JPH04276299A - 乾燥機 - Google Patents

乾燥機

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Publication number
JPH04276299A
JPH04276299A JP3058355A JP5835591A JPH04276299A JP H04276299 A JPH04276299 A JP H04276299A JP 3058355 A JP3058355 A JP 3058355A JP 5835591 A JP5835591 A JP 5835591A JP H04276299 A JPH04276299 A JP H04276299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
fan
motor
rotating shaft
wrinkle
Prior art date
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Pending
Application number
JP3058355A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyomi Sasano
笹野 清巳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3058355A priority Critical patent/JPH04276299A/ja
Publication of JPH04276299A publication Critical patent/JPH04276299A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、ドラム内にファンによ
り温風を供給してドラム内の被乾燥物例えば衣類を乾燥
する乾燥機に関する。
【0003】
【従来の技術】この種の乾燥機においては、運転中にか
なり大きな騒音が発生している。この運転騒音には、種
々のものがあるが、ドラム内に温風を供給するファンの
回転により発生する騒音がかなりの割合を占めている。 一方、近年の乾燥機では、乾燥終了後にドラム内の衣類
にしわが生じないようにするために、しわ防止運転いわ
ゆるソフトキープ運転を行っている。
【0004】このしわ防止運転では、温風供給用のヒー
タを断電した状態で、ドラムを一定の周期で回転駆動及
び停止する間欠運転を行うようにしている。上記一定の
周期としては、例えば2分間のうち10秒間だけドラム
を回転駆動させる周期が用いられている。そして、この
ようなしわ防止運転は、ドラム内から衣類が取出される
まで最大2時間続けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、モータによりドラムを回転駆動すると、フ
ァンも同時に回転駆動されるので、しわ防止運転時にお
いても、ファンが回転駆動及び停止する。この場合、フ
ァンの回転により生ずる風切り音等の大きな騒音が一定
周期で間欠的に発生するので、使用者に不快感を与える
という問題点があった。
【0006】これを解消する構成として、ドラム及びフ
ァンをそれぞれ別のモータで回転させるものが考えられ
ている。これによれば、しわ防止運転時には、ドラム用
のモータだけを通電してドラムを回転させ、ファンを停
止させておくことが可能となるので、騒音を小さくでき
る。
【0007】しかし、ドラム及びファンをそれぞれ別の
モータで回転させるためには、2個のモータを必要とす
るので、コストが高くなるという欠点がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、しわ防止運転時
に発生する騒音を低減できるものでありながら、コスト
を安くし得る乾燥機を提供するにある。
【0009】[発明の構成]
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の乾燥機は、ドラ
ム内にファンにより温風を供給して前記ドラム内の被乾
燥物を乾燥するものであって、前記ドラム及び前記ファ
ンをドラム用回転伝達機構及びファン用回転伝達機構を
介してモータにより回転駆動する乾燥機において、前記
ファン用回転伝達機構に前記モータの正回転方向の力を
伝達する一方向クラッチを設けると共に、前記モータを
正逆回転可能に構成し、乾燥行程時には前記モータを正
回転させ、乾燥行程終了後のしわ防止運転時には前記モ
ータを逆回転させるようにしたところに特徴を有する。
【0011】
【作用】上記手段によれば、ファン用回転伝達機構にモ
ータの正回転方向の力を伝達する一方向クラッチを設け
ると共に、しわ防止運転時にはモータを逆回転させる構
成としたので、しわ防止運転時は、モータの逆回転力が
ファンに伝達されなくなり、ドラムだけがモータにより
回転駆動される。このため、しわ防止運転時の騒音を小
さくできる。一方、乾燥行程時には、モータを正回転さ
せるので、モータの正回転力がファンにも伝達されるよ
うになり、ドラム及びファンがモータにより回転駆動さ
れる。
【0012】しかも、上記構成では、ファン用回転伝達
機構に一方向クラッチを設けると共に、モータを正逆回
転可能に構成するだけの簡単な構成であるから、2個の
モータを設けるものに比べて、コストを安くできる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。まず、図1において、乾燥機の外箱
1の前面部には、被乾燥物出入口2が形成されていると
共に、この被乾燥物出入口2を開閉する扉3が枢設され
ている。外箱1内には、乾燥室を構成するドラム4が、
その前部に形成された円形開口縁部を上記被乾燥物出入
口2に連なる環状のドラム支え5に回転可能に支承する
と共に、後部に形成された円形開口縁部を外箱1内の後
部に設けられたファンケーシング6に回転可能に支承し
て配設されている。
【0014】上記ドラム4内には、前部側のドラム支え
5の下部に入気口7が多数の孔により形成され、後部側
のファンケーシング6に出気口8が多数の孔により形成
されている。この出気口8には、リント捕獲用のフィル
タ9が装着されている。上記入気口7の前側には、外箱
1に多数の孔により形成された外気導入口10に連通す
る吸気路11が配設されている。この吸気路11内に、
ヒータ12が設けられている。
【0015】また、ファンケーシング6内には、ファン
13が配置されており、このファン13の軸14をファ
ンケーシング6の後壁に軸受15を介して回転可能に支
承している。ファン13の送風作用により、ドラム4内
の空気はフィルタ9、出気口8及び排気路16を通って
背面板17に形成された排気口18から外へ排出される
。これと共に、ファン13の送風作用により、外気が外
気導入口10及び吸気路11を通り、ヒータ12により
加熱されて、その加熱された温風が吸気路11及び入気
口7を通ってドラム4内へ供給されるようになっている
【0016】一方、外箱1内のドラム4の下方には、正
逆回転可能なモータ19が配設されている。モータ19
の回転軸20の前端部にはプーリ21が設けられており
、図2にも示すように、このプーリ21と2個の正逆回
転用のテンションプーリ22,23とドラム4の外周と
にドラム駆動用のベルト24が掛け渡されている。これ
により、ドラム4はモータ19の正転及び反転に応じて
正転駆動及び反転駆動されるようになっている。上記プ
ーリ21、正逆回転用のテンションプーリ22,23及
びベルト24からドラム用回転伝達機構25が構成され
ている。
【0017】さて、モータ19の回転軸20の後端部に
は、図3にも示すように、駆動プーリ26が設けられて
いる。この駆動プーリ26と上記回転軸20との間には
、例えばローラクラッチよりなる一方向クラッチ27が
設けられている。この一方向クラッチ27は、図4及び
図5に示すように、ハウジング28、保持器29及びロ
ーラ30から構成されている。上記ハウジング28の内
周面には、回転軸20の外周との距離が夫々短いくさび
面部28a及び長い遊び部28bが形成されている。 そして、ハウジング28の外周には、駆動プーリ26が
嵌着されている。ここで、一方向クラッチ27は、図5
に示すように、回転軸20が右回り方向即ち正回転方向
へ回転するとき、内部に組込まれたスプリング31によ
りローラ30がくさび面部28aに入って、回転軸20
と駆動プーリ26とが連継状態となる。また、図6に示
すように、回転軸20が逆転するとき、ローラ30がく
さび面部28aから解放されて遊び部28bに入って、
回転軸20と駆動プーリ26とが非連継状態となるよう
になっている。尚、一方向クラッチ27として、例えば
シェル形ニードルベアリング(NSK製造、商品名TO
RRINGTON)を用いている。
【0018】また、図4に示すように、駆動プーリ26
の中心部には回転軸20の外周と接する孔部32,33
が設けられており、該孔部32,33にてラジアル方向
の荷重を受けるようになっている。上記駆動プーリ26
の外周部には、溝状のベルト受部34が形成されている
【0019】一方、図1において、ファン13の軸14
の後端部には、従動プーリ35が設けられている。この
従動プーリ35と前記駆動プーリ26との間に、ベルト
36が掛け渡されている。これら駆動プーリ26、一方
向クラッチ27、ベルト36及び従動プーリ35からフ
ァン用回転伝達機構37が構成されている。
【0020】次に、上記構成の作用を説明する。まず、
ドラム4内に衣類を収納し、扉3を閉じ、乾燥運転時間
を設定した後、ヒータ12及びモータ19を通電して乾
燥行程を開始する。この乾燥行程では、モータ19が正
回転方向へ回転されるから、モータ19の回転軸20が
正回転方向へ回転し、その回転力がドラム用回転伝達機
構25を介してドラム4へ伝達され、該ドラム4が正回
転駆動される。これと共に、モータ19の回転軸20が
正回転方向へ回転すると、この回転方向が一方向クラッ
チ27の連継方向であるから、モータ19の回転力が一
方向クラッチ27、プーリ26、ベルト36及び従動プ
ーリ35を介してファン13へ伝達されて、ファン13
が回転駆動される。
【0021】上述した乾燥行程が終了すると、しわ防止
運転が実行される。このしわ防止運転では、モータ19
が逆回転方向へ駆動される。この場合、モータ19の回
転軸20が逆回転方向へ回転し、その回転力がドラム用
回転伝達機構25を介してドラム4へ伝達され、該ドラ
ム4が逆回転駆動される。これに対して、ファン13に
ついては、モータ19の回転軸20が逆回転方向へ回転
すると、その回転方向が一方向クラッチ27の連継方向
とは逆向きであるから、駆動プーリ26と回転軸20と
が非連継状態となる。従って、回転軸20から従動プー
リ35へは回転力が伝わらなくなるから、ファン13は
回転しない。
【0022】そして、しわ防止運転では、上述したファ
ン13を回転させずにドラム4だけを回転駆動する運転
を、2分間のうち10秒間だけ実行し、且つ、このよう
な間欠運転をドラム4内から衣類が取出されるまで最大
2時間繰り返すように構成されている。
【0023】このような構成の本実施例によれば、しわ
防止運転時は、ファン13を回転させずにドラム4だけ
を回転させるように構成したので、ファン13の回転に
起因する大きな騒音を無くすことができ、しわ防止運転
時の騒音を小さくし得る。そして、本実施例では、ファ
ン用回転伝達機構37に一方向クラッチ27を設けると
共に、モータ19を正逆回転可能に構成するだけの簡単
な構成であるから、2個のモータを設けるものに比べて
、コストを安くできる。
【0024】尚、上記実施例では、一方向クラッチ27
を回転軸20と駆動プーリ26との間に配設したが、こ
れに代えて、ファンの軸14と従動プーリ35との間に
配設しても良い。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、ファン用回転伝達機構にモータの正回転方向の力を
伝達する一方向クラッチを設けると共に、モータを正逆
回転可能に構成し、乾燥行程時にはモータを正回転させ
、乾燥行程終了後のしわ防止運転時にはモータを逆回転
させる構成としたので、しわ防止運転時に発生する騒音
を低減できる構成でありながら、製造コストを安くし得
るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体の縦断側面図
【図
2】モータ周辺部分を一部断面にして示す正面図
【図3
】モータ周辺部分を一部断面にして示す側面図
【図4】
駆動プーリ及び一方向クラッチの縦断側面図
【図5】作
用説明用の一方向クラッチ部分の縦断正面図
【図6】図
5とは異なる状態を示す一方向クラッチ部分の縦断正面
【符号の説明】
4はドラム、13はファン、19はモータ、20は回転
軸、25はドラム用回転伝達機構、26は駆動プーリ、
27は一方向クラッチ、35は従動プーリ、36はベル
ト、37はファン用回転伝達機構を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ドラム内にファンにより温風を供給し
    て前記ドラム内の被乾燥物を乾燥するものであって、前
    記ドラム及び前記ファンをドラム用回転伝達機構及びフ
    ァン用回転伝達機構を介してモータにより回転駆動する
    乾燥機において、前記ファン用回転伝達機構に前記モー
    タの正回転方向の力を伝達する一方向クラッチを設ける
    と共に、前記モータを正逆回転可能に構成し、乾燥行程
    時には前記モータを正回転させ、乾燥行程終了後のしわ
    防止運転時には前記モータを逆回転させるようにしたこ
    とを特徴とする乾燥機。
JP3058355A 1991-02-28 1991-02-28 乾燥機 Pending JPH04276299A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3058355A JPH04276299A (ja) 1991-02-28 1991-02-28 乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3058355A JPH04276299A (ja) 1991-02-28 1991-02-28 乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04276299A true JPH04276299A (ja) 1992-10-01

Family

ID=13082017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3058355A Pending JPH04276299A (ja) 1991-02-28 1991-02-28 乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04276299A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030003923A (ko) * 2001-07-04 2003-01-14 엘지전자 주식회사 의류 건조기의 구동장치
US7350319B2 (en) 2004-09-06 2008-04-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Clothing dryer
CN106192323A (zh) * 2015-05-28 2016-12-07 东芝生活电器株式会社 衣物烘干机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030003923A (ko) * 2001-07-04 2003-01-14 엘지전자 주식회사 의류 건조기의 구동장치
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