JPS58141121A - コ−ヒ−ミル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はミルケース内に入れたコーヒー豆を回転駆動さ
れるカッターにより粉砕するコーヒーミルに関し、特に
コーヒー豆粉砕中にコーヒー豆の不良成分を除去するよ
うにしたコーヒミルに関する。

ひきたてのコーヒー粉末を使用することが美味りいコー
ヒーを抽出するために必要であることは一般的に常識化
されているが、更に、美味しさを向上させるには、抽出
に使用するコーヒー粉本から美味しさにとって不用な不
良成分を除去することが必要不可欠なことである。

特に、コーヒー豆の一゛成分であるシルバースキンと称
される渋皮と、粉砕によって生じる微粉末はコーヒ一本
来の味を損ねるものであり、いわゆる専門の店ではこの
渋皮と微粉末を取り除いてコーヒー液の抽出を行ってい
る所もあるほどである。

しかし、従来の一般家庭で用いられているコーヒーミル
においては、コーヒー豆全体を一気に粉砕する方法であ
るため、粉砕されたコーヒー粉末の中に前記渋皮と微粉
末とが一様に混入してしまい、粉砕後に分離することは
極めて困難で、かつ面倒であった。

そこで本発明は、以上のような従来の実情に鑑み、コー
ヒー豆粉砕中に生じせしめた空気流により渋皮と微粉末
とを吐出孔よりミルケース外に搬送して容易かつ確実に
前記不良成分を除去できるコーヒーミルを提供するもの
である。

以下、本発明の一実施例を第１図〜第４図に基づいて説
明する。

第１図〜第３図において、１はモータ２を内蔵したモー
タケースで、このモータケース１上にはコーヒー豆粉砕
用カッター４を装備したミルケース３が着脱自在に載置
され、モータ２の回転はカップリング６及１／６’によ
ってカッター４に伝達されるようになっている。７はミ
ルケース３と着脱自在にＴｈｅするミル７タであり、該
ミル７り７の中央部には外気導入孔１５が設けられ、更
らに該導入孔１５は下方に延設されて円筒９が形成され
、カッター４の直上方に臨んでいる。

ミル７タ７の内側には、第２図中Ｃで示すカッター４の
回転方向に従って外周から中心方向に向ってわん曲する
〃イド１０が設けられ、このがイド１０の外側に対応し
たミル７タ７の周壁部にはミルケース３内の空気を吐出
する吐出孔１６が設けられている。更に〃イド１０と吐
出孔１６の開には、カッター１４の回転方向Ｃに対して
逆の方向から吐出孔１６に空気流を導く遮へ一１〃イド
１１が下向きに折曲形成されてνする。

一方、５はカッター４の一部に下向外に折曲形成された
翼車で、該カッター４の回転時ミルケース内に矢印Ｐで
示されるような空気流を効果的−二作る。

吐出孔１６の外側には不良成分の捕集ケース８がミル７
タ７に対して着脱自在に取り付けられており、該捕集ケ
ース８の一部にはフィルター１４が取り付けられている
。捕集ケース８にはミ７し７り７に取り付けた状態で、
吐出孔１６と対応する位置に導入穴１７が設けられて１
％る。

次に、上記実施例の構成によるコーヒーリレのコーヒー
豆粉砕過程及び不良成分除去過程につν１で説明する。

まず、コーヒー豆をミルケース３の中に入れ、第１図に
示すように各部品をセットした後、モータ２に通電し、
カッター４を高速回転させると、該カッター４によって
コーヒー豆が粉砕される。

粉砕が始まると、第４図に示すコーヒー（Ｌの渋皮１２
と実１３とが分離し、共に時間の経過に従って細かくな
っていく。

カンタ−４の回転に伴う翼車５の遠心７アン効果によっ
て作られた空気流は、図中Ｐ及びＱで示す矢印の如く生
じる。

即ち、粉砕過程のコーヒー豆は、ガイド１０に衝突しな
がらカッター４の回転方向Ｃと同方向にミルケース３と
ミル７タ７とで構成される空間内を回転する。

重量の極めて軽い渋皮と実の微粉末等の不良成分は、が
イド１０の終端Ｅ＊でくると、がイド１０の裏側へ回り
込み、吐出孔１６を通って捕集ケース８内に流れ込む空
気流によって方向を変えられ、捕集ケース８内に搬送さ
れる。そしてフィルター１４によってろ過され、渋皮と
微粉末等の不良成分は捕集ケース８内に捕獲され、空気
のみが捕集ケース８外に排出される。従って運転中に即
ちコーヒー豆を粉砕しながら連続して不良成分を捕集ケ
ーｉ８内に集中的に分離捕獲できる。

コーヒー液抽出に必要とする大きめの粒子状のコーヒー
粉は、〃イド１０の終端Ｅに達しても、その慣性によっ
てカッター４の回転と同）ｊ向の移動を続け、空気流に
よって捕集ケース８の力に運び込まれることはなく、ミ
ルケース３内底部に堆積する。

以上のようにしてコーヒー豆を粉砕した後は、ミル７タ
７をミルケース３から取り外し、該ミルケース３内の粒
子状のコーヒー粉を取り出して使用する一方、必要に応
じ捕集ケース８もミル７り７から取り外して、捕獲され
た渋皮及び微粉末等の不良成分を導入穴１７から廃棄す
ればよい。

以上実施例の構成によれば、コーヒー豆の粉砕時、カッ
ター４の回転により生じた空気流により、コーヒー豆の
渋皮及び微粉末等をミルケース３の外側にある捕集ケー
ス８に運び込んで効率良くがつ集中的′に分離捕獲でき
、コーヒーの美味しさにとって不用な不良成分を除去す
ることができるから、コーヒーの美味しさを一段と向上
でき、特に、粉砕後のコーヒー粉末の中かられざわざ不
良成分を取り除くという困難かつ面倒な作業が不要であ
リ、その簡便さと効用は非常に大軽い。しかも渋皮等不
良成分が捕獲される捕集ケース８は外部から取り付け、
取り外し等の操作が容易に行えるので、使い易く、清掃
もし易い。更らにはフィルター１４の効果により清浄な
空気のみが捕集ケース８から排出されるため、ミル本体
周辺に捕獲した不良成分が飛散したりして汚すよ）なこ
ともなく、安心して使用することができる。

さらに本実施例によれば、外気の導入孔１５はミルケー
ス３内空間に対して円筒９を介してカッター４の直上方
に開口するように構成したから、翼車５の遠心ファン効
果を大きく高めることができる。又、吐出孔１６の下側
には遮へいガイド１１を設けているから、コーヒー豆粉
砕直後、カッター４及び翼車５によってはね飛ばされた
コーヒー粒子が直接吐出孔１６から捕集ケース８内に飛
び込むこともなく、又ガイド１０の裏側へ回り込んで吐
出孔１６を通過する空気流を滑らかなものとすることが
でき、不良成分の捕獲を効率良く行える。更に、がイド
１０によってミルケース３内にあるコーヒー豆は、外側
から中心に向ってかくはんされるため、コーヒー豆が均
一に粉砕されるという効果もある。

以上の説明によって明らかにされた実施例は、本発明の
構造的制約を示すものではなく、要するに本発明は、ミ
ルケース３内に外気を導入する導入孔１５と、ミルケー
ス３内の空気をミルケース３外に吐出する吐出孔１６を
設けた構造であればよく、又カッターも翼車を設けずと
も、カッター自体に遠心ファン効果をもたせて吐出孔１
６より不良成分を送り出せる構成であればよい。

以上説明したように、本発明は、ミルケース内に外気を
導入する導入孔とミルケース内の空気を外部へ吐出する
吐出孔を設け、コーヒー粉砕時に生じせしめた前記導入
孔から吐出孔に至る空気流により、コーヒー豆中の渋皮
及び微粉末等の不良成分を前記吐出孔からミルケース外
に送って分離排出するようにしたから二鎖不良成分を容
易かつ確実に除去でき、このような不良成分を除去した
コーヒー粉末により、より美味しいコーヒー液を得られ
るコーヒーミルを提供することがで終る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るコーヒーミルの構造を示す縦断面
図、第２図は同上のコーヒーミルの要部分解斜視図、第
３図は同上のコーヒーミルにおけるミル７タの平面図、
第４図はコーヒー豆の断面略図である。 ３はミルケース、４はカッター、７はミル７り、１５は
導入孔、１６は吐出孔。 代理人　葛　野　信　−（他１名） 才ｌＴＭ ｉｒ２回 ７５ ヤ３８ ＋４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ミルケース内に回転駆動されるコーヒー豆粉砕用カッタ
   ーを設置してなるコーヒーミルにおいて、前記ミルケー
   ス内に外気を導入する導入孔と、ミルケース内の空気を
   外部へ吐出する吐出孔を設けるとともに、前記カッター
   の回転時に、前記導入孔から吐出孔に至る空気流を生じ
   せしめ、この空気流によって前記吐出孔からコーヒー豆
   の不良成分を排出するようにしたことを特徴とするコー
   ヒーミル。