JPS5814918A - 懸濁液を清浄化またはふるい分けする方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 濁液またはスラリを処理する、特に繊維性懸濁液のふる
い分けを意図した方法および装置に関する。

従来のふるい分は方法、たとえば製紙工業におけるふる
い分は方法では、スクリーン板をその平面に対して直角
方向に振動させ、スクリーン板の詰まるのを防ぐように
している。

この種の装置では、スクリーン板の運動およびスクリー
ン板にかかる圧力差によりふるい分けようとしている原
料の濃厚化および許容原料の稀釈化が起る。原料が濃厚
化すると、液体を加えなければならず、これはさらに該
許容物を希釈することになる。さらに処理装置の能力が
低くかつ動力消費量が高い。

本発明の目的は、このような欠点を除いた方法および装
置を提供するととにある。本発明によれば、この目的は
、ス、クリーン板を、その平面とさほど違わない方向に
原料帝濁液内で往復動させることによって達成される。

スクリーン板の動きがこのスクリーン板の両面のすぐ近
（にある原料層の流動化を牛しさせる。これにより、原
料層の液体およびスクリーン板の目より小さい横断面を
有し、スクリーン板を通過することができる）、ｂ′紐
斗たは粒子が同時にスクリーン板を通過する。原料層が
流動化きれてい・るので、スクリーン板を通しての所望
の流量をうるために大きな圧力差をスクリーン板にかけ
る必要がない。さらに、このスクリーン板の表面積に基
つく装置の能力が大°きい。

原料の処理は閉鎖ハウジングまたは開放チャンネル内で
圧力の下に実施されつる。しかも、この方法では、スク
リーン板はその両面を原料懸濁液で囲まれるようにしな
から動かｒＯ 好ましくは、原料懸濁液のふるい分鋒は、スクリーン板
の目よりも大きくてスクリーン板な通過できない粒子が
装置の痒に向かって落下するように実施きれる。

本発明による方法は、原料懸濁液およびスラリの清浄化
、洗浄およびふるい分けを行うのに適している。製紙工
業の＃□維性懸濁液の処理のほかに、本発明の方法は、
ビート（泥炭）からコロイド物質を分離するのにも適し
ている。

本廃明による装置は、閉門ハウジングまたは開放チャン
ネルと多孔性文クリーン板とを包含し、このスクリーン
板がハウジングまたはチャンネルを供給室とスクリーン
板の反対側に位置した許容室とに分けており、処理しよ
うとしている材料の入口パイプと許容物および排除物の
ための出口パイプとをさらに有する。この装置は、スク
リーン板をその平面とさほど違わない方向に往復動させ
る装置を備えていることを特徴とする。

以下、本発明を．その原理を概略的に氷す添付図面を参
照しながらより詳しく説明する。

第１ないし６図に示す装置において、参照数字１は閉鎖
ハウジングであり、このハウジングは処理しようとして
いる原料の入口バイブ２と、許容物のための出口パイプ
３と、排除物のための出口パイプ４とを備えている。

このハウジング内には、スクリーン板５が配置してあり
、このスクリーン板はハウジングをスクリーン板の下の
供給室６とスクリーン板の上の許容室７とに分けている
。スクリーン板はハウジングの両（ａｌｌに設置したガ
イドレール８０間に装着しである。スクリーン板の反対
側には棒９が設けてあり、この棒は回心装置に連結して
あり、この偏心装置は周知の要領でスクリーン板をその
平面の方向に急速に往復動させるようになっている。棒
９が貫いているハウジングの後壁１１はパッキン箱１２
が設けてあり、このパツキン箱内にはシールリング１３
が配置してあり、ハウジングから液体が漏れないように
している。ハウジングの両端にはシール用の隆起１４が
あり１、　　　この隆起はスクリーン板を通して供給室
６と許容室７とが連通ずるのを゛防いでいる。必要なら
ば、入口バイブ１５を通して供給室に液体を供給するこ
とができる。

第１ないし６図に示す装置は次のように作動する。処理
しようとしている材料、たとえばふるい分けを行おうと
している繊維性懸濁液は入口バイブ２を通して供給室６
に送り込まれる。スクリーン板、の前後の動きにより、
スクリーン板の円面に隣接した繊維性懸濁液の層が流動
化され、許容できる寸法の繊維が液体と共にスクリーン
板の目を通して許容室７に流れ、出口バイブ３を通して
取出される。

スクリーン板の目よりも大きくて供給室に残った粒子は
除去物出口４に向かって移動し、連続的または周期的に
取り出される。

３係濃度の原料を第１図に示す装置でふるい分けした。

スクリーン板の目は直径４ミリであり、スクリーン開口
面積は１０％であった。スクリーン板の移動距離は１な
いし３０ミリであり、その振動数は５００ないし３００
０回／分であった。振動数が５００回／分の場合、スク
リーン板が詰まってしまった。振動数が７５０回／分の
場合には、スクリーン板は開いたままであり、スクリー
ン板を通るときの圧力損失は１５０ないし２５０ｗｍＨ
２Ｏであった。振動数が１５００回／分の場合には、圧
力損失は９０ないし１５０＋ＩＩ＋、＋Ｈ２０であり、
振動数が２４００回／分の時には、圧力損失は４０ない
し１００ｍＨ，Ｏであった。スクリーンの処理能力は原
料の乾燥時に２４時間あたり１３０ｔ／ｍ”であった。

ちなみに、スクリーン板をその平面に対して直角の方向
に振動させる従来のスクリーンの能力は２４時間あたり
３０ないし５０ｔ／ｍ”である。このスクリーンの圧力
損失は３ないし８ｍＨ１０である。

第７図に示す本発明の別の実施例では、プロファイル棒
１６がスクリーン面５に隣接して設置してあ“る。スク
リーン板が動くと、これらの棒は圧力変化を生じさせ、
これがスクリーン板の目に引掛りそうな繊維を引離しス
クリーン板の詰まりを防ぐ。

第８図において、前後に動くことのできる棒１７が排除
側でスクリーン板５に連結しである。この棒によって、
スクリーン板はその平面に対して直角の方向に連続的ま
たは周期的に動かされるようになっている。この運動の
大きさはスクリーン板の入口端ではゼロであり、スクリ
ーン板の出口側で最高となる。

この運動はスクリーン板のその平面に沿った往復動と一
緒に行う。

第９図に示ｊ実施例では、スクリーン板は２つの部分か
らなる。一方の部分１８は繊維性懸濁液内に漬っており
、スクリーン板の平面とさほど違わない方向に往復動さ
ぜられるようになっている。処理しようとしている原料
はスクリーン板５の上方で供給ｑ６に導入され、許容物
はスクリーン面を通して下向きに流れる。出口に近い方
の他方の部分１９はスクリーン板の平面に対して約３０
度の角度をなす方向に勤かされ、原料を前進ζせるよう
になっている。

第１０．１１図に示す装置では、処理しようとしている
材料は円筒形ハウジング２２の入口バイブ２を通してス
クリーンドラム２０の内側の空間２１に供給される。排
除物は排出口４を通してスクリーンドラムの下端から排
出される。スクリーンドラムを通過した許容物はスクリ
ーンドラムを囲む空間２３に流れる。スクリーンドラム
はその長手軸線の方向に往復動するようになっている。

第１２、】３図に示す装置は先に述べ□たものと同様で
あるが、スクリーンドラム２０の動きはその中心軸線ま
わりの往復回転運動である。

第１図に示す液体供給パイプ１５は装置の排除物側の材
料を逆洗して排除物から微粒子を分離するためのもので
ある。しかしながら、゛　　本装置はいくつかの液体供
給パイプを備えう５る。これらの液体供給パイプのい（
つかは装置の入口端に設置してあって、かなりの量の液
体を導入して処理しようとしている材料を洗い流すこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による実施例の垂直断面図であり、 第２図は第１図のＡ−Ａ線に沿った断面図であり、 第３図は第１図のＢ−Ｂ線に沿った断面図であり、 第４及び５図は第１図の円Ｃ，Ｄの部分の拡大図であり
、 第６図は第３図の円Ｅの部分の拡大図であり、 であ゛す、 第８図は本発明の第３の実施例の垂直断面図であり、 第９図は本発明の第４の実施例の垂面断面図であり、 第１Ｏ図は本発明の第５の実施例の横断面図であり、 第１１図は第１０図のＦ−Ｆ線に沿った断面図であり、 第１２図は本発明の第６実施例の横断面図であり、 第１３図は第１２図のＧ−Ｇ線に沿った断、面図である
。 〔主要部分の符号の説明〕 １・・・閉鎖室、２・・・入口バイブ、３．４・・・出
口バイブ、５・・・スクリーン板、６・・・供給室、７
・・・許容室、８・・ガイドレール、９・・・棒、２０
・・スクリーンドラム。 ＦＩＧ、　１１　　　　　　　　　　　ＦＩＧ、　１３
手続補正書（方式） 昭和５７年８月ご 特許庁長官若杉和夫　殿 】、事件の表示昭和５７年　特許願第７０５，７０３、
補正をする者 事件との関係　特許出願人 住所　フィンランド国、２９６００　　ヌールマルック
（番地なし） Ｎａ　　ｘ−・７−ルＸトＣＩＡ　　オサキーティ第４
、代理人 ６　ン１ｈ正。対象　　　　１　図　　面　」゛）７　
補正の内容　　別紙のとおり （図面の浄書内容に変更なし）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ　可動スクリーン面によって懸濁液を清浄化またはふ
   るい分けする方法において、スクリーン面が被処理材料
   内で往復動するように設けてあり、この往復動の方向が
   スクリーン面の平面からほとんど違わないことを特徴と
   する方法。 ２、特許請求の範囲第１項記載の方法において、スクリ
   ーン面が並進回転運動をするように設けであることを特
   徴とする方法。 ３　％許請求の範囲第１項記載の方法を実施するための
   装置であって、閉鎖室または開放チャンネル（１，２２
   ）と多孔性スクリーン板（５）とを包含し、このスクリ
   ーン板が前記閉鎖室または開放チャンネルを供給室側と
   スクリーン板の反対側にある許容室（７）とに分けてお
   り、許容物および排除物（３，４）のための入口バイブ
   および出口バイブを包含する装置において、スクリーン
   面の平面とさほど違わない方向にスクリーン板、（５，
   ２０）を往復動させる装置（９，１０）を備えているこ
   とを特徴とする装置。 ４　特許請求の範囲第３項記載の装置において、スクリ
   ーン板５が平らであることを特徴とする装置、。 ５　特許請求の範囲第３頂記載の装置において、スゲリ
   ーン＆（２０’）が円筒形であることを特徴と多る装置
   、。 ６　％許請求の範囲第４項記載の装置において、供給室
   （６）がスクリーン板（５）の下に配置しであることを
   特徴とする装置。 ７　特許請求の範囲第５項記載の装置において、供給室
   （６）が円筒形のスクリーン板（２０）内に配置しであ
   ることを特徴とする装置。 ８　特許請求の範囲第５項記載の装置において、円筒形
   のスクリーン板（２０）をその中心軸線まわりに往復回
   転運動ζせる装置を両えていることを特徴とする装置。 ９　％許請求の範囲第５項ｄＣ載の装置において、円筒
   形スクリーン板（２０）をその長手軸線の方向に往復動
   させる装置を備えていることを特徴とする装置。