JPS5814685Y2 - クロ−ポ−ル形無整流子電動機 - Google Patents
クロ−ポ−ル形無整流子電動機Info
- Publication number
- JPS5814685Y2 JPS5814685Y2 JP15503277U JP15503277U JPS5814685Y2 JP S5814685 Y2 JPS5814685 Y2 JP S5814685Y2 JP 15503277 U JP15503277 U JP 15503277U JP 15503277 U JP15503277 U JP 15503277U JP S5814685 Y2 JPS5814685 Y2 JP S5814685Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- claw
- bracket
- pole
- shaped block
- stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Synchronous Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はクローポール形無整流子電動機の構造に関す
る。
る。
クローポール形無整流子電動機は固定子側に電機子巻線
および界磁巻線を設け、回転子側は回転子軸に取り付け
られたつめ形塊状磁極にて構成され、固定子側の固定子
わく、固定子鉄心、ブラケットおよび円筒形界磁鉄心と
回転子側のつめ形塊状磁極とで磁気通路が形成されるの
で回転部分に巻線部がなく、刷子が全く不要となる。
および界磁巻線を設け、回転子側は回転子軸に取り付け
られたつめ形塊状磁極にて構成され、固定子側の固定子
わく、固定子鉄心、ブラケットおよび円筒形界磁鉄心と
回転子側のつめ形塊状磁極とで磁気通路が形成されるの
で回転部分に巻線部がなく、刷子が全く不要となる。
したがってじようぶてあり、悪条件の雰囲気の場所でも
運転可能で、軸受部の給油作業を除いて全く無保守の電
動機である。
運転可能で、軸受部の給油作業を除いて全く無保守の電
動機である。
第１図は従来の構造のクローポール形無整流子動機の断
面を示すものである。
面を示すものである。
１は固定子鉄心、２は固定子巻線、３は左右に固定され
て設けられた界磁巻線、４は界磁巻線３により発生され
た磁界を回転子側に伝えるための円筒形界磁鉄心で界磁
巻線３の取り付は座を兼ねている。
て設けられた界磁巻線、４は界磁巻線３により発生され
た磁界を回転子側に伝えるための円筒形界磁鉄心で界磁
巻線３の取り付は座を兼ねている。
５は左右のブラケットで、これに円筒形界磁鉄心４が固
着されており、通風孔６は左右のブラケット５にそれぞ
れ複数個設けられている。
着されており、通風孔６は左右のブラケット５にそれぞ
れ複数個設けられている。
７は回転子軸、８は左右から互いに空間を保って組み合
わされ回転子軸７に取り付けられたつめ形塊状磁極、９
は固定子わくで左右両端にはブラケット５が取り付けら
れ、１０は固定子鉄心１とつめ形塊状磁極８間の主ギャ
ップ、１１は円筒形界磁鉄心４とつめ形塊状磁極８間の
小ギャップである。
わされ回転子軸７に取り付けられたつめ形塊状磁極、９
は固定子わくで左右両端にはブラケット５が取り付けら
れ、１０は固定子鉄心１とつめ形塊状磁極８間の主ギャ
ップ、１１は円筒形界磁鉄心４とつめ形塊状磁極８間の
小ギャップである。
このように構成されたクローポール形無整流子電動機で
は界磁巻線３を励磁すると、図中矢印で示すように、固
定子わく９→左側ブラケット５→左側円筒形界磁鉄心４
→小ギャップ１１→左側つめ形塊状磁極８→主ギャップ
１０→固定子鉄心１→主ギャップ１０→右側つめ形塊状
磁極８→小ギャップ１１→右側円筒形界磁鉄心４→右側
ブラケット５→固定子わく９の順に磁気通路１２を通っ
て一巡する。
は界磁巻線３を励磁すると、図中矢印で示すように、固
定子わく９→左側ブラケット５→左側円筒形界磁鉄心４
→小ギャップ１１→左側つめ形塊状磁極８→主ギャップ
１０→固定子鉄心１→主ギャップ１０→右側つめ形塊状
磁極８→小ギャップ１１→右側円筒形界磁鉄心４→右側
ブラケット５→固定子わく９の順に磁気通路１２を通っ
て一巡する。
第１図かられかるように固定子わく９とブラケット５と
を磁気通路として用いるため、寸法および重量が大きく
なる傾向をもっている。
を磁気通路として用いるため、寸法および重量が大きく
なる傾向をもっている。
従来方式の第１図に示す構造においてはブラケット５に
固着されている円筒形界磁鉄心４は磁束密度の関係から
厚くなり、その外周に設置される界磁巻線３のスペース
が少くまた通風孔６も充分とれず、全体重量が重くなる
欠点があった。
固着されている円筒形界磁鉄心４は磁束密度の関係から
厚くなり、その外周に設置される界磁巻線３のスペース
が少くまた通風孔６も充分とれず、全体重量が重くなる
欠点があった。
また従来方式の他の例として第２図に示す如く、円筒形
界磁鉄心４Ａとこれに対応するつめ形塊状磁極８Ａの部
分を段状に配置して小ギャップ１１ Ａ、１１ Ｂを設
けた構造においては界磁巻線３Ａのスペースは広がるが
円筒形界磁鉄心の内径を一部分小さくしたので磁束の通
路となる対向面積を保つためこの部分に対向するつめ形
塊状磁極の軸方向の長さを長くする必要があり、かつ円
筒形界磁鉄心の段付部と対向するつめ形塊状磁極との空
隙を必要とするので軸方向に長くなって、磁気通路１２
Ａが長くなり、重量も重くなり、また製作も困難が伴う
欠点があった。
界磁鉄心４Ａとこれに対応するつめ形塊状磁極８Ａの部
分を段状に配置して小ギャップ１１ Ａ、１１ Ｂを設
けた構造においては界磁巻線３Ａのスペースは広がるが
円筒形界磁鉄心の内径を一部分小さくしたので磁束の通
路となる対向面積を保つためこの部分に対向するつめ形
塊状磁極の軸方向の長さを長くする必要があり、かつ円
筒形界磁鉄心の段付部と対向するつめ形塊状磁極との空
隙を必要とするので軸方向に長くなって、磁気通路１２
Ａが長くなり、重量も重くなり、また製作も困難が伴う
欠点があった。
次に従来方式の別の例として第３図に示す如く、円筒形
界磁鉄心４Ｄの突出した端面とこれに対応するつめ形塊
状磁極８Ｄの端面とで小ギャップ１１ Ｄを形成する構
造においては円筒形界磁鉄心４Ｄを軸心側に下げること
によって界磁巻線３Ｄのスペースは広がり、界磁巻線の
スペースが広がるので界磁巻線３Ｄの軸方向の長さをつ
めて径方向に広げ円筒形界磁鉄心４Ｄの軸方向の長さも
短くできるが小ギャップ１１ Ｄの調整が困難となる欠
点があった。
界磁鉄心４Ｄの突出した端面とこれに対応するつめ形塊
状磁極８Ｄの端面とで小ギャップ１１ Ｄを形成する構
造においては円筒形界磁鉄心４Ｄを軸心側に下げること
によって界磁巻線３Ｄのスペースは広がり、界磁巻線の
スペースが広がるので界磁巻線３Ｄの軸方向の長さをつ
めて径方向に広げ円筒形界磁鉄心４Ｄの軸方向の長さも
短くできるが小ギャップ１１ Ｄの調整が困難となる欠
点があった。
この考案は上記従来の欠点に鑑み界磁巻線のスペースを
広く、軸方向の長さを短く、製作を容易にし、さらにギ
ャップ調整を容易にする構造とすることを目的とする。
広く、軸方向の長さを短く、製作を容易にし、さらにギ
ャップ調整を容易にする構造とすることを目的とする。
この考案によれば上記の目的はブラケットにある界磁鉄
心を省略して、磁路形成の必要のない界磁巻線の取り付
は座を設け、小ギャップはブラケットの内側面とつめ形
塊状磁極の端面とで形成する構造にすることにより達せ
られる。
心を省略して、磁路形成の必要のない界磁巻線の取り付
は座を設け、小ギャップはブラケットの内側面とつめ形
塊状磁極の端面とで形成する構造にすることにより達せ
られる。
以下この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第４図はこの考案の一実施例によるクローポール形無整
流子電動機の一部分を示す縦断面図である。
流子電動機の一部分を示す縦断面図である。
固定子わ＜９Ｅに取り付けられるブラケツ）５Ｅに通風
孔６Ｅを設けることは従来通りであるが、別に寸法測定
用の小孔１４を設け、円筒形磁極鉄心は設けないで固定
子と回転子間の小ギャップ１１ Ｅはブラケツ）５Ｅの
内側面とつめ形塊状磁極８Ｅの端面とで構成する。
孔６Ｅを設けることは従来通りであるが、別に寸法測定
用の小孔１４を設け、円筒形磁極鉄心は設けないで固定
子と回転子間の小ギャップ１１ Ｅはブラケツ）５Ｅの
内側面とつめ形塊状磁極８Ｅの端面とで構成する。
またブラケット５Ｅには界磁巻線３Ｅを設置するために
界磁巻線３Ｅの自重を支えるに足りるだけの厚さ構造の
取り付は座１３を設ける。
界磁巻線３Ｅの自重を支えるに足りるだけの厚さ構造の
取り付は座１３を設ける。
このとき取り付は座１３は非磁性の部材でもよく、磁気
通路は矢印で示す１２Ｅのような径路をたどる。
通路は矢印で示す１２Ｅのような径路をたどる。
上記のように構成された本考案による構造によれば、界
磁巻線のスペースは広く界磁巻線３Ｅの軸方向の長さを
つめて径方向に広げ界磁巻線を支える取り付は座１３の
長さを短かくできかつ固定子と回転子間の小ギャップ１
１ Ｅをつめることによって、軸方向の長さは短くなる
。
磁巻線のスペースは広く界磁巻線３Ｅの軸方向の長さを
つめて径方向に広げ界磁巻線を支える取り付は座１３の
長さを短かくできかつ固定子と回転子間の小ギャップ１
１ Ｅをつめることによって、軸方向の長さは短くなる
。
また界磁巻線の取り付は座は磁気通路としないため薄板
製でよく、従来より製作が容易となり、固定子と回転子
間の小ギャップはブラケットに設けられた小孔より測定
可能で調整が容易となる。
製でよく、従来より製作が容易となり、固定子と回転子
間の小ギャップはブラケットに設けられた小孔より測定
可能で調整が容易となる。
第１図は従来方式の一例を示すクローポール形無整流子
電動機の縦断面図、第２図は従来方式の他の一例を示す
クローポール形無整流子電動機の部分縦断面図、第３図
は従来方式の別の一例を示すクローポール形無整流子電
動機の部分縦断面図、第４図は本考案による一実施例を
示すクローポール形無整流子電動機の部分縦断面図。 ３Ｅ：界磁巻線、５Ｅニブラケツト、８Ｅ：つめ形塊状
磁極、１１Ｅ：小ギャップ、１３：界磁巻線の取り付は
座、１４：寸法測定用の小孔。
電動機の縦断面図、第２図は従来方式の他の一例を示す
クローポール形無整流子電動機の部分縦断面図、第３図
は従来方式の別の一例を示すクローポール形無整流子電
動機の部分縦断面図、第４図は本考案による一実施例を
示すクローポール形無整流子電動機の部分縦断面図。 ３Ｅ：界磁巻線、５Ｅニブラケツト、８Ｅ：つめ形塊状
磁極、１１Ｅ：小ギャップ、１３：界磁巻線の取り付は
座、１４：寸法測定用の小孔。
Claims (1)
- 固定子側に電機子巻線および界磁巻線を設は回転子側は
回転子軸に取りつけられたつめ形塊状磁極にて構成され
、固定子側の固定子わく、固定子鉄心およびブラケット
と回転子側のつめ形塊状磁極とで磁気通路が形成される
クローポール形無整流子電動機において、前記つめ形塊
状磁極との間に形成される小ギヤツプ位置に寸法測定用
小孔を有するブラケットと、このブラケットの内側面と
の間に小ギャップを形成するつめ形塊状磁極と、このつ
め形塊状磁極の外周に位置して前記ブラケットに設けら
れる界磁巻線の取り付は座とを有することを特徴とする
クローポール形無整流子電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15503277U JPS5814685Y2 (ja) | 1977-11-18 | 1977-11-18 | クロ−ポ−ル形無整流子電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15503277U JPS5814685Y2 (ja) | 1977-11-18 | 1977-11-18 | クロ−ポ−ル形無整流子電動機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5479915U JPS5479915U (ja) | 1979-06-06 |
| JPS5814685Y2 true JPS5814685Y2 (ja) | 1983-03-24 |
Family
ID=29143682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15503277U Expired JPS5814685Y2 (ja) | 1977-11-18 | 1977-11-18 | クロ−ポ−ル形無整流子電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5814685Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-11-18 JP JP15503277U patent/JPS5814685Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5479915U (ja) | 1979-06-06 |
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