JPS58138802A - 凍害防止舗装路 - Google Patents
凍害防止舗装路Info
- Publication number
- JPS58138802A JPS58138802A JP1942182A JP1942182A JPS58138802A JP S58138802 A JPS58138802 A JP S58138802A JP 1942182 A JP1942182 A JP 1942182A JP 1942182 A JP1942182 A JP 1942182A JP S58138802 A JPS58138802 A JP S58138802A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- road
- foam board
- frost
- depth
- granular material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は凍上による被害を防止した舗装路に関する。
その目的は施工が簡単で工期が短かく凍上被害の防止効
果が優れた舗装路を提案するにある。
果が優れた舗装路を提案するにある。
凍上は、土質、温度及び地中水の３つの条件が同時に満
たされたと色に起こる。したがって、これらのうち１つ
以上を除去または改善することによって凍上を防止また
は抑制することができる。それには、凍上性の土を凍上
を起こしζこくい材料と置き換える方法、薬剤などを添
加混合して土の性質を変え、または凍結温度を下げる方
法、断熱層を設けて凍上性の土の温度低下を少なくし凍
結を防ぐ方法、しや水層を設けて降水、地下水から凍上
性の土をしゃ断する方法などがある。このうち、現在主
として採用されているのは、凍結深さ内にある凍上性の
路床土を凍上を起こしにくい材料で置き換える置換工法
である。
たされたと色に起こる。したがって、これらのうち１つ
以上を除去または改善することによって凍上を防止また
は抑制することができる。それには、凍上性の土を凍上
を起こしζこくい材料と置き換える方法、薬剤などを添
加混合して土の性質を変え、または凍結温度を下げる方
法、断熱層を設けて凍上性の土の温度低下を少なくし凍
結を防ぐ方法、しや水層を設けて降水、地下水から凍上
性の土をしゃ断する方法などがある。このうち、現在主
として採用されているのは、凍結深さ内にある凍上性の
路床土を凍上を起こしにくい材料で置き換える置換工法
である。
断熱工法は凍結深さが大きくしかも置き換える良質材料
が経済的に得られない場合に用いられているものである
。新設道路の場合には工期、経済性、施工性等から最適
なものを選択採用すればよいが、一方既に路面中央部に
砂、砂利、砕石等の粒状材料を埋込んだ未舗装の道路も
多く、これらの道路を舗装化するに際しては単純に上記
の工法を採用しても不整凍上による舗装の亀裂発生を防
止し得ない。すなわち粒状材を埋込んだ未舗装の砂利道
を置換工法を採用して舗装化する場合、路肩ζこ近い粒
状材が埋込んでいない部分のみ粒状材で中央部と同−深
さまで置換すればよいことになるが、中央部は既に車輌
等により強く圧密されてあり、その両側の置換粒状材を
ローラー等で填圧しても中央部と同程度の圧密とはなら
ず、そのまま表層を舗装すると凍上量のちがいで新、旧
境界部ζこ亀裂を生じる。従って、新設道路と同じく路
幅全面にわたり、置換する方法を採用せざるを得なかっ
た。
が経済的に得られない場合に用いられているものである
。新設道路の場合には工期、経済性、施工性等から最適
なものを選択採用すればよいが、一方既に路面中央部に
砂、砂利、砕石等の粒状材料を埋込んだ未舗装の道路も
多く、これらの道路を舗装化するに際しては単純に上記
の工法を採用しても不整凍上による舗装の亀裂発生を防
止し得ない。すなわち粒状材を埋込んだ未舗装の砂利道
を置換工法を採用して舗装化する場合、路肩ζこ近い粒
状材が埋込んでいない部分のみ粒状材で中央部と同−深
さまで置換すればよいことになるが、中央部は既に車輌
等により強く圧密されてあり、その両側の置換粒状材を
ローラー等で填圧しても中央部と同程度の圧密とはなら
ず、そのまま表層を舗装すると凍上量のちがいで新、旧
境界部ζこ亀裂を生じる。従って、新設道路と同じく路
幅全面にわたり、置換する方法を採用せざるを得なかっ
た。
また、路面全面にわたり合成樹脂発泡板等の断熱材を敷
込む断熱工法を採用しても中央部とその外側路肩部との
凍上量の差から置換工法と同じ現象を呈し、断熱材の敷
込み深さが深くなり、なおかつ厚いものを使用するとい
う無駄があった。
込む断熱工法を採用しても中央部とその外側路肩部との
凍上量の差から置換工法と同じ現象を呈し、断熱材の敷
込み深さが深くなり、なおかつ厚いものを使用するとい
う無駄があった。
、この発明は上記事情１こ鑑みなされたものであり、そ
の要旨は路面中央部に粒状材料が埋込まれ、その外側に
独立気泡合成樹脂発泡板あるいはそのｆ＊層板が敷込ま
れ、その表層を舗装［７て構成してなり、路面中央部と
その外（１１１１部のＭ装部分に作用する凍上蓋が略等
しくなる深さに前記発泡板は敷込まれていることを特徴
とする凍害防止舗装路である。
の要旨は路面中央部に粒状材料が埋込まれ、その外側に
独立気泡合成樹脂発泡板あるいはそのｆ＊層板が敷込ま
れ、その表層を舗装［７て構成してなり、路面中央部と
その外（１１１１部のＭ装部分に作用する凍上蓋が略等
しくなる深さに前記発泡板は敷込まれていることを特徴
とする凍害防止舗装路である。
発泡板は断熱性が高く、不透水性であり、発泡板下側の
土壌温度の降下を緩和し、凍結深さよりはるかに浅い位
置に敷設して凍上が防止で籾る。あるいは、粒状材料ｔ
−埋込んだ路面中央部と同等の凍上量となし、路面の凍
上あるいは中央部とその外側部との凍上量の不均衡によ
る路面の破壊が防止で睡る。また、この舗装路は、粒状
材料を全面に埋込む場合に比べ施工が著しく簡易となり
、工期、工費の低減が図り得る。
土壌温度の降下を緩和し、凍結深さよりはるかに浅い位
置に敷設して凍上が防止で籾る。あるいは、粒状材料ｔ
−埋込んだ路面中央部と同等の凍上量となし、路面の凍
上あるいは中央部とその外側部との凍上量の不均衡によ
る路面の破壊が防止で睡る。また、この舗装路は、粒状
材料を全面に埋込む場合に比べ施工が著しく簡易となり
、工期、工費の低減が図り得る。
特に未舗装の砂利道を舗装する場合、道路両サイドに家
並みがせまっていたり、路肩上そのままの状態で工事を
しなければならない場合には用地買収等の必要がなく非
常に有効である。また、埋込まれた発泡板はその敷込み
深さが浅い場合は発泡板そのものの圧縮歪が砂利、砕石
等に比較してはるかに太きいため輪荷重による歪が問題
となるが、この場合でも両サイドに使用（３） されているため比較的走行数が少なく特に重量車が通る
確率が低いため、かなり浅く埋込む場合にも適用できる
利点がある。
並みがせまっていたり、路肩上そのままの状態で工事を
しなければならない場合には用地買収等の必要がなく非
常に有効である。また、埋込まれた発泡板はその敷込み
深さが浅い場合は発泡板そのものの圧縮歪が砂利、砕石
等に比較してはるかに太きいため輪荷重による歪が問題
となるが、この場合でも両サイドに使用（３） されているため比較的走行数が少なく特に重量車が通る
確率が低いため、かなり浅く埋込む場合にも適用できる
利点がある。
発泡板を敷設する深さは、発泡板の厚さく断熱性能）お
よび地盤の凍結深さ等により設定される。例えば凍結深
さが１ｍの地盤であり、発泡板厚さが２０〜５０ｉ＋ｘ
の場合は１ｍ×（−ｉ−１）程２ 度の深さで発泡板下面に接する位置の地盤の凍結が防止
できる。実際の施工に尚っては、路面中央部に埋込んで
ある粒状材料の下端地盤温度と、その両サイドに敷込む
発泡板下面に接する地盤温度とを等しくすることによっ
て、路面中央部と路面側縁部とに作用する凍上−駄を等
しくなし、その上面に敷設する肺装路面の破壊が防止で
きる。
よび地盤の凍結深さ等により設定される。例えば凍結深
さが１ｍの地盤であり、発泡板厚さが２０〜５０ｉ＋ｘ
の場合は１ｍ×（−ｉ−１）程２ 度の深さで発泡板下面に接する位置の地盤の凍結が防止
できる。実際の施工に尚っては、路面中央部に埋込んで
ある粒状材料の下端地盤温度と、その両サイドに敷込む
発泡板下面に接する地盤温度とを等しくすることによっ
て、路面中央部と路面側縁部とに作用する凍上−駄を等
しくなし、その上面に敷設する肺装路面の破壊が防止で
きる。
この発明で用いる発泡板としてはポリスチレン、ポリエ
チレン、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂独
立気泡発泡板、またはそれら発泡板と金属、プラスチッ
クフィルム、セメント板、石綿板等との積層板である。
チレン、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂独
立気泡発泡板、またはそれら発泡板と金属、プラスチッ
クフィルム、セメント板、石綿板等との積層板である。
なかでも（４）
ポリスチレン発泡板は耐水性、圧縮強度が高く、断熱性
能が優れ好適である。その厚さは通常１０關〜１００隨
程度の範囲である。
能が優れ好適である。その厚さは通常１０關〜１００隨
程度の範囲である。
以下図示する実施例により説明する。
図示する道路は未舗装であった路面に二層のアスファル
ト層、１ａ、１ｂ［設けて舗装路１を形成してなったも
のである。路面中央部Ａには未舗装時の路面荷重を支え
、かつ、道路の凍上全防止した砂２ａ、砂利２ｂからな
る粒状材料２が深さＨ９２αにわたり埋込まれそのまま
残っている。この中央部ムの両側の側縁部Ｂには路面外
側にわたり独立気泡のポリスチレン発泡板３が敷設して
あり、その上層に２１ ａ、砂利２’ｂ を埋込み舗装
路１を支承している。また、舗装路１０両外側部に盛地
４會して、路肩５を形成し、その表面に芝生６ｔ−植生
しである。
ト層、１ａ、１ｂ［設けて舗装路１を形成してなったも
のである。路面中央部Ａには未舗装時の路面荷重を支え
、かつ、道路の凍上全防止した砂２ａ、砂利２ｂからな
る粒状材料２が深さＨ９２αにわたり埋込まれそのまま
残っている。この中央部ムの両側の側縁部Ｂには路面外
側にわたり独立気泡のポリスチレン発泡板３が敷設して
あり、その上層に２１ ａ、砂利２’ｂ を埋込み舗装
路１を支承している。また、舗装路１０両外側部に盛地
４會して、路肩５を形成し、その表面に芝生６ｔ−植生
しである。
敷設された発泡板３は舗装路中央に向って１〜２悌の勾
配が設けてあり、その縁先端は、勾配３％程度の逆台形
をなし埋込まれた粒状材料２の低縁部上方位置に張出し
ている。この構造となすことによって、発泡板３上面に
流れ込んだ雨水は、発泡板３の中央寄り縁から粒状材料
２部分に流れ込み排水され、発泡板３上面に滞留するこ
とはない。
配が設けてあり、その縁先端は、勾配３％程度の逆台形
をなし埋込まれた粒状材料２の低縁部上方位置に張出し
ている。この構造となすことによって、発泡板３上面に
流れ込んだ雨水は、発泡板３の中央寄り縁から粒状材料
２部分に流れ込み排水され、発泡板３上面に滞留するこ
とはない。
ポリスチレン発泡板６は厚さ２５ｍｍで、敷設深さｈｉ
４４ｃｍとなした、この結果、粒状材料２の下端の凍上
性±７ａと発泡板６下面に接する凍上性土７ｂとの温度
は略等しくその凍上押上刃を略等しくすることができた
。
４４ｃｍとなした、この結果、粒状材料２の下端の凍上
性±７ａと発泡板６下面に接する凍上性土７ｂとの温度
は略等しくその凍上押上刃を略等しくすることができた
。
この舗装路を施工するに当っては、既設の未舗装道路の
両側縁部を外側にわたり深さ約４６鋼掘起してポリスチ
レン発泡板３ｔ−敷設しその上に、砂２ａ、砂利２ｂｔ
−埋込み、その表面にアスファルト層１ａ、１ｂｉ設け
て舗装路１が形成できる。そして、道路中央部に埋込ん
だ粒状材料２、および路肩５會修復する必要もない。従
って、路面全体に深さ９２ｃＩＩＬの粒状材料′に埋込
む従来の舗装路の施工に比べ、簡易、低コストとなる。
両側縁部を外側にわたり深さ約４６鋼掘起してポリスチ
レン発泡板３ｔ−敷設しその上に、砂２ａ、砂利２ｂｔ
−埋込み、その表面にアスファルト層１ａ、１ｂｉ設け
て舗装路１が形成できる。そして、道路中央部に埋込ん
だ粒状材料２、および路肩５會修復する必要もない。従
って、路面全体に深さ９２ｃＩＩＬの粒状材料′に埋込
む従来の舗装路の施工に比べ、簡易、低コストとなる。
この発明は以上の通りであり、凍害を防止した舗装路の
工期の短縮と施工コストの節減が達成できる。特に粒状
材料ｔ−埋込んだ未舗装砂利道の舗装化あるいは舗装路
の拡幅の場合は施工コストの節減効果が顕著である。
工期の短縮と施工コストの節減が達成できる。特に粒状
材料ｔ−埋込んだ未舗装砂利道の舗装化あるいは舗装路
の拡幅の場合は施工コストの節減効果が顕著である。
実施例の舗装路の半裁縦断面図である。
１・・Ｍｕ路、１ａ、１ｂ・・アスファルト層、２・・
粒状材料、２ａ、２’ａ−−砂、２ｂ、２’ｌ）−・砂
利、３・・ポリスチレン発泡板、４・・盛地、５・・路
肩、６・・芝生、７ａ・・粒状材料の下端の凍上性土、
７ｂ・・発泡板下面に接する凍上性土、Ａ・・中央部、
Ｂ・・側縁部、Ｈ・・粒状材料理込み深さ、ｈ・・発泡
板敷設深さ。
粒状材料、２ａ、２’ａ−−砂、２ｂ、２’ｌ）−・砂
利、３・・ポリスチレン発泡板、４・・盛地、５・・路
肩、６・・芝生、７ａ・・粒状材料の下端の凍上性土、
７ｂ・・発泡板下面に接する凍上性土、Ａ・・中央部、
Ｂ・・側縁部、Ｈ・・粒状材料理込み深さ、ｈ・・発泡
板敷設深さ。
Claims (1)
- （１）路面中央部に粒状材料が埋込１れ、その外側に独
立気泡合成樹脂発泡板あるいはその積層板が敷込まれ、
その表層を舗装して構成してなり、路面中央部とその外
側部の舗装部分に作用する凍上量が略等しくなる深さに
前記発泡板は敷込まれていることを特徴とする凍害防止
舗装路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1942182A JPS58138802A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 凍害防止舗装路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1942182A JPS58138802A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 凍害防止舗装路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58138802A true JPS58138802A (ja) | 1983-08-17 |
| JPS6128042B2 JPS6128042B2 (ja) | 1986-06-28 |
Family
ID=11998793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1942182A Granted JPS58138802A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 凍害防止舗装路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58138802A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007132066A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Nippo Corporation:Kk | 路盤の断熱工法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63117442A (ja) * | 1986-11-05 | 1988-05-21 | Nec Corp | 電子ビ−ム測定装置 |
-
1982
- 1982-02-09 JP JP1942182A patent/JPS58138802A/ja active Granted
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| INSULATED ROAD STUDY=1976 * |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007132066A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Nippo Corporation:Kk | 路盤の断熱工法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6128042B2 (ja) | 1986-06-28 |
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