JPS58147759A - 静電記録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複写機、グリンタ又はファクシミリ等の電子
写真技術に適用される静電記録方法に関し、特にクリー
ニング効率を向上させた静電記録方法を提案するもので
ある。

誘電体ベルトを使用゛した静電記録技術においては、支
持層、導電層及び誘電層が積層された無端の誘電体ベル
トを記録媒体として、この誘電体ベルトを一方向に移動
させつつ、その表面にノリチャージャによシ一様帯電さ
せ、多針電極によル遺択的に除電させて原稿画像に対応
する静電潜像を形成するか、又紘誘電体ベルト・の。

表面に多針電極によ）選択的に電荷を直接注入して静電
潜像を形成する。そして、この静電層１１ａ）ナーによ
）現像され、トナー像は転写材に転写されるのであるが
、転写材に転写されずに誘電体ベルトの表面に残存する
未転写トナー拡クリーニング装置によ）除去される。而
して、ファーブラシ、ブレード又は磁気ローラ等のクリ
ーナによ）未転写トナーを除去する場合社これを完全に
除去することは不可能に近く、この場合拡所謂ふきのこ
し等が起きて複写品、覧を劣化させやすいという難点が
ある。こ０た春、クリーナ自体にトナーの帯電極性と遊
極性の・々イアスミ圧を印加し、クリーナと誘電体ベル
トとの間に形成される電界によって、トナーをクリーナ
に向けて吸引して、クリーニング効率を向上させる技術
が提案されている。然るに、この技術においてはバイア
ス電圧を印加するだめの電源を設置する必要があり、装
置全体が複雑化し高価になるという不都合がある。

本発明性以上の点に鑑みてなさ側、′Ｌ％のであって、
クリーナにバイアス電圧を印ｌ加１する・等の春別の装
置を設けることなくクリーニング効・率を向上させる・
ことができる静電記碌方７法を提供することを目的とす
る。本発明に係る第１の静電記録方法は、導電層上に誘
電層が積層された記録媒体を移動、させつつ、該記録媒
体の表面を前帯電させ、多針電極によシ画像部電−荷を
除去して１電脣像を形成し、次いで反転具′像゛してト
ナー−書會形成、シ、このトナー像を転写材に転写した
後、その・１ｌｉｌＫブラシ毛を植設・しまたり゛す’
二ノダローラを摺擦させて前記記鍮擬体の表面Ｏ未転写
トナーを除去する静電に鎌方決において、前記前帯電は
前記クリ　＝−；ｙグローラによ）未転写トナーが除去
され４−Ｏ飾記”記録媒体の表面電位が前帯電時の表ｍ
ｉ電、＠と同極性になるように設定することを勢ｌｋと
するものである。

本発明に係る第２の静を配録方法は、導電層上に誘電層
が積層され九叱鏝媒体を移動させつつ、多針電極によル
前記記−・書体の表面に電荷を注入して静電潜像を形成
し、次いで反転現像してトナー像を形成し、このトナー
像を転写材に転写した後、その局面にブラシ毛を植設し
たクリーニングローラを摺擦させて前記記録媒体の表面
の未転写トナーを除去する静電記録方法において、前記
クリーニングローラによシ未転写トナーを除去するに先
立ち前記記録媒体の表面を前記トナーの帯電極、性と同
極性に帯電させることを特徴とするものである。

以下、本発明方法の具体的実施の態様について、添付の
図面を参照して説明する。第１図は本発明方法を適用し
た静電記録装置を示す模式図である。無端状の誘電体ベ
ル）１はポリエステル等からなる支持層上に白金等の導
電層を積層し、この導電層上に誘電層を形成したもので
あり、誘電層を外側にして４個のロー２２ｍ６２ｂａ２
ｅ　、　２４間に張設されている。ローラ２ａ〜２ｄ紘
記鍮装置本体に回転自在に設置され、これらのローラの
うち少くとも１個紘ローラ２ａ〜２ｄによる包絡線から
外側に向けて弾支され、誘電体ベル）１を張設するよう
になっている。ま九、ローラ２ａ〜２４０うちいずれか
が駆動装うによ多回転駆動され、誘電体ベルト１社矢印
方向に定速駆動される。

誘電体ベル）１の通過域には、ローラ２ａと２ｂとの間
にコロトロン帯電器３及びスコロトロン帯電器４が誘電
体ベル）１の外側の誘１層に対向するように配設されて
いる。コロトロン帯電器３のコロナワイアに祉交流電源
（不図示）が接続されていて、後述するクリーニング装
置８によシトナーが除去された誘電体ベルトの表面に正
及び負の電荷を照射してその表面電位の凹凸を平担化さ
せるようになっている。スコロトロン帯電器４社、その
コロナワイアに１例えば正極性の、直流電源（不図示）
が接続されてお〕、グリッドはバリスタ（不図示）を介
して接地されていて、誘電体ベル）１０表面の幅方向に
おける画像形成域の全域を、一定の正電位に帯電させる
ようになっている。なお、スコロトロン帯電器４の替夛
に、正極性の電源が接続されたコロトロン帯電器を設け
て誘電体ベルト１の表面を正電位に帯電させることとし
てもよい・ スコ四トロン帯電器４の下流側には、誘電体ベルト１の
内側表面に転動するように背面ローラ５ｂが配設されて
おル、背面ローラ５ｂはこれを通過する誘電体ベルト１
を若干上方に持ち上げて、その外側表面の誘電層の表面
位置を一定に保持するようになっている。而して、この
背面ローラ５ｂの直上域にはその電極先端を誘電体ベル
ト１０表面に近接させて多針電極５ａを配設しである。

多針電極５１は、多数の針電極を誘電体ベルト１０幅方
向に配列したものであシ、各針電極線制御装置に接続さ
れていて、画像情報に対応する信号が入力される制御装
置によ〕、誘電体ベル）１０表面の画像部に対応する位
置の一様帯電電荷が、選択的に消失せしめられて、静電
潜像が形成される。なお、多針電極５ａＫよる画像部電
荷の消失の程度は、電荷の完全な除去で杜なく両会部電
位を地肌部電位よ〕低下させる程度とする。

ローラ２ｂと２ｃとの間の誘電体ベル）ｌの通過域に妹
、磁気ブラシ現像装置６が配設されておシ、静電潜像が
形成された誘電体ベルト１０表面に、一様帯電極性と同
極性の正極性に帯電させ良磁性トナー（磁性粉を含有さ
せたトナー）を付与するようになっている。このトナー
社誘電体ベル）１０表面の電位が相対的に低い画像部に
付着し、反転現像がなされてトナー像が形成される。

ローラ２ｃと２ｄとの間の誘電体ベル）１０通過域には
、ガイド１４＠の先端部が配設されておル、転写材１４
の収納カ七ツ）　１４ｍから、繰出ロー２１４ｂにより
１枚毎に取り出された転写材１４がガイド１４・に案内
され、レジストローラ１４ｅ及びフィードローラ１４４
　Ｋより送出されて、トナー像が形成された誘電体ベル
）ｌの表面に重ね合わされるようになっている。ｆイド
１４・の下流側にはトナーの帯電極性と逆極性の負極性
の電源に接続された転写帯電器７が誘電体ベル）１の外
側表面に向けて配設されておに、誘電体ベル）１０表面
に重ね合わされ九転写材１４は転写帯電器７によシその
裏面に負電荷が照射され、誘電体ベルト１０表面のトナ
ーが転写材１４に静電的に転写される。転写帯電器７に
よる転写後、転写材１４は誘電体ベル）１０表面から剥
離され、フィードベルト１５によ）送出され、その延長
線上に対設された熱ローラ１６及び押圧ローラ１７に噛
み込まれる間に熱定着を受ける。

一方、ローラ２ａとコ四す帯電器３との間の誘電体ベル
）１０通過域には、クリー二ンダ装置８が配設されてい
る。クリーニング装置８紘誘電体ベル）１の外側にその
表面を摺擦するように回転可能に設けられた磁気クリー
二ンダａ　−ラ９と、誘電体ベル）１の内側表面に転動
する背面ローラ１３とを有し、磁気クリーニングローラ
９はハウジングに覆われている。磁気クリ−＝　ｙ　ｆ
　ａ−ラ９は筒体の外周面にブラシ毛を植設してあル、
内部にはその内周面近傍に磁石を内蔵しである。そし′
て、磁気クリニ；ンダローラ９の上方Ｋａその近傍にバ
イアスローラｌＯが回転可能に設けられておシ、トナー
の帯電極性と逆極性のバイアス電圧が印加されるようＫ
なっている。トナー受け１２ａａ下部がＵ字型に湾曲し
ていて、その一端にブレード１２が取付けられ、ブレー
ド１２の上端がバイアスローラ１０の馬面に転接するよ
うになっている。トナー受け１２ｍ（）Ｕ字型部には排
出スプリング１１が設けられておル、トナー受け１２ａ
　Ｋ落下してきたトナーを排出させるようになっている
。従って、背面ローラ１３によシ下面を支持された誘電
体ベルト１紘磁気クリーニングローラ９゛のブラシ毛が
摺擦してその表面の未転写トナーが掃き除かれ、この磁
性トナーは磁気クリー二ンダローラ９の内ａｍ石による
磁力によって、その筒体外局面に付着して誘電体ベル）
１０表面から排出される。そして、磁気クリーニングロ
ーラ９０筒体外周面に付着したトナーは、バイアスロー
ラｌＯに静電的に吸引され、その周面に転移して付着す
る０次いで、トナー祉ブレード１２によシパイアスロー
ラ１０の周面から長き取られ、トナー受け１２ｍに落下
して排出スプリング１１にょル排出される。

而して、本発明においては、誘電体ベル）１０表面をト
ナーの帯電極性と同極性の正極性に一様帯電させ、画像
部の極性もトナーの帯電極性と同極性にして静電潜像を
形成したものであるから、磁気クリーニングローラ９に
ょ）Ｗｊ電体ベルトｌの表面のトナーを除去する際にも
、その誘電体ベル）１０表面電位はトナーと同極性の正
極性のままであシ、トナーとの静電的付着力は極めて小
さい・ 第２図轄記録媒体たる誘電体ベルトｌの表面電位とトナ
ーのクリーニング効率との関係を示す模式図である。ト
ナーの帯電極性が正極性である場合において、クリーニ
ングローラ９の電位は０であるから、記録媒体の表面電
位が正極性のＶ、であるときは、トナー祉りリーニンダ
ローラ９に向う静電的引力Ｆｅ　を受け、逆に記録媒体
表面電位が負極性の−ｙ、／であるときは、トナーはク
リーニングローラ９から静電的反発力−Ｆ・′を受ける
。而して、磁気クリーニングローラ今によシ、誘電体ベ
ルトｌの表面のトナーを除去するに際して、トナーをク
リーニングロー９９に転移せしめる主たる駆動力はクリ
ーニングローラ９に内蔵された磁石による磁力Ｆｍであ
る・従って、誘電体ベルト１０表面電位が正極性のＶ、
である場合は、誘電体ベルト１０表面のトナーには磁気
クリー二／グローラ９へ向うＦ＝＋Ｆ、の力が印加され
、誘電体ベル）１０表面電位が負極性の−ｖ、′である
場合は、誘電体ベルト１の表面のトナーはＦ、、−Ｆ、
’の力で磁気クリーニングローラ９に吸引される。本発
明方法においては、スコロトロン帯電器４によ）誘電体
ベル）ＩＩＩＣ）１２面を前帯電し１、シかもこの電位
を比較的高電位としてクリーニング時ｏｆｌｌＪ電体ベ
ルト１の表面電位を正極性としたものであるから、トナ
ーＦｉＦ、、＋Ｆ、の力で磁気クリーニングローラ９に
吸引される。仁のため、本発明方法によるトナークリー
二／ダの効率は極めて＾い。

次に、本発明に係る第２の静電記録方法につい＜ｐ明す
る。この第２発明は、多針電極５龜による誘電体ベル）
１０表面への静電潜像の形成を、スコロトロン帯電器４
によゐ前帯電をすることなく、直接電荷を注入して行う
場合についてのものである。この場合性多針電極５ａの
各針電極には信号源（不図示）から高電圧（例えば＋　
３００　Ｖ　ｓ度）の電気信号が印加され、信号に応じ
て誘電体ベル）１０表面の非画像部に直接圧の電荷を付
与する。そして、第１発明（第１図参ＩＩ）と同様に磁
気プラ、シ現像装置６によ）反転現像した後、転写帯電
器７によりトナー像を転写材に転写する。而して、この
第２発明Ｋｓ？いては、転写帯電器７とクリーニング装
置８との間の誘電体ベルト１の通過域に、正極性の電源
に一接続され丸帯電器（不図示・）を配設し、クリーニ
ング装置８によ石未転写、トナーの除去に先立ち、誘電
体ベル）１０表面を正極性に帯電させる。ＩＩＩＩち、
転写帯電器７による負極性の電荷の照射によって負電位
に帯電した誘電体ベルトｌの表面を、上記帯電器による
正電荷の照射によって正零位に反転させるのである。こ
れによ）、本第２発！の場合も、第１発、明と一様にク
リーニング時のトナーにはＦｍ＋Ｆ、の吸引力が磁気ク
リーニングローラ９に向けて印、加され、クリー二／グ
効率を向上させることができる。

以上、詳説した如く、本発明による場合は、多針電極に
よる静電潜像の形成に先立ち記録媒体表面を前−帯電す
るか、又はクリ、−ユングローラによるトナー除去に先
立ち前帯電することによって１クリ一ニング時の記録媒
体表面を１トナーと同極性に帯電させるものであるから
、ト１す−ａ記銀媒体表面から静電的反発力を受け、従
って内蔵磁石による磁力と重畳した吸引力によ〕クリー
ニングローラに除去される。従って、クリーニングロー
ラ自体にバイアス電圧を１印加することなく、クリーニ
ング効率を高めることができる。なお、本発明紘上記、
特定の実施例に限定されるべきものではなく、本発明の
技術的　　。

範囲内において種々、の変形が可能である。１１例えば
、多針電極による静電潜像の形成に先立ち前帯電する場
合においても、記録媒体の暗減衰が着シ〈チクリーニン
グ時の前面電位をトナーと同極性に維持し得ない場合は
、クリーニング装置の上流側に帯電器を設けて記録媒体
表面をトナーと同極性に帯電させることとしてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例を示す模式図、第２図は記録
媒体の表面電位とトナーのクリーニング効率との関係を
示す模式図である。 （符号の説明） １：誘電体ベル）　　３，４，７：帯電器５ａ：多針電
極　　　８：クリーニング装置９　：クリーニングロー
ラ 特許出願人　　株式会社リコー 代　理　人　　小　　橋　　正　　明　　　゛ｕ　　　
　　、Ｘ＋

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、導電層上に誘電層が積層された記録媒体を移動させ
   つつ、該記録媒体の表面を前帯電させ、多針電極にょ）
   画像部電荷を除去して静電潜像を形成し、次いで反転現
   像してトナー像を形成し、このトナー像を転写材に転写
   し□た後、その周面にブラシ毛を植設したクリーニング
   ローラを摺擦させて前記記録媒体の表面の未転写トナー
   を除去する静電記録方法において、前記前帯電は前記ク
   リーニングローラにより未転写トナーが除去される際の
   前記記録媒体の表面電位が前帯電時の表面電位と同極性
   になるように設定することを特徴とする静電記録方法。 ２、導電層上に誘電層が積層された記録媒体を移動させ
   つつ、多針電極にょシ前記記録媒体の表面に電荷を注入
   して静電潜像を形成し、次いで反転現像してトナー像を
   形成し、このトナー像を転写材に転写した後、その局面
   にブラシ毛を植設し、たクリーニングローラを摺擦させ
   て前記記録媒体の表面の未転写トナーを除去する静電記
   録方法において、前記クリーニングローラによシ未転写
   トナーを除去するに先立ち前記記録媒体の表面を前記ト
   ナーの帯電極性と同極性に帯電させることを特徴とする
   静電記録方法。