JPS58146253A - 醤油の製造方法 - Google Patents
醤油の製造方法Info
- Publication number
- JPS58146253A JPS58146253A JP57028780A JP2878082A JPS58146253A JP S58146253 A JPS58146253 A JP S58146253A JP 57028780 A JP57028780 A JP 57028780A JP 2878082 A JP2878082 A JP 2878082A JP S58146253 A JPS58146253 A JP S58146253A
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- JP
- Japan
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- pepstatin
- immobilized
- soy sauce
- soysauce
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
新
本発明は、蚤規な醤油の製造方法に係り、特に火入型の
少ない醤油の製造方法に関する。
少ない醤油の製造方法に関する。
醤油製造に際し、生醤油を加熱して火入を行なうことは
、生醤油中に溶存する重物質を析出させ、香味を整え、
製品としての品質の向上と安定化をはかるだめに必須の
要件である。
、生醤油中に溶存する重物質を析出させ、香味を整え、
製品としての品質の向上と安定化をはかるだめに必須の
要件である。
然るに、通常の醸造法によシ製造された生醤油は、火入
工程中所謂火入重を発生する。この火入型は生醤油の1
0%にも達し、かつ濾過困難で、この処理は醤油製造工
程中の大きな問題点となっていた。
工程中所謂火入重を発生する。この火入型は生醤油の1
0%にも達し、かつ濾過困難で、この処理は醤油製造工
程中の大きな問題点となっていた。
そこで、本発明者等は、種々検討を加えた結果、生醤油
を、水に不溶性でかつ親水性の重合体と共吻結合せしめ
たペプスタチン(以下固定化ペプスタチンという)に接
触させたのち、これを火入しだところ、火入型が著しく
減少することを発見し、本発明を完成した。
を、水に不溶性でかつ親水性の重合体と共吻結合せしめ
たペプスタチン(以下固定化ペプスタチンという)に接
触させたのち、これを火入しだところ、火入型が著しく
減少することを発見し、本発明を完成した。
て製造されるものであればどの様なものでもよい。
また、本発明に用いる固定化ペプスタチンを製造するに
は、担体として水酸基、アミン基、カルボキシル基、及
びこれらの官能基が活性化された子 ものよりなる群から選ばれた7種以上の基を分器あ 中に有する水に不溶性でかつ親水性の重合体で癲って、
セルロース〔例工ばセラツクス(バイオラド社製)〕、
セファロース〔例えばセファロース1l−B(ファルマ
シア社製)、セファロース6B(ファルマシア社製)〕
等の水酸基を分子中に有する重合体、またアミノ基を有
する重合体としてはアミノエチルセルロースC例、t
ハセレックスA E Lバイオゲル社製)〕、ナイロン
、ハイドパウダー等、カルボキシル基を有する重合体と
してはカルボキシルメチルテキストラン〔例えばCM−
セファデックス(ファルマシア社製)〕等の中から適宜
に選定し、次いでこれらの担体と酸性グロテアーゼ阻害
剤として知られているペプスタチンとを、公知方法、例
えば千畑編「固定化酵素」、//〜≠θ頁(講談社、昭
和タθ年3月−θ日発行)、山崎編[アフイニテイ・ク
ロマトグラフィー」、79〜32頁(講談社、昭和!θ
年2月7日発行)に記載の方法を用いて製造する。
は、担体として水酸基、アミン基、カルボキシル基、及
びこれらの官能基が活性化された子 ものよりなる群から選ばれた7種以上の基を分器あ 中に有する水に不溶性でかつ親水性の重合体で癲って、
セルロース〔例工ばセラツクス(バイオラド社製)〕、
セファロース〔例えばセファロース1l−B(ファルマ
シア社製)、セファロース6B(ファルマシア社製)〕
等の水酸基を分子中に有する重合体、またアミノ基を有
する重合体としてはアミノエチルセルロースC例、t
ハセレックスA E Lバイオゲル社製)〕、ナイロン
、ハイドパウダー等、カルボキシル基を有する重合体と
してはカルボキシルメチルテキストラン〔例えばCM−
セファデックス(ファルマシア社製)〕等の中から適宜
に選定し、次いでこれらの担体と酸性グロテアーゼ阻害
剤として知られているペプスタチンとを、公知方法、例
えば千畑編「固定化酵素」、//〜≠θ頁(講談社、昭
和タθ年3月−θ日発行)、山崎編[アフイニテイ・ク
ロマトグラフィー」、79〜32頁(講談社、昭和!θ
年2月7日発行)に記載の方法を用いて製造する。
この様にして得た固定化ペプスタチンは、通常はゲル状
で使用する。例えば、固定化ペプスタチンを醤油と共に
容器内で混合攪拌して接触させるが、この場合好ましく
は70分前後保持する。生醤油と接触させた固定化ペプ
スタチンは、涙過又は遠心分離法を用いて醤油から□分
離する。接触処理する方法としてはこの他、固定化ペプ
スタチンを充填しだカラムに醤油を通液する方法でもよ
い。
で使用する。例えば、固定化ペプスタチンを醤油と共に
容器内で混合攪拌して接触させるが、この場合好ましく
は70分前後保持する。生醤油と接触させた固定化ペプ
スタチンは、涙過又は遠心分離法を用いて醤油から□分
離する。接触処理する方法としてはこの他、固定化ペプ
スタチンを充填しだカラムに醤油を通液する方法でもよ
い。
この際使用する固定化ペプスタチンの量は、醤油の熟成
時期、種類等によっても異なるが、通常は醤油の//夕
〜//100容量、好ましくは//10〜//ψ容量を
用いる。又、処理温度は0〜30℃、好ましくは5〜7
0℃である。
時期、種類等によっても異なるが、通常は醤油の//夕
〜//100容量、好ましくは//10〜//ψ容量を
用いる。又、処理温度は0〜30℃、好ましくは5〜7
0℃である。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1
バイオゲル・ピー・10(バイオラド社製)/4b喧
2にノ規宇塩酸2夕me及び/グ係 !θmlを加
え、5℃、7時間反応させた後水洗し反応生成、物を得
、次いでこれを蒸留水jOrrtlに懸濁し、ジアミノ
ヘキサン、230■を添加し、/規定水酸化す) IJ
ウムにてpH9Jに調節後、2℃℃に於て200時間反
応せ、水で次いでジオキサンで洗滌し活性バイオゲル・
ピー・10を得た。
え、5℃、7時間反応させた後水洗し反応生成、物を得
、次いでこれを蒸留水jOrrtlに懸濁し、ジアミノ
ヘキサン、230■を添加し、/規定水酸化す) IJ
ウムにてpH9Jに調節後、2℃℃に於て200時間反
応せ、水で次いでジオキサンで洗滌し活性バイオゲル・
ピー・10を得た。
3−
し、活性ペプスタチンを得た。両者を/θ+dジオキサ
ン中で20℃でゆっくり攪拌しカップリングさせた。こ
れを/:2のジメチルフォルムアミドージオキザン混合
溶液で洗滌後戻に水で洗滌し、バイオゲル・ピー・10
に固定化したペプスタチンを得た。
ン中で20℃でゆっくり攪拌しカップリングさせた。こ
れを/:2のジメチルフォルムアミドージオキザン混合
溶液で洗滌後戻に水で洗滌し、バイオゲル・ピー・10
に固定化したペプスタチンを得た。
この固定化ペプスタチンを5℃で70θmlの濃口用生
醤油と30分接触させたのち、酵素活性及びと0℃で7
0分間火入し、更に55℃でλ日間保持した後の火入重
量(濁度)を示すと第1表の如くである。
醤油と30分接触させたのち、酵素活性及びと0℃で7
0分間火入し、更に55℃でλ日間保持した後の火入重
量(濁度)を示すと第1表の如くである。
第 / 表
表/に示すように、総窒素、還元糖の有効成分 4 −
の損失はなく火入重量が大巾に減少した。
実施例2
セファロースi<B(ファルマシア社H) l= Om
gに、AOmlの2モルの炭酸ソーダと/θ7の臭化シ
アンを含むアセトニトリル溶液’I −j me!を加
え3分間激しく攪拌したのち2tの冷重曹で洗滌した。
gに、AOmlの2モルの炭酸ソーダと/θ7の臭化シ
アンを含むアセトニトリル溶液’I −j me!を加
え3分間激しく攪拌したのち2tの冷重曹で洗滌した。
活性化したセファロースにjfのジアミノヘキサンを実
施例/と同じ操作で反応させたのち、ペプスタチン10
0■を実施例/と同様な手段でカップリングさせ、セフ
ァロース固定化ペプスタチンを得た。
施例/と同じ操作で反応させたのち、ペプスタチン10
0■を実施例/と同様な手段でカップリングさせ、セフ
ァロース固定化ペプスタチンを得た。
このセファロースペプスタチン30m1をカラムにつめ
1 61.V 、3−.0の流速の下に5℃で濃口用生
醤油100m1を通液した。結果を第2表に示す。
1 61.V 、3−.0の流速の下に5℃で濃口用生
醤油100m1を通液した。結果を第2表に示す。
第 λ 表
総窒素、還元糖の損失は全く々く、火入電量は3ヴ係減
少した。
少した。
実施例3
実施例スで調製したセファロース固定ペブスクチン30
m13に対し淡日生醤油900m1を実施例コと同様に
通液した。
m13に対し淡日生醤油900m1を実施例コと同様に
通液した。
第 3 表
総窒素、還元糖の損失は全くなく、火入重量は22.7
%減少した。
%減少した。
特許出願人 キッコーマン株式会社
−7=
297
Claims (1)
- 生醤油を水に不溶性でかつ親水性の重合体と共有結合し
たペプスタチンを接触させたのち、これを常法によシ火
入することを特徴とする醤油の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57028780A JPS58146253A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 醤油の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57028780A JPS58146253A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 醤油の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58146253A true JPS58146253A (ja) | 1983-08-31 |
Family
ID=12257914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57028780A Pending JPS58146253A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 醤油の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58146253A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106722774A (zh) * | 2016-11-15 | 2017-05-31 | 加加食品集团股份有限公司 | 一种酶解酱油脚快速压滤工艺 |
-
1982
- 1982-02-26 JP JP57028780A patent/JPS58146253A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106722774A (zh) * | 2016-11-15 | 2017-05-31 | 加加食品集团股份有限公司 | 一种酶解酱油脚快速压滤工艺 |
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