JPS58134099A - アミノ配糖体抗生物質の精製法 - Google Patents
アミノ配糖体抗生物質の精製法Info
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- JPS58134099A JPS58134099A JP1638082A JP1638082A JPS58134099A JP S58134099 A JPS58134099 A JP S58134099A JP 1638082 A JP1638082 A JP 1638082A JP 1638082 A JP1638082 A JP 1638082A JP S58134099 A JPS58134099 A JP S58134099A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアミノ配糖体抗生物質の精製法に関するもので
ある。従来、この種の抗生物質の精製には、主としてカ
ルボン酸基の如き弱酸性基あるいはスルホン酸基の如き
強酸性基を有するイオン交換樹脂が用いられ、主として
アンモニア水、ピリジン水等の塩基性水で溶離する方法
が通常とられている。しかし、最近、水溶性の塩基性ア
ミノ配糖体抗生物質でろって、塩基性条件下では不安定
である抗生物質が見出され、これに前記の如き従来の精
製法を適用すると、必ずしもうまくいかない。
ある。従来、この種の抗生物質の精製には、主としてカ
ルボン酸基の如き弱酸性基あるいはスルホン酸基の如き
強酸性基を有するイオン交換樹脂が用いられ、主として
アンモニア水、ピリジン水等の塩基性水で溶離する方法
が通常とられている。しかし、最近、水溶性の塩基性ア
ミノ配糖体抗生物質でろって、塩基性条件下では不安定
である抗生物質が見出され、これに前記の如き従来の精
製法を適用すると、必ずしもうまくいかない。
それで精製法について研究がされ1例え#i特開昭56
−64597号公報には、培養P液から抗生物質を合成
吸着剤やイオン交換樹脂などで吸着、溶出したのち、セ
ファデックス等のゲル濾過剤を用いて精製する方法が開
示しである。しかし、このように精製に七ファデックス
等のゲル濾過剤を用いる方法は、高価なゲル濾過剤が多
量に必要であ夛かつ作業性の面からも工業生産には不向
きである。を九その後の研究でこの種の抗生物質は合成
吸着剤への吸着力が必ずしも強くないことが判明した0
本発明者らは、これらの問題点を解決するため鋭意検討
し工業的に有利な精製法を見い出し本発明を完成させ友
。
−64597号公報には、培養P液から抗生物質を合成
吸着剤やイオン交換樹脂などで吸着、溶出したのち、セ
ファデックス等のゲル濾過剤を用いて精製する方法が開
示しである。しかし、このように精製に七ファデックス
等のゲル濾過剤を用いる方法は、高価なゲル濾過剤が多
量に必要であ夛かつ作業性の面からも工業生産には不向
きである。を九その後の研究でこの種の抗生物質は合成
吸着剤への吸着力が必ずしも強くないことが判明した0
本発明者らは、これらの問題点を解決するため鋭意検討
し工業的に有利な精製法を見い出し本発明を完成させ友
。
本発明の要旨とするとζろ、は、アミノ配糖体抗生物質
を含有する培讐液或いjF粗粗精液液一般式R−80s
l((式中乳はアルキル!・;アルケニル基、アリール
アルキル基、アルキル置換アリール基、アルケニル置換
アリール基又はアルコキシル基を示す)で表わされる水
溶性強酸性化合物又はその水溶性塩を添加してアミノ配
糖体抗生物質と反応させ、生成されたばアートイオン体
を含む溶液を非イオン型の吸着樹脂あるいは活性炭で処
理して該抗生物質と前記の強酸性化合物との塩を吸着さ
せ、次いでこれを水または含水溶剤にて溶離することを
特徴とするアミノ配糖体抗生物質の精製法にある。
を含有する培讐液或いjF粗粗精液液一般式R−80s
l((式中乳はアルキル!・;アルケニル基、アリール
アルキル基、アルキル置換アリール基、アルケニル置換
アリール基又はアルコキシル基を示す)で表わされる水
溶性強酸性化合物又はその水溶性塩を添加してアミノ配
糖体抗生物質と反応させ、生成されたばアートイオン体
を含む溶液を非イオン型の吸着樹脂あるいは活性炭で処
理して該抗生物質と前記の強酸性化合物との塩を吸着さ
せ、次いでこれを水または含水溶剤にて溶離することを
特徴とするアミノ配糖体抗生物質の精製法にある。
本発明について更に説明すると、培養p液又は粗製溶液
の形の、アミノ配糖体抗生物質の水溶液に一般式R−8
O,H(式中、Rはアルキル基1%に中級アルキル基・
、好ましくは炭素数6〜14のアルキル基;アルケニル
基、特に中級アルケニル基、好ましくは炭素数′5〜1
4のアルケニル基;アリールアルキル基、好ましくはベ
ンジル基又はフェニルエチル基;アルキル置換アリール
基、特に炭素数1〜6のアルキル置換基をもつフェニル
基、ハ 好ましくは11−/チルフェニル基:アルケニル置換ア
リール基、−・l−炭素数1〜6のアルケニル置換基を
もつフェニル基、鼾ましくはビニルフェニル基;あるい
はアルコキシ基、%忙中級アルコキシ基、好ましくは炭
素数3〜14のアルコキシル基である)で示される水溶
性のスルホン酸化合物又は硫酸化合物又はこれらの水溶
性塩、特にアルカリ金属塩、好ましくはナトリウム又は
力l)ラム塩を添加する。このように添加され九前記一
般式の酸化合物(以下、単にキャリアと言うことがある
)は、それの酸基(−801H)が反応してアミノ配糖
体抗生物質のアミノ基との間にベアートイオンを形成す
る。またその酸化合物の基(2)は疎水性であって非イ
オン型吸着樹脂又は活性炭に吸着され易い性質を示す。
の形の、アミノ配糖体抗生物質の水溶液に一般式R−8
O,H(式中、Rはアルキル基1%に中級アルキル基・
、好ましくは炭素数6〜14のアルキル基;アルケニル
基、特に中級アルケニル基、好ましくは炭素数′5〜1
4のアルケニル基;アリールアルキル基、好ましくはベ
ンジル基又はフェニルエチル基;アルキル置換アリール
基、特に炭素数1〜6のアルキル置換基をもつフェニル
基、ハ 好ましくは11−/チルフェニル基:アルケニル置換ア
リール基、−・l−炭素数1〜6のアルケニル置換基を
もつフェニル基、鼾ましくはビニルフェニル基;あるい
はアルコキシ基、%忙中級アルコキシ基、好ましくは炭
素数3〜14のアルコキシル基である)で示される水溶
性のスルホン酸化合物又は硫酸化合物又はこれらの水溶
性塩、特にアルカリ金属塩、好ましくはナトリウム又は
力l)ラム塩を添加する。このように添加され九前記一
般式の酸化合物(以下、単にキャリアと言うことがある
)は、それの酸基(−801H)が反応してアミノ配糖
体抗生物質のアミノ基との間にベアートイオンを形成す
る。またその酸化合物の基(2)は疎水性であって非イ
オン型吸着樹脂又は活性炭に吸着され易い性質を示す。
このように形成され九にアートイオンは全体として疎水
性が増し非イオン型吸着樹脂、あるいは活性炭によく吸
着するので、このことを利用して本発明の方法では、他
の不純物との分離が効率良く達成できる。
性が増し非イオン型吸着樹脂、あるいは活性炭によく吸
着するので、このことを利用して本発明の方法では、他
の不純物との分離が効率良く達成できる。
本発明の方法において使用される前記の一般式R−80
sHの酸化合物の好適な例には、1−プロ/センスルホ
ン酸、1−ブタンスルホン[1−P!”ンスルホン酸、
1−ヘプタンスルホン酸;メタリルスルホン酸(CTi
5 =C(CHs ) −CHs −8OsH) :ベ
ンジルスルホン酸;p−トルエンスルホン酸;p−スチ
レンスルホン酸;ドデシル硫酸 (CHs(CHs)tecHt−0−80sH)又はこ
れらのナトリウム又はカリウム塩がある。
sHの酸化合物の好適な例には、1−プロ/センスルホ
ン酸、1−ブタンスルホン[1−P!”ンスルホン酸、
1−ヘプタンスルホン酸;メタリルスルホン酸(CTi
5 =C(CHs ) −CHs −8OsH) :ベ
ンジルスルホン酸;p−トルエンスルホン酸;p−スチ
レンスルホン酸;ドデシル硫酸 (CHs(CHs)tecHt−0−80sH)又はこ
れらのナトリウム又はカリウム塩がある。
本発明の方法で用いるキャリア、即ち式R−8OsHの
酸化合物又はこれの塩の添mtは、精製されるアミノ配
糖体抗生物質のアミノ基に対し等モルであれば良いが、
実施Kfiつては過剰量加えるのが好都合である。
酸化合物又はこれの塩の添mtは、精製されるアミノ配
糖体抗生物質のアミノ基に対し等モルであれば良いが、
実施Kfiつては過剰量加えるのが好都合である。
本発明の方法においては、前記の一般式の酸化合物又は
これの塩(キャリア)をアミノ配糖体抗生物質と作用さ
せて形成され九ハアードイオン体は、次いで非イオン製
剤着剤樹脂あるいは活性炭に吸着され、その後、この吸
着したはアートイオン体は水、あるいは好ましくは含水
メタノール、含水アセトン等の含水有機溶媒によって溶
離される。この結果、抗生物質は一般式R−8O,Hの
酸化合物との塩の形で回収される。
これの塩(キャリア)をアミノ配糖体抗生物質と作用さ
せて形成され九ハアードイオン体は、次いで非イオン製
剤着剤樹脂あるいは活性炭に吸着され、その後、この吸
着したはアートイオン体は水、あるいは好ましくは含水
メタノール、含水アセトン等の含水有機溶媒によって溶
離される。この結果、抗生物質は一般式R−8O,Hの
酸化合物との塩の形で回収される。
本性に於ける吸着樹脂の選択、キャリアの選択は精製す
るアミノ配糖体抗生物質の種類によって異るし、また精
製の目的、程度によっても異るものである、精製対象と
なるアミノ配糖体抗生物質Kti例えばフオーチきシン
、ダクチミシン等に代表される。シューVジサッカライ
ド抗生物質、並びにカナマイシン、ゲエンタミシン等に
代表されるシュードトリサツカライド抗生物質があるが
。
るアミノ配糖体抗生物質の種類によって異るし、また精
製の目的、程度によっても異るものである、精製対象と
なるアミノ配糖体抗生物質Kti例えばフオーチきシン
、ダクチミシン等に代表される。シューVジサッカライ
ド抗生物質、並びにカナマイシン、ゲエンタミシン等に
代表されるシュードトリサツカライド抗生物質があるが
。
その他のアミノ配糖体抗生物質も利用できる。本法は、
塩基性条件下で不安定なアミノ配糖体抗生物質に好適に
応用できる。
塩基性条件下で不安定なアミノ配糖体抗生物質に好適に
応用できる。
又吸着樹脂としては、ダイヤイオンHP−20、)IP
−10:6るいはアンバーライトXAD−2、XAD−
4の如きスチレン−ジビニルベンゼン共重合体樹脂、X
丁−2トヨパール、活性炭等で代表される非イオン型の
吸着剤が全て使用可能である。
−10:6るいはアンバーライトXAD−2、XAD−
4の如きスチレン−ジビニルベンゼン共重合体樹脂、X
丁−2トヨパール、活性炭等で代表される非イオン型の
吸着剤が全て使用可能である。
好ましくは、IP −20、H’P −10,XAD−
2が好適である。
2が好適である。
例えば、塩基性条件下で不安定であるダクチきシンを精
製するにあたっては□16.従来の精製法による場合、
即ち弱酸性カチオン交換樹脂に吸着させ、希アンモニア
水で溶出する精製法による場合では、ダクチミシンの有
するN−ホルムイミドイル基め不適当であるが本発明の
方法によれば有利に精製できる。
製するにあたっては□16.従来の精製法による場合、
即ち弱酸性カチオン交換樹脂に吸着させ、希アンモニア
水で溶出する精製法による場合では、ダクチミシンの有
するN−ホルムイミドイル基め不適当であるが本発明の
方法によれば有利に精製できる。
本発明の方法においてダクチミシンを精製するに当って
は、特に1−Aンタンスルホン酸ナトリウム又はp−)
ルエンスルホン酸ナトリウムをキャリアとして用いると
、吸着樹脂、活性炭への吸着がよく、さらに溶離は10
〜SO4のメタノール水で効率よ〈実施することができ
るので、好適である。本法によれば通常のアミノ酸類と
ダクチミシンとは良好な分離を示す。
は、特に1−Aンタンスルホン酸ナトリウム又はp−)
ルエンスルホン酸ナトリウムをキャリアとして用いると
、吸着樹脂、活性炭への吸着がよく、さらに溶離は10
〜SO4のメタノール水で効率よ〈実施することができ
るので、好適である。本法によれば通常のアミノ酸類と
ダクチミシンとは良好な分離を示す。
本発明の方法では、溶離工程の後には、アミノ配糖体抗
生物質はキャリアとして用いた酸化合物との塩として単
離される。この塩を別の所望の塩(例えば硫酸塩、RC
4塩など)に誘導するには。
生物質はキャリアとして用いた酸化合物との塩として単
離される。この塩を別の所望の塩(例えば硫酸塩、RC
4塩など)に誘導するには。
通常の操作でダイヤイオンWK−108(Na)や、ア
ンバーライトCG−50(Na”)などの樹脂に吸着さ
せた後に所望の酸で溶離すればよい。また脱塩が必要な
場合には公知の方法を適用すれば良い。
ンバーライトCG−50(Na”)などの樹脂に吸着さ
せた後に所望の酸で溶離すればよい。また脱塩が必要な
場合には公知の方法を適用すれば良い。
本発明は前述の如く安価で大量の精製が可能であシ、工
業的に有利な方法である。また1本発明の方法における
如くキャリアとして用いたスルホン酸化合物又は硫酸化
合物の付加(×アートイオンの形成)により、抗生物質
の合成吸着剤への吸着力が増し、不純物の分離が容易に
なることは予想外のことである。さらに従来の精製法で
必要とされた脱塩工程なども少くなるなどの利点が明ら
かになった。
業的に有利な方法である。また1本発明の方法における
如くキャリアとして用いたスルホン酸化合物又は硫酸化
合物の付加(×アートイオンの形成)により、抗生物質
の合成吸着剤への吸着力が増し、不純物の分離が容易に
なることは予想外のことである。さらに従来の精製法で
必要とされた脱塩工程なども少くなるなどの利点が明ら
かになった。
本発明の方法で得られる精製収率はダクチミシン精製の
場合について先行技術(特開昭55−64597号)に
比し同等ないしはそれをうわまわる結果が得られた。
場合について先行技術(特開昭55−64597号)に
比し同等ないしはそれをうわまわる結果が得られた。
以丁に実施例により本発明を説明するが本発明は何らこ
れに限定されるものではない。
れに限定されるものではない。
実施例1
特開昭55−62099号公報の実施例に従って培養し
て得られたダクチミシンの培養P液をイオン交換樹脂、
アンバーライトIIRC−50(Na)で吸着処理し、
0.5規定の塩酸で溶離する。この溶離液を苛性ソーダ
液で−4,0に調斃した溶液(ダクチミシン約700μ
g/111含有)4.5j!に4.5tの、−/!:ン
タンスルホン酸ナト1)ラムを加える。よく攪拌後、そ
の反応溶液を吸着樹脂夕゛イヤイオンHP −20の4
50dのカラムに通しダクチミシンの1−.2ンタンス
ルホン酸塩を吸着させる。このとき、共存する不純物と
しての大部分のアミノ酸は吸着されずに吸着残液中に残
存する。
て得られたダクチミシンの培養P液をイオン交換樹脂、
アンバーライトIIRC−50(Na)で吸着処理し、
0.5規定の塩酸で溶離する。この溶離液を苛性ソーダ
液で−4,0に調斃した溶液(ダクチミシン約700μ
g/111含有)4.5j!に4.5tの、−/!:ン
タンスルホン酸ナト1)ラムを加える。よく攪拌後、そ
の反応溶液を吸着樹脂夕゛イヤイオンHP −20の4
50dのカラムに通しダクチミシンの1−.2ンタンス
ルホン酸塩を吸着させる。このとき、共存する不純物と
しての大部分のアミノ酸は吸着されずに吸着残液中に残
存する。
ダイヤイオンHP−20のカラムをよく水洗したのち1
0%のメタノール水で展開、溶離し10〇−分画で溶離
液を採取する。20〜35の画分にタフチミンの1−は
ンタンスルホン酸塩が溶出され、その収率は約70%で
あった。
0%のメタノール水で展開、溶離し10〇−分画で溶離
液を採取する。20〜35の画分にタフチミンの1−は
ンタンスルホン酸塩が溶出され、その収率は約70%で
あった。
実施例2
約100μg/adのダクチミシンを含有するアンバー
ライトI RC−50(Na”)の塩酸溶離液1jに対
しテ、 5.5Pf)II −)ルエンスルホン酸ナト
リウムを加えよく攪拌した。得られた反応液をダイヤイ
オンHP−20の100−のカラムに通し水洗する1次
に5%メタノール水約700111で予洗する。その後
、10−メタノール本釣850−でダクチミシンのp−
)ルエンスルホン酸塩を溶離し、この溶離液を約soo
mtで減圧濃縮しメタノールを除く、この濃縮液をダイ
ヤイオンWK−108(Na”)の10−のカラムにか
けダクチミシンを吸着させる。十分に水洗後、α5NO
硫酸で溶離し、硫酸塩とする。過剰の硫酸は、溶離液を
約15Mに濃縮後、ダイヤイオンWA −10(OH”
)で−を5.0に調整するこ&によって除き、直ちに1
0jllJの活性炭カラムで脱塩を兼ねたクロマトグラ
フィーを行う。水で展開し活性部を集め凍結乾燥すると
116雫の高純変のダクチミシン硫酸塩が得られた。収
率約80チ。
ライトI RC−50(Na”)の塩酸溶離液1jに対
しテ、 5.5Pf)II −)ルエンスルホン酸ナト
リウムを加えよく攪拌した。得られた反応液をダイヤイ
オンHP−20の100−のカラムに通し水洗する1次
に5%メタノール水約700111で予洗する。その後
、10−メタノール本釣850−でダクチミシンのp−
)ルエンスルホン酸塩を溶離し、この溶離液を約soo
mtで減圧濃縮しメタノールを除く、この濃縮液をダイ
ヤイオンWK−108(Na”)の10−のカラムにか
けダクチミシンを吸着させる。十分に水洗後、α5NO
硫酸で溶離し、硫酸塩とする。過剰の硫酸は、溶離液を
約15Mに濃縮後、ダイヤイオンWA −10(OH”
)で−を5.0に調整するこ&によって除き、直ちに1
0jllJの活性炭カラムで脱塩を兼ねたクロマトグラ
フィーを行う。水で展開し活性部を集め凍結乾燥すると
116雫の高純変のダクチミシン硫酸塩が得られた。収
率約80チ。
実施例3
カナマイシンA15Pを含有する溶液z5jを10規定
塩酸にてPH4,0に調整し、これに12.8top−
トルエンスルホン酸ナトリウムヲ加工、その反応溶液を
50ローの一:着樹脂アンバーライ) XAD−2カラ
ムに通してカナマイシンAop−トルエンスルホン酸塩
を吸着させる。水で展開するとsoomから5jにかけ
て抗菌活性を有する物質が溶出されてくる。回収率は抗
菌活性比で82−であった。
塩酸にてPH4,0に調整し、これに12.8top−
トルエンスルホン酸ナトリウムヲ加工、その反応溶液を
50ローの一:着樹脂アンバーライ) XAD−2カラ
ムに通してカナマイシンAop−トルエンスルホン酸塩
を吸着させる。水で展開するとsoomから5jにかけ
て抗菌活性を有する物質が溶出されてくる。回収率は抗
菌活性比で82−であった。
実施例4
実施例3で述べた反応溶液をダイヤイオンHP−20の
5001のカラムに通し吸着を行う、吸着後25jの水
で洗い次いで10チのメタノール水2!で溶離を行つ九
とζろ、抗菌活性比で89−のカナマイシンAを回収す
ることが出来た。
5001のカラムに通し吸着を行う、吸着後25jの水
で洗い次いで10チのメタノール水2!で溶離を行つ九
とζろ、抗菌活性比で89−のカナマイシンAを回収す
ることが出来た。
実施例5
粗ダクチミシン硫酸塩1iPを約50(lljの水に溶
離し、これKp−)ルエンスルホン酸ナトリウム20j
’′e加え低温で攪拌した。その反応溶液をダイヤイオ
ンHP−20の8011Jのカラムに通す。
離し、これKp−)ルエンスルホン酸ナトリウム20j
’′e加え低温で攪拌した。その反応溶液をダイヤイオ
ンHP−20の8011Jのカラムに通す。
これを約250−の水で洗った後、15%のメタノール
水で溶離し100−づつ分画すると4〜6番目の7ラク
シ!、ンにダクチミシンのp−トルエ・::、:・: ンスルホン酸塩が溶出される。回収率は約75−であっ
たが、組物質の着色は除かれ、純度も約20%の上昇が
みられた。
水で溶離し100−づつ分画すると4〜6番目の7ラク
シ!、ンにダクチミシンのp−トルエ・::、:・: ンスルホン酸塩が溶出される。回収率は約75−であっ
たが、組物質の着色は除かれ、純度も約20%の上昇が
みられた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 t アミノ配糖体抗生物質を含有する培養液或いは粗精
製液に一般式R−8OsHC式中8はアルキル基、アル
ケニル基、アリールアルキル基、アルキル置換子り−ル
基、アルケニル置換アリール基又はアルコキシル基を示
す)で表わされる水溶性強酸性化合物又はその水溶性塩
を添加してアミノ配糖体抗生物質と反応させ、生成され
たベアートイオン体を含む溶液を非イオン型の吸着樹脂
あるいは活性炭で処理して該抗生物質と前記の強酸性化
合物との塩を吸着させ、次いでこれを水または含水溶剤
にて溶離するととを特徴とするアミノ配糖体抗生物質の
精製法。 2 アミノ配糖体抗生物質はN−ホルムイミドイル基を
含有するものである徴許請求の範囲第1項記載の方法。 五 強酸性水溶性化合物は1−はンタンスルホン酸、p
−トルエンスルホン酸、p−スチレンスルホン酸又はメ
タリルスルホン酸あるいはこれらの酸のアルカリ金属塩
である特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、強酸性水溶性化合物はドデシル硫酸アルカリ金属塩
である特許請求の範囲第1項記載の方法。 5、強酸性水溶性化合物は、精製すべきアミノ配糖体抗
生物質のモル量とその1分子中のアミノ基の数との積の
値に等しいモル量、又はこれよりやや過剰のモル量で添
加される特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1638082A JPS58134099A (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | アミノ配糖体抗生物質の精製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1638082A JPS58134099A (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | アミノ配糖体抗生物質の精製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58134099A true JPS58134099A (ja) | 1983-08-10 |
JPH0130480B2 JPH0130480B2 (ja) | 1989-06-20 |
Family
ID=11914670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1638082A Granted JPS58134099A (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | アミノ配糖体抗生物質の精製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58134099A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2567691A1 (en) | 2011-09-12 | 2013-03-13 | Meiji Seika Pharma Co., Ltd. | Aqueous compositions comprising arbekacin |
-
1982
- 1982-02-05 JP JP1638082A patent/JPS58134099A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2567691A1 (en) | 2011-09-12 | 2013-03-13 | Meiji Seika Pharma Co., Ltd. | Aqueous compositions comprising arbekacin |
WO2013037566A1 (en) | 2011-09-12 | 2013-03-21 | Meiji Seika Pharma Co., Ltd. | Aqueous compositions comprising arbekacin |
CN103826611A (zh) * | 2011-09-12 | 2014-05-28 | 明治制果药业株式会社 | 包含阿贝卡星的含水组合物 |
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