JPS5814261B2 - デンス相床でコ−クを酸化し、稀薄相移行ライザ−で一酸化炭素を接触転化する流動触媒の再生法 - Google Patents
デンス相床でコ−クを酸化し、稀薄相移行ライザ−で一酸化炭素を接触転化する流動触媒の再生法Info
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- JPS5814261B2 JPS5814261B2 JP51107647A JP10764776A JPS5814261B2 JP S5814261 B2 JPS5814261 B2 JP S5814261B2 JP 51107647 A JP51107647 A JP 51107647A JP 10764776 A JP10764776 A JP 10764776A JP S5814261 B2 JPS5814261 B2 JP S5814261B2
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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- B01J8/18—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with fluidised particles
- B01J8/24—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with fluidised particles according to "fluidised-bed" technique
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
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- C10G11/14—Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils with preheated moving solid catalysts
- C10G11/18—Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils with preheated moving solid catalysts according to the "fluidised-bed" technique
- C10G11/182—Regeneration
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- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
特許第950363号(特公昭53−31114号)は
、コークで汚染されて炭化水素転化帯域から取り出され
る粒状の使用済み流動接触分解(FCC)触媒を再生し
、コークの酸化によって生成される一酸化炭素(CO)
を二酸化炭素(CO2)に接触的に酸化する方法を開示
するが、その方法は、 (a) 前記の使用済み触媒と酸素含有再生ガスを、
流動化粒子の第lデンス床に導入し、ここでコークを燃
暁させることにより前記の触媒を部分的に再生すると共
に、部分的に使用済みのC0含有再生ガスを生成させ、 (b) この部分的に再生された触媒と部分的に使用
済みの再生ガスを、直接前記のデンス床から上向きに稀
薄相に送って稀薄相移行ライザに通し、ここで前記の部
分的に再生された触媒上のコークをさらに燃焼させると
共に、前記のCOの少なくとも一部をC02に酸化し、 (e) 再生された触媒を再生ガスから分離し、(d
) この再生された触媒を第2デンス床の粒子として
回収し、 (e) その再生された触媒を、前記の転化帯域へ戻
すべく、前記の第2デンス床から取り出す、ことからな
る。
、コークで汚染されて炭化水素転化帯域から取り出され
る粒状の使用済み流動接触分解(FCC)触媒を再生し
、コークの酸化によって生成される一酸化炭素(CO)
を二酸化炭素(CO2)に接触的に酸化する方法を開示
するが、その方法は、 (a) 前記の使用済み触媒と酸素含有再生ガスを、
流動化粒子の第lデンス床に導入し、ここでコークを燃
暁させることにより前記の触媒を部分的に再生すると共
に、部分的に使用済みのC0含有再生ガスを生成させ、 (b) この部分的に再生された触媒と部分的に使用
済みの再生ガスを、直接前記のデンス床から上向きに稀
薄相に送って稀薄相移行ライザに通し、ここで前記の部
分的に再生された触媒上のコークをさらに燃焼させると
共に、前記のCOの少なくとも一部をC02に酸化し、 (e) 再生された触媒を再生ガスから分離し、(d
) この再生された触媒を第2デンス床の粒子として
回収し、 (e) その再生された触媒を、前記の転化帯域へ戻
すべく、前記の第2デンス床から取り出す、ことからな
る。
本発明は上述した発明に対して追加の関係にあり、本発
明では流動接触分解触媒が、触媒的有効量のCO転化プ
ロモータを含有する。
明では流動接触分解触媒が、触媒的有効量のCO転化プ
ロモータを含有する。
つまり、本発明は、触媒的有効量のCO転化プロモータ
を含有し、コークで汚染されて炭化水素転化帯域から取
り出される粒状の使用済み触媒の再生方法を提供するも
のであって、その方法は、 (a) 前記使用済み触媒と酸素含有再生ガスとを、
流動化粒子の第1デンス床に導入し、ここで前記のコー
クを燃焼させて前記の触媒を部分的に再生すると共に、
部分的に使用済みのCO含有再生ガスを生成させ、 (b) この部分的に再生された触媒と、部分的に使
用済みの再生ガスを直接前記の第1デンス床から上向き
に稀薄相に送って稀薄相移行ライザーに通過させ、この
稀薄相移行ライザー内で前記の部分的に再生された触媒
上のコークをさらに燃焼させると共に、前記のCO転化
プロモータを利用して前記のCOの少なくとも一部をC
O2に酸化し、 (C) こうして得られる再生された触媒を再生ガス
から分離し、 (d) 前記の再生された触媒を第2デンス床の粒子
として回収し、 (e) その再生された触媒を、前記の転化帯域へ戻
すべく前記の第2デンス床から取り出す、ことからなる
ものである。
を含有し、コークで汚染されて炭化水素転化帯域から取
り出される粒状の使用済み触媒の再生方法を提供するも
のであって、その方法は、 (a) 前記使用済み触媒と酸素含有再生ガスとを、
流動化粒子の第1デンス床に導入し、ここで前記のコー
クを燃焼させて前記の触媒を部分的に再生すると共に、
部分的に使用済みのCO含有再生ガスを生成させ、 (b) この部分的に再生された触媒と、部分的に使
用済みの再生ガスを直接前記の第1デンス床から上向き
に稀薄相に送って稀薄相移行ライザーに通過させ、この
稀薄相移行ライザー内で前記の部分的に再生された触媒
上のコークをさらに燃焼させると共に、前記のCO転化
プロモータを利用して前記のCOの少なくとも一部をC
O2に酸化し、 (C) こうして得られる再生された触媒を再生ガス
から分離し、 (d) 前記の再生された触媒を第2デンス床の粒子
として回収し、 (e) その再生された触媒を、前記の転化帯域へ戻
すべく前記の第2デンス床から取り出す、ことからなる
ものである。
CO転化プロモータは貴金属又は非貴金属の酸化物の1
種又は2種以上からなる。
種又は2種以上からなる。
好ましい貴金属酸化物は酸化白金と酸化パラジウムであ
る。
る。
好ましい非貴金属酸化物は、酸化バナジウム、酸化クロ
ム、酸化マンガン、酸化鉄、酸化コバルト、酸化ニッケ
ル、酸化鋼及び稀土類金属酸化物である。
ム、酸化マンガン、酸化鉄、酸化コバルト、酸化ニッケ
ル、酸化鋼及び稀土類金属酸化物である。
CO転化プロモータの触媒的有効量は、貴金属である場
合は全FCC触媒の0.5〜200wt .ppmであ
ることが好ましく、非貴金属である場合は全FCC触媒
の0.0 1〜2 0wt .%であることが好ましい
。
合は全FCC触媒の0.5〜200wt .ppmであ
ることが好ましく、非貴金属である場合は全FCC触媒
の0.0 1〜2 0wt .%であることが好ましい
。
本発明の特長はCOからCO2への本質的に完全な転化
が、稀薄相移行ライザー内で生起することである。
が、稀薄相移行ライザー内で生起することである。
ここで「本質的に完全な」とは、使用済み再生ガス中の
CO濃度が1 0 0 0 ppm 以下に、好ましく
は5 0 0ppm以下に減少することを意味する。
CO濃度が1 0 0 0 ppm 以下に、好ましく
は5 0 0ppm以下に減少することを意味する。
特許第950363号(特公昭53−31114号)明
細書に実施態様として記載した態様は、本発明について
も好ましい実施態様である。
細書に実施態様として記載した態様は、本発明について
も好ましい実施態様である。
尚、特許第950363号(特公昭53−31114号
)出願には、その発明を実施するのに適した装置の図面
が添付されているが、その図示の装置と全く同一の装置
が、本発明方法の実施にも適していることを付言する。
)出願には、その発明を実施するのに適した装置の図面
が添付されているが、その図示の装置と全く同一の装置
が、本発明方法の実施にも適していることを付言する。
添付図面はそうした装置の一例を示すものであって、こ
の装置では触媒的有効量のCO転化プロモータを含有す
る使用済み触媒が導管1から、酸素含有再生ガスが導管
2からそれぞれ第1デンス床3に導入される。
の装置では触媒的有効量のCO転化プロモータを含有す
る使用済み触媒が導管1から、酸素含有再生ガスが導管
2からそれぞれ第1デンス床3に導入される。
そして第1デンス床では使用済み触媒上のコースを燃焼
させて該触媒を部分的に再生すると共に、COを含有す
る部分的に使用済みの再生ガスを生成させる。
させて該触媒を部分的に再生すると共に、COを含有す
る部分的に使用済みの再生ガスを生成させる。
部分的に再生された触媒と部分的に使用済みの再生ガス
とは、第1デンス床3から稀薄相ライザー4に移行し、
ここを通過する間に部分的に再生された触媒上のコーク
はさらに燃焼せしめられ、また部分的に使用済みの再生
ガスに含まれるCOの少なくとも一部は前記のCO転化
プロモータの作用でCO2に酸化される。
とは、第1デンス床3から稀薄相ライザー4に移行し、
ここを通過する間に部分的に再生された触媒上のコーク
はさらに燃焼せしめられ、また部分的に使用済みの再生
ガスに含まれるCOの少なくとも一部は前記のCO転化
プロモータの作用でCO2に酸化される。
こうして再生された触媒は、触媒一ガス分離器5及びサ
イクロン6でガスから分離されて第2デンス床7に回収
され、導管8から炭化水素転化帯域に戻されるのである
。
イクロン6でガスから分離されて第2デンス床7に回収
され、導管8から炭化水素転化帯域に戻されるのである
。
使用済み再生ガスは出口9から装置外へ排出される。
念のため付け加えれば、図中の10は空気導管、11は
可燃性流体導管、12はストリツピング流導管を示す。
可燃性流体導管、12はストリツピング流導管を示す。
前記のプロモータを使用すれば、これを使用しない場合
に必要な温度よりも55℃程度低温でも同じ速度でCO
の転化を生起させることができ、またCO転化プロモー
タを使用しない場合の温度と同じ温度に於では、COの
転化速度を増大することができる。
に必要な温度よりも55℃程度低温でも同じ速度でCO
の転化を生起させることができ、またCO転化プロモー
タを使用しない場合の温度と同じ温度に於では、COの
転化速度を増大することができる。
COの転化速度を増大できるということは、商業的に殊
に重要である。
に重要である。
すなわち、稀薄相触媒床内に新鮮な再生ガスを均一に分
散させることが極めて困難であるため、CO転化プロモ
ータを使用しない場合には、充分に迅速なCO転化温度
を維持して再生帯域内で本質的に完全なCOの転化を生
起させるのに所望されるところの再生帯域温度又は新鮮
な再生ガス流量よりも高い再生帯域温度乃至は高い再生
ガス流量がしばしば必要とされる。
散させることが極めて困難であるため、CO転化プロモ
ータを使用しない場合には、充分に迅速なCO転化温度
を維持して再生帯域内で本質的に完全なCOの転化を生
起させるのに所望されるところの再生帯域温度又は新鮮
な再生ガス流量よりも高い再生帯域温度乃至は高い再生
ガス流量がしばしば必要とされる。
そして、再生帯域温度を上昇させるには、再生帯域内で
トーチオイルを燃焼させるか、あるいは炭化水素転化帯
域に戻すスラリーオイルを増量して使用済み触媒に多量
のコークを付着させ、以って再生帯域で燃焼するコーク
量を増大させる必要がある。
トーチオイルを燃焼させるか、あるいは炭化水素転化帯
域に戻すスラリーオイルを増量して使用済み触媒に多量
のコークを付着させ、以って再生帯域で燃焼するコーク
量を増大させる必要がある。
一方、新鮮な再生ガスの流量を増加することは、使用す
るブロアの容量を除外しても、しばしばサイクロン分離
装置に過剰の負荷をかけるばかりでなく、大気汚染規制
で許容される以上の多量の煙道ガス粉塵(触媒)を発生
させる。
るブロアの容量を除外しても、しばしばサイクロン分離
装置に過剰の負荷をかけるばかりでなく、大気汚染規制
で許容される以上の多量の煙道ガス粉塵(触媒)を発生
させる。
然るにCO転化プロモータを使用すれば、トーチオイル
又はスシリーオイルの循環量を削減することができ、ま
た新鮮な再生ガスの使用量を減少することができるため
、FCC装置のフレキシビリテイーを一層向上させるこ
とができるのである。
又はスシリーオイルの循環量を削減することができ、ま
た新鮮な再生ガスの使用量を減少することができるため
、FCC装置のフレキシビリテイーを一層向上させるこ
とができるのである。
CO転化プロモータ含有流動接触分解触媒を用いても、
コークの酸化速度自体は影響を受けないが、COの転化
速度は増大する。
コークの酸化速度自体は影響を受けないが、COの転化
速度は増大する。
CO転化プロモータを使用すると、COがらCO2への
転化反応の速度定数は、典型的には2〜5倍程度増大す
る。
転化反応の速度定数は、典型的には2〜5倍程度増大す
る。
従って、ある再生帯域温度の下では、CO転化プロモー
タが存在しない場合より存在した場合の方が速いCO転
化速度を得ることができる。
タが存在しない場合より存在した場合の方が速いCO転
化速度を得ることができる。
換言すれば、CO転化グロモータを用いることにより、
低い再生帯域温度でも前記プロモータを用いない場合と
同じCO転化速度を得ることができるのである。
低い再生帯域温度でも前記プロモータを用いない場合と
同じCO転化速度を得ることができるのである。
本発明の方法に用いて適当な触媒は、炭化水素をクラツ
キングする活性を備え、且つCO転化プロモータを含有
し、しかもFCCプロセスで流動化できる形状を持つす
べての触媒である。
キングする活性を備え、且つCO転化プロモータを含有
し、しかもFCCプロセスで流動化できる形状を持つす
べての触媒である。
CO転化プロモータは、クラッキング触媒の一成分とし
て、共沈法又は共ゲル化法の如き触媒製造技術で公知の
方法により、あるいはまた熱的に分解可能な塩の水溶液
に浸漬後、加熱乾燥して肖該塩を分解させる方法により
、シリカ及び/又はアルミナからなる周知の無定形FC
C触媒に、あるいはモレキュラーシーブ含有FCC触媒
に導入することができる。
て、共沈法又は共ゲル化法の如き触媒製造技術で公知の
方法により、あるいはまた熱的に分解可能な塩の水溶液
に浸漬後、加熱乾燥して肖該塩を分解させる方法により
、シリカ及び/又はアルミナからなる周知の無定形FC
C触媒に、あるいはモレキュラーシーブ含有FCC触媒
に導入することができる。
適当なモレキュラーシーブには、フオージャサイト、モ
ルデナイト、チャバザイト、セオライトX、ゼオライト
Y、などとして当業界で知られる天然又は合成のアルミ
ノシリケートが包含される。
ルデナイト、チャバザイト、セオライトX、ゼオライト
Y、などとして当業界で知られる天然又は合成のアルミ
ノシリケートが包含される。
実施例
本例は約1 0 wt−ppmの酸化白金からなるCO
転化プロモータを含有する触媒を、あるFCC装置で使
用した際に実現される利点を示すものである。
転化プロモータを含有する触媒を、あるFCC装置で使
用した際に実現される利点を示すものである。
得られた実験データはテスト1及び2についてそれぞれ
第1表に示す。
第1表に示す。
CO転化プロモータを含有した触媒を使用しない場合に
は、再生帯域から出る煙道ガスのCO濃度が所望の50
0Vol−ppm以下になるよう再生帯域温度を高める
ために、空気ヒータを絶えず稼動させ、供給物予熱器を
使用し、さらに炭化水素転化帯域へ戻すスラリーオイル
の量を増加させる必要があった。
は、再生帯域から出る煙道ガスのCO濃度が所望の50
0Vol−ppm以下になるよう再生帯域温度を高める
ために、空気ヒータを絶えず稼動させ、供給物予熱器を
使用し、さらに炭化水素転化帯域へ戻すスラリーオイル
の量を増加させる必要があった。
テスト1では、空気ヒータの温度は379℃、供給物予
熱器の温度は308℃、スラリー循環量は17.2m3
/hrであった。
熱器の温度は308℃、スラリー循環量は17.2m3
/hrであった。
こうした条件は再生帯域温度を737〜761℃の範囲
とし、当該温度に於て、煙道ガス中のCO濃度は500
vol.ppm以下であった。
とし、当該温度に於て、煙道ガス中のCO濃度は500
vol.ppm以下であった。
テスト2について示すデータは、酸化白金からなるCO
転化プロモータを含有するFCC触媒を使用することに
よって、テスト1の場合より55℃低い再生帯域温度で
、CO濃度を所望の500vol.ppm以下にできる
ことを示している。
転化プロモータを含有するFCC触媒を使用することに
よって、テスト1の場合より55℃低い再生帯域温度で
、CO濃度を所望の500vol.ppm以下にできる
ことを示している。
このように再生帯域温度が低くても差支えないことは、
空気ヒータ温度を379℃から171℃に、供給物予熱
器温度を308℃から271℃に、またスラリーオイル
循環量を17.2m3/hrから10.5m3/hrに
、それぞれ低下させることを許容するものであった。
空気ヒータ温度を379℃から171℃に、供給物予熱
器温度を308℃から271℃に、またスラリーオイル
循環量を17.2m3/hrから10.5m3/hrに
、それぞれ低下させることを許容するものであった。
このことはユーティリティコストが節減でき、新鮮な供
給物(使用済み触媒)の供給量を僅かながら増大させる
ことができることを意味する。
給物(使用済み触媒)の供給量を僅かながら増大させる
ことができることを意味する。
低温再生が可能であることに加えて、CO転化プロモー
タ含有触媒を使用すれば、煙道ガスを所望のCO濃度に
するのに要する新鮮な再生ガス(空気)の流量を減少さ
せることもできる。
タ含有触媒を使用すれば、煙道ガスを所望のCO濃度に
するのに要する新鮮な再生ガス(空気)の流量を減少さ
せることもできる。
サイクロン分離器の設 限界付近で操作されるFCC装
置に於ては、再生ガス量の減少は装置から出る粉塵量を
減少させる。
置に於ては、再生ガス量の減少は装置から出る粉塵量を
減少させる。
そしてサイクロンの分離効率に問題がなければ、CO転
化プロモータを含まない触媒を再生する場合と同じ程度
の新鮮な再生ガス量でも使用済み触媒の供給量を増加さ
せることもできるのである。
化プロモータを含まない触媒を再生する場合と同じ程度
の新鮮な再生ガス量でも使用済み触媒の供給量を増加さ
せることもできるのである。
追加の関係
特許第950363号(特公昭5 3 −31114号
)発明は、コークで汚染されて炭化水素転化帯域から取
り出される使用済み流動接触分解触媒上のコークを酸化
し、生成された一酸化炭素を二酸化炭素に接触的に酸化
して使用済み流動接触分解触媒を再生する方法に関する
ものであるが、本発明は前記の使用済み流動接触分解触
媒にCO転化プロモータを含有させて再生する方法に係
り、両発明は特許法第31条第1号の関係にある。
)発明は、コークで汚染されて炭化水素転化帯域から取
り出される使用済み流動接触分解触媒上のコークを酸化
し、生成された一酸化炭素を二酸化炭素に接触的に酸化
して使用済み流動接触分解触媒を再生する方法に関する
ものであるが、本発明は前記の使用済み流動接触分解触
媒にCO転化プロモータを含有させて再生する方法に係
り、両発明は特許法第31条第1号の関係にある。
添付図面は本発明の実施に適した装置の説明図である。
1;使用済み触媒導管、2;酸素含有再生ガス導管、3
;第1デンス床、4;稀薄相移行ライザ5;触媒一ガス
分離器、6;サイクロン、7;第2デンス床、8;再生
触媒導管、9;使用済み再生ガス出口。
;第1デンス床、4;稀薄相移行ライザ5;触媒一ガス
分離器、6;サイクロン、7;第2デンス床、8;再生
触媒導管、9;使用済み再生ガス出口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1(a)触媒的有効量のCO転化プロモータを含有し、
炭化水素転化帯域から取り出されるコークで汚染された
粒状の使用済砧虫媒と、酸素含有再生ガスとを、流動化
粒子の第1デンス床に導入し、ここに於て前記コークを
燃焼させて前記の触媒を部分的に再生すると共に、CO
を含有する部分的に使用済みの再生ガスを生成させ、(
b) 部分的に再生された触媒と部分的に使用済みの再
生ガスとを、前記のデンス床から上向きに直接稀薄相に
送り、さらに稀薄相移行ライザーに通過させ、この稀薄
相移行ライザー内で前記の部分的に再生された触媒上の
コークをさらに燃焼させると共に、前記のCO転化プロ
モータを利用して前記のCOの少なくとも一部をCO2
に酸化し、 (e) こうして再生された触媒を、再生ガスから分
離し、 (d) 前記の再生された触媒を第2デンス床の粒子
として回収し、 (e) 再生された触媒を前記の第2デンス床から、
前記の転化帯域へ戻すべく、取り出すことからなる前記
使用済み触媒の再生法。 2 前記のCO転化プロモータが酸化白金である特許請
求の範囲第1項記載の方法。 3 前記の触媒的有効量が触媒の0.5〜200wt.
ppm.である特許請求の範囲第2項記載の方法。 4 本質的にすべてのCOが前記の稀薄相移行ライザー
内でCO2に酸化される特許請求の範囲第1項乃至第3
項のいずれか1項記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US61747475A | 1975-09-29 | 1975-09-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5242491A JPS5242491A (en) | 1977-04-02 |
JPS5814261B2 true JPS5814261B2 (ja) | 1983-03-18 |
Family
ID=24473791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51107647A Expired JPS5814261B2 (ja) | 1975-09-29 | 1976-09-08 | デンス相床でコ−クを酸化し、稀薄相移行ライザ−で一酸化炭素を接触転化する流動触媒の再生法 |
Country Status (27)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5814261B2 (ja) |
AR (1) | AR218614A1 (ja) |
AT (1) | AT357988B (ja) |
AU (1) | AU501212B2 (ja) |
BE (1) | BE846037R (ja) |
BG (1) | BG41303A3 (ja) |
BR (1) | BR7606466A (ja) |
CA (1) | CA1078805A (ja) |
CS (1) | CS191886B2 (ja) |
DD (1) | DD128386A5 (ja) |
DE (1) | DE2636217C3 (ja) |
DK (1) | DK436176A (ja) |
ES (1) | ES451916A2 (ja) |
FI (1) | FI61514C (ja) |
FR (1) | FR2325429A2 (ja) |
GB (1) | GB1551788A (ja) |
IE (1) | IE43943B1 (ja) |
IN (1) | IN145334B (ja) |
IT (1) | IT1080509B (ja) |
MX (1) | MX146294A (ja) |
NL (1) | NL7609876A (ja) |
PH (1) | PH13627A (ja) |
PL (1) | PL106688B3 (ja) |
PT (1) | PT65495B (ja) |
SE (1) | SE428762B (ja) |
YU (1) | YU39972B (ja) |
ZA (1) | ZA765780B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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