JPS5813724Y2 - 温度検出部保護装置 - Google Patents

温度検出部保護装置

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JPS5813724Y2
JPS5813724Y2 JP15210378U JP15210378U JPS5813724Y2 JP S5813724 Y2 JPS5813724 Y2 JP S5813724Y2 JP 15210378 U JP15210378 U JP 15210378U JP 15210378 U JP15210378 U JP 15210378U JP S5813724 Y2 JPS5813724 Y2 JP S5813724Y2
Authority
JP
Japan
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steam
water
flow path
protection device
detection unit
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Expired
Application number
JP15210378U
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JPS5568030U (ja
Inventor
稲葉秀達
元岡徳一
堀本力
Original Assignee
日立造船株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は蒸気流路内に測1温抵抗体を挿入して蒸気温度
を検出する温度検出部の保護装置に関するものである。
前記測温抵抗体は通常、保護筒を介して蒸気流路内に挿
入されろ。
したがって侶護簡の外面に蒸気中の不純物が衝突して付
着することから、該保護筒の破損や腐蝕などが生じ、ま
た付着が少ない場合でも温度の計測誤差を招く。
不純物の少ない蒸気であっても上記のような問題点が生
じるのであり、1して湿り度が大きく、しかも不純物の
多い低質の蒸気であるときには計測自体困難となる。
本考案は上記問題点を解決し得る温度検出部保護装置を
提案するもので、以下その一実施例を第1図、第2図に
基づいて説明する。
1は蒸気流路2を形成する蒸気配管で、計測部となる適
所に貫通孔3が設けられる。
4は貫通孔3の外側を覆うように配設された鍔状の管台
で、前記蒸気配管1に溶接5により固着される。
6は前記管台4Vcシール材γとボルト・ナツト8を介
して取付けられる蓋体で、その内面から測温抵抗体保護
筒9が一体に連設されろ。
この保護筒9は有底筒状で、前記管台4を通って蒸気流
路2内に、蒸気流れ方向に対して直交する状態で挿入さ
れろ。
10は前記保護筒9に空間11を置いて外嵌する筒状保
護具で、その外端は蓋体6の内面に溶接12により固着
されろ。
この筒状保護具10の内端は保護筒9よりも内側におい
て開口13し、さらに縦断面において上流側が内側に位
置するように傾斜する。
すなわち開口13は下流側に向いた傾斜開口となる。
また筒状保護具10は横断面において、下流側が先はそ
りとなり卵形に形成される。
さらに筒状保護具10の下流側には複数の貫通孔14が
設けられる。
15は測温抵抗体、Bは蒸気を示す。
蒸気流路2を流れる蒸気Bの大部分は、筒状保護具10
の両側部と下部とを抵抗なく流れ、また一部は筒状保護
具10に衝突したのちその画材側に沿って流れる。
そして下部を流れる蒸気Bの一部は開口13から空間1
1内に流入し、その温度は保護筒9を介して測温抵抗体
15により計測される。
このように保護筒9は、高速の蒸気Bに直接さらされろ
ことがなく、シかも開口13から空間11内に流入する
蒸気Bは遅く且つ上方(外側)への流れとなるため、蒸
気B中の水滴は開口13近くから落下して保護筒91で
とどかない。
さらに保護具10が蒸気流路中に突出しているため該保
護具10の両側部で蒸気流速が増加し、後部(1!l
’)の静圧を降下させろ。
この結果、貫通孔14を通して空間11内の蒸気Bが流
出し、これを補う形で新たな蒸気Bが開口13を通して
空間11内に連続的に流入する。
次に本考案の温度検出部保護装置を、海底油田1Ci−
いて原油様収率向上のため油田へ蒸気圧入を行なう蒸気
プラント組込んだ一使用例を第3図〜第5図に基づいて
説明する。
第3図にかいて、20は油田用ボイラで、給水タンク2
1から給水ポンプ22により供給されたボイラ給水aを
加熱して過熱蒸気すを製造する。
ボイラ熱料Cとしては普通の油田23にふ゛いて極めて
豊富に産出する天然ガスまたは原油が使用され、バーナ
24において熱焼される。
ボイラ給水aとしては造水装置25により得られた生産
水dが使用されろ。
26は蒸気減温器で、ボイラ20より送られて来た過熱
蒸気すは海水噴射ポンプ2γを通して噴射される海水e
vCより減温され、圧入用蒸気fVcされて油田23に
圧入される。
一方ボイラ1からの過熱蒸気すはタービン28を駆動し
て発電機29を運転する。
タービン28から排出されろ排気蒸気gは造水装置25
に送ら札その加熱用蒸気として使用されろ。
遣水装置25に釦いて海水ポンプ30を通して送られて
来た海水eから製造された生産水dは移送ポンプ31に
より給水タンク21に送られ、貯蔵される。
またタービン28の排気蒸気gは造水装置25で加熱用
蒸気として使用されて復水され、給水ポンプ22により
再びボイラ給水aとしてボイラ20に循環される。
32は採油ポンプで、発電機29により駆動される。
33〜37はパルプ、hは排気、iは原油、jはパージ
を示す。
本考案の温度検出部保護装置38は蒸気減温器26の下
流に設けられ、その測1温抵抗体15からの計測信号k
により自動制御されるコントロールパルプ39が海水噴
射ポンプ2γの下流に設けられる。
次にその動作について説明する。
上記のようなプラントはパルプ操作により蒸気圧入の工
程と遣水および採油の工程とが選択され、先づ油田23
への蒸気圧入を一定期間例えば10日程度行なった後、
付近の油井または蒸気圧入井を利用して採油すると同時
に造水装置25によりボイラ給水aのための水を造水す
るようになし、これら2種の工程の繰返しによって運転
される。
第4図は蒸気圧入工程を示し、給水タンク21から給水
ポンプ22を通して供給されたボイラ水aはボイラ20
で過熱蒸気1)K変換され、該過熱蒸気すは蒸気減温器
26Vcて海水eを噴射することにより減温され、圧入
用蒸気fとして油田23へ圧入される。
その際に圧入用蒸気fの温度は測温抵抗体15により計
測され、その計測信号1(YCよりコントロールパルプ
39を自動的に制御し、以って海水eの噴射量を制御し
て減温調整を行なう。
第5図は造水および採油工程を示し、圧入された蒸気f
により粘度の低下した油田23内の原油iは採油ポンプ
32により採油yhろ。
と同時にボイラ20に発生せしめられた過熱蒸気すはタ
ービン28を駆動し、発電機29を運転して採油ポンプ
32その他のポンプ用動力を得、さらにタービン28の
排気蒸気gは造水装置25の加熱用蒸気として使用され
、復水は給水ポンプ22を通して再びボイラ20に循環
給水aされる。
渣た海水ポンプ30を通して造水装置25に供給された
海水eから得られた生産水dは移送ポンプ31を通して
給水タンク211C貯えられる。
以上述べたように本考案の温度検出部保護装置は、蒸気
流路内に測温抵抗体保護筒を挿入し、との測温抵抗体保
護筒に空間を置いて外嵌する筒状保護具を配設し、この
筒状保護具は、その内端を測温抵抗体保護筒よりも内側
に訃いて蒸気流路内に開口すると共に下流側に貫通孔を
設けたから、次のような効果を期待できる。
○ 保護筒が高速の蒸気に直接さらされろことがなく、
しかも保護具内の蒸気流速は遅く且つ外方(上方)への
流れとなるため、蒸気中の水滴は開口付近から落下して
保護筒渣でとどかない。
従って、保護筒への不純物の付着がなく、該保護筒の腐
蝕、温度の計測誤差などを防止できる。
○ 保護具が蒸気流路中に突出しているため、保護具の
両側部で蒸気流速が増加して保護具後部の静圧を降下さ
せる。
この結果、保護具後部に設けられた貫通孔を通って空間
内の蒸気が流出し、これを補う形で開口から空間内に蒸
気が流入する。
従って、保護具内に蒸気の滞留がなく蒸気温度が正確に
計測できる。
また、上記理由により、保護具を設けたことによる計測
の時間釦くれもおさえることができる。
なか本考案は、上記−使用例で述べたように、油田への
圧入蒸気として不純物の多い低質な蒸気を使用する蒸気
プラントvc有利に採用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図にトけるA−A断面図、第3図〜第5図は一使用例
を示し、第3図は全体系統図、第4図は蒸気圧入工程で
の系統図、第5図は造水督よび採油工程での系統図であ
る。 1・・・蒸気配管、2・・・蒸気流路、9・・・測温抵
抗体、保護筒、10・・・筒状保護具、11・・・空間
、13・・・開口、14・・・貫通孔、15・・・測温
抵抗体、38・・・温度検出部保護装置、39・・・コ
ントロールバルブ、B・・・蒸気。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蒸気流路内に測温抵抗体保護筒を挿入し、との測温抵抗
    体保護筒に空間を置いて外嵌する筒状保護具を配設し、
    この筒状保護具は、その内端を測温抵抗体保護筒よりも
    内側にかいて蒸気流路内に開口すると共に下流側に貫通
    孔を設けたことを特徴とする温度検出部保護装置。
JP15210378U 1978-11-04 1978-11-04 温度検出部保護装置 Expired JPS5813724Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15210378U JPS5813724Y2 (ja) 1978-11-04 1978-11-04 温度検出部保護装置

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JP15210378U JPS5813724Y2 (ja) 1978-11-04 1978-11-04 温度検出部保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5568030U JPS5568030U (ja) 1980-05-10
JPS5813724Y2 true JPS5813724Y2 (ja) 1983-03-17

Family

ID=29137994

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JP15210378U Expired JPS5813724Y2 (ja) 1978-11-04 1978-11-04 温度検出部保護装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6358154B2 (ja) * 2015-04-08 2018-07-18 株式会社デンソー 温度センサおよびその取り付け構造
JP7112266B2 (ja) * 2018-06-29 2022-08-03 株式会社デンソー 圧力温度センサ

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JPS5568030U (ja) 1980-05-10

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