JPS58148754A - カ−ペツトの製造方法 - Google Patents

カ−ペツトの製造方法

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Publication number
JPS58148754A
JPS58148754A JP3064082A JP3064082A JPS58148754A JP S58148754 A JPS58148754 A JP S58148754A JP 3064082 A JP3064082 A JP 3064082A JP 3064082 A JP3064082 A JP 3064082A JP S58148754 A JPS58148754 A JP S58148754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composite sheet
carpet
nonwoven fabric
synthetic resin
thermoplastic synthetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3064082A
Other languages
English (en)
Inventor
直行 加藤
純 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical BASF Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Chemical BASF Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical BASF Co Ltd filed Critical Mitsubishi Chemical BASF Co Ltd
Priority to JP3064082A priority Critical patent/JPS58148754A/ja
Publication of JPS58148754A publication Critical patent/JPS58148754A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Carpets (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は不織布を用いて複合シート面上に起毛させたカ
ーペットの製造方法に関し、バッキング材や二次裏地布
を使用しないでカーペットを低コストで製造できるよう
に改良したものである。
不織布を用いたカーペットを製造する従来技術としでは
、一般にポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン等の
繊維カードを300〜800 ’/−?の重量となるよ
うに層状に並べ、これにニードルバー、更にニードルパ
ンチによるパターニングを行なって、いわゆる原反を作
り、との原反に繊維の固定と剛性付与等を目的としたバ
ッキング処理を行なう方法が知られている。 そして、
バッキング処理としてはポリエチレン、エチレン・酢酸
ビニル共重合体(EVA )系のホットメルトバッキン
グ材を不織布の裏にラミネートしたり、SDRラテック
ス、EvA、アクリル系樹脂等のエマルジョンの不繊布
への塗布含浸、乾燥手段の併用又は単独使用が用いられ
ているが、これらは原反製造とは別の現場で行なわれる
ことが必要であって、塗布、加熱、冷却等の諸設備が必
要となる。 また、起毛状外観を得るためには、繊維量
は少なくとも300 /、、を程度必要であり、この程
度ではカーペットの風合いに欠けると共に、」法安定性
、強度及び剛性の面でも劣り、過酷な条件下での使用に
耐えるととができない。 このため、バッキング材を使
用して肉厚を犬1]に増加させるとか、低基材との貼り
合わせ、例えばフェルト等の生地との貼り合わせが必要
となる。
寸だ、タフテッドカーペットを製造する従来技術として
は、タフト化法により合成重たは天然の繊維糸を複数個
の針によって一次裏地布へ植込みの状態で挿入し、タフ
トを形成する繊維糸をアタックポリプロピレン、ポリエ
チレン、EVA等のホットメルト接着剤または前述した
ラテックスやエマルジョン等のバッキング材によって一
次裏地布に固着し、更に刑法安定性、重量性付与、応力
対応等のために補強用の二次裏地布を積層する方法が知
られている。 そして、−次裏地布は当初は木綿を用い
ていたが、技術の進歩や需要コストに応じてジュートや
ポリプロピレンのリボンにより織成した布に変ってきて
おり、壕だ、二次裏地布としてはシューート布が用いら
れている。 ところが、この方法でも先の不織布カーペ
ットと同様にバッキング制を用いるため、バッキング材
塗布のだめの設備が必要であって、二次裏地布の使用(
3) と相俟ってコスト高になることは避けられない。
そこで、本発明はバッキング材及び二次裏地布を使用し
寿いで、かつ、繊維1゛も少なくてすむカーペットを簡
単にかつ低コストで製造できる方法を提供しようとする
ものであって、以下に、本発明の特徴とするカーベント
の製造方法を説明すると、密度が0.02〜0.2’l
Jの熱可塑性合成樹脂発泡体シート(通常、発泡倍率は
4〜50倍)の少なくとも片面に発泡されていない熱可
塑性合成樹脂フィルムが一体に積層されている複合シー
]・を用い、この複合シートの片面に予めニードリング
の施されている不織布を接合(重ね合せ)シ、次いで、
この不織布側より上記複合シート」−に剣が突き抜ける
ようにパターニングのだめのニードリングを行なって、
不織布の反体側の複合シート面−Lに該不織布を構成す
る繊維糸の一部を突出(起毛)させてカーペットを製造
する。
このようにして製造されだカーペットは、雄側図面に示
す如く熱可塑性合成樹脂発泡体シー1−(1)の片面に
発泡されていない熱可塑性合成樹脂フイ(4) ルム(2)を一体に積層して成る複合シート(3)の上
記フィルム(2)面上には、不織布(4)を構成する繊
維糸の絡み合った一部(4a)が起毛状態に突出した構
造となり、バンキング材や二次裏地布を全く使用してい
々い不織布カーペットを簡単に構成できる。 々お、熱
可塑性合成樹脂フィルム(2)を熱可塑性合成樹脂発泡
体シート(1)の両面に積層した複合シートを用いてよ
いことは勿論であって、図示のように片面のみの場合は
、着色による意匠性等を考慮して上記フィルム(2)は
起毛の生ずる表面側に積層することが望ましい。
上記構成において、複合シート(3)は熱可塑性合成樹
脂発泡体シート(1)上に熱可塑性合成樹脂フィルム(
2)を押出しラミネートする゛か、未発泡のフィルムを
熱接着するか、或いは両者をイソシアネート系溶剤型接
着剤、ポリアミド、ポリエステル等のホットメルト材等
の接着剤により積層することによって構成される。 発
泡層である熱可塑性合成樹脂発泡体シートの素材として
は、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリフロピレン、エ
チレン・酢酸ビニル共重合体が用いられ、その発泡体の
密度は0.03〜0.2伜、肉厚は0.1〜5.0圏で
あり、他方、未発泡層である熱可塑性合成樹脂フィルム
の素材としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン・酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル等の比重が
0.90〜1.05のものが用いられ、そのフィルムの
肉厚は10〜200ミクロンである。
本発明は上記の如くであって、複合シート層を繊維が貫
通して固定されるため、バンキング拐及び二次裏地布は
不要となり、かつ、繊維量も減らすことができて、カー
ペットの製造は犬1〕なコストダウンを図ることが可能
となる。 壕だ、予めニードリングにより繊維が互いに
からみあって仮止めされた不織布を用いるので、複合シ
ート層に対しては絡み合った不織布から針を通す(パタ
ーニング)だけでよく、未発泡層である熱可塑性合成樹
脂フィルムにより補強された熱可塑性合成樹脂発泡体シ
ートは上記パターニング時に発生しがちな破壊から守ら
れ、かつ、激しいニードルパンチングを弓けA?)一本
りいので 複合シートは破壊される不都合から完全に解
消される。
しかして、本発明方法により製造されたカーペットは、
複合シートによって寸法安定性並びに剛性が側力される
と同時に軽量化でき、才だ、パターンニードリングによ
って複合シートには無数の穴が形成されるので、可撓性
が付方されてカーペットを巻きつけることが容易にでき
る。 −1だ、複合シートは熱可塑性樹脂を原料とする
ので、カーペットのプレス成形が可能となって使用目的
に適合した形状をカーペットに簡単に側方することが可
能と々る。 加えて、未発泡層である熱可塑性合成樹脂
フィルムは着色が可能であるから、好みの色彩を施して
カーペットの意匠性を高める土に好都合となり、自動車
の内装拐やスーパー店等の通路用敷設制として安直に使
用できる等、多くの利点がある。3 実施例1 15テニール、繊維長さ75mmのポリエステル繊維糸
より形成されたカードを複数枚重ねて繊維ウェブを作製
し、これを15−18−32−3 RBの針で一ヒ(7
) 300炒、肉厚が約1.5++lI++のm−ドルパン
チ不織布を得た。 一方、肉厚が2.3+m++、密度
がQ、 1 %重置が200 %である油化バーデイツ
シエ■製の発泡ポリスチレンシー1・ZB−500(商
品名)を用い、該シートの片面に密度が0.94  ’
/laである三菱油化■製のエチレン・酢酸ビニル共重
合体゛鷺カロン EVA  50M(商叩名)を210
℃で押出しラミネートシ、次いでロールにより冷却して
肉厚2.35wnの複合シートを得だ(ラミネートフィ
ルム層の肉厚は50ミクロン)。
この複合シートのフィルムがラミネートされていない面
に上記ニードルパンチ不織布を重ね合わせ、該不織布側
より15−25−2HGV?−90°バターニング針を
用い、64給の割合で複合シートを針が突き抜けられる
ように千鳥状にニードルリングを行ない、不織布を構成
するポリエステル繊維糸をフィルム面上に突出起毛させ
て、肉厚が約7箇のカーペットを製造した。
このカーペットは寸法安定性と剛性に優れ、繊(8) 組糸は複合シートに強固に固定されており、手で繊維糸
を引張っても引抜くことができなかった。
実施例■〜■ 複合シートの素材を次表に示すように変えた以外は、実
施例Iと同様にしてカーペットを製造した。
この実施例■〜゛■により製造したカーペットは実施例
Iにより製造したカーペットと同等の機能を有していた
(10) 比較例I 実施例Iで用いた複合シートの代わりに、発泡外は実施
例Iと同様にしてカーペットを製造した。
この比較例Iにより製造したカーペットはニードリング
時にかなりの部分に破損箇所があり、起毛したポリエス
テル繊維糸を手で引張ったら抜ける箇所があった。
比較例■ 実施例Iで用いた複合シートの代わりに、肉厚が200
ミクロンであるエチレン・酢酸ビニル共電単独で用いた
以外は実施例Iと同様にしてカーペットを製造した。
この比較例Hにより製造したカーペットは剛性に乏しか
った。
【図面の簡単な説明】
図面μ本発明方法により粗造したカーペットの実施例を
示す正断面図である。 図中、1は熱可塑性合成樹脂発泡体シート、2は熱可塑
性合成樹脂フィルム、3は複合シート、4は不織布、4
aは繊維糸の一部である。 特許出願人 油化バーディッシェ株式会社 :’I’i’■+7+ 、−1 代理人 弁理士 菊 川 貞 夫:Mir:! lτ−
1(叩1.゛;

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 密度が0.02〜0.2 ’laの熱可塑性合成樹脂発
    泡体シートの少なくとも片面に発泡されていない熱可塑
    性合成樹脂フィルムが一体に積層されている複合シート
    を用い、この複合シートの片面に予めニードリングの施
    されている不織布を接合し、次いで、この不織布側より
    上記複合シート上に針が突き抜けるようにニードリング
    を行々うことにより不織布の反対側の複合シート面上に
    該不織布を構成する繊維糸の一部を突出させることを特
    徴とするカーペットの製造方法。
JP3064082A 1982-03-01 1982-03-01 カ−ペツトの製造方法 Pending JPS58148754A (ja)

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JP3064082A JPS58148754A (ja) 1982-03-01 1982-03-01 カ−ペツトの製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6056532U (ja) * 1983-09-24 1985-04-20 積水化学工業株式会社 複合積層シ−ト
US5985442A (en) * 1996-06-19 1999-11-16 Maruwa Co., Ltd. Functional mat and its manufacturing method
JP2002238731A (ja) * 2001-02-20 2002-08-27 Reitec Kk 敷物と裏打加工法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6056532U (ja) * 1983-09-24 1985-04-20 積水化学工業株式会社 複合積層シ−ト
US5985442A (en) * 1996-06-19 1999-11-16 Maruwa Co., Ltd. Functional mat and its manufacturing method
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