾燥できるという手軽さが利点の
一つである。
そのため、極力乾燥機自体の小型化が望まれると共に、
人体に接する機会が必然的に多くなるために安全性が要
求される。
それで、この種の小型衣類乾燥機においては可動部であ
る回転ドラムを外部に露出せしめてドラム部分の簡略化
、小型化を図っていたが、可動部である回転ドラムが外
部に露出しているので、この回転ドラムに人体が接触す
れば、巻き込まれる等の恐れがあり非常に危険であった
ところが回転ドラムに手を触れる等、回転を阻止しよう
とする何らかの抵抗が回転ドラムにかかれば、ドラムに
伝達されるモータの回転力が即座に解除され回転ドラム
を停止可能にすることにより巻き込み等の事故を防止し
、抵抗が除かれると正常の動作に円滑に復帰するという
ように、従来の卓上小型衣類乾燥機においては、安全性
を考慮したものはなかった。
又、従来の乾燥機(実公昭43−21496号公報、実
公昭44−14636号公報参照)は、モータ軸が水平
方向に突出する如くモータを配設し、このモータ軸の先
端にプーリを介してドラムにベルトで動力を伝達してい
たので、乾燥機自体が大型化し、到底手軽に扱えるもの
ではなかった。
本考案は上記の点に鑑み威されたもので、乾燥機の小型
化を可能とし、しかも安全性の高い卓上小型衣類乾燥機
を提供することを目的とする。
以下本考案を図示した一実施例に従って詳細に説明する
第1図は小型衣類乾燥機の一実施例概略構成側断面図、
第2図は本考案の一実施例クラッチ係合状態の側断面図
、第3図は第2図のAA′矢視断面図、第4図は本考案
の一実施例クラッチの保合が外れた状態の側断面図、第
5図は第4図のB−B’矢視断面図である。
図において、1は円筒状の回転ドラムにして、この回転
ドラム1の一端には被乾燥物投入を兼ねた排気口1Aが
形成され、この排気口1Aには被乾燥物が上記回転ドラ
ム1よりはみ出さないように通気口2Aを有する蓋2が
着脱自在に取付けられている。
上記回転ドラム1の反対側には熱い強い材料からなるド
ラム取付板3が固定され、このドラム取付板3には熱風
を回転ドラム1内に通す通気孔3Aを形成している。
4は上記ドラム取付板3に対向して温風分散室を形成す
るように設けられた基板、5は一端を上記回転ドラム1
を支持する回転軸5Aを支持するホルダーで上記基板4
の孔部4Aに挿入支持され上記回転軸5Aと回転ドラム
1はナツト6によって着脱自在に取付けられている。
7はモータであって、このモータ7はモータ軸7Aが垂
直に立設する如く基板4に固着されている。
このモータ軸7Aの先端は、吸気口を形成したファンケ
ース11内に挿入されておりこのモータ軸7Aの先端に
はファン9が取着されている。
又、このモータ軸7Aの中程にはウオームギア8が設け
られている。
このウオームギア8は、回転ドラム1の後方にドラム1
と一体に突設された回転軸5Aの先端に、ドラム自体に
一定以上の負荷がかかることにより、ドラムに伝達され
る回転力を解除するクラッチCを介装して固着されたウ
オームホイル10に噛合している。
上記ファンケース11の吐出口部分には、電熱コイル等
のヒータが配設されており、上記ファン9から送られた
風を温風にしている。
13は上記した駆動用モーター7、ウオーム8.ファン
9.ウオームホイル10.ファンケース11.ヒータ1
2等を収納する本体にして、上記回転ドラム1側に位置
する方は開口し、この部分に上記基板4が取付けられ、
且つ上記駆動用モータ7下方には吸気孔13aが穿設さ
れており、この吸気孔13 aに接してフィルター14
が設けられている。
上記クラッチCの構造を第2図、第3図、第4図及び第
5図に従って説明すると、上記回転軸5Aの一端にはク
ラッチボス15がネジ16によって一体的に固定され、
このクラッチボス15にはクラッチ用ボール17と係合
する複数個の孔15aとスラスト受はリブ15bが一体
に形成されている。
上記ウオームホイル10の中心部には上記クラッチボス
15と嵌合し摺動する突出部10 aがリング状に形成
されている。
このリング状の部分において上記クラッチボス15に有
している孔15 aと一致する部分に切欠部10 bを
設けている。
上記クラッチ用ボール17は上記切欠部10bに挿入さ
れ、その外方向よりクラッチバネ18でクラッチボス1
5に一定の圧力で接している。
尚、上記クラッチバネ18はウオームホイル10の突出
部10 aのリング状にほは゛沿う状態でC形状をして
おり圧力が自由に変化できるようになっており、またク
ラッチ用ボール17と係合しやすいように孔18 aを
有している。
次に上述構成における動作について説明すると通常運転
の場合、第2図に示したクラッチボス15の孔15 a
とクラッチ用ボール17との保合により一定の伝達力が
保たれておリウオーム8よりウオームホイル10に回転
が伝達されると、クラッチ部Cを経て回転軸5Aが回転
し回転ドラム1が動作(回転)するのである。
一方、回転ドラム1に人(又は物)が触れ回転軸5aを
経てクラッチCのクラッチボス15に抵抗がかかった場
合その抵抗力が前記したクラッチボス15の孔15 a
とクラッチ用ボール17との伝達力以上になると係合が
外れ第4図の状態になる。
従って回転ドラム1に抵抗がかかつている状態が続くと
第2図及び第4図の状態が繰り迅され空転状態になる。
ウオームホイル10は回転するがクラッチボス15を含
め回転軸5aは回転しない。
従って回転ドラム1のみの停止となる。
次に回転ドラム1の抵抗を除外するとクラッチCは第4
図の状態から第2図の状態に復帰し、再び正規の動作を
行うのである。
第1図に戻って、本考案実施例の動作を説明する。
先ず湿った洗濯物を蓋2を開けて回転ドラム1へ入れ、
蓋2を閉める。
その状態でモータ7を回転させると共にヒータ12に通
電すれば、ファン11が回転してモータ7下方の吸気口
より吸入された空気がヒータ12を通過することにまり
生成される温風を回転ドラム1内へ送り込むと共にウオ
ームギア8を介してドラム1が低速で回転する。
従って、モータ7は、通路中に設けられていることにな
り、モータの発生する熱をも温風生成用の熱源として利
用することができると共に、モータ7は常に外気によっ
て冷却され、長時間運転による焼きつき等を起す恐れは
ない。
本考案は上述の如き構成であるので、外部に露出した回
転ドラムの回転中に、このドラムに手が触れる等して回
転を阻止しようとする何らかの抵抗がドラムにかかれば
、ドラムに伝達されるモー夕の回転力はクラッチ機構に
よって即座に解除され、ドラムが停止可能となる。
従って、巻き込み等の事故が防止され、安全性の高い小
型衣類乾燥機を提供できる。
又、抵抗が除かれると、クラッチ機構により、再びモー
タの回転力がドラムに伝達され、正常の動作に円滑に復
帰する。
しかも、ドラムを駆動する部分は、回転ドラムの背面に
モータ軸が垂直に立設する如く配設されたモータとこの
モータ軸の中程に設けられたウオームギアとドラムの後
方に突出した回転軸の先端に固着され上記ウオームギア
に噛合するウオームホイルとからのみ構成されているの
で、プーリーを複数個配設した従来の如き衣類乾燥機に
比べると機構的に簡単で、非常にコンパクトであり、因
って衣類乾燥機を非常に小型化できる。
しかも、モータ軸は垂直に立設する如く設けられている
ので、このモータ軸の回転は非常に安定したものとなり
、モータ軸のための軸受等が必要なく、ドラム及びファ
ンを安定して回転させることかで゛きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例小型衣類乾燥機の概略構成側
断面図、第2図は本考案の一実施例クラッチの係合状態
の要部側断面図、第3図は第2図のA−A’矢視断面図
、第4図は本考案の一実施例クラッチの係合が外れた状
態の要部側断面図、第5図は第4図のB−B’矢視断面
図。 1・・・・・・回転ドラム、3・・・・・・ドラム取付
板、7・・・・・・駆動用モータ、8・・・・・・ウオ
ーム、10・・・・・・ウオームホイル、15・・・・
・・クラッチボス、17・・・・・・クラッチ用ボール
、18・・・・・・クラッチバネ、C・・・・・・クラ
ッチ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 衣類を乾燥するための回転ドラムが外部に露出した卓上
    小型衣類乾燥機°において、 回転ドラムの背面にモータ軸が垂直に立設する如くモー
    タを配設し、該モータ軸の先端に温風を生成するファン
    を取着すると共に、中程にウオームギアを設け、 且つ回転ドラムの後方に突出した回転軸の先端に、ドラ
    ム自体に一定以上の負荷がかかることによりドラムに伝
    達される回転力を解除するクラッチを介してウオームホ
    イルを設け、 上記ウオームギアと当該ウオームホイルとを噛合せしめ
    て戒る卓上小型衣類乾燥機。
JP1977163480U 1977-12-05 1977-12-05 卓上小型衣類乾燥機 Expired JPS5814960Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977163480U JPS5814960Y2 (ja) 1977-12-05 1977-12-05 卓上小型衣類乾燥機

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JP1977163480U JPS5814960Y2 (ja) 1977-12-05 1977-12-05 卓上小型衣類乾燥機

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Publication Number Publication Date
JPS5487481U JPS5487481U (ja) 1979-06-20
JPS5814960Y2 true JPS5814960Y2 (ja) 1983-03-25

Family

ID=29160154

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JP1977163480U Expired JPS5814960Y2 (ja) 1977-12-05 1977-12-05 卓上小型衣類乾燥機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5739899A (en) * 1980-08-21 1982-03-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd Drier for clothing

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3043015A (en) * 1958-03-27 1962-07-10 Gen Motors Corp Domestic appliance
JPS4321496Y1 (ja) * 1965-11-11 1968-09-10
JPS4414636Y1 (ja) * 1966-08-10 1969-06-21
JPS512860A (ja) * 1974-06-25 1976-01-10 Sumitomo Shipbuild Machinery Kafukaboshisochi

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JPS512860A (ja) * 1974-06-25 1976-01-10 Sumitomo Shipbuild Machinery Kafukaboshisochi

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JPS5487481U (ja) 1979-06-20

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