JPS58139804A - トラクタ類用空気入りタイヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、農業用トラクタ或はこれに類似の車輛の車
軸位置に用゛いるように設計されたトラクタ用空気入り
タイヤに関する。

個々の小区画の土地を広り農耕地に合併する傾向に伴っ
て、普通の地盤の個々の区画を接続する硬い表面の車道
上を農耕用トラクタで走行する必要が生じた。このよう
な作業状態はトラクタタイヤの乗心地に、土の構成がし
ばしば重大な索引問題をあられす田野内でトラクタを運
転するのに必要な丸棒牽引特性と共に、重要な設計上の
考慮を賦加せしめる。

タイヤの設計技術分野において、トラクタタイヤが田野
において使用される場合に必要とする高い丸棒牽引特性
を提供することを″第１の設計目標とする設計要旨は、
該トラクタタイヤが硬質表面の車道上を走行するときは
その乗心地に対する性能は低下され、或はこの逆の場合
が認められることが知られている。従来、Ｅ　、Ｗ。

Ｈｙｌｂｅｒｔ　、他への米国特許第３，６０３．’３
７０号に記載のような道路上およｄ道路外の両方での使
用のための所望の使用特性を提供することに努力を傾注
して造られたトラクタ用タイヤは、硬い表面上での使用
特性を改善することを狙った設計変更はその道路外使用
特性が低下されることが起るから丸棒牽引性と乗心地と
の間において交換使用を行わなければならなかった。

この発明の目的は、農耕用トラクタおよびこれと類似の
車輛の駆動車軸位置に使用する空気入りタイヤを提供す
るにあり、該タイヤは道路外で使用する場合でも丸棒牽
引性を損わずに、硬質表面上で使用するときの改善され
た乗心地特性を有するものである。

図面を参照しつつ、以下にこの発明の詳細な説明する。

実質的に第３図の線１−１に沿ってとられた断面を示す
第１図において、この発明により構成されたトラクタ用
タイヤト０は、半径方向内方端にビード１３を具備した
カーカス１２の上に沿って配設されたトレンｒ部分１１
を含む。

トレッド１１は、トレッド側縁部１５．１６から始まり
相互間に各部分を形成する数組の高い突出部分１７を含
む。サイドウオール１８がトレッドの側縁部１５および
１６から半径方向内方へ延びる。この発明の記載文にお
いて、「軸線」および「軸線方向に」とはタイヤの回転
軸線を謂い、また「半径方向の」および１半径方向に」
とはタイヤの回転軸線と交差する平面を謂う。本文で用
いる中央円周中心面１４は、トレッド側縁部間の中央に
位置する、タイヤの回転軸線と垂直な平面である。また
、「軸方向内方へ」とは、タイヤの回転軸線と平行な方
向で、トレンｒの側縁部の一つからタイヤの中央円周中
心面に向って進む方向を謂い、お、よび「軸方向外方へ
」は軸方向内方へとは反対方向を示す。

１半径方向内方へ」とは、タイヤのトレッドからタイヤ
の回転軸線に向って進む方向を謂い、１半径方向外方へ
」とはタイヤの回転軸線からタイヤのトレッドに向う方
向を示す。カーカス１２の補強部材は中央円周中心画工
４に対しラジアル或は、２イパス式に配向されている。

次に、この発明の好適実施例を示す第２図および第３図
において、トラクタ用タイヤ１０のトレッド部分１１は
、タイヤ周りに円周方向に延びかつ線１４を示す中央円
周中心面をもつ第１および第２側縁部１５．１６を有す
。この発明に係るタイヤは、方向性トレッドを有しかつ
第２図の矢印で示すように、最良の菫、合性能を得るた
めタイヤの正規または好適回転方向が定められる。この
発明において、「前方の」とは好適回転方向にタイヤが
正規回転するときトレッドの一連のそのような部分に対
し最初に地面と接触する部分を、また「後方の」とは一
連のこのような部分に対し最終に地面と接触する部分を
請う。また、トレッド幅とはタイヤの回転軸線と平行に
測った、トレンＰの第１側縁部１５と第２側縁部１６と
の間の距離を示す。

この発明に係るタイヤのトレンｒ部分１１は、２組の長
い突出部或は主突出部２０，２１．および２組の短い突
出部或は副突出部２２　、２３を含む。第１主突出部組
２０の各突出部はトレンｒの第１側縁部１５から軸方向
内方へ延びる。

第２主突出部組２１の突出部はトレッドの第２側縁部１
６から軸方向内方へ延びかつ第１主突出部組２０の突出
部と類似であるが、向きが反対である。第１副突出部組
２２の突出部はトレンｒの第１側縁部１５にその端を発
し該端部は第１主突出部組２０の隣接する前方突出部と
後方突出部との実質的に中間に位置し、かつ該側縁部か
ら軸方向内方に延びる。第２副突出部組、２３の突出部
は第１副突出部組の突出部と類似であるがその向きは反
対であり、かつ第２主突出部組２１の隣接する前方およ
び後方突出部の実質的に中間部においてトレッドの第２
側縁部１６にその端を発す。

各主突出部２０．２１は３つの異った部分をもつ。第１
主突出部組２０の各突出部の第１部分の半径方向最外側
表面とタイヤのサイドウオール１８との接合部は傾斜表
面２４を含む。この傾斜表面２４は、主突出部２０の第
１部分２５０半径方向最外側表面がタイヤの回転軸線と
平行な方向５０に測ってトレンｒの第１側縁部１５から
トレッド幅のほぼ５ないし１５チの距離に位置する鳴そ
の始まり部分をもつように軸方向内方へ延びる。主突出
部２０の第１部分２５は傾斜部分２４の軸方向内側縁部
にその始まり部分をもち、かつ中央円周中心面１４に対
し６０゜と７４°との間の角度をもって中央円周中心面
１４へ第１側縁部１５から２５チ、と３５％との間の軸
方向距離に位置する内側端２６に延びる。本文において
「軸方向距離」とはタイヤの回転軸線と平行に測った距
離を謂う。各主突出部２０の第２部分２７は第１部分２
５の内側端２６から始まり、第１側縁部１５から中央円
周中心面１４への軸方向距離の８０ないし９０％の位置
のその内側端２８に中央円周中心面１４に対し５２°な
いし６０°の角度をもって軸方向内方に延びる。主突出
部２０のそれぞれの第３部分２９は、第２部分２７の内
側端２８から始め、中央円周中心面１４に対し３５°と
４５°の間の角度をもって少（とも中央円周中心面に軸
方向内方へ延びる。各主突出部２０の第３部分の軸方向
内側端３０は接地区域において拡大され、かつ中央円周
中心面の全般的区域に位置する。各主突出部２０の第１
．第２．および第３部分の半径方向最外側表面は５１で
示すように、突出部の一つの縁゛と垂直に測って、トレ
ンｒ幅の４％と１４チとの間の幅をもつ。

第１副突出部組の各突出部２２は２つの異った部分をも
つ。第１部分は、トレン１の第１側縁部１５から始まり
、中央円周中心面に対し６５°と８０°との間の角度を
もって、第１側縁部１５と中央円周中心面１４との間を
軸方向距離のほぼ２５％ないし３５％に位置するその内
側端３２に軸方向内方へ延びる。第２部分３３は、中央
円周中心面に対し４０°と６０°との間の角度において
、第１側縁部１５かも中央円周中心面１４への軸方向距
離のほぼ６０ないし７２％に位置するその内側端３４に
第１部分３１の内側端３２から軸方向内方へ延びる。各
副突出部２２の第２部分３３の内側端３４は、接地区域
内で拡大される。各副突出部２２の第１および第２部分
３１．３３の半径方向最外側表面は、５２で示すように
、突出部の一つの縁と垂直に測って、トレッド幅の４％
と１４％との間の幅をもつ。

第２主突出部組２１の突出部は、各主突出部の第３部分
２９の内側端が５３の方向に測って、地組の主突出部の
一つの主突出部の第２部分の後方縁から、トレッド幅の
２５％と３５％との間の距離を隔たる。別の表現を用い
れば、各主突出部２０および２１は、トレッドの対向す
る側縁部から軸方向内方へ延びる次に隣接する２つの主
突出部に対しタイヤの円周方向にずれており、および各
副突出部２２．２３は、トレッドの対向する側縁部から
軸方向内方へ延びる次に隣接する２つの副突出部に対し
タイヤの円周方向にいずれている。各副突出部２２の第
２部分３３の内側端３４は、５４の方向に測ってトレッ
ドの対向する側縁部から軸方向内方へ延びる一つの主突
出部の第３部分の後方縁から、トレッド幅のほぼ６ない
し２５％の距離を隔てなければならない。

第１主突出部組から一突出部、第１副突出部から一突出
部、第２主突出部組から一突出部および第２副突出部か
ら一突出部を含むこの発明により製造されたタイヤのト
レッドの一部分を「ピッチ」と称する。タイヤ設計技術
分野において、タイヤの円周まわりのピッチ数は整数で
なければならないことが知られている。この発明により
造られたタイヤの乗心地を最適にするために、かつ併せ
て良好な幹会丸棒寺引特性を維持するために、突出部間
の開口間隔を維持することが上記トレッドの距離関係お
よびその他の性質がタイヤのトレッドの設計に使用され
るときに、極めて望ましい。

この発明により製造されたタイヤを、定格効率１００を
もつ標準タイヤへの米国特許第３．６０３．３７０号に
記載ならびに請求されたようなタイヤに比較する「牽引
効率試験」によれば、この発明により製造されたタイヤ
は、「８４チ牽引効率試験」においては効率比１０６、
および「７５ｔｓ牽引効率試験」においては効率比１０
４を示し、いっぽう従来型タイヤは［８４１牽引効率試
験］においては効率比９０、「７５１章引効率試験」に
おいては効率比９３を示した。「８４チ幸引効率試験」
は、丸棒荷重（丸棒荷重は鋤を重列するときに受けるト
ラクタの荷重）を伴わずに１００回転で所与の距離を走
行するタイヤが、タイヤと地面との間の渭りのために同
一距離を走行するのに１１６回転を要するような走行状
態で走ることである。［７５憾牽引効率試験」は上記と
類似の考えに従うものである。この発明により製造され
たトラクタ用タイヤに実質的に同一の丸棒効率特性を維
持すると共に、上記のようなタイヤの乗心地を改良する
ことは、高い丸棒牽引特性を提供することを目的とする
構造変更が低い乗心地性能のものと交換することによっ
てのみ得られるというタイヤ設計上の技術における一般
に容認されている見解とは相反する。

各主突出部２０．２１の第１部分２５０半径方向最外側
表面をサイドウオール１８に接続する表面２４の傾斜は
、製品の品質或は性能上の損失を伴わずに、タイヤ１０
０重量を減少するのに貢献する。各突出部全体の傾斜は
、中央円周中心部１４に対し３０°ないし４０’の範囲
内にあり、これによりタイヤに良好な総丸棒雫引特性お
よび手入れ特性を与える。しかし、主および副突出部の
種々の部分は、互いに角度関係をもちこれにより「隅部
支持効果」を提供して、４帆欅幸引がそのタイヤの最も
重要な使用特性として要求される使用期間中に、突出部
に一層大きい剛性を付与する。隣接する前方および後方
主突出部間の実質的に中央部を占める副突出部の第１部
分の始まり位置は、この発明により構成されたタイヤが
、硬質表面の道路上で使用されるとき、トレッドの側縁
部に発生する振動の振幅を最小ならしめることを助長す
る。

次に第４図にはこの発明の別の実施例を示し、これは各
主突出部の第１部分２５０半径方向最外側表面はトレッ
ド側縁部１５．１６から始まる。第２図から明らかなよ
うに、サイドウオール１８を主突出部２０．２１の半径
方向最外側表面に接続する傾斜部分２４は、この発明の
好適実施例によるタイヤを造るのに必要な材料の量を太
いに減少させるが、このような傾斜表面はこの発明の必
須要素ではない。別種実施例において、各副突出部２２
．２３は好適実施例について上述した突出部と実質的に
同一である。

中央円周中心面１４に対し主突出部２０．２１の各部分
の放向を減少することは、硬さが変動する土中での倶諷
棒幸引性を最適ならしめる。

副突出部２２．２３の第１および第２部分３０．３２の
放向を減少することは、また丸棒主突出部に対する副突
出部の配列はタイヤが硬質表面道路上を走行するとき乗
心地特性を最適ならしめる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明により構成されたトラクタ５用タイ
ヤの断面図で、実質的に第３図の［１−１に沿ってとら
れた図、第２図は、この発明の好適実施例に従って構成
されたタイヤの斜視図、第３図は、第２図のタイヤのト
レンＰの切断平面図、第４図は、この発明により構成さ
れたタイヤのトレンＰの別種実施例の平面図である。 １０・・・空気入りタイヤ １１・・・トレツｒ部分 １４・・・中央円周中心面 １５．１６・・・トレッド側縁部 ２０．２１・・・主突出部 ２２．２３・・・副突出部 ２５・・・第１部分 ２６・・・内側端 ２７・・・第２部分 ２８・・・内側端 ２９・・・第３部分 ３０・・・軸方向内側端 ３１・・・第１部分 ３２・・・内側端 ３３・・・第２部分 ３４・・・内側端 特許出願人 ザ　グツドイア−タイヤ　アンＰ ラノ々−コンノぞニー ＦＩＧ、１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ　トラクタおよびこれに類似する車輛用空気入りタイ
   ヤ（１０）において、前記タイヤのトレッド部分（１１
   ）が、 （ａ）２組の主突出部（２０，２１）を有し、第１主突
   出部組の各突出部（２０）が第１部分（２５）、第２部
   分（２７）および第３部分（２９）を有し、前記第１部
   分（２５）がトレンｒの一方の側縁部（１５）より始ま
   りかつタイヤの中央円周中心面（１４）に対し６０°と
   ７４°との間の角度をもって前記側縁部（１５）から前
   記中央円周中心面へ、軸方向距離のほぼ２５チないし３
   ５％に位置する内側端（２６）に延び、前記第２部分（
   ２７）が前記中央円周中心面（１４）に対し５２°と６
   ３°との間の角度をもって前記第１部分（２５）の内側
   端から前記中央円周中心面へ、前記側縁部（１５）から
   軸方向距離の８０％と９５チとの間に位置する内側端（
   ２８）に延び、前記第３部分（２９）が前記中央円周中
   心面（１４）Ｋ対し３５°と４５°との間の角度をもっ
   て、前記第２部分（２７）の内側端（２８）から少くと
   も前記中央円周中心面に延び、 （：）第２主突出部組の各突出部（２１）が、前記第１
   主突出部組と類似であるが向きが反対であり、かつトレ
   ン）′（１１）の他方の側縁部（１６）から延設され始
   め、かつ前記各主突出部（２０，２１）の第３部分（２
   ９）が他の主突出部組の主突出部の第２部分の後方縁か
   らトレン１幅の２５チと３５チとの間の距離を隔たった
   軸方向内側端（３０）をもつように、前記第１主突出部
   組における次に隣接する主突出部対（２０）に対し前記
   タイヤ９円周方向にずれて配列され、および （ｂ）２組の副突出部（２２，２３）を有し、第１副突
   出部組の各突出部（２２）が第１部分（３１）および第
   ２部分（３３）を有し、前記第１部分（３１）が前記第
   １主突出組の突出部（２０）の第１部分（２５）と同一
   トレッド側縁部（１５）から延設され始め、かつ前記中
   央中心面（１４）に対し６５°と８０°との間の角度を
   もって前記側縁部（１５）から前記中央円周中心面へ軸
   方向距離のほぼ２５％ないし３５％に位置する内側端（
   ３２）に延び、前記第２部分（３３）が前記中央円周中
   心面（１４）に対し４０°と６０°との間の角度をもっ
   て前記トレッド側縁部（１５）から前記中央円周中心面
   へ軸方向距離のほぼ６０チないし７２％に位置する内側
   端（３４）に延びかつ第１主突出部組において各隣接す
   る主突出部対（２０）間に一つのみ配置され、 に）第２副突出部組の各突出部（２３）が前記第１副突
   出部組と類似であるが°向きが反対であり、かつトレン
   Ｐの前記他方の側縁部（１６）から延設され始め・るこ
   とを特徴とするトラクタ頻用空気入りタイヤ。 ２　各前記主突出部（２０，２１）が半径方向最外側表
   面をもち、各前記主突出部（２０，２１）の各前記第１
   部分（２５）の半径方向最外側表面が各側縁部（１５，
   １６）からトレッド幅のほぼ５％ないし１５チの距離に
   位置するその始まり部分をもつことをさらに特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載のトラクタ頻用空気入りタイ
   ヤ（ｌＯ）。 ３　各前記副突出部（２２，２３）の第１部分（３１）
   が隣接する前方および後方主突出部（２１，２２）間の
   実質的に中央に位置する延設始め部分をもつことをさら
   に特徴とする特許請求の範囲第１項或は第２項記載のト
   ラクタ頻用空気入りタイヤ（１０）。 ４、　各前記主突出部（２１，２２）の第１部分（２５
   ）、第２部分（２７）および第３部分（２９）の半径方
   向最外側表面、および各前記副突出部（２２，２３）の
   第１部分（３１）および第２部分（３３）の半径方向最
   外側表面の幅が、突出部の一縁と垂直に測って前記トレ
   ッドの軸方向幅の４チと１４チとの間にあることをさら
   に特徴とする特許請求の範囲第３項記載のトラクタ頻用
   空気入りタイヤ（、１ｏ　）。 ５　各前記主突出部（２０，２１）の第３部分（２９）
   の内側端（３３）および各前記副突出部（２２，２３）
   の第２部分（３３）の内側端（３４）が接地区域におい
   て拡大されることをさらに特徴とする特許請求の範囲第
   ４項記載のトラクタ頻用空気入りタイヤ（１０）。 ６、　各副突出部（２２，２３）の第２部分（３３）の
   内側端（３４）が、トレッドの対向する側縁部から延び
   る一つの主突出部（２０，２１）の第３部分（２９）の
   後方縁からトレッド幅の６チないし２５％の範囲内の距
   離を隔たることをさらに特徴とする特許請求の範囲第３
   項記載のトラクタ頻用空気入りタイヤ（１ｏ）。 ７、各前記主突出部（２０，２１）の第１部分（２５）
   、第２部分（２７）および第３部分の半径方向最外側表
   面、および各前記副突出部（２２，２３）の第１部分（
   ３１）および第２部分（３３）の半径方向最外側表面の
   幅が、突出部の一縁と垂直に測って、前記トレンＰの軸
   方向幅の４チと１４チとの間にあることをさらに特徴と
   する特許請求の範囲第６項記載のトラクタ頻用空気入り
   タイヤ（１□０）・８、　各前記主突出部’（２０，２
   １）の第３部分（２９）の内側端（３０）および各前記
   副突出部（２２，２３）の第２部分の内側端（３４）が
   接地区域内において拡大されることをさらに特徴とする
   特許請求の範囲第７項記載のトラクタ頻用空気入りタイ
   ヤ（１０）。