JPS58134127A - プラスチツク基体への金属膜形成方法 - Google Patents
プラスチツク基体への金属膜形成方法Info
- Publication number
- JPS58134127A JPS58134127A JP1603382A JP1603382A JPS58134127A JP S58134127 A JPS58134127 A JP S58134127A JP 1603382 A JP1603382 A JP 1603382A JP 1603382 A JP1603382 A JP 1603382A JP S58134127 A JPS58134127 A JP S58134127A
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- Japan
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- film
- plastic substrate
- metallic
- oxide film
- forming
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- Pending
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- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は乾式めっき法によりプラスチック基体の表面に
金属膜を形成する方法に関するものである。
金属膜を形成する方法に関するものである。
一般に、プラスチック基体の表面に金属膜を形成（金属
めっき）する方法は、湿式めっき法と乾式めっき法、と
に分類される。このうち、乾式めっき法について、第１
図の断面図を参照して説明すると、この方法においては
、まずプラスチック基体１の表面を脱脂洗浄し、その表
面および形成しようとする金属膜に最適なコーティング
塗料によりベースコート層２を形成し、これを乾燥した
後、その上に真空蒸着、スパッタリングなどにより金属
膜３を形成し、更にコーティング塗料によりトップコー
ト４を形成しているが、この方法には、以下に示すよう
な欠点がある８ まず第一に、ベースコートのコーティ７グ塗Ｈには多ぐ
の必要条件がち９、それぞれにおいて、それらを満足し
た最適なコーティング塗料があまりない。特に、真空蒸
着によりアルミニウム膜を形成する場合、アルミニウム
と付着性の良いコーティング塗料が全くないため、ベー
スコートとアルミニウム膜との間で剥れる事が非常に多
い。第二に、ベースコート用塗料をプラスチック基体表
面に塗装するのが難かしい。すなわち、レベリング良く
塗装すること、泡の巻込みを防ぐように注意すること、
お・よび吹き付は塗装の時に空気圧を低くする等の工夫
が必要である。第三に、ベースコート用塗料の塗装後の
乾燥が必要であり、この乾燥が不十分だと金属の付着性
や色調が悪くなり、り２ツクが入ることもめる。第四に
、真空蒸着によりベースコートの上に金属膜を形成する
場合、付着が悪いため凝集力の強いトップコート用塗料
が使用できない。第五に、これらによりコストが高い。
めっき）する方法は、湿式めっき法と乾式めっき法、と
に分類される。このうち、乾式めっき法について、第１
図の断面図を参照して説明すると、この方法においては
、まずプラスチック基体１の表面を脱脂洗浄し、その表
面および形成しようとする金属膜に最適なコーティング
塗料によりベースコート層２を形成し、これを乾燥した
後、その上に真空蒸着、スパッタリングなどにより金属
膜３を形成し、更にコーティング塗料によりトップコー
ト４を形成しているが、この方法には、以下に示すよう
な欠点がある８ まず第一に、ベースコートのコーティ７グ塗Ｈには多ぐ
の必要条件がち９、それぞれにおいて、それらを満足し
た最適なコーティング塗料があまりない。特に、真空蒸
着によりアルミニウム膜を形成する場合、アルミニウム
と付着性の良いコーティング塗料が全くないため、ベー
スコートとアルミニウム膜との間で剥れる事が非常に多
い。第二に、ベースコート用塗料をプラスチック基体表
面に塗装するのが難かしい。すなわち、レベリング良く
塗装すること、泡の巻込みを防ぐように注意すること、
お・よび吹き付は塗装の時に空気圧を低くする等の工夫
が必要である。第三に、ベースコート用塗料の塗装後の
乾燥が必要であり、この乾燥が不十分だと金属の付着性
や色調が悪くなり、り２ツクが入ることもめる。第四に
、真空蒸着によりベースコートの上に金属膜を形成する
場合、付着が悪いため凝集力の強いトップコート用塗料
が使用できない。第五に、これらによりコストが高い。
本発明は、上記欠点を解消した。塗料によるベースコー
トを必要としないプラスチック基体への金属膜形成方法
を提供するものである。
トを必要としないプラスチック基体への金属膜形成方法
を提供するものである。
以下、本発明を図面に従い説明する。
第２図は、本発明の方法によりプラスチック基体表面に
金属膜を形成したものの断面図である。
金属膜を形成したものの断面図である。
本発明の方法においては、まず、プラスチック基体６の
表面を従来と同様に洗浄、脱脂して乾燥後、このプラス
チック基体５を乾式めっき装置の膜形成槽（ペル〉ヤー
）内に設置し、装置を作動してプラスチック基体６の表
面に金属酸化膜６を形成する。さらに、膜形成槽内で酸
化膜ができないように処理しく真空蒸着などでは酸素の
排出、スパッタリングでは酸素の排出やターゲットの交
換）、金属酸化膜６の上に金属膜７を形成する。その上
に必要に応じてトップコート層８を従来と同様の方法で
形成する。
表面を従来と同様に洗浄、脱脂して乾燥後、このプラス
チック基体５を乾式めっき装置の膜形成槽（ペル〉ヤー
）内に設置し、装置を作動してプラスチック基体６の表
面に金属酸化膜６を形成する。さらに、膜形成槽内で酸
化膜ができないように処理しく真空蒸着などでは酸素の
排出、スパッタリングでは酸素の排出やターゲットの交
換）、金属酸化膜６の上に金属膜７を形成する。その上
に必要に応じてトップコート層８を従来と同様の方法で
形成する。
、次に、本発明の一実施例を説明する。
プラスチック基体として、厚さ１ｍ、直径２０′ 副の
アクリル板を用い、′これを真空蒸着機の膜形成槽内に
設置し、抵抗加熱ヒエり上に直径０．５ｍｍ、長さ２０
＋１１１１のアルミニウム棒を２本載せた。次に、膜形
成槽内を２ Ｘ １０＝ Ｔｏｒｒの真空度まで真空引
きした後、９９．９９ ％の純度の酸素ガスを１Ｏ−５
Ｔｏｒｒまで導入し、抵抗加熱ヒータに２．６Ａの電流
を２０〜３０秒間流してアクリル板の表面に１００〜３
００人のアルミニウム酸化薄膜を形成した。さらに、膜
形成槽内の抵抗加熱ヒータを交換し、その上に上記アル
ミニウム棒を３本載せ、再度、２ Ｘ １０−６Ｔｏｒ
ｒの真空度まで真空引きし、抵抗加熱ヒータに２．６人
の電流を７０秒間流してアルミニウム酸化薄膜の上に１
０００人程０アルミニウム薄膜を形成した。
アクリル板を用い、′これを真空蒸着機の膜形成槽内に
設置し、抵抗加熱ヒエり上に直径０．５ｍｍ、長さ２０
＋１１１１のアルミニウム棒を２本載せた。次に、膜形
成槽内を２ Ｘ １０＝ Ｔｏｒｒの真空度まで真空引
きした後、９９．９９ ％の純度の酸素ガスを１Ｏ−５
Ｔｏｒｒまで導入し、抵抗加熱ヒータに２．６Ａの電流
を２０〜３０秒間流してアクリル板の表面に１００〜３
００人のアルミニウム酸化薄膜を形成した。さらに、膜
形成槽内の抵抗加熱ヒータを交換し、その上に上記アル
ミニウム棒を３本載せ、再度、２ Ｘ １０−６Ｔｏｒ
ｒの真空度まで真空引きし、抵抗加熱ヒータに２．６人
の電流を７０秒間流してアルミニウム酸化薄膜の上に１
０００人程０アルミニウム薄膜を形成した。
本発明の他の実施例として、上記アルミニウム棒のかわ
りに銀棒を用い、酸素ガス導入のかわりに最初の真空引
きを１０ Ｔｏｒｒの真空度１でしか行なわず、他は
上記実施例と同一方法で銀酸化薄膜および銀薄膜を形成
した。
りに銀棒を用い、酸素ガス導入のかわりに最初の真空引
きを１０ Ｔｏｒｒの真空度１でしか行なわず、他は
上記実施例と同一方法で銀酸化薄膜および銀薄膜を形成
した。
上記各実施例によりプラスチック基体表面に金輝膜を形
成したものは、１０ｏ〇八程度の騰厚でも粘着テープな
どによる剥離試験で全く剥れることがなく、膜形成した
金属を削り取るか、もしくはこれを傷付けない限り、プ
ラスチック基体面は表面に現Ｈなかった。また、０〜６
０℃までの温ｉｔイクル試験でも、クラックが入ったり
、剥れたりすることはなかった。
成したものは、１０ｏ〇八程度の騰厚でも粘着テープな
どによる剥離試験で全く剥れることがなく、膜形成した
金属を削り取るか、もしくはこれを傷付けない限り、プ
ラスチック基体面は表面に現Ｈなかった。また、０〜６
０℃までの温ｉｔイクル試験でも、クラックが入ったり
、剥れたりすることはなかった。
以上の説明から明らかなように、本発明の方法は、乾式
めっき法によシブ２．スチック基体の表面に金属膜を形
成する際、金属膜の形成に先立って、プラスチック基体
上に前記金属の酸化物の膜を形成するようにしたもので
あり、以下に示すような多くの特長を有するものである
°。
めっき法によシブ２．スチック基体の表面に金属膜を形
成する際、金属膜の形成に先立って、プラスチック基体
上に前記金属の酸化物の膜を形成するようにしたもので
あり、以下に示すような多くの特長を有するものである
°。
まず第一に、塗料によるベースコートを必要としない。
よって、真空蒸着でのアルミニウム膜形成のように、最
適コーティング塗料のない金属、あるいは、プラスチッ
ク基体にでも行なうことができる。第二に、塗料による
ベースコートをしないので、難かしい塗装を必要とせず
、更に乾燥のための時間が不要となる。第三に、形成し
た金属膜の付着性が良いため、凝集力の強いトップコー
ト用塗料を使用するりとかで゛きる。第四に、工程操作
を簡易化できるため、コストを下げることができる。
適コーティング塗料のない金属、あるいは、プラスチッ
ク基体にでも行なうことができる。第二に、塗料による
ベースコートをしないので、難かしい塗装を必要とせず
、更に乾燥のための時間が不要となる。第三に、形成し
た金属膜の付着性が良いため、凝集力の強いトップコー
ト用塗料を使用するりとかで゛きる。第四に、工程操作
を簡易化できるため、コストを下げることができる。
第１図は従来法によりプラスチック基体表面に金属膜を
形成したものの一例を示す断面図、第２図は本発明の一
実施例においてプラスチック基体表面に金属膜を形成し
たものの一例を示す断面図である。 ６・・・・・・プラスチック基体、６・・・・・・金属
酸化膜層、７・・・・・・金属膜層、８・・−・・・ト
ップコート層。
形成したものの一例を示す断面図、第２図は本発明の一
実施例においてプラスチック基体表面に金属膜を形成し
たものの一例を示す断面図である。 ６・・・・・・プラスチック基体、６・・・・・・金属
酸化膜層、７・・・・・・金属膜層、８・・−・・・ト
ップコート層。
Claims (1)
- プラスチック基体の表面にあらかじめ乾式めっき法によ
って金属酸化膜を形成した後、この金属酸化膜上に乾式
めっき法によシ前記金属酸化膜と同種の金属の膜を形成
することを特徴とするプラスチック基体への金属膜形成
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1603382A JPS58134127A (ja) | 1982-02-03 | 1982-02-03 | プラスチツク基体への金属膜形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1603382A JPS58134127A (ja) | 1982-02-03 | 1982-02-03 | プラスチツク基体への金属膜形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58134127A true JPS58134127A (ja) | 1983-08-10 |
Family
ID=11905255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1603382A Pending JPS58134127A (ja) | 1982-02-03 | 1982-02-03 | プラスチツク基体への金属膜形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58134127A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6212184A (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-21 | 田中貴金属工業株式会社 | 石英板に銅をスパツタめつきする方法 |
-
1982
- 1982-02-03 JP JP1603382A patent/JPS58134127A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6212184A (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-21 | 田中貴金属工業株式会社 | 石英板に銅をスパツタめつきする方法 |
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