JPS58136469A - 印字マグネツト駆動方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ｆＪｌ）　　発明の技術分野 この発明は、ラインプリンタなどの印字マグネ７ト駆動
方式に係り、さらに詳細には初期印字動作の印字品質を
改善した新しい印字マグネット駆動方式に関するもので
ある。

（ｂｌ　　従来技術と問題点 ラインプリンタなどの印刷装置は、印字情報によって対
応する印字ハンマを駆動する印字マグネットを選択し、
該選択印字マグネットに駆動電流を供給することによっ
て印字ハンマを印刷用紙に打ち当てて印字を行うもので
ある。そしてこの場合印字ハンマ機構には、長期に亘る
安定した印字動作を行うため印字ハンマおよびアクチェ
ータの可動部に潤滑油を注入している。

しかしながら、この印字ハンマ機構では装置電初投入時
、長時間放置後（特に低温度環境下において）のいわゆ
る初期印字動作において前記潤滑油の粘度３表面張力に
起因して印字ハンマおよびアクチェータの起動が悪いた
めに印字が不規則となり、最悪の場合は印字できず印刷
内容に支障をきたすという欠点があった。そこで、試し
印字を行うなどしてかかる欠点を改善しているのである
が、印刷用紙のホームボジシ譜ン設定の繰返し操作およ
び多量の無駄な印刷用紙を必要とするなどの問題が残っ
ている。

（Ｃ）　　発明の目的 この発明は１以上のような従来の状況から初期印字に際
し、煩雑な操作を必要とせずに印字品質を向上した新し
い印字マグネット駆動方式の提供を目的とするものであ
る。

（ｄｌ　　発明の構成 簡単に述べるとこの発明は、一連の所定印字情報に基づ
く印字動作に先立ち、印字ハンマを印字に寄与しない距
離で少なくとも数回フライトすべく印字マグネットを駆
動するようにしたことを特徴とするものであり、初期印
字動作時においても確実で安定した印字を行うことが可
能となる。

（Ｑ）　　発明の実施例 第１図はこの発明を適用したラインプリンタの印字ハン
マ駆動系の１例ブロック図を示し、１は印字コントロー
ラ、２はドライブ回路、３，４および５は印字機構を構
成する印字マグネット、アクチェータおよび印字ハンマ
、６はダイオード。

７はツレ−回路、８は抵抗である。

印字コントローラｌは９周知のように図示しないホスト
針貧機などから転送される行または頁単位の一群の印字
情報を一時格納するメモリ、装置電源オン時の初期自己
診断動作および前記印字情報に基づく印字動作などを制
御するプログラムを有しているが、該制御プログラムに
は本発明に従って次の印字ハンマ駆動態様時において印
字ハンマ５のアイドル動作を行う機能が付加されている
。

報が間欠的に転送されてきてそれによる印字動作が１５
分程度途切れるとき、あるいは長時間電源オンのまま放
置していて印字動作を再開する場合などの初期印字動作
時に印字ハンマ５．アクチェータ４の起動をスムースに
するため印字情報に基づく印字動作に、先立って該印字
ハンマ５を印字に寄与しないすなわち印刷用紙に打ち当
てない距離でフライトさせる動作をいう、このような印
字ハンマのフライト動作を達成する構成については浚で
詳述するが、この場合の動作指令信号を印字アイドル情
報と呼ぶことにする。なお、印字動作が所定時間（１５
分間以上）中断したがしないがを検出する手段としては
１例えば前記印字コントローラＩ内の印字情報格納メモ
リに順次大刀する印字情報の時間間隔を測定しそれが１
５分以上のとき前記印字アイドル情報を出方するような
タイマー回路を用いる。

また、ドライブ回路２は、印字情報および印字アイドル
情報に基づく前記印字コン）Ｕ−ラ１よりの駆動信号を
受けたとき印字マグネット３へ駆動電流を供給するもの
である。リレー回路７と抵抗８は、前記印字ハンマ５の
アイドル動作を遂行するためのものであり、該リレー回
路７は常時は励磁状態とされてリレー接点７１を閉じ、
前記印字コントローラ１よりの印字アイドル情報を受け
たとき消磁状態とされて該リレー接点７１を開くよう構
成されている。従って、この印字ハン゛１アイドル動作
期間では前述したようにドライブ回路２が例えば２〜３
回駆動されて駆動電流を供給しているので、前記リレー
接点７１が開かれれば該駆動電流が前記抵抗８により制
限（例えば半減）された形で印字マグネット３へ供給さ
れる結果、該印字マグネット３はエネルギーが半減しア
クチェータ４を介した印字ハンマ５を印刷用紙面までフ
ライトできない、つまり印刷用紙への印字は行われない
わけである。第２図は印字マグネット３への駆動電流波
形を示し、（ａ）が通常印字時の波形、（ｂ）が印字ア
イドル時の波形である。

以上のような印字アイドル動作に基づく半減した駆動電
流による印字マグネット３の駆動後は。

前記リレー回路７が再励磁されてリレー接点７１を閉じ
ることにより該リレー接点を通して印字動作に必要な駆
動電流を印字マグネット３へ供給することになる。

以上この発明の一実施例につき説明したのであるが、前
述した長時間放置後の再印字動作に先立つ印字アイドル
動作は、印字サイクル中に入らないように配慮しなけれ
ばならない。また印字アイドル動作時の印字ハンマ駆動
は２〜３回以上であっても良く、さらに印字アイドル動
作遂行のための印字ハンマのフライト量制御は印字マグ
ネットの励磁時間を短くしても可能である。

（ｆ）　　発明の効果 この発明の印字マグネット駆動方式によれば。

印刷装置の初期印字動作に際し、印字ハンマを印字でき
ない距離でフライトさせて印字ハンマおよびアクチェー
タの起動を良好にするようにしているので、確実で安定
した印字動作が可能となり高品質印字を奏する。従って
、ラインプリンタなどのインパクト型印刷装置に適用し
てきわめて有益である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を適用したラインプリンタの印字ハン
マ駆動系を示す１例ブロック図、第２図は通常印字動作
時と印字アイドル動作時の印字マグネット駆動電流をそ
れぞれ示す波形図である。 １；印字コントローラ、２；ドライブ回路。 ３；印字マグネット、４；アクチェータ、５；印字ハン
マ、６；ダイオード、７；リレー回路。 ８；抵抗。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＋１１　　印字情報により印字マグネットを駆動し。 印字ハンマを印刷用紙に打ち当てて印字を行う印刷装置
   において、一連の所定印字情報に基づく印字動作に先立
   ち、前記印字ハンマを印字に寄与しない距離で少なくと
   も数回フライトすべ（前記印字マグネットを駆動するよ
   うにしたことを特徴とする印字マグネット駆動方式。 （２）　　前記印字マグネットに対する駆動電流を印字
   に必要な駆動電流よりも少なくして前記印字ハンマを印
   字しない距離でフライトさせるようにしたことを特徴と
   する特許請求の範囲第（１）項に記載の印字マグネット
   駆動方式。