JPS5814092A

JPS5814092A - インタ−ナルポンプ取扱装置

Info

Publication number: JPS5814092A
Application number: JP56111925A
Authority: JP
Inventors: 元比古木村
Original assignee: Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1981-07-17
Filing date: 1981-07-17
Publication date: 1983-01-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は原子炉内のインターナルポンプの点検整備時に
各種の作業を行うインターナルポンプ取扱装置に関する
。

一般に沸騰水型原子炉では原子炉圧力容器外の゛再循環
ポンプと原子炉圧力容器内のジェットポンプとで冷却材
の再循環を行なうが、このような何循環系では構造が複
雑になシジエ，トポンプがキャビテーションを起こしや
すく、マた原子炉圧力容器と再循１１Ｉ７ｔ？ンゾとの
間の配管は冷却材のバウンダリとなるため、この配管の
破断によシ冷却材喪失の可能性が生じる不具合がある．
そこで、原子炉圧力容器内にポンプを内蔵し直接冷却材
を循環させるインターナルポンプを用いることが試みら
れている。このインターナルポンプはポンプ本体を伸子
炉圧力容器内に収容し、このポンプ本体は原子炉圧力容
器の下鏡部にその内側に突出して形成されたインターナ
ルポンプノズルの内側端部に取付けられている。そして
このポンプ本体は」二りピインターナルポンプノズル内
に挿通された回転軸を介して原子炉圧力容器外に設けら
れたモータによシ駆動されている。そして定期点検等の
際には第１図に示すように、まず原子炉の運転を停止し
て、図中１の原子炉圧力容器内に水を満たし、原子ｌつ
゛エル２内に水を満たして放射線を遮蔽する。

その後、作業フロア３上から原子炉格納容器蓋、原子炉
圧力容器蓋、蒸気乾燥器等（いずれも図示せず）を取外
す。そして作業フロア３を移動する燃料交換機４上の吊
上機５、天井クレーン６等で各種作業用の専用工Ｊｉ１
．７を吊降ろす。この専用工具７けインターナルポンプ
１を取外して、原子炉圧力容器Ｊ外へ取出す。そしてこ
のインターナルポンプ、、！け整備施設へ搬入されて点
検・整備される。ところが、上述のような作業は原子炉
圧力容器内面ＪＡと炉心シェラウド９の外周面９Ａとの
狭小な間隙に配置され、しかも水面下２０数ｍの位置に
あるインターナルポンプ８を取扱う作業であるため、作
業用工具７の位置決め、動作の確認等が１かしく、非常
に因数な作業が予想される。このため点検・整備に長時
間を要し原子炉の運転停止期間が長くなシ稼動率が低下
する不具合がある。また、点検・整備に長時間を要する
ことは作業員の放射線級曝の点からも好ましくない。さ
らに、吊上げ、吊下げ動作中に専用ゴニ貝７が揺動して
、原子炉圧力容器内面ＪＡおよび炉心シュラウド外周面
９Ａ等にぶつかシ、専用工具７に把持されたインターナ
ルポンプ８０部品を損傷してしまう不具合も生じる。

未発ＢＡＦｉ以上のような事情を考ｌしてなされたもの
で、その目的とするところは、インターナルポンプの点
検・整備に際して、その作業を容易かつ確実に行なえる
インターナルポンプ取扱装置を提供することにある。そ
して、本発明によるインターナルポンプ取扱装置は、原
子炉圧力容器内周面または炉心シーラウド外周面に上下
方向に走行路を設け、作業機構を備えた移動体をこの走
行路に案内させてインターナルポンプの位置まで移動さ
せるように構成したものであって、作業機構の位置決め
を容易におこなうことができ作業能率が向上するととも
、に炉内構造物を損傷することを′Ｒ１実に防止できる
ものである。

以下、本発明の一実施例を第２図ないし第５図にしたが
って説明する。図中１は原子炉圧力容器であって、この
原子炉圧力容器１内には炉心シェラウド９が設けられて
おル、この炉心シ＾ラウド９内には炉心（図示せず）が
収容されている。そして、この原子炉圧力容器Ｊの下部
には複数個のインターナルポンプ８・・・が設ケラれて
いる。これらインターナルポンプ８は原子炉圧力容器ノ
の下鏡部を貫通して設けられ、周方向に配列され、炉心
シェラウド９の外周面と原子炉圧力容器１の内周面との
間に位置している。そして冷却材はこれらインターナル
ポンプ８・・・によって炉心シーラウド９の外周面と原
子炉圧力容器１の内周面との間を通ル、原子炉圧力容器
Ｊの下部プレナムに送られ、この下部プレナムから炉心
内に流入するように構成されている。そして上記炉心シ
ェラウド９の外周面には各インターナルポンプ８・・・
にそれぞれ対応して走行路１０・・・が取付けられてい
る。これら走行路１０・・・は互に平行に配置された一
対のレールＩＯＡ・・・から構成され、これら一対のレ
ール５− １０ｋ・・・の互に対向する面には案内溝ＪＯＢ・・・
が形成されている。そしてこれら走行路１ｏ・・・は直
線状をなし、上下方向に沿って設けられ、その下端はイ
ンターナルポンプ８・・・のＪＥｈに位置し、また上端
は炉心シュラウド９の上部に達している。そしてこの走
行路１０・・・の下端部にはストッパー６・・・が設け
られ、と自らのストツノ４１６・・・はインターナルポ
ンプ８・・・に対シテ所定の位置に設けられている。首
た、これら走行路ＪＯ・・・のレールＪＤＡ・・・の上
端部にはそれぞれ装着案内部１１・・・が形成され、こ
れら装置案内部ノー・・・の互に対向する面に＃′ｉ装
着案内溝ＪＪＡ・・・が形成されている。そして、これ
ら装置徴集内溝７ＸＡ・・・の下端ね、上記レールＩＯＡ・・
・の案内溝ＪＯＢ・・・に日溜に）！）Ｉ続し、また土
部は上方にゆくにしたがって炉心シェラウド９の周方向
および径方向に拡がっている。そして、とれらの走行路
１０・・・にけ移動体−Ｌノーが装着されるように構成
されている。以下この移動＃Ｊ　Ｊの構成を説明する。

１１！Ａ＃ｉその本住であって、６一この本体１２には吊下部１２Ｂを介して燃料交換機４の
吊上機等５からワイヤローゾ１３によシ吊下され、上記
走行路に案内されて上下に移動するように構成されてい
る。そしてこの本体にはピストン１４ｋ・・・、車輪１
４Ｂ・・・からなる本体保持部１４が設けられている。

この本体保持部１４は燃料交換機４の空気圧ユニッ）４
ＡによってエアホースＪ５を介して駆動され、本体保持
機構を構成している。また、本体Ｊ２にはインターナル
ポンプ８の取付、取外し、その他の作業をなす各種の取
扱作業機構１７が選択的に取付けられ、この取扱作業機
構Ｊ７も上記空気圧ユニッ）４Ａで駆動される。この９
気圧ユニツ）４Ａは切換弁を内蔵しておル、燃料交換機
４上から上記本体保持機構１４および取扱作業機構Ｊ７
を遠隔的に操作ができるよう構成されている。上記本体
保持部Ｊ４のピストン１４ｋ・・・も上記９気圧ユニツ
）ＪＡにより駆動され、これらピストンＪ４Ａ・・・に
よって上記４個の車輪２４Ｂ・・・は同じ圧力で同じ量
だけ本体１２の両側から突出される。このようなインタ
ーナルポンプ取扱装置を使ってインターナルポンプの分
解作業をする場合、本体Ｊ２Ａは上記燃料交換機４で取
扱作業機＃７Ｊ７を装着され吊上機５によシ水を満たし
た原子炉ウェル２内に降ろされる。そして、本体１２人
は燃料交換機４上から目視で装着案内部１ノ直」二へ誘
導され装着案内部１１内へ降下する。このとき車輪１４
Ｂは引込み位置にあるので本体１２には容易に装着案内
部１ノから走行路１０・・・内へ案内される。そして本
体Ｊ、？Ａが定行路１０・・・内へ降下したのを確認し
た後、上記燃料交ｍｔｒり４上の空気圧ユニッ）４Ａを
操作して重輪１４Ｂ・・・を押出し位置にセットする。

このとき、ピストンＪ４Ａ・・・は４個の車輪１４Ｂ・
・・を互に同じ量だけ押出すので本体１２Ａは走行路ノ
０・・・の中央に位置決めされ、この本体Ｊ２Ａはこの
走行路１０・・・に移動自在に装着される。そして、上
記移動体は全体の自重によシ定行路１ｏ・・・に沿って
降下させる。なおインターナルポンプ８に取扱作業機構
１７が達した後、上記を気圧ユニッ）４Ａを操作して取
扱作業機構Ｊ７を駆動したとえばインペラ８Ａを把持す
る。燃料交換機４上から目視によシ取扱作業機構Ｊ７が
インベ２８Ａを把持したことを確認した後、本体１２に
は吊上機５によシ吊上げられ、上記走行路１０・・・に
沿って上昇し、上記移動台上へ回収される。

そして移動体Ｊノは別の取扱作業機構、たとえばディツ
ー−デー用の取扱作業機構に換装され再び同様の作業を
行なう。なお、上記走行路１０・・・の下端部にはスト
ツノ４？１５・・・が設けられているので、移動体１２
が走行路１０・・・から落下することが防止される。ま
た、インターナルポンプの組立作業の場合には上述の分
解作業の逆の順序で行なえばよい。

このようなインターナルポンプ取扱装置では比較的水深
の浅い位置にある上記装着案内部ＩＪに移動体１２も導
入すれば、移動体１２は上記走行路、諜沿・て降下しイ
ンターナルポンプ直上まで導かれるので、従来のような
水面９− 下２０数ｍの位置にあるインターナルポンプまで燃料交
換機４上から目視で作業用工具を誘導しなければならな
い因数な作秦ｆ要せず、容易に取扱作業機構をインター
ナル、Ｉ？ンプの位置壕で誘導でき作業時間を短縮する
ことができる。

よって、原子炉の運転較正期間を短縮でき、作業員の放
射線被曝も軽減できる。また移動体１２は走行路１ｏ・
・・に保持されて上下するので上昇・下降中に駆動する
ことなく原子炉圧力容器内面ＩＡや炉心シーラウド外周
面９Ａにぶつかることもなく、安全・確夾にインターナ
ルポンプの点検・整備作業を行なうことができる。

本発明は以上のよりな一実施例に限らず、走行路１０・
・・および本体保持部１４は一本のレールを両側から車
輪で挾持するようなものでよい。

また、本体保持部ムコおよび取扱作業機Ｉ＃１７の駆動
源は空気圧に限らずたとえば水圧を利用することもでき
る。

以上、説明したように本発明に係るインターナルポンプ
取扱装置は、原子炉圧力容器内周面１０− または炉心シーラウド外周面に上下方向に沿って設けら
れた走行路と、この赤行路に着脱自在に装置されこの歩
行路に案内されると共にインターナルポンプの取扱作業
機構が設けられ作業フロアから遠隔的に操作される移動
体とを具備したものである。したがって取扱作業機構を
所輩の作業位置へ容易に訪導することができ、作業時間
を短縮し作業員の放射線被曝をも軽減できる。また上記
本体は上記走行路に保持され原子炉圧力容器内を上下し
上昇・下降中に揺動することなく、原子炉圧力容器内壁
や炉心シーラウド外面にぶつかることもないので取扱作
業機構や部品等を損傷する虞れもなくなる等その効果は
大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の構成図、第２図は本発明の実施例の構
成図、第３図は同側面図、第４図は第３図のｍＶ−ＩＶ
矢視図、第５図は第４図のＶ−■断面図である。１０・・・走行路、ｌｌ・・・装着案内部、１２・・・
移町ｊ、１７・・・取扱作業機構。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）原子炉圧力容器内周面または炉心シ具ラウド外周
面に上下方向に沿って設けられた走行路と、この走行路
に着脱自在に装着されこの走行路に案内されると共にイ
ンターナルポンプの取扱作業機構が設けられ作業フロア
から遠隔的に操作される移動体とを具備したことを特徴
とするインターナルポンプ取扱装置。
（２）前記走行路上端部には上記移動体の装着港を案内する装態案内部が形成されていることを特徴とす
る特許ンターナルポンプ取扱装置。