JPS5814048Y2 - チヨクリユウtigア−クヨウセツキ - Google Patents
チヨクリユウtigア−クヨウセツキInfo
- Publication number
- JPS5814048Y2 JPS5814048Y2 JP1975180092U JP18009275U JPS5814048Y2 JP S5814048 Y2 JPS5814048 Y2 JP S5814048Y2 JP 1975180092 U JP1975180092 U JP 1975180092U JP 18009275 U JP18009275 U JP 18009275U JP S5814048 Y2 JPS5814048 Y2 JP S5814048Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- arc
- transformer
- rectifier circuit
- tig arc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Arc Welding Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、単相漏洩変圧器を溶接電源とする交流・直流
TIGアーク溶接機の改良に関する。
TIGアーク溶接機の改良に関する。
一般に、直流TIGアーク溶接を行う場合、タングステ
ン電極は熱陰極として使用することが知られているが、
アークスター1〜時において未だ電極温度が上昇してい
ない時には冷陰極として動作する。
ン電極は熱陰極として使用することが知られているが、
アークスター1〜時において未だ電極温度が上昇してい
ない時には冷陰極として動作する。
したがって小電流の場合、タングステン電極に発生した
陰極点がクリーニング作用の陰極点と同様に酸化皮膜の
ある所を求めて走り回り電極上方にはい−Lがる。
陰極点がクリーニング作用の陰極点と同様に酸化皮膜の
ある所を求めて走り回り電極上方にはい−Lがる。
そのためアーク電圧が上がり電流が減少し、アークが消
失するという事が起こりやすく、アークスタートが非常
に困難となる。
失するという事が起こりやすく、アークスタートが非常
に困難となる。
また電源から遠く離れて溶接を行う場合には、アーク起
動を容易ならしめるのに必要な高周波が途中のケーブル
から漏れてしまうために一層この傾向が強まる。
動を容易ならしめるのに必要な高周波が途中のケーブル
から漏れてしまうために一層この傾向が強まる。
従来は、第1図か第2図のように主変圧器と別に別巻線
か別の変圧器を設け、高い無負荷電圧と小電流を供給し
うる重量回路を主の整流回路に並列に接続していた。
か別の変圧器を設け、高い無負荷電圧と小電流を供給し
うる重量回路を主の整流回路に並列に接続していた。
すなわち、第1図では、溶接変圧器1の二次側に重畳用
巻線2を設け、ダイオードのブリッジ回路3で全波整流
を行い、抵抗4および5を用いて適当な電流を選定して
主の溶接電流に重畳を行っている。
巻線2を設け、ダイオードのブリッジ回路3で全波整流
を行い、抵抗4および5を用いて適当な電流を選定して
主の溶接電流に重畳を行っている。
この場合、重畳用巻線2は漏洩変圧器として構成されて
いないため、無負荷、負荷いずれの時も重畳用巻線2の
両端電圧は高い電圧を有している。
いないため、無負荷、負荷いずれの時も重畳用巻線2の
両端電圧は高い電圧を有している。
このため、常に大きな電圧が抵抗4および5にかかり、
抵抗4,5の容量が大きくなる欠点を有し、また重畳巻
線2は重畳電流が小電流であるので非常に線径の細い巻
線を多く巻く必要があす、シたがって製造上難しく、ま
た強度的にも問題があった。
抵抗4,5の容量が大きくなる欠点を有し、また重畳巻
線2は重畳電流が小電流であるので非常に線径の細い巻
線を多く巻く必要があす、シたがって製造上難しく、ま
た強度的にも問題があった。
なお6,7,8.9は溶接出力用整流回路を構成するダ
イオード、10はタングステン電極、11は被溶接物で
ある。
イオード、10はタングステン電極、11は被溶接物で
ある。
また第2図の従来例は、重畳回路用に別変圧器2′を用
いた点が第1図と異なり、ダイオードブリッジ回路3を
用いて全波整流を行い、抵抗4および5で適当な電流を
選定して主の溶接電流に重畳を行っている。
いた点が第1図と異なり、ダイオードブリッジ回路3を
用いて全波整流を行い、抵抗4および5で適当な電流を
選定して主の溶接電流に重畳を行っている。
この場合も、前記と同様に別変圧器が漏洩変圧器として
構成されていないため、無負荷、負荷いずれの時も別変
圧器の両端電圧は高い電圧を有している。
構成されていないため、無負荷、負荷いずれの時も別変
圧器の両端電圧は高い電圧を有している。
このため、常に大きな電圧が抵抗4および5にかかるた
めに、容量が大きくなる。
めに、容量が大きくなる。
そして重畳回路に別変圧器2′を用いるために前記に比
べ価格が割高となる欠点があった。
べ価格が割高となる欠点があった。
本考案は、このような従来の欠点を除去するためにその
一実施例を第3図に示すように、全波二倍電圧整流回路
Rを構成して溶接機変圧器二次側に主整流回路と並列に
接続することによりアークスタート時に高電圧、小電流
を主回路に供給し、直流TIGアーク溶接機のアークス
タートを良好にし、低電流におけるアーク安定性を向−
ヒしたものである。
一実施例を第3図に示すように、全波二倍電圧整流回路
Rを構成して溶接機変圧器二次側に主整流回路と並列に
接続することによりアークスタート時に高電圧、小電流
を主回路に供給し、直流TIGアーク溶接機のアークス
タートを良好にし、低電流におけるアーク安定性を向−
ヒしたものである。
すなわち、図において、12は単相漏洩変圧器、Rは先
に説明した全波二倍電圧整流回路であり、倍電圧用ダイ
オード13,14、AC用コンデ゛ンサ15,16、抵
抗17.18より構成されている。
に説明した全波二倍電圧整流回路であり、倍電圧用ダイ
オード13,14、AC用コンデ゛ンサ15,16、抵
抗17.18より構成されている。
なお6〜11は第1.2図のものと同一で゛ある。
このように全波二倍電圧整流回路Rを接続することによ
り、アークスタート時に変圧器12の二次無負荷電圧の
約2倍近い電圧が得られ、アークスタート時に小電流を
重畳されることが可能となる。
り、アークスタート時に変圧器12の二次無負荷電圧の
約2倍近い電圧が得られ、アークスタート時に小電流を
重畳されることが可能となる。
そしてアークがスタートすれば、変圧器12は漏洩変圧
器となっているため、アーク発生により出力電流が流れ
ればその二次電圧は低い電圧となる。
器となっているため、アーク発生により出力電流が流れ
ればその二次電圧は低い電圧となる。
したがってアーク発生以後は抵抗17.18に印加され
る電圧は小さな電圧値となる。
る電圧は小さな電圧値となる。
その結果として、抵抗17.18の定格電力を小さくす
ることができる。
ることができる。
そしてコンテ゛ンサ15,16もアーク発生以後はその
印加電圧が小さくなるため、温度上昇も低く抑えること
ができる。
印加電圧が小さくなるため、温度上昇も低く抑えること
ができる。
以上のように本考案の溶接機によれば、重畳用変圧器や
重畳巻線を別に設けることなく、アークスタート時の高
い無負荷電圧を実現することができる。
重畳巻線を別に設けることなく、アークスタート時の高
い無負荷電圧を実現することができる。
第1図、第2図はそれぞれ従来の直流TIGアーク溶接
機の回路図、第3図は本考案による直流TIGアーク溶
接機の一実施例の回路図である。 6.7,8.9・・・・・・溶接出力用整流回路を構成
するダイオード、12・・・・・・単相漏洩変圧器、R
・・・・・・全波二倍電圧整流回路。
機の回路図、第3図は本考案による直流TIGアーク溶
接機の一実施例の回路図である。 6.7,8.9・・・・・・溶接出力用整流回路を構成
するダイオード、12・・・・・・単相漏洩変圧器、R
・・・・・・全波二倍電圧整流回路。
Claims (1)
- 単相漏洩変圧器のニニ次コイルに溶接出力用整流回路を
接続するとともに、その溶接出力用整流回路と並列に全
波二倍電圧整流回路を接続した直流TIGアーク溶接機
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975180092U JPS5814048Y2 (ja) | 1975-12-29 | 1975-12-29 | チヨクリユウtigア−クヨウセツキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975180092U JPS5814048Y2 (ja) | 1975-12-29 | 1975-12-29 | チヨクリユウtigア−クヨウセツキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5290526U JPS5290526U (ja) | 1977-07-06 |
JPS5814048Y2 true JPS5814048Y2 (ja) | 1983-03-18 |
Family
ID=28658312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975180092U Expired JPS5814048Y2 (ja) | 1975-12-29 | 1975-12-29 | チヨクリユウtigア−クヨウセツキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5814048Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2642957B2 (ja) * | 1988-07-22 | 1997-08-20 | 松下電器産業株式会社 | アーク溶接装置 |
JP2690509B2 (ja) * | 1988-07-22 | 1997-12-10 | 松下電器産業株式会社 | アーク溶接装置 |
JP2543154B2 (ja) * | 1988-10-19 | 1996-10-16 | 松下電器産業株式会社 | Tig溶接機の電圧重畳回路 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5088531U (ja) * | 1973-12-17 | 1975-07-26 |
-
1975
- 1975-12-29 JP JP1975180092U patent/JPS5814048Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5088531U (ja) * | 1973-12-17 | 1975-07-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5290526U (ja) | 1977-07-06 |
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