JPS58134144A - 耐衝撃性樹脂組成物 - Google Patents

耐衝撃性樹脂組成物

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JPS58134144A
JPS58134144A JP1477382A JP1477382A JPS58134144A JP S58134144 A JPS58134144 A JP S58134144A JP 1477382 A JP1477382 A JP 1477382A JP 1477382 A JP1477382 A JP 1477382A JP S58134144 A JPS58134144 A JP S58134144A
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JP
Japan
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rubber
impact
butadiene
ethylene
resistant resin
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JP1477382A
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Inventor
Masahiko Maeda
前田 正彦
Kenji Fujitani
憲治 藤谷
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔I〕  発明の目的 本発明は耐衝撃性樹脂組成物に関する。さらにくワシ<
ハ、(5)ブタジェン系ゴム、アクリル酸エステル系ゴ
ムおよびエチレン−プロピレン系ゴムからなる群からえ
らばれた少なくとも一種のゴムにスチレンとアクリロニ
トリルおよびメチルメタ −クリレートからなる群から
えらばれた少なくとも一種のビニル化合物とをグラフト
重合することによって得られる耐衝撃性樹脂ならびに(
B)アルミニウムまたはアルミニウムを主成分とする合
金の粉末状物、繊維状物および/fたはフレーク状物か
らなる耐衝撃性樹脂組成物に関するものであり、電磁波
の遮蔽性が大であるばかりでなく、金属製のものに比べ
て軽量であシ、かつ加工や成形が容易である耐衝撃性樹
脂を提供することを目的とするものである。
l〕 発明の背景 産業の高度化および家庭生活の高水準化によって電磁波
の放射源が増大している。そのため、電磁波の漏洩によ
シ、人体への危険な害および電子機器関係におけるI、
Oの誤動作などの悪影響があシ、社会的に重大な問題と
なっている。特に、電子計算機、各種事務処理機器から
放射される電磁波がテレビ、音響機器に障害を与えてい
る。
これらのことから、近年、電磁波の遮蔽として、各種の
方法が採用されている。
一般に、金属は電磁波を吸収または反射する性質を有し
ているため、電子レンジ、種々の通信機器の電磁波の遮
蔽材として用いられて効果を発揮している。また、同じ
目的のためにプラスチックに金属の蒸着、溶射、塗装、
メッキなどを施すことも行なわれている。さらに、プラ
スチックにカーボン粉末および金属粉末のごとき添加剤
を比較的多量に混合することによって得られる材料も使
用されている。
しかし、材料として金属を使用する方法またはプラスチ
ックに金属の蒸着などの処理を施す方法は、比重が大き
いこと、加工性が劣ることおよび処理方法が容易でなく
、処理費用がかかることなどにおいて欠点がある。
また、添加剤を混入する方法については、この添加剤を
少量混入すれば、その効果を十分に発揮することができ
ない。一方、多量に混入すれば、効果を発揮することが
できるが、得られる成形物の機械的強度が大幅に低下す
ると云う欠点がある。
(2)発明の構成 以上のことから、本発明者らは、電磁波の遮蔽性がすぐ
れた熱可塑性樹脂組成物を得ることについて種々探索し
た結果、 (5)ブタジェンを主成分とするブタジェン系ゴム、ア
クリル酸エステルを主成分とするアクリル酸エステル系
ゴムおよびエチレントフロピレンを主成分とするエチレ
ン−プロピレン系ゴムからなる群からえらばれた少なく
とも−Stのゴムにスチレントアクリロニトリルおよび
メチルメタクリレートからなる群からえらばれた少量く
とも一種のビニル化合物をグラフト重合することによっ
て得られる耐衝撃性樹脂 95〜60容量チ ならびに (B)[アルミニウムまたはアルミニウムを主成分とす
る合金の粉末状物、繊維状物および/またはフレーク状
物」 (以下「アルミニウムの粉末状物など」と云う)
  50〜40容量チ からなる耐衝撃性樹脂が、 電磁波遮蔽性がすぐれていることを見出し、本発明に到
達した。
既・以明の効果 本発明によって得られる耐衝撃性樹脂組成物は、。
電磁波遮蔽性が良好であるのみならず、下目己のととき
効果(特徴)を有している。
(1)軽食である。
(2)熱可塑性であるため、任意の形状にカロエや成形
が可能である、 (3)曲げ強度および衝撃強度のごとき機械的特性が良
好である。
(4)電磁波の遮蔽処理(たとえば、金属の溶射、導電
塗装、金属メッキ)に要する二次加工費が不要になるた
め大幅なコストダウンになる。
本発明によって得られる耐衝撃性樹脂組成物は、電磁波
遮蔽性が良好である。その上、上記のごときすぐれた効
果を有するため、多方面にわたって使用することができ
る。代表的な用途を下記に表わす。
(1)  ファクシミリ、プリンター、ワード・プロセ
ッサーなどの事務機器のハウジング材(2)テレビ、ビ
デオ、電子計算機などの電子機器のハウジング材および
それらの内部物品。
■ 発明の詳細な説明 (A)  耐衝撃性樹脂 本発明において使われる耐衝撃性樹脂はブタジェン系ゴ
ム、アクリル酸エステル系ゴムおよびエチレン−プロピ
レン系ゴムからなる群からえらばれた少なくとも一種の
ゴムにスチレンとアクリロニトリルおよびメチルメタク
リレートからなる群からえらばれた少なくとも一種のビ
ニル化合物とをグラフト重合することによって得られる
ものである。
(1)ブタジェン系ゴム 該ブタジェン系ゴムとはブタジェンを主成分(60重量
%以上)とするゴムであシ、ブタジェン単独重合ゴム、
ブタジェンと少量のスチレンまたはアクリロニドナルと
の共重合ゴム(SBR。
NBR,)である。ブタジェンとスチレンとの共重合ゴ
ムはブロック共重合ゴムでもよく、またランダム共重合
ゴムでもよい。
(2)アクリル酸エステル系ゴム また、アクリル酸エステル系ゴムとは、アクリル酸エス
テル(たとえば、アクリル酸ブチル)と少t(一般には
、10重量%以下)の他の単量体(たとえば、アクリロ
ニトリル)とを過硫酸塩のごとき触媒の存在下で乳化重
合することによって得られるものであり、通常アクリル
ゴムと云われているものである。   ゛ (31エチレン−プロピレン系ゴム サラニ、エチレン−プロピレン系ゴムトハ、エチレンと
プロピレンとを共重合することによって得られるエチレ
ン−プロピレン共重合ゴムならびにエチレンとプロピレ
ンとを主成分とし、1.4−ペンタジェン、15−へキ
サジエンおよび3.3−ジメチル−1,5−へキサジエ
ンのごとき二個の二重結合が末端に含有する直鎖もしく
は分岐鎖のジオレフィン、1.4−へキサジエンおよび
6−メチル−1,5−へブタジェンのととき二重結合を
一つだけ末端に含む直鎖もしくは分、岐鎖ジオレフィン
またはビシクロ[2,2,1]−へブテン−2およびそ
の誘導体のごとき環状ジエン炭化水素のような単量体の
少量(一般には、10重量%以下)を共重合させること
によって得られる多元共重合ゴムである。これらの共重
合ゴムおよび多元共重合ゴムのエチレンモノマー単量ト
フロピレンモノマ一単位の重量比が30/70ないし7
0/30のものが好ましい。これらのエチレン−プロピ
レン系ゴムは遷移金属化合物と有機アルミニウム化合物
などから得られ不触媒系でエチレンとプロピレンまたは
エチレンζう°ロピレンおよび前記単量体とを共重合ま
たは多元共重合によって製造されるものである。
本発明の耐衝撃性樹脂を製造するにあたシ、これらのゴ
ム状物のうち、ゴム状物の種類によって異なるが、それ
らのムーニー粘度が20〜140のものが望ましく、と
シわけ30〜120のものが好適である。また、これら
のゴム状物は工業的に広く製造され、かつ多方面にわた
って利用されているものである。それらの製造方法、特
性および用途については広く知られているものである〔
たとえば、神原周著、”合成ゴムハンドブック”(昭和
171年、朝食書店発行)〕。
(4)耐衝撃性樹脂の製造 本発明において用いられる耐衝撃性樹脂は前記のゴム状
物にスチレンと他のビニル化合物(アクリロニトリル、
メチルメタクリレート)のうち少なくとも一種とをグラ
フト重合させることによって製造されるものである。グ
ラフト重合の方法は塊状重合法、溶液重合法、乳化重合
法および水性懸濁重合法ならびにこれらのグラフト重合
方法を結合させる方法(たとえば、塊状重合した後、水
性懸濁重合する方法)がある。一般に、100重量部の
耐衝撃性樹脂を製造するために使用されるゴム状物の使
用量は3〜40重量部であり、5〜35重量部が好まし
く、特に5〜30重量部が好適である(比較的に多量の
ゴム状物を使用してゴム状物を多く含有するグラフト重
合物を製造し、このグラフト重合物に前記のスチレン、
アクリロニトリル、メチルメタリレー、トの単独重合樹
脂または共重合樹脂を混合させてもよいが、この場合の
ゴム状物の使用量は該混合物として計算する晃また、ゴ
ム状物にグラフト鎖として結合しているモノマー(スチ
レン、アクリロニトリル、メチルメタクリレート)の分
子量は、通常1000〜300.000であシ、とシわ
け2000〜200゜000が望ましい。概して、ゴム
状物に完全にモノマーが結合することはまれであり、グ
ラフト物とゴム状物に結合しないモノマーの単独重合体
または共重合体とが存在する。これらの単独重合体およ
び共重合体は分離しないでそのまま使われる。
(5)耐衝撃性樹脂の代表例 以上のように製造された耐衝撃性樹脂の代表例としては
、ブタジェン単独重合ゴム、スチレントブタジェンのブ
ロックもしくはランダム共重合ゴム(SBR)またはア
クリロニトリルとブタジェン共重合ゴム(NBR)にス
チレンとアクリロニトリルとをグラフト共重合させるこ
とによって得られるアクリロニトリル−ブタジェン−ス
チレン三元共重合樹脂(AB8樹脂)、 ブタジェン単
独重合ゴムまたはSBRにスチレンとメチルメタクリレ
ートとをグラフト共重合することによって得られるメチ
ルメタクリレート−ブタジェン−スチレン三元共重合樹
脂(MB’S樹脂)、アクリル酸エステル系ゴムにアク
ロニトリルとスチレントラグラフト共重合することによ
って得られるアクリロニトリル−アクリル酸エステル−
スチレン三元共重合樹脂(AAS樹脂)およびエチレン
−プロピレン系ゴムにアクリロニド、リルとスチレンと
をグラフト共重合する”ことによ、、つて得られるグラ
フト、:。
共重合樹脂(AES樹脂)□1□″如あげられる。
(B)  アルミニウムの粉末状物などまた、本発明に
おいて使われるアルミニウムの粉末状物などのうち、粉
末゛状物としては、その平均の大きさは一般には250
メツシユないし20メツシユである。また、繊維状物と
しては、その直径は一般には0.0020〜0.201
!IIであシ、長さが10u以下のものが加工し易いた
め望ましい。
さらに、フレーク状物としては、断面積が01×01闘
から5×5mmを有する円形、正方形、長方形、六角形
など任意の形状のものを用いることができるが、と勺わ
けその厚さが01關以下のものが望ましい。なかでも、
約I X 1 mmの断面積をもつ六角形状で厚さ鎗約
0.03tnmのものが分散性が良好である。これらの
粉末状物、繊維状物またはフレーク状物は単独で使用し
てもよいが、二種以上を併用することによって本発明の
目的を達成するために少ない混合率で効果を発揮するこ
とができるため好適である。また1、アルミニウム合金
中のアルミニウムの含有量は、通常80重量%以上jj
である。
(q 配合割合 本発明の組成物中に占める耐衝撃性樹脂の配合割合は9
5〜60容量チであシ、90〜60容量チが望ましく、
とシわけ90〜70容量チが好適である(すなわち、ア
ルミニウムの粉末状物などの配合割合は5〜40容量チ
であ、9.10〜40容量チが好ましく、特に10〜3
0容量チが好適である)。該組成物に占めるアルミニウ
ムの粉末状物などの配合割合が5容量チ以下では、電磁
波遮蔽に必要な導電性を充分に与えない。一方、40容
量チ以上では、耐衝撃性樹脂との均−状の組成物を、得
ることが極めて困難であり、かシに均−状の組成物を得
ることができたとしても、実用に耐え得る強度を有して
いないために好ましくない。
(D 組成物の製造、成形物の製造 また、本発明の組成物は、熱可塑性樹脂の業界において
一般に使われているヘンシェルミキサーのごとき混合機
を用いてトライブレンドしてもよく、バンバリーミキサ
−、ニーダコ、ロールミルおよびスクリュ一式押出機の
ごとき混合機を使用して溶融混練することによって得る
ことができる。
このさい、あらかじめトライブレンドし、得られる組成
物(混合物)を溶融混練することによって均−状の組成
物を得ることができる。この場合、一般には溶融混練し
た後、ペレット状物に成形し、後記の成形に供する。
本発明の組成物を製造するさい、それぞれの耐衝撃性樹
脂の分野において一般に用いられている酸素および熱に
対する安定剤、可塑剤、金属劣化防止剤、充填剤ならび
に滑剤をさらに添加しても−よい。
成形方法としては、押出成形法、射出成形法およびプレ
ス成形法があげられる。さらに、スタンピング法、押出
シートを用いてのプレス成形法、真空成形法などの成形
法のごとき耐衝撃性樹脂の分野において一般に使われて
いる成形法も適用してよい。
以上の溶融混練の場合でも、成形の場合でも、いずれも
使用される耐衝撃性樹脂の軟化点以上の温度で実施しな
ければならないが、使われる耐衝撃性樹脂の一部が熱劣
(rを生じることがあるためにこの温度以下で実施しな
ければならないことは当然である。
本発明の耐衝撃性樹脂組成物を製造するにあたり、全部
の配合成分を同時に混合してもよい。さらに、耐衝撃性
樹脂とアルミニウムの粉末状物などのうち一部とをあら
かじめ混合していわゆるマスターパッチを作成し、得ら
れたマスターバッチと残りの配合成分を混合してもよい
。要するに、本発明の組成物を製造するには、全配合成
分を前記の配合割合の範囲内になるように、かつ均−状
になるようにすれば、その目、的を達成することができ
る。
なお、本発明において耐衝撃性樹脂およびアルミニウム
の粉末状物などはそれぞれ一種のみを使用してもよく、
二種以上を併用してもよい。
■ 実施例および比較例 以下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
なお、実施および比較例において、体積固有抵抗試験は
抵抗計(タケダ理研社製、商品名 デジタルマルチメー
ター TR−6856)を用い、厚さが2I11の試片
を用い、温度 25℃ 湿度60チの雰囲気下で試片の
抵抗を測定し、下式に従って算出した。
ここで、Sは固有抵抗率測定電極の電極面積であり、R
は試片の抵抗値であり一 tは試片の厚さを表わす。ま
た、電磁波の遮蔽効果の測定は、厚さが3闘のシートを
使って1010X10X30のサンプル箱を製作し、箱
の中にボータプル発振器を所定の周波数(200MHz
)に調節して入れた。
この箱を電波暗室内に置き、受信アンテナで箱内の発信
器から出る電波を検波器を経てマイクロ波用電力計で測
定した。シートから製作した箱を除いた状態における発
振器からの電波も同様に計測し、サンプル箱の、有無に
よる電界強度(μV)の比率ヲテシヘル(a且)で表わ
してサンプルシー)+7)電磁波域−衰量とした。さら
に、アイゾツ) (Izod)衝撃強度はASTM D
−256−56にしたがって測定した。また、引張強度
は試験片としてJIS  2号1/2および厚さが1間
のものを使用し、JIS  K−6723にしたがい、
引張速度が5 mytz 7分の条件で測定した。さら
に、ビカット(Vicat)  軟化点はASTM  
D−1528−58T4C−1,たがって測定した。ま
た、溶融粘度は高化式フローテスターを用い、直径がl
igおよび長さが10朋のノズルを使用し、200℃に
おいて荷重が100kgにて測定した。
なお、実施例および比較例の各組成物(混合物)を製造
するさいに使用したそれぞれの混合成分をつぎに示す。
((A)ABS樹脂〕 201のステンレス製オートクレーフニスチレンーブタ
ジエン共重合ゴム(ブタジェン含有量80重量%、ゴム
のゲル含有量 80%)280゜0g(固形分として)
、2.0.9の過硫酸アンモニウム、go、o、yの不
均化ロジン酸ナトリウム、21.0gのラウリルメルカ
プタンおよび8.Olの水を仕込み、均−状に攪拌した
。これに単量体として2521i1のスチレンと120
0.!i/のアクリロニ) IJルを加えて攪拌し、つ
いで、攪拌しながら70℃に昇温させた。この温度にお
いて攪拌しながら10時間重合を行なった。ついで、5
チの硫酸アルミニウムの水溶液を上記のようにして得ら
れた重合体(グラフト物)を含有するラテックス状物に
加え、得られたグラフト物を凝固した。
この凝固物を約1%の水酸化−j ) IJウムの水溶
液約5.21を用いて洗浄し、さらに多量(約301)
の70℃の温水を使って洗浄した。このグラフト物を約
80゛℃において減圧下で一昼夜乾燥を行なった。その
結果、3785gの白色粉末状のグラフト物が得られた
。得られたグラフト物のア″イゾット衝撃強度は7.5
 kg−cIrL/cm−ノツチであり、引張強度は4
68に9/crltであった。また、この重合物のビカ
ット軟化点は101.5℃であった。このグラフト物の
ゴム状物の含有量は7.3重量%であった。以下、この
グラフト物を[ABSJという。
((B)MBS樹脂〕 ブタジェンが76.5重量%、スチレンが235重量%
からなるブタジエンースチンン共重合ゴム(ムーニー粘
度 50) 13809を含有する水性分散液1201
を201のステンレス製オートクレーブに仕込んだ。窒
素気流下、温度を60℃に保チな4らホルムアルデヒド
スルホキシル酸ナトリウムの二水和物480gを約2.
41の水に溶解した水溶液と160.0gのキュメンハ
イドロパーオキサイドとを加え、1時間攪拌した。つい
で、7681のメチルメタクリレートと32.0pのキ
ュメンハイドロパーオキサイドとの混合液を添加し、重
合を行なった。約7時間後に重合軟化率は91.8%に
達した。この反応系に6880gのスチレンと32.0
gのキュメンハイドロパーオキサイドとの混合液を添加
し、重合を行なった。約6時間後に重合軟化率が93.
3%に達した。この液に塩酸と塩化ナトリウム(食塩)
との水溶液を加えて凝固させた。ついで、この沈澱物を
濾過し、1 充分に温水を使用して洗浄した後、約80℃の温度にお
いて減圧下で一昼夜乾燥を行なった。キの結果、白色粉
末状の重合物(グラフト物)が得られた。得られたグラ
フト物のアイゾツト衝撃強度は7.6 kgm cm/
cm−ノツチであり、引張強度は415kg/fflで
あった。このグラフト物のビカット軟化点は97.2℃
であった。得られたグラフト物(以下「MBS」と云う
)のゴム状物の含有量は9.6重量%であった。
[((E)AAS樹脂] 201のステンレス製のオートクレーブに804の蒸溜
水、24.0 gのドデシルベンゼンスルホン酸す) 
IJウム、重合触媒としてo、sogの過硫酸アンモニ
ウムならびに単量体として784gのアクリル酸ブチル
エステルおよび160gのグリシジルメタクリレートを
仕法み、77℃において攪拌しながら重合がほとんど完
了するまで重合を行ない、アクリル酸エステル系ゴムを
製造した。
このアクリル酸笠ステル系ゴムを含む重合系に単量体と
して168′Ogのスチレンおよび720gのアクリ・
= ) IJ 励ならびに重合触媒として160gの過
硫酸カリウムを添加し、83°Cにおいて攪拌しながら
10時間重合を行なった。その結果未反応の単量体をほ
とんど含有しない乳化重合体(グラフト物)が得られた
。このグラフト物を含有する乳化液に硫蓋アルミニウム
の5チ水溶液を攪拌しながら滴下し、重合体(グラフト
物)が沈澱した。つぎに、との含水重合体を遠心分離を
行なって脱水した後、この重合体を充分に水洗した後、
約50℃において減圧下で乾燥を行なった。
このグラフト物のアイゾツト衝撃強度は24.8に9・
cnL/cIrL−ノツチであり、引張強度は350k
g/dであった。また、軟化点は97.6°Cであった
つどのグラフト物(以下「AAsJと□云う)のゴム状
物の含有量は23.8重量%であった。
[(D)  AES樹脂〕 201の前記のオートクレーブに単量体として53’5
(lのスチレン、ゴム状物としてムーニー粘度(’ML
++4 (100℃)〕が45のエチレン−プロピレン
−ジエン三元共重合ゴム(非共軛ジエン成分 エチリデ
ンノルボルネン、沃素価 25)1500、!i’およ
び1.0 kgのn−へブタンを仕込んだ。オートクレ
ーブ中を窒素で置換した後、50°Cにおいて2時間攪
拌を行ない、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合
ゴムを完全にスチレン溶解させた。この反応(重合)系
に単量体としてさらに2150gのアクリロニトリルを
加えた後、充分攪拌を行ない、均一の溶液を作成した。
この溶液に5.09のテルビルンならびに触媒として5
.0gのジ第三級−ブチルパニオキサイドおよび1.3
gの第三級−ブチルパーアセテートを加え、重合系を9
7°Cに昇温した。1kg/crlの窒素加圧条件下で
この温度に制御しながら7時間20分塊状重合を行なっ
た。重合終了約30分前に15.Ogのジ第三級−プチ
ルパーオキサイドおよび15゜0gのテルビルンを50
0gのスチレンに溶解させ、この溶液を加えた。このよ
うにして得られたシロップ(重合体を含有)を111の
水(懸濁剤として25gのアクリル酸−アクリル酸エス
テル共重合体を含む)を入れた301のオートクレーブ
に移し、窒素置換した。この水性懸濁液を130℃にお
いて激しく攪拌しながら2時間懸濁重合を行なった。つ
いで、150℃に昇温して1時間ストリッピングを行な
った。得られた重合体(グラフト−ブレンド物)を充分
水洗した後、100℃において乾燥を行なった。その結
果、9.28kgのグラフト−ブレンド物(以下「AE
S」と云う)が得られた。このABSのゴム状物の含有
量は16,0重量%であった。このAESのアイゾツト
衝撃強度は37.9kg−cIIL/cIrL−ノツチ
であり、引張強度は350 kg/、dであった。また
、ビカット軟化点は98.0℃であった。
[(E)  アルミニウム・フレークコアルミニウム・
フレークとして、断面積が1×IIIIl!、厚さが0
.03mmの正方形のフレーク状アルミニウム(以下「
Alフレーク」゛と云う)を用いた0 〔(Fl  アルミニウム粉末〕 アルミニウム粉末として、粒径が74〜150ミク゛ロ
ンのアルミニウム粉末(以下「Al粉末」と云う)を使
用した。
[(C1アルミニウム繊維〕 アルミニウム繊維として、長さが約6m、径が65ミク
ロンのアルミニウム・ファイバー(以下「Al繊維」と
云う)を使った。
実施例 1〜12、比較例 1〜5 前記のようにして製造したABS、MB8%AAsおよ
びAESならびにAlフレーク、Al繊維およびAl粉
末を第1表に示す配合割合であらかじめヘンシェルミキ
サーを使ってそれぞれ5分間トライブレンドを行なった
。得られた各混合物を二軸押出機(径 30闘)を用い
て樹脂温度が200℃の条件で溶融混練しながらペレッ
ト化を行なって組成物を製造した。得られたそれぞれの
組成物をあらかじめ200℃に設定した6オンス射出成
形機を使って厚さが3闘の試験片を製造した。
結果を第2表に示す。
□、i・□ 第   1   表 第 1 表 (つ づ き) 第  2  表 、    ′ 特許出願人 昭和電工株式会社 代理人弁理士菊地精−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (5)ブタジェンを主成分とするブタジェン系ゴム、ア
    クリル酸エステルを主成分とするアクリル酸エステル系
    ゴムおよびエチレンとプロピレンを主成分とするエチレ
    ン−プロピレン系ゴムからなる群からえらばれた少なく
    とも一種のゴムにスチレンとアクリロニトリルおよびメ
    チルメタクリレートからなる群からえらばれた少なくと
    も一種のビニル化合物とをグラフト重合することによっ
    て得られる耐衝撃性樹脂 95〜60容量チ ならびに (B)  アルミニウムまたはアルミニウムを主成分と
    する合金の粉末状物、繊維状物および/またはフレーク
    状物 5〜40容量チ からなる耐衝撃性樹脂組成物。
JP1477382A 1982-02-03 1982-02-03 耐衝撃性樹脂組成物 Pending JPS58134144A (ja)

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JP1477382A JPS58134144A (ja) 1982-02-03 1982-02-03 耐衝撃性樹脂組成物
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4430048A1 (de) * 1994-08-24 1996-02-29 Inventa Ag Copolyesterschmelzklebemassen

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