JPS58148892A - ジヒドロキシアセトン誘導体及びその製造法 - Google Patents

ジヒドロキシアセトン誘導体及びその製造法

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JPS58148892A
JPS58148892A JP3091582A JP3091582A JPS58148892A JP S58148892 A JPS58148892 A JP S58148892A JP 3091582 A JP3091582 A JP 3091582A JP 3091582 A JP3091582 A JP 3091582A JP S58148892 A JPS58148892 A JP S58148892A
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向山 光昭
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慎 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はジヒドロキシアセトン誘導体及びその製造法に
関するものである。
さらに詳しくは本発明は一般式(1) (式中、鼠は炭素数1〜20のアルキル基、Aは全ての
水酸基がアセチル基またはベンゾイル基で保護された単
糖、三糖または三糖のグリコジル基を表わす。) で示されるジヒドロキシアセトン誘導体に関するもので
あり、更に1−0−アルキル−2−〇−ベンジルグリセ
ロールの水酸基をグリコジル化し、一般式(2) (式中、鼠は炭素数1〜20のアルキル基、Aは全ての
水酸基がアセチル基またはベンゾイル基で保護された単
糖、二輪または三糖のグリコジル基を表わす。) で示されるグリセロール誘導体とし、さらにベンジル基
を除去した後、酸化を行なうことを特徴とする一般式(
1)で示されるジヒドロキシアセトン誘導体の製造方法
に関するものである。
本発明の対象である一般式(1)の化合物を例示すれば
、鼠としてメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、l−ブチル基、イソブチル基、  5ec
−ブチル基、n−アミル基、n−ヘキシル基、n−ヘプ
チル基、1−オクチル基、勘−ノニル基、n−デシル基
、11−ウンデシル基、n−ドデシル基、1m−)リゾ
シル基、n−テトラデシル基、n−ペンタデシル基、墓
−ヘキサデシル基、n−ヘプタデシル基、詭−オクタデ
シル基、n−7ナデシル基、n−エイコシル基等を、A
として、水酸基がアセチル基、ベンゾイル基等で保護さ
れた、リボフラノシル基1 リボピラノシル基、アラビ
ノフラノシル基、アラビノピラノシル基等の三次糖類、
ガラクトピラノシル基、グルコピラノシル基、マンノピ
ラノシル基等の六炭糖類、二輪類、三糖類等を挙げるこ
とができる。
本発明の対象である一般式(1)の化金物は新規化合物
であり、糖脂質製造の中間原料となり得るほか、農薬、
医薬の製造中間体としても有用なものであゐ0例えば参
考例番ζ示したように、この化合物は還元すれば一般式
(31 (式中、R,Aは前述と同じである。)で示される化合
物とすることができる。次いで化合物(3)は例えばC
hcm、Phys 、Lipids 、l 、 357
(1969) 、 1bid、 t−匹一、 267 
(1973)  等に示された方法に従い二級水酸基を
アシル化した後、ヒドラジン処理によりグリコジル基の
保護基を除去することにより一般式(4) (式中、鼠は炭素数1〜20のアルキル基、R’Gi炭
素数1〜20のアルキル基、アルケニル基、アルキニル
基またはアラルキル基、Bは水酸基が保護されていない
グリコジル基を表わす。) で示される糖脂質を製造することができる。
糖脂質は天然1こ広く分布する化合物であり、重要な生
理作用を有している。
たとえば3−O−(1−D−ガラクトピラノシル)−2
−o−へキサデカノイル−1−0−ヘキサデシル−し−
グリセロール(一般式(43において鼠はn−ヘキサデ
シル基、ビはn−ペンタデシル基、Bはβ−D−ガラク
トピラノシル基である)は牛、豚、羊などの脳組織中に
存在する重要な化合物であ墨。
本発明の化金物(1)は次のようKして製造される。t
txわti−0−アルキル−2−0−ベンジルグリセロ
ールの水酸基をグリコジル化し、一般式(2) (式中、鼠は炭素数1〜20のアルキル基、Aは全ての
水酸基がアセチル基またはベンゾイル基で保護された単
糖、二輪または三糖のグリコジル基を表わす、) で示されるグリセロール誘導体とし、さらにベンジル基
を除去した後、酸化することlこより一般式(1)の化
合物が製造される。
本発明の原料化合物である1−0−アルキル−2−0−
ベンジルグリセロールは例えば後述の参考例に掲げたご
とく1−O−アルキルグリセロールから製造することが
できる。
以下本発明化合物(1)を製造すゐ各工程についてさら
lこ詳しく述べる。
1−0−アルキル−2−〇−ベンジルグリセロールの水
酸基をグリコジル化すること番こより一般式(2) (式中、鼠は炭素数1〜20のアルキル基、Aは全ての
水酸基がアセチル基またはベンゾイル基で保護された単
糖、三糖または三輪のグリコジル基、) で示されるグリセロール誘導体を製造するが、グリコジ
ル化方法としては、酸化銀、炭酸銀、酸化水銀、臭化水
銀等の存在下、アシルグリコジルハライドを作用させる
方法、臭化水銀、2゜6−ルチジニウムパークロレート
醇の存在下、糖の1.2−オルトエステルを作用させる
方法など通常の方法が用いられる。
グリコジル化に用いるアシルグリコジルハライドに関し
ては、保護基であるアシル基としてはアセチル基または
ベンゾイル基がハライドとしてはクロライド、ブロマイ
ド等が挙げられる。
さらにくわしく例示すれば2,3.5−トリー〇−アセ
チルーD−リボフラノシルクロリド、2.3.5−トリ
ー0−ベンゾイル−D−リボフラノシルプロミド等の三
次糖11.2,3.4゜6−テトラ―O−ア(チルー〇
−ガラクトビラノシルブ0ミド、2,3,4.6−4ト
f−0−アセチル−D−グルコピラノシルプロミド、2
.3,4.6−テトラ−0−アセチルーD−マンノピラ
ノシルブロミド等の六炭糖類および三糖類、三糖頬部の
グリコジルハライド等を挙げることができる。またグリ
コジル化に用いる1、2−オルトエステルに関しては3
.5−ジー0−アセチル−1,2−0−メチルオルトア
セチル−a−D−リボフラノース、3,5−ジ−ローベ
ンゾイル−1,2−0−C−ブチルオルトアセチル−a
 −D−リボフラノース等の三次糖類、3,4,6−)
ジ−0−アセチル−1゜2−o−t−ブチルオルトアセ
チル−a−D−ガラクトピラノース、3,4.6−)リ
ー〇−γ女チル−1,2−o−t−ブチルオルトアセチ
ル−α−D−グルコビラノース、3,4.6−トリー〇
−アセチル−1,2−o−t−ブチルオルトアセチル−
β−D−フンノビラノース等の六炭糖類および三糖類、
三糖類等の1.2−オルトエステル等を挙げることがで
きる。
グリコジル化番ご用いる溶媒はグリコジル化方法により
興なるが、そのグリコジル化法に通常用いられているも
のでよい0例えばグリコジルハライドを用いる方法では
ベンゼン、塩化メチレン、クロロホルム、エーテル、テ
トラに:、トo7ラン等を、オルトエステルを用いる方
法ではニトロメタン、クロルベンゼン等を挙げることが
できる。反応温度は特に限定されないが、用いる溶媒の
沸点以下で実施できる。
次に一般式(2)で示される化合物のベンジル基を除去
するが、これは通常用いられる接触水素添加による方法
で行なうことができる。触媒としてはパラジウム−炭素
、酸化白金、ラネーニッケル等を挙げることができる。
また溶媒としては、ベンゼン、トルエン、ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン、メタノール、エタノール等
通常用い易有機溶媒でよい、水素は常圧でも加圧でもよ
い。また反応温度は特に限定されない。
か(して得られたアルコール類を酸化すること1こより
本発明の化合物(1)を製造することができる。酸化剤
としては、例えばクロム駿−ピリジン錯体、ピリジニウ
ムクロロクロメート、ピリジニウムジクロメート、ジメ
チルスルホキシド−N−クロルコハク酸イ文ドなど通常
のアルコール類の酸化に用いる酸化剤でよい、酸化に用
いる溶媒は、酸化剤により興なるが、その酸化剤に通常
用いられているものでよい。
例えばクロム酸−ピリジン錯体、ピリジニウムクロロク
ロメートを用いる場合には塩化メチレン等を、ピリジニ
ウムジクロメートを用いる場合には塩化メチレン、N、
N−ジメチルホルムアfド等を、ジメチルスルホキシド
−N−クロルコハク酸イミドを用いる場合にはジメチル
スルホキシド等を挙げることができる。反応温度は特に
限定されないが、用いる溶媒の沸点以下で実施すること
ができる。
以下、実施例1こより本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではない
参考例1 10.15 fの1−0−ヘキサデシルグリセロールを
100−の塩化メチレンに溶解し、順次、トリエチルア
ミン8.01R1,4−ジメチルアミノピリジン0.3
1 F、  ?ジチルクロリド9.842を添加し、2
0℃で24時間攪拌した。
反応液に水を加え、塩化メチレンで抽出した。
抽出液を芒硝で乾燥後、減圧下に溶媒を留去し、得られ
た残留物をシリカゲルカラムで精製し、18.1 f 
(100%) ノ1−0−ヘ++fシル−3−0−)リ
チルグリセロールを得た。
NMR1’−りは’ (CDG% * PP−) −0
,83(3H,ブロードトリプレット)、1.20(2
8H。
ブロード)、2.42(I H、ダブレット、J−6H
冨)、3.0−3.5  (6H、マルチプレット)、
3.73 (I H、マルチプレット)、6.8−丁、
3(15H,マルチプレット)であった。
参考例2 0.96Fの水X化ナトリウムに100−のテトラヒド
ロフランを加え、次いで参考例1で得られた1−o−ヘ
キサデシル−3−0−)リチルグリセロールta、ay
を加え、15分間還流した。20℃まで冷却し、■つ化
テトラローブチルアンモニウム 1.11 fを加えた
後、ベンジルプロミド5.64 Fのテトラヒドロプラ
ン溶液を滴下し、1時間還流した。20℃まで冷却し、
反応液に水を加え、ジエチルエーテルで抽出した。抽出
液を芒硝で乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。得られた
残留物に80嗟酢酸’r5Tn1を加え40分間還流し
た。
冷却後水を加え、ジエチルエーテルで抽出した。エーテ
ル層を炭酸ガスの発生が認められなくなるまで飽和重曹
水で洗浄し、次いで飽和食塩水で洗浄後、芒硝で乾燥し
、溶媒を減圧下に留去した。残留物をシリカゲルカラム
で精製し、9.60F(79慢)の1−0−ヘキサデシ
ル−2−o−ベンジルグリセロールを得た。
NMRビークはδ(CDC4、PPm ’) = 0.
87 (3H。
ブロードトリプレット)、1.23 (28H、ブロー
ド)、2.18 (I H、ブロード)、3.2−a、
s(y ’ sマルチプレット)、4.60(2H。
シングレット)、  7.23 (5Hlシングレツト
)であった。
実施例1 (その1)水酸基のグリコジル化によるグリセロール誘
導体の製造 参考例2で得られた1−0−へ今すデシルー2−〇−ベ
ンジルグリセロール11,131、酸化銀9.27F、
ドライエライト20t&こ塩化メチレン80−を加え、
4時間攪拌した。
ヨウ$1.OFを加えた後2,3,4.6−テトラ−0
−アセチルーα−D−ガツクトビラノシルブロミド16
.4 Fの塩化メチレン溶液を滴下し、20℃で40分
間攪拌した0反応液をセライト濾過した後、溶媒を減圧
下に留去した。残留物をシリカゲルカラムで精製し、1
4.5F(981)の1−〇−ヘキサデシルー2−0−
ベンジル−3−〇−(2,3,4,6−テトラ−0−ア
セチルーβ−〇−ガラクトピラノシル)グリセロールを
得た。
NMRピークはδ(CD(J、 e PPJXl) =
0.87 (3H,ブD−F)!Jダブレット、1.2
3(28H,ブロード)、1.90C8H,シングレッ
ト)、1.93 (3H、シングレット)、1.97(
8H,シングレット)、2.07(31(、シングレソ
ト)、3.1−4.1 (IOH、マルチプレット)、
4.37 (I H、ダブレット、J = 9 Hz 
)、4.8−5.3  (3H、? ルfブレット)、
7゜07(5H,シングレット)であった。
(その2)ベンジル基の除去によるアルコール誘導体の
製造 実施例1で得られた1−0−ヘキサデシル−2−0−ベ
ンジル−3−0−(2,3゜4.6−チトラーO−アセ
チル−β−り一ガラクトビラノシル)グリセロール14
.2fをエタノール100−に溶解し、10%パラジウ
ム−炭素0.7fを加え水素雰囲気下、20℃で40分
間攪拌した。反応液をセライト濾過し触媒を除去した後
溶媒を減圧下に留去し12.3F(99%)の1−0−
ヘキサデシル−3−0−(2,3,4,6−テトラ−0
−アセチルーβ−D−ガラクトピテノシル)グリセロー
ルを得た。
NMRビークはa (CDCJ、 、 PPm)=0.
87(3H,ブロードトリプレット)、1.23(28
H,ブロード)、1.90(3H,シングレット)、1
.98 (6H、シングレット)、2.08 (3H、
シングレット) 2.82 (IH。
シングレット) 3.2−4.1 (IOH,マルチプ
レット)、4.42 (I H、ダブレット、J−9H
厘)、4.9−5.3  (3H,マルチプレット)で
あった。
(その3)酸化番ζよるアセトン誘導体の製造トリシン
9.7−を塩化メチレン150−に溶解し、三酸化クロ
ムa、o pを加えた。
20℃で1時間攪拌した後、実施例2で得られた1−0
−ヘキサデシル−3−〇−(2,3,4,6−チトラー
O−アセチルーβ−D−ガラクトピラノシル)グリセロ
ール6.47 Fの塩化メチレン溶液を加え20℃で3
0分間攪拌した。ジエチルエーテルを加え、不溶物をセ
ライト濾過で除いた後、飽和重曹水で2回、水洗1回、
211塩酸で水層が酸性を示すまで洗浄した後、飽和食
塩水で洗浄し、ジエチルエーテル層を芒硝で乾燥し、溶
媒を減圧丁番こ留去した。残留物をシリカゲルカラムで
精製し、4.95 El(771の1−ヘキサデシルオ
キシ−3−(2,3,4,6−テトラ−0−アセチルー
β−D−ガラクトピラ/シルオキシ)−2−プロパノン
を得た。
NMRヒ−クハJ (CDC4s、 PPm)=0.8
3(3H1ブロードトリプレット)、1゜20(28H
,ブロード)、1.88(3H,シングレット)、1.
93 (3H、シングレット)、2.00 (3H,シ
ングレット)、2.05(3H,シングレット)、3.
32 (2H、トリプレット、J=9Hz)、3.6−
4.1 (3H,vルチプl/、ト)、4.00 (2
Heシングレット)、4.23(2H。
シングレット)、4.35(IH,ダブレット、J−9
Hz)、4.8−5.3 (3H、マルチプレット)で
あった。
旋光度は(g)  −a、ao(c t、oa e 0
(QCl、 )であった。
実施例2 (その1)水酸基のグリコジル化 参考例2で得られた1−0−へ牛すデシルー2−o−ベ
ンジルグリセロール2.03F酸化銀2.32 F、 
 ドライエライト5.Ofに塩化メチレン20−を加え
、2時間攪拌した。
1つ素0.25 F  を加えた後、2,3,4゜6−
テトラ−0−アセチルーα−D−グルコビラノシルブロ
ミド4.11 fの塩化メチレン溶液を滴下し、20t
で1時間攪拌した。以後実施例1と同様の操作を行ない
3.72F(99%)の1−0−ヘキサデシルー−2−
o−ベンジル−3−0−(2,3,4゜6−テトラ−0
−アセチルーβ−D−グルコピラノシル)グリセロール
を得た。
NMiLピークはJ (CDCJ、 t ppm) −
o、a丁(3H,ブロードトリプレット)、1.23(
28H,ブロード)、1.9−2.1 (IIH。
マルチプレット)、3.2−4.2 (IOH,−Fル
チプレット)、4.50(IH,ダブレット、J=98
り、4−53 (2H*シングレット)、4.9−5.
1 (3H、マルチプレット)、7.13 (5Hlシ
ングレット)であった。
(その2)ベンジル基の除去 実施例4で得られた10−ヘキサデシ ル−2−0−ベンジル−3−0(2a3s4.6−チト
ラーO−アセチル−β−り一グルコピラノシル)グリセ
ロール3,70  Pをエタノール20−に溶解し、1
0−パラジウム−炭素0.17 Fを加え水素雰囲気下
20℃で40分間攪拌した。以後実施例2と同様の操作
を行ない3.17F(989k)の1−〇−ヘキサデシ
ルー3−〇 (2s3r4.6−テトラ−0−アセチル
−β−り一グルコビラノシル)グリセロールを得た。
NMRヒl Gi ’ (CD% * PPm) = 
O−8? (3H,ブロードトリプレット)、1.23
(28H,ブロード)、1.97(3H,シングレット
)、2.QO(3H、シングレット)、2.02(3H
,シングレット)、 2.05(3B 、シングレット
)、2.3−2.4 (I H、マルチプレット)、3
.3−4.3(IOH,マルチプレット)、4.48 
(I H、ダブレット、J=9Hり、4.8−5.2 
(3H、マルチプレット)であった。
(その3)酸 化 ピリジン3.9−を塩化メチレン60sJiC溶解し、
二酸化クロム2.4fを加えた。
20℃で30分間攪拌した後、実施例5で得られた1−
0−ヘキサデシル−3−〇−(2,3,4,6−テトラ
−0−アセチルーβ−D−グルコピラノシル)グリセロ
ール2.59 Fの塩化メチレン溶液を加え20℃で3
0分間攪拌した。以後実施例3と同様の操作を行ない1
.48p(57嚢)の1−へ牛すデシルオキシ−3−(
2,3,4,6−テトラ−0−アセチルーβ−D−グル
コピラノシルオキシ)−2−プロパノンを得た。
NMRビークはa (CDCJ、 、 ppm ) −
0,87(sH,ブロードトリプレット)、1.25 
(28H,ブロード)、1.98 (6H、シングレッ
ト)、2.05(OH,シングレット) 、 3.40
(2H,) リプレッ ト、J = 9 Hz )、4
.13(2H,シングレット)、4.0−4.3 (3
Ht’マルチプレット)、4゜33 (2H、シングレ
ット)、4.50 (I H、ダブレット、J=9Hz
)、4.9−5.2 (3)(、マルチプレット)であ
った。
旋光度は〔α)D−16,4°(CI 、01 v C
)12% )であった。
実施例/、? (その1)水酸基のグリコジル化 参考例2で得られた1 −o−ヘキサデシル−2−〇−
ベンジルグリセロール1.63F。
3.4.6−)リーO−アセチル−1,2−O−t−ブ
チルオルトアセチル−β−〇−マンノピラノース1.6
2F、 2 、6−ルチジニウムパークロレート17”
lにクロルベンゼン15−を加え、3時間還流した。
冷却後、クロルベンゼンを減圧下留去し、残留物をシリ
カゲルカラムで精製し、1.79F(61%) の1−
0−ヘキサデシル−2−O−ベンジル−3−0−(2,
3,4,@−テトラー0−アセチルーg−D−マンノピ
ラノシル)グリセロールを得た。
NMRピークは’ (CD% s PP−) =0.8
丁(sH,ブロードトリプレット)、1.27(28H
sダブード)、2.00(3H,シングレット)、2.
03 (3H、シングレット)、2.0丁(3H,シン
グレット) 、2.13 (3H。
シングレット)、3.3−4.3 (IOH,?ルチプ
レット)、4.68 (2H、シングレット)、4.8
3 (I H、ブロードシングレット)、5.3−5.
5 (3B、?ルチプレット)、丁、33(5H,シン
グレット)であった。
(その2)ベンジル基の除去 実施例7で得られた1−0−ヘキすデシル−2−0−ベ
ンジル−3−0−(2,3゜4.6−テトラ−0−アセ
チルーm−D−マンノピラノシル)グリセロール1.?
1 1をエタノール10−に溶解し、10−パラジウム
−炭素0.085 Fを加え、水素雰囲気F20℃で2
時間攪拌した。反応液をセライト濾過し、触媒を除去し
た後、溶媒を減圧上留去した。残留物をシリカゲルカラ
ムで精課し1.02F(68優)の1−0−ヘキサデシ
ル−3−0−(2,3,4,6−テトラ−0−アセチル
ーα−D−マンノピラノシル)グリセロールを得り。
NMRピークはδ(CDC4st ppm)−o、s7
(3H,ブロードトリプレット’) 、1.22 (2
8H,ブロード)、1.93(3H,シングレット)、
1.97(3H,シングレット)、2.03(3Hlシ
ングレツト)、2.08(3H,シングレット)、3.
2−4.2 (IIH,マルチプレット)、4.73 
(I H、ブロードシングレット)、5.0−5.3(
3H,マルチプレット)であった。
(その3)酸化 ピリジン0.97−を塩化メチレン15一番こ溶解し、
三酸化クロム0.6炉を加えた。
20℃で15分間攪拌した後、実施例8で得られた1−
0−ヘキサデシル−3−〇−(2,3,4,6−テトラ
−0−アセチルーα−D−マンノピラノシル)グリセロ
ール0.647 Fの塩化メチレン溶液を加え20℃で
16分間攪拌した。以後実施例3と同様の操作を行ない
、0.501F()8−)の1−ヘキサデシルオキシ−
3−(2,3,4゜6−チトラーO−アセチルーtt−
D−マンノピラノシルオキシ)−2−プロパノンを得た
NMRピークは’ (CDC4se PP−) −0,
87(SH,ブロードトリプレット)、1.22 (2
@H,ブロード)、1.92 (3H、シングレット)
、1.97 (3H、シングレット)、2.00(3H
,シングレット)、2.07(3H,シングレット)、
3.35 (2H、)リプレット、J=9H冨)、3.
97 (2H、シングレット)、3.9−4.2 (3
H、マルチプレット)、4.2丁(2Hlシングレット
)、4.70(IH,ブロードシングレット)、4.9
−5゜3(3H。
マルチプレット)であった。
旋光度は(α)、+38.1° (CI 、09 e 
O(g’a )であった。
参考例3 実施例1で得られた1−ヘキサデシルオキシ−3−(2
,3,4,6−チトラーO−アセチルーβ−D−ガラク
トピラノシルオキシ)−2−プロパノン200■をテト
ラヒドロフテン51Ijに溶解し、−100℃に冷却し
1.2倍当量の水素化トリー5ec−ブチルホウ素リチ
ウムのテトラヒドロフラン溶液を滴下した。
−100℃で1時間反応させた後pH7のリン酸緩衝液
5−および30チ過酸化水嵩水溶液0.4−を加え、2
0℃で30分間攪拌した。
ジエチルエーテルで抽出し、抽出液を水洗後芒硝で乾燥
した。減圧下溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラム
で精製し、125〜(62S>01−0−ヘキサデシル
−3−0−(2゜3.4.6−テトラ−0−アセチルー
β−D−ガラクトピラノシル)−グリセロールを得た。
このものはジアステレオマー涙金物であった。ジアステ
レオマー過剰率は加水分解して光学活性な1−0−ヘキ
サデシルグリセロン” 一ルとし、さらにパラニトロベンメイル化し、旋光度既
知の1−0−ヘキサデシル−2,1−シー 0− ハラ
ニトロベンゾイルグリセロール番と誘導して決定した。
その結果ジアステレオマー過剰率(以下、ct、e、と
略する)は月−であり、2H体が優先して生成していた
参考例4 実施例2で得られた1−ヘキサデシルオキシ−3−(2
,3,4,6−チトラー〇−アセチルーβ−〇−グルコ
ピラノシルオキシ)−2−プロパノン200 ”fをテ
トラヒドロ7ラン5jK溶解し、−78℃に冷却し、1
.2倍当量の水素化トリーs@c−ブチルホウ素リチウ
ムのテトラヒドロフラン#液を滴下し、−78℃で1時
間反応させた。
以ド参考例3と同様の後処理を行ない133 Mg(6
7チ)の1−o−ヘキサデシル−3−〇−(2,3,4
,6−テトラ−0−アセチル=β−〇−グルコピラノシ
ル)−グリセロールを得た。d、e、は58%であり、
2R体が優先して生成していた。
参考例5 実施例3で得られた1−ヘキサデシルオキシ−3−(2
,3,4,6−テトラ−0−アセチルーα−D−マンノ
ピラノシルオキシ)−2−プロパノン200〜をテトラ
ヒドロフラン5−に溶解し、−78℃に冷却し、1.2
倍当量の水素化トリ5ec−ブチルホウ素リチウムのテ
トラヒドロフラン溶液を滴下し、−78℃で1時間反応
させた。以下参考例3と同様の後処理を行なl、N 1
56 ”? (78%) ノ1−0−ヘキサデシル−3
−0−(2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−α−
D−マンノピラノシル)−グリセロールを得た。 d、
e、は3−であり、25体が優先して生成していた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  一般式(1) (式中、鼠は炭素数1〜20のアルキル基、人は全ての
    水酸基がアセチル基またはベンゾイル基で保護された単
    糖、二輪または三糖のグリコジル基を表わす。) で示されるジヒドロキシアセトン誘導体。 f211−0−アルキル−2−0−ベンジルグリセロー
    ルの水酸基をグリコジル化し、一般式(2)(式中、鼠
    は炭素数1〜20のアルキル基、Aは全ての水酸基がア
    セチル基またはベンゾイル基で保護された単糖、三糖ま
    たは三糖のグリコジル基を表わす。) で示されるグリセロール誘導体とし、さらにベンジル基
    を除去した後、酸化を行なうことを特徴とする一般式(
    1: (式中、kおよびAは前記と同じ、) で示されるジヒドロキシアセトン誘導体の製造法。
JP3091582A 1982-02-26 1982-02-26 ジヒドロキシアセトン誘導体及びその製造法 Granted JPS58148892A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993004075A1 (de) * 1991-08-16 1993-03-04 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Neue alkyletherglykoside

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WO1993004075A1 (de) * 1991-08-16 1993-03-04 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Neue alkyletherglykoside

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