JPS58142950A - 記録液 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、所謂、インクジェット記鍮方弐に適用する記
録液、とプわけ赤色の記録液（インクとも言う）に関す
る。

インクジェット記録に於て使用される記録液は、粘度・
表面張力等の物性値が適正範囲内にあること、黴細な吐
出口（オリフィス）を目づまりさせないこと、鮮明な色
調で、しかも、充分に＾い＃１度の記録画像を与えるこ
と、保存中に物性変化あるいけｍ彰分の析出等を生じな
−こと郷の緒特性が要求される。さらに以上の特性に加
えて、紙に代表される被記録材の種類を制限せずに記録
が行えること、被記録材への定着速度が大きいこと、耐
水性・耐光性・耐摩耗性および解像度のすぐれた画像を
与えること等の性質も要求されている。

インクジェット記録に適用する記録液は基本的に記Ｉａ
鋼としての染料とその溶媒とから組成されるものである
ので、上記の記録液特性は染料固有の性質に左右される
とζろが大きい。従って、記録液が上記特性を具備する
ように染料を選択することけ斯かる技術分野に於てきわ
めて重要な技術である。

ｌＩＫ記鋒剤Ｏ液媒体に対する溶解性は、重畳で、イン
クジェットの死命を決する程でろね、水に対しても、又
一般的に有機溶剤からなる湿潤剤に対しても、充分な溶
解性をもつことが、良好な、目詰り防止性又、記録剤の
溶解安定性を維持させる為の基本となる。更に、従来の
赤色の記録剤に於いて、上記の様な特性を充分に濃足す
るものは、皆無に近く、特に、真の赤の色−を有する記
録剤の開発が、強く−まれている。

本発明の第１の目的は、液媒体成分に対する溶解性１、
或いは、長期の溶解安定性が高く、吐出オリフィスの目
詰まりを生ｆＫ＜い記録液を得ることである。

本発明の第２の目的は、鮮明な赤色が得られ、しか４、
ｉｉｉ＊＃ｆ管十分に高めることが可能なインクジェッ
ト記鎌用記鍮液を提供することにある。

而して、この様な鎖目的を達成し九本発明の記録液け、
記録剤として水溶性染料を含む液組成物から威り、前記
染料として、Ｃ，１，アシッドレッド５１とａｌ、アシ
ッドイエロー２３とを併用したことを特徴とするもので
ある。

本発明によれば、粘度・表面張力等の物性値が適正範囲
内にあり、黴細な吐出オリスイスを目づまりさせず、光
分に高ム一度の記録ｉｉ像を与え、保存中に物性値変化
あるいは固形分の析出を生じることなく、被記録材の種
類を制限せずに種々の部材ＫＥ鎌が行え、定着速度が太
きく、耐水性・耐光性・耐摩耗性および解偉度のすぐれ
九画儂を与える記録液が得られる。

−上述の色成分、つまり染料の含有量は、液媒体″成分
の種類、記録液に要求される特性尋に依存して決定され
るが、一般には記録液全重量に対して、重量パーセント
で０．５〜２０Ｘ、好ましくは０．５〜１５％、よ！り
ｌまし、くけ１〜１０％の範囲とされる。

又、このとき、Ｃ，１，アシッドレッド５１（Ｒ）とＣ
１，アシッドイエロー２３（Ｙ）とを１：０．５乃至１
：２（Ｒ：Ｙ）の割合で配合すると鮮明な赤色々調の記
録液が得られる。そして、これは、４ＱＱ　ｎｍ−６０
０ｎｍの波長光を吸収する理想的な赤色含量する本ので
ある。

本発明の記録液は水を主な液媒体成分とするが、水単体
のみならず、望ましくは、水と水溶性の各種有機溶剤と
の混合物が使用される。

水溶性の有機溶剤としては、例えばメチルアルコール、
エチルアルコール、ｎ−７’ロピルアルコール、イソブ
チルアルコール、ｎ−ブチルアルコール、５ｅｃ−ブチ
ルアルコール、ｔａｒｔ　−ブチルアルコール、イソブ
チルアルコール等の炭素数１〜４のアルキルアルコ−に
−二ジメヂルホルムアミド、ジメチルプセトアンド擲の
アミ“ド類：“アセトン、ジアセトンアルコール等のケ
トンまたはケトアルコール類：テトラヒドフラン、ジオ
キサン等′のエーテル類：ポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール等のポリアルキレングリコール
Ｓｔ＝エチレンクリコール、プロピレンダリコール、フ
チレンクリコール、トリエチレングリコール、１，２．
６ヘキサントリオ〜ル、チオジグリコール、ヘキシレン
グリコール、ジエチレングリコール等のアルキレン基が
２〜６個の炭素原子を含むアルキレングリコール類：グ
リセリン：エチレングリコール“メチルエーテル、ジエ
チレングリコールメチル（又はエチル）エーテル、トリ
エチレングリコールモノメチル（５１エチル）エーテル
等の多価アルコールの低級アルキルエーテル類等カ挙げ
られる。

これらの多くの水溶性有機溶剤の中でも、ジエチレング
リコール等の多価アルコール、トリエチレングリコール
モノメチル（又はエチル）エーテル等の多価アルコール
の低級アルキルエーテルは好ましいものである。

記録液中の１記水溶性有機溶剤の含有量は、一般には記
録液全重量に対して重量パーセントで５〜９５Ｘ１好ま
しくは１０〜８０％、よ抄好ましくは２０〜５０％のＩ
！囲とされる。

この時の水の含有量は、ト配溶剤成分の種類、その組成
或いは所望される配録液の特性に依存して広い範囲で決
定されるが、記録液全重量に刺して一般ＫＩＧ〜９０％
、好もしくは１０〜７０％、より好ましくは２０〜７Ｏ
Ｎの範囲内とされる。

次に本発明に於て適宜、用いられる湿詞剤は、エチレン
グリコール系の有機溶剤であり誓その目的は、ノズル先
端で、記録液が乾固った場合に、記録液中の水が蒸発し
て、記録液中に含まれる記録剤自身が５出する丸めの目
づまり現象を防ぐことにある。

好ましい湿潤剤として、エチレングリコ−慶、ジエチレ
ングリコール、トリエチレンクリコール、テトラエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール類がある。

なお、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレ
ングリコールなとも一１様に用いることができる。

艶に、本発明の記録剤の可溶化剤は、含窒素複素環式ケ
トン類であり、その目的とする作用は、記録剤の液媒体
に対する溶解性を飛躍的に向上させることにある。

例えば、Ｎ−メチルピロリドン、１．３−ジメチル−２
−イミダゾリジノン郷が好ましく用いられるものである
。

この様な成分から調合される本発明の記録液ｄ１それ自
体で記録特性（信号応答性、液滴形成の安定性、吐出安
定性、長時間の連続記録性、長期間の配録休止後の吐出
安定性）保存安定性、被１縁材への定着性、或いけ記録
画像の耐光性、れえものである。そしてこの様な特性を
更に改良する為に、従来から知られている各種添加剤を
更に添加含有せしめても良い。　　。

Ｎ、ｔば、ポリビニルアルコール、セルロース類、水溶
性樹脂等の粘東調整剤；カチオン、アニオン或いはノニ
オン系の各種界面活性剤、ジェタノールアミン、トリエ
タノールアミン等の表面張力１ｌＩＩ贅剤；緩債液によ
るＰＨ調整剤等を挙げることができる。

又、記録液を帯電するタイプΩインクジェット記録方法
に使用される配ｆｌｋ濠を調合する為には塩化リチウム
、塩化アンモニウム、塩化ナトリウム等の無磯塩類等の
比抵抗調整剤が添加される。

冑、熱エネルギーの作用によって記録液を吐出させるタ
イプのインクジェット方式に適用する場合には、熱的な
物性値（例えば、比熱、熱膨張係数、熱伝導本部）が調
整されることもある。

本発明を以下の実施例で更に詳細に説明する。

実施例１ （イオン交換水　　　　　　残量 上記組成物を均一に攪拌した彼、ｏ、４５ｓ径のフロロ
ボアーフィルターで一過して、記録液とした。

この記録液分ピエゾ振動子によって吐出させるオンデマ
ｙド皺記録ヘッド（吐出すリアイス径５０μ、ピエゾ振
動子駆動電圧６０Ｖ、濁液囲気中（ｆｆｉ度３ＯＮ）で
各々、４８時間連続吐出、又、２４時間の間欠吐出によ
っても、吐出安定性が維持できた。

父、記録液の長期保存安定性の検討を３０Ｕ。

ＱＣ，２５Ｃ，６０Ｃ，で各々、２年間行ったが、記録
剤の析出又、変色等の問題は、生ｔなかった。

なお、印字物の色調は、鮮明な明るい赤色を呈した。

実施例２ 実施例１と同様な、組成及び処理を施した記録液を作成
し、紀鍮ヘッド内の記録液に熱エネルギーを与えて、液
滴を発生させ、記録を行なうオンデマンドタイプのマル
チヘッド（吐出第１７　フイス径３５Ｊ１発熱抵抗体抵
抗値、１５０Ω、駆動電圧３０Ｖ、周波数２山）を有す
る配録装置を用いて、実施例１と同様な検討を行ったが
優れ九結果を得た。

した。

との紀鍮液をピエゾ振動子によって吐出させるオンデマ
ンド型配録ヘッド（吐出オリアイス径、５０μ、ピエゾ
振動子駆動電圧６０Ｖ、周波数４０１りを有する記録装
置によ抄、吐出安定性を検討したが、実施例１と同様な
結果を得た。

実施例隊と同様な項目について検討を行ったが、はぼ同
様な結果を得た。

印字物の色調は、鮮明な赤色を呈しえ。

特許出願人　キャノン株式金社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 記録剤として水溶性染料を含む液組成物から成り、前記
   染料として、Ｃ，１，アシッドレッド５１とＣＩ。 アシッドイエロー２３とを併用したことを４＄１１とす
   る記録液。