JPS58136095A - 電子式鍵盤楽器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子式鍵盤楽器に関し、更に詳細に述べると、
コード音名の入力を複数の方式のいずれによっても可能
とした電子式鍵盤楽器に関する。

従来の電子式鍵盤楽器においては、コード音名の入力を
簡単化するために、種々のコード１″ｆ名人力方式が採
用されている。この種の方式の代表的入力方式としては
、鍵盤においてコード音名を指定すると同時に、別途設
けられたコードバーにより、マイナー、セプンス、マイ
ナーセプンス等を指定する方式のほかに、複数のキーを
１ｆ１月１．’ｊに操作し、例えば、２個のキーが押さ
れた場合にマイナー、３個のキーが押された場合にセフ
２フ、４個のキーが押された場合にマイナーセブンスと
して入力する方式がある。従って、演奏者は、特にコー
ドバーの付いた電子式鍵盤楽器を操作する場合、無意識
に両方式を混同して実行してしまう場合が生じるという
問題点を有している。

本発明の目的は、従って、コードバーを〃１１１えた電
子式鍵盤楽器の演春中、コード音名の入力に関する両方
式のいずれによってもコードの入力を行なうことができ
るようにした電子式鍵盤楽器を提供することにある。

以下、図示の実施例により、本考案を詳細に説明する。

第１図には、本発明による電子式鍵盤楽器の一実施例が
示されている。この電子式鍵盤楽器１は、鍵盤装置２と
、コードバースイッチ３α乃至３Ｃとを有し、鍵盤装置
２には、メロディ−人力用キーに対応するメロディ−用
スイッチ４１乃至４ルと、コード名人力用キーに対応す
るコード用スイッチ５□乃至５ｎとが設けられている。

これらのスイッチ３ａ乃至３Ｃ，４，乃至４１Ｌ、及び
５１乃至５ｒＬは入力ポートロに接続されており、入力
ポートロはパスライン７を介して中央処理装置（ＯＰＵ
）８と接続され、上述の各スイッチのオン、オフに関す
るデータが０ＰＵ８に入力される。

０ＰＵ８は、また、コード名判別プログラムがストアさ
れているメモリ９に接続されており、パスライン７を介
して入力されるスイッチのオン、オフ情報から、入力コ
ード名の判別を行ない、その判別データは、出力バスラ
イン１０を介して出力ポート１１に送出される。出力ボ
ート１１内にはバッファレジスタが設けられており、判
別データはここに一時メモリされ、指定されたコード名
は８ビツトのディジタルデータとして、データライン１
２を介して楽音発生部１３に入力される。尚、スイッチ
４．乃至４７１．により入力されるメロディ用のデータ
はａｐｔｒＢにおいて音名を示すディジタルデータ信号
に変換され、楽音発生部１３に入力される。

コードバースイッチ３α乃至３ｄは、第２図に示すよう
に、鍵盤装置２の左端部の前面パネル２ａに横長のスイ
ッチとして設けられている。スイッチ３α乃至３ｃは、
夫々マイナー（ｍ）、セプどス（７ｔｋＬ）及ヒマイナ
ーセブンス（ｔｎ　７　ｔｈ）の各コードに対応してお
り、これらのスイッチを選択的にオンとすることにより
、メモリ８内の□プログラムに従って、押されたスイッ
チに対応するコード名のデータが出力ポート１１がら出
力されるようになっている。更に、コードバースイッチ
３ａ乃至３Ｃによらず、鍵盤装置２がらもコード名を入
力することができるように、鍵盤装置２の多数のキーの
うぢ、コード名人力用のキ一群Ａが特に設けられており
、これらのコード名人力用のキーを１つ押した場合には
メジャーコードが、２つ押した場合にはマイナーコード
が、３つ押した場合にはセブンスコードが、そして４つ
押した場合にはマイナーセブンスコードが夫々選択され
るようになっている。

本発明による電子楽器においては、上述の２通りのコー
ド名人力方式のいずれによっても、特に切換スイッチ等
を設けることなく、所望のコード名を入力し、これを実
行することができるように、これらのデータはＯＰＵ８
においてデータ処理されるように構成されている。

第３図には、そのデータ処理のプログラムの７０−チャ
ートが示されている。次にこのフローチャートについて
説明すると、先ずステップ２１において、コード用鍵盤
入力及びコードバースイッチに対応する入力ボートを読
込み、コード名人力用のいずれかのキーが押されている
か否かがステップ２２において判別される。もし押され
ていなければ、プログラムはここで終了する。もしコー
ド名人力用のいずれかのキーが押されている場合には、
プログラムはステップ２３に進み、キースイッチの何番
目が押されていたかに従ってコードの基本音を決定する
。次いで、ステップ２４において、コードバースイッチ
の入力ボートを読み込む。この結果はステップ２５で判
別され、コードバースイッチが押されている場合には、
そのコートバースイッチに対応した修飾記号を示すデー
タが前のステップ２３で決定された基本音を示す基本音
データに付加される。しかる後、ステップ２７に移り、
この修飾された基本音データがコード音データとして出
力ポート１１に出力される。

一方、ステップ２５においてコードバースイッチがいず
れも押されていないことが判明された場合には、ステッ
プ２８において、コード用鍵盤入力のキ一群Ａのうち何
個のキーが押されているがが計数される。その計数結果
に基づいて、先ずステップ２９で１個がどうがか判別さ
れ（ステップ２９）、１個であれば、基本音データにメ
ジャーを示すデータが付加され（ステップ６０）ステッ
プ２７に移る。同様にして、ステップ３１．３２におい
てコード名がマイナーであるかが判別され、ステップ３
３．３４においてコード名がセブンスであるか否かが判
別される。コードキーが４個以上押されている場合には
、ステップ３５において、マイナーセプンス（、７ｔｈ
）を示すデータが基本音データに付加される。

このように、上述のプログラムに従い、如何なるコード
名人力方式をもって如何なるコード名が入力されたのか
が判別され、いずれの方式によっても自由にコード名の
入力を行なうことができる。従って、コードバースイッ
チによるコード名人力方式を採用した電子楽器において
、演奏者が無意識のうちに、鍵盤のキーを用いてコード
名人力したとしても、この入力データは正確に実行され
ることとなる。

尚、上記実施例では、４種類のコード名のうちの１つを
選択する場合について述べたが、″本発明はこれに限定
されることなく、より多種類のコード名から１つを選択
する場合にも適用できるものである。

このようにして出力ボート１１から取出されたデータに
基づき、楽音発生部１５において所望の波形信号が作ら
れ、楽音発生部１６から出力される楽音信号Ｓはスピー
カ１４から楽音として出力される。

本発明によれば、上述の如く、コードバースイッチ又は
コード名人力用スイッチのいずれの入力手段を用いてコ
ード名データを入力しても、これに応答して所望のコー
ド名の楽音を出力することができるので、演奏者が無意
識のうちに他方の方式によるコード名人力動作を行なっ
ても演奏には何ら差しつかえなく、頗る便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による電子楽器の一実施例を示すブロッ
ク図、第２図は第１図に示した電子楽器の要部斜視図、
第３図は第１図に示した電子楽器のＯＰＵで実行される
プログラムのフローチャートである。 １・・・・・・電子式鍵盤楽器 ２・・・・・・鍵盤装置 ２α・・・パネル ６α乃至５ｃ、、、、・多コードバースイッチ４、乃至
４ｎ　・・・・・・メロディ−用鍵盤スイッチ５、乃至
５ｎ　　・・・・・・コード用鍵盤スイッチ６・・・・
・・入力ポード ア・・・・・・パスライン ８・・・・・・中央処理装置（＠ＰＵ）９・・・・・・
メモリ １０・・・・・・出力バスライン １１・・・・・・出力ボート １２・・・・・・データライン １３・・・・・・楽音発生部 １４・・・・・・スピーカ 以　　上 出願人　株式会社第二精玉舎 代理人　弁理士　最上　　務

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　複数のコードバースイッチから成り所望のコード
   名データを選択的に入力するための第１人力装置と、鍵
   盤の一部に設けられた一部のコード名人力用キーから成
   り所望のコード名を前記第１人力装置とは異なる操作方
   法で所望のコード名データを選択的に入力するための第
   ２人力装置と、前記第１及び第２人力装置からの出力に
   夫々応答し選択されたコード名データを判別する判別装
   置と、前記判別装置からの出力に応答して楽音を出力す
   る回路手段とを備えたことを特徴とする電子式