JPS5814266Y2 - シ−ル装置 - Google Patents

シ−ル装置

Info

Publication number
JPS5814266Y2
JPS5814266Y2 JP1976112601U JP11260176U JPS5814266Y2 JP S5814266 Y2 JPS5814266 Y2 JP S5814266Y2 JP 1976112601 U JP1976112601 U JP 1976112601U JP 11260176 U JP11260176 U JP 11260176U JP S5814266 Y2 JPS5814266 Y2 JP S5814266Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing device
seal
sealing
plate
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976112601U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5331046U (ja
Inventor
西浦泰二
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エヌオーケー株式会社 filed Critical エヌオーケー株式会社
Priority to JP1976112601U priority Critical patent/JPS5814266Y2/ja
Priority to US05/823,201 priority patent/US4129307A/en
Priority to DE2736097A priority patent/DE2736097C2/de
Priority to FR7724763A priority patent/FR2362911A1/fr
Priority to GB33787/77A priority patent/GB1590854A/en
Publication of JPS5331046U publication Critical patent/JPS5331046U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5814266Y2 publication Critical patent/JPS5814266Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gasket Seals (AREA)
  • Coke Industry (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はシール装置に関し、更に詳しくは密封性に優れ
、かつ耐熱性及び耐久性に富むシール装置を提供するも
のである。
例えばコークス炉ドアーを閉鎖した際に、ドアー周縁部
を密封するために、従来ナイフエッチと称せられるシー
ル部材が使用されているが、この種の部材は密封性が十
分であるとは言い難く、特に熱歪等に対し追随性に劣る
ために、加熱される場所に使用した場合シール性が低下
させられる。
すなわち、第1図に示す如く、先細に形成されたナイフ
ェツジ1を炉蓋3に添えて押え金具2により押え、取付
ボルト4により締結して成るシール装置においては、叩
き金具6をハンマーで打撃して炉体5に対してナイフエ
ッヂ1を密接させるのであるが、炉蓋の全周辺にわたっ
て一様に密接させることは難かしく、特に熱による一時
的な歪み或いは長時間使用に伴なう各部の変形に対し、
十分に追随してシール性を維持することは非常に困難で
ある。
出願人は、上記した従来技術によるオイルシール装置に
おける問題点に鑑み、第6図及び第7図に示す構造を備
えろシール装置を製作して一応の成功を収めた。
該シール装置は第6図に示す如く、金属薄板を略U字形
状に折り曲げ、対向して組合せることにより形成された
チューブ状の被覆部材61内に、多数個のコイル状ばね
部材11を配列して戒るシール部材を第1図に示す如く
、断面略矩形状に曲げ加工された上部カバー31により
保持させてナイフェツジ1に添着し、ばね部材11の弾
性により、炉体5の表面に弾性接触させてシール作用を
させるものである。
このシール装置は、上記した如くシール対象面に対する
接触圧力か多数個配列されたばね部材の弾性圧縮により
付与される構成となっていることにより、シール対象面
の変形に追随して全周辺にわたってシール性を保持する
ことができた。
しかしながら、上記したシール装置はチューフ内にばね
部材を配夕1ルた構造を備えているために、シール対象
面に当接する端部か平面となることを免れず、面接触で
あることにより、シール部材の端面とシール対象面との
間に異物ノ挾み込み、固着を生じて、それらの挾み込み
異物、固着異物の存在によりシール性を阻害されるおそ
れがあった。
本考案は上記した間阻点を解消するために、例えばステ
ンレススティール板材の様な金属箔を用いて断面略矩形
状のチューブ状に形成した被覆部材の内部にコイル状の
ばね部材を配列し、金属板材をもって製せられ、略コ字
状の断面形状を呈してシール突起を形成するシールプレ
ートを、チューブ形状被覆部材の、ばね部材の伸縮方向
一方の端部外側に、シール突起かばね部材の伸長方向に
向う如くに取付けてシール部材を形成し、多数個を配列
されたばね部材の弾性により、シール対象部の全周にわ
たって十分なシール圧力を確保するとともに、シールプ
レートに形成されたシール突起により、シール対象面に
対する接触を路線接触状態に保つことにより、シール対
象面との間の挾み込みを防止し、更に介在する異物をか
み切りにより排除し得る如くなすものである。
以下、図面により本考案によるシール装置の実施例につ
いて説明する。
第2図及び第3図に示す様に本考案のシール装置におい
ては、多数配列されたばね部材11をU字形断面形状を
なす上部フレーム12及び下部フレーム13によって挾
持し、ばね部材11及び両フレーム12.13を金属箔
製被覆部材14で覆い、被覆部材14の外側下面に、帯
状の金属板の両端辺近傍を略直角に折曲げてシール突起
16を形成したシールプレート15を、第1のアスベス
トテープ17を介し、接合具18を用いて固着する。
相隣るばね部材間の間隔は第3図に示す様に金属線材を
折り曲げて一定間隔に突起を付けた波形ワイヤ19の各
突起にばね部材11を装着して一定に保たせる。
本考案のシール装置を装着するために第4図に示す様に
上部フレーム12に適宜な間隔を置いて取付ねじ21を
設ける。
第5図に本考案のシール装置をコークス炉ドアーに装着
した一実施例を示す。
垂直板32の下方端部から略直角に曲げられ水平方向に
伸びる天板部33及び天板部33の端縁において略直角
に曲げられた垂れ34から成る上部カバー31、並びに
水平板42の端縁から略直角方向下方に伸びる側板43
、側板43の端部に設けられた段部44から前記水平板
42と反対方向かつ下方へ向って斜めに伸びるスカート
部45から成る下部カバー41を、天板部33と水平板
42を互いに重ね合せて組合せ、垂れ34と側板43の
間にシール装置を挿入して上部カバー31及び下部カバ
ー41に設けられた取付孔とシール装置の取付ねじ21
とが互いに合致するようになし、締付手段47によって
固着する。
シール装置上面と水平板42との間には第2のアスベス
ト48を介在させる。
金属箔板材を断面略り字形状に折り曲げて製作したター
ル受カバー51の上方端部52を前記下部カバーのスカ
ート部45上端近傍にスポット溶接等により固着し、他
方の端部53を段付となしてシール装置のシールプレー
ト15の上面に挿入する。
下部カバー41の側板43と第1図の説明で述べたナイ
フエッヂ1との間に第3のアスベストテープ55を介在
させて、上部カバーの垂直板32をナイフエッヂ前面に
溶接等の手段によって固着させる。
第5図はドアーが閉鎖されたときのシール装置の状態を
示すもので、ばね部材11が圧縮され、被覆部材14は
拡張変形しシールプレート15の先端は炉体5に圧接さ
せられ、タール受カバー51もまた炉体に接触している
本考案は上述した構成を有する結果以下に述べる様な作
用効果をもたらすことが期待できる。
多数配列されたばねの圧縮力によってシール圧力を生起
するので炉体或いはドアーの熱歪、変形等に順応してシ
ールプレートと炉体との圧接が全接触長さにわたって略
均−に保持される。
炉体表面に対し、挾幅のシール突起により当接する構成
となって路線接触を形成するので、異物の挾み込みによ
る漏れの発生の心配がなく、シール性は良好に保たれる
又金属材料及びアスベスト材を使用しているので耐熱性
及び耐久性に富むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術に係るシール装置の断面図、第2図は
本願考案に係るシール装置の一実施例の断面図、第3図
は第2図に示す実施例について内部構造を示す斜視図、
第4図は第2図に示すシール装置の取付部を示す断面図
、第5図は第2図乃至第4図に示すシール装置をコーク
ス炉ドアに装着した場合の状態を示す断面図、第6図は
一部改良された従来技術によるシール装置の構造を示す
断面図、第7図は第6図のシール装置をコークス炉ドア
に装着した場合の状態を示す断面図である。 1・・・・・・ナイフエッヂ、2・・・・・・押え金具
、3・・・・・・炉蓋、4・・・・・・取付ボルト、5
・・・・・・炉体、6・・・・・・叩き金具、11・・
・・・・ばね部材、12・・・・・・上部フレーム、1
3・・・・・・下部フレーム、14・・・・・・被覆部
材、15・・・・・・シールフレート、16・・・・・
・シール突起、11・・・・・・第1のアスベストテー
プ、18・・・・・・接合具、19・・・・・・波形ワ
イヤ、21・・・・・・取付わじ、31・・・・・・上
部カバー 32・・・・・・垂直板、33・・・・・・
天板部、34・・・・・垂れ、41・・・・・・下部カ
バー、42・・・・・・水平板、43・・・・・・側板
、44・・・・・・段部、45・・・・・・スカート部
、47・・・・・・締付手段、48・・・・・・第2の
アスベストテープ、51・・・・・・タール受カバー
52・・・・・・上方端部、53・・・・・・他方端部
、55・・・・・・第3のアスベストテープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性金属箔をもって製せられ、略チューブ状の被覆部材
    14内に、ばね部材11を配列し、金属板材をもって製
    せられ、シール突起16を有して略コ字状の断面形状を
    呈するシールプレート15を、前記被覆部材14の、前
    記ばね部材11の伸縮方向の一方の端部外側に、前記シ
    ール突起16か前記ばね部材11の伸長方向に向う如く
    に、取付けて戒るシール装置。
JP1976112601U 1976-08-23 1976-08-23 シ−ル装置 Expired JPS5814266Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976112601U JPS5814266Y2 (ja) 1976-08-23 1976-08-23 シ−ル装置
US05/823,201 US4129307A (en) 1976-08-23 1977-08-09 Sealing device for coke oven doors
DE2736097A DE2736097C2 (de) 1976-08-23 1977-08-10 Dichtungsvorrichtung für eine Stahltür eines Koksofens
FR7724763A FR2362911A1 (fr) 1976-08-23 1977-08-11 Dispositif d'etancheite pour four a coke
GB33787/77A GB1590854A (en) 1976-08-23 1977-08-11 Sealing device for coke oven doors

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976112601U JPS5814266Y2 (ja) 1976-08-23 1976-08-23 シ−ル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5331046U JPS5331046U (ja) 1978-03-17
JPS5814266Y2 true JPS5814266Y2 (ja) 1983-03-22

Family

ID=28722331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976112601U Expired JPS5814266Y2 (ja) 1976-08-23 1976-08-23 シ−ル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5814266Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5542038Y2 (ja) * 1975-01-22 1980-10-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5331046U (ja) 1978-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4093245A (en) Mechanical sealing means
CA2328808C (en) Gasket with integral support
US3519281A (en) Gasket
JPS5814266Y2 (ja) シ−ル装置
US4255901A (en) Window device
GB2116679A (en) Shut-off or throttle valve for gaseous media
US20220056760A1 (en) Screen Installation Improvements
US4033827A (en) Apparatus for sealing a coking chamber
KR950005552B1 (ko) 파이프 클립
JPS63293363A (ja) 積層金属ガスケット
US4221094A (en) Reflective insulation assembly
US4293389A (en) Door closure construction for sealing the sealing edge of a coke oven door in a framed coke oven opening
CN2704771Y (zh) 密封装置
US20240167265A1 (en) Bracket assembly, shim member for use with a bracket member and methods of assembly and use
SU1421752A1 (ru) Узел уплотнени двери коксовой печи
JPS6220773Y2 (ja)
JPS645302Y2 (ja)
JP3853057B2 (ja) 空気調和機の断熱パネルとその接合方法
JPH0340075B2 (ja)
EP0952402A1 (fr) Dispositif d'agrafage de joints pour fours de cuisson
JPH045108B2 (ja)
JPH0123088Y2 (ja)
JPS5838740Y2 (ja) 重汚損用バスダクトの接続部
NL1006246C2 (nl) Samenstel van een deksel en een pakking voor het afdichten van een opening, alsmede deksel en pakking bestemd voor toepassing in een dergelijk samenstel.
JPS5939560Y2 (ja) 太陽熱集熱器