JPS5813909Y2 - 玩具用原動装置 - Google Patents

玩具用原動装置

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Publication number
JPS5813909Y2
JPS5813909Y2 JP2433777U JP2433777U JPS5813909Y2 JP S5813909 Y2 JPS5813909 Y2 JP S5813909Y2 JP 2433777 U JP2433777 U JP 2433777U JP 2433777 U JP2433777 U JP 2433777U JP S5813909 Y2 JPS5813909 Y2 JP S5813909Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pinion
clutch
gear
intermediate gear
base
Prior art date
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Expired
Application number
JP2433777U
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English (en)
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JPS53120195U (ja
Inventor
清 酒井
Original Assignee
米澤玩具株式会社
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Publication date
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Priority to JP2433777U priority Critical patent/JPS5813909Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輪を固定した回転軸を一方向に押付けて正転
、逆転させてもゼンマイを巻込むことができ、この巻込
み状態を解除したときにはゼンマイが巻解けて回転軸を
ゼンマイの力で強制回転することができるようにしたも
ので、以下図面について本考案の実施例を説明すれば、
基枠1に回転自在に架設した基軸2に両端部4と5をピ
ニオン状とした中心体3を取付け、この中心体3には基
間転体6を回転自在に嵌挿し、上記中心体3にはゼンマ
イ7の内端を結合し、基間転体6には上記ゼンマイ7の
外端を結合し、上記基間転体6の両側面には係合前8と
9を突設し、上記基間転体6の両側にはそれぞれ例えば
歯数50枚の大歯車10と歯数42枚の大歯車11を回
転自在に設け、この両側の大歯車10と11の内側には
それぞれピニオン状の突出部12と13を突設して、上
記中心体3のピニオン状の端部4,5と突出部12.1
3を向き合せ、上記中心体3のピニオン状の端部4,5
と大歯車10.11のピニオン状の突出部12.13に
跨がらせてクラッチ14と15を嵌入し、該クラッチ1
4.15の外周には基間転体6の係合子8,9に一方向
のみから係止する係合爪16,17を設け、該クラッチ
14.15の内周は長円状としてその短径は上記ピニオ
ン状の端部4,5とピニオン状の突出部12.13の外
径と略一致させ、長径はこれより大きなものとして、上
記クラッチ14.15の内周におけるピニオン状の突出
部12.13の側には突出部12..13又はクラッチ
14.15が正逆転いずれの方向に回転してもピニオン
状の突出部12.13の谷部骨に係合する爪18.19
と20.21を突設し、中心体3の端部4,5の側には
クラッチ14.15の外周の係合爪16,17が基間転
体6の係合子8又は9に係合する位置となったときには
端部4又は5の谷に係止せず、係合爪16又は17が基
間転体6の係合子8又は9に係合しない位置となったと
きに端部4又は5の谷に係合する爪22と23を設け、
一方の大歯車11には例えば歯数18枚の中間歯車24
を常時噛合せ、上記基枠1には回転軸25を架設し、か
つ、この回転軸25は基軸2に対して略平行とし、この
回転軸25の一方の軸受孔26を上記中間歯車24の中
心に対して同心円状でない長孔とし、上記回転軸25に
2個の例えば歯数12枚の小歯車27と28を固定し、
この2個の小歯単車27.28の一方27を上記中間歯
車24を噛合せていない大歯車10に常時噛合せ、他方
の小歯車28は上記中間歯車24に噛合い離脱自在とし
、かつスプリング29で他方の小歯車28を中間歯車2
4と噛合わないよう圧迫又は牽引し、中間歯車24又は
中間歯車24と噛合せた大歯車11にはその正逆転のい
ずれの場合にもこれの回転を阻止すべく巻込み自在に形
成されたストッパー片30を係合してなる玩具用原動装
置に係るものである。
しかして図中31は回転軸25に固定した車輪、32は
車体の如き玩具本体、33は基体1の一部をなす結合体
、34はストッパー片30の取付体を示すものである。
本考案はこのようにして構成したから、第1図に示すよ
うに、車輪31を接地させて玩具本体32を強制的に下
に圧迫し、車輪31を接地させたまま左回転させれば、
回転軸25を同じくして固定されている小歯車28がス
プリング29の押圧力に抗して上昇し、中間歯車24と
噛合い中間歯車24を右回転させる。
この場合、中間歯車24に係合しているストッパー片3
0は、中間歯車24の回転方向に巻込まれてこの中間歯
車24と摺接状態となる。
大歯車11即ち突出部13の左回転はクラッチ15の係
止爪17が係合子9と係合する方向であるから、クラッ
チ15の爪21のみが突出部13の谷に係合し、爪23
は中心体3の端部5の谷に係合しないで中心体3はクラ
ッチ15即ち端部13と一緒に回転しない。
一方、回転軸25を同じくして左回転する小歯車27は
大歯車10と噛合っているので大歯車10を右回転させ
る。
この回転方向はクラッチ14の係合爪16が係合子8に
引掛らない方向であるからクラッチ14の爪18と19
は突出部12の谷に係合する。
そして、この場合には中心体3の端部4の谷とクラッチ
14の爪22が係合するので大歯車10と中心体3は一
体に回転する。
即ち中心体3は大歯車10と一体に右回転し、大歯車1
1の回転が突出部13、爪21.クラッチ15、係周爪
17、係合子9と伝達され基間転体6を左回転させる。
即ち中心体3が右回転、基間転体6が左回転するのでゼ
ンマイ7が巻込まれるものである。
ゼンマイ7のこのような巻込み状態下で玩具本体32を
下方へと圧迫している力を取去ると、小歯車28と中間
歯車24との噛合いが解除される。
そして中間歯車24にはストツー片30がその巻込み方
向で係合しているから、中間歯車24はストッパー片3
0に係止され回転することなく停止する。
この場合、大歯車11の突出部13はクラッチ15の爪
20と21との谷に嵌入しているが、クラッチ15の係
合爪17と回転基体6の係合子9とは係合状態下にある
のでクラッチ15の爪23は基軸2の中心体3の端部5
と係合していない。
このため、回転基体6自体は大歯車11と同様に回転す
ることなく停止する一方で、中心体3はゼンマイ7の力
により左回転し、クラッチ14の爪22と18を介して
大歯車10の突出部12、さらには大歯車10へと同方
向の回転力が伝達され、小歯車27を介して回転軸25
を強制的に右回転させることができる。
次に、第2図に示すように車輪31を接地させて玩具本
体32を強制的に下に圧迫し、車輪31を接地させたま
ま右回転させれば、回転軸25を同じくして固定されて
いる小歯車28がスプリング29の押圧力に抗して上昇
し、中間歯車24と噛合い中間歯車24を左回転させる
この場合、中間歯車24に係合しているストッパー片3
0は、中間歯車24の回転方向に巻込まれてこの中間歯
車24と摺接状態となる。
大歯車11即ち突出部13の左回転はクラッチ15の係
合爪17が係合子9と係合する方向でないから、クラッ
チ15の爪20.21が突出部13の谷に係合し、爪2
3が中心体3の端部5の谷に係合して中心体3を右回転
させる。
一方、回転軸25を同じくして右回転する小歯車27は
大歯車10と噛合っているので大歯車10を左回転させ
る。
この回転方向はクラッチ14の係合爪16が係合子8に
引掛る方向であるからクラッチ14の爪18は突出部1
2の谷から外れ爪19のみが突出部12の谷に係合する
そしてこの場合には中心体3の端部4の谷とクラッチ1
4の爪22が係合しないので大歯車10と中心体3は一
体に回転せず、大歯車10の回転が突出部12、爪19
、クラッチ14、係合爪16、係合子8と伝達され基間
転体6を左回転させる。
即ち中心体3が右回転、基間転体6が左回転をするので
ゼンマイ7は第1図の場合と同じ方向に巻き込まれるも
のである。
しかる後、第3図に示すように巻込み状態から玩具本体
32を下方に圧迫している力を取去ると、小歯車28と
中間歯車24との噛合いが解除される。
そして、中間歯車24にはストッパー片30がその巻込
み方向で係合しているから、中間歯車24はストッパー
片30に係止され回転することなく停止する。
すると大歯車11も回転せず、クラッチ15の爪20が
突出部13の谷に嵌太し、端部5の谷に爪23が係合す
るので中心体3も回転しない。
一方、基間転体6はゼンマイ7の力により巻込みとは反
対の右方向に回転するが、この場合端部4は爪22を押
上げる状態となり爪22とは係合せず、突出部12の谷
に爪19が係合することになるので、基間転体6、係合
子8、係合爪16、クラッチ14、爪19、突出部12
、大歯車10の順に回転が伝達され、回転軸25を強制
的に左回転させることができるものである。
本考案は上記の如くで、車輪31等を固定した回転軸2
5を右回転でも、左回転させてもゼンマイ7を一定方向
に巻込むことができ、手を離す等により回転軸を強制回
転させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面は実施例を表わすもので、第1図と第2図はゼ
ンマイの巻込状態を示す部分斜視図、第3図は車輪を右
回転させてゼンマイの力により回転軸を強制回転させて
いる場合の斜視図、第4図は分解状態における斜視図、
第5図は車輪を右回転させた巻込時の側断面図、第6図
は同じくゼンマイによる強制回転時の側断面図、第7図
は反対方向の側断面図、第8図は一部破断の平面図、第
9図は一部破断の正面図、第10図はクラッチ部分の側
断面図、第11図はその正面図、第12図はクラッチ部
分の側断面図、第13図はその正面図、第14図はゼン
マイと基間転体部分の側断面図、第15図は第14図に
おけるA−A線部分正断面図を示すものである。 1・・・・・・基枠、2・・・・・・基軸、3・・・・
・・中心体、4と5・・・・・・端部、6・・・・・・
基間転体、7・・・・・・ゼンマイ、8と9・・・・・
・係合子、10と11・・・・・・大歯車、12と13
・・・・・・突出部、14と15・・・・・・クラッチ
、16と17・・・・・・係合爪、18乃至23・・・
・・・爪、24・・・・・・中間歯車、25・・・・・
・回転軸、26・・・・・・軸受孔、27と28・・・
・・・小歯車、29・・・・・・スプリング、30・・
・・・・ストッパー片、32・・・・・・玩具本体、3
3・・・・・・結合体、34・・・・・・取付体、31
・・・・・・車輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基枠に回転自在に架設した基軸に両端部をピニオン状と
    した中心体を取付け、この中心体には基間転体を回転自
    在に嵌挿し、上記中心体にはゼンマイの内端を結合し、
    基間転体には上記ゼンマイの外端を結合し、上記基間転
    体の両側面には保合子を突設し、上記基間転体の両側に
    はそれぞれ大歯車を回転自在に設け、この両側の大歯車
    の内側にはそれぞれピニオン状の突出部を突設して、上
    記中心体のピニオン状の端部と向き合せ、上記中心体の
    ピニオン状の端部と大歯車のピニオン状の突出部に跨が
    らせてクラッチを嵌入し、該クラッチの外周には基間転
    体の保合子に一方向のみから係止する係合爪を設け、該
    クラッチの内周は長円状としてその短径は上記ピニオン
    状の端部とピニオン状の突出部の外径と略一致させ、長
    径はこれより大きなものとして、上記クラッチの内周に
    おけるピニオン状の突出部の側には突出部又はクラッチ
    が正逆いずれの方向に回転してもピニオン状の突出部の
    谷部骨に係合する爪を突設し、中心体の端部の側にはク
    ラッチの外周の係合爪が基間転体の保合子に係合する位
    置となったときには端部の谷に係止せず、係合爪が基間
    転体の保合子に係合しない位置となったときに端部の谷
    に係合する爪を設け、一方の大歯車には中間歯車を常時
    噛合せ、上記基枠には回転軸を架設し、かつ、この回転
    軸は基軸に対して略平行とし、この回転軸の一方の軸受
    孔を上記中間歯車の中心に対して同心円状でない長孔と
    し、上記回転軸に2個の小歯車を固定し、この2個の小
    歯車の一方を上記中間歯車を噛合せていない大歯車に常
    時噛合せ、他方の小歯車は上記中間歯車に噛合い離脱自
    在とし、かつ、スプリングで他方の小歯車を中間歯車と
    噛合わないように圧迫又は牽引し、中間歯車又は中間歯
    車と噛合せた大歯車にはその正逆転のいずれの場合にも
    これの回転を阻止すべく巻込み自在に形成されたストッ
    パー片を係合してなる玩具用原動装置。
JP2433777U 1977-03-01 1977-03-01 玩具用原動装置 Expired JPS5813909Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2433777U JPS5813909Y2 (ja) 1977-03-01 1977-03-01 玩具用原動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2433777U JPS5813909Y2 (ja) 1977-03-01 1977-03-01 玩具用原動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53120195U JPS53120195U (ja) 1978-09-25
JPS5813909Y2 true JPS5813909Y2 (ja) 1983-03-18

Family

ID=28862625

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2433777U Expired JPS5813909Y2 (ja) 1977-03-01 1977-03-01 玩具用原動装置

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JPS53120195U (ja) 1978-09-25

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