JPS5813345B2 - 耐火性管継手 - Google Patents

耐火性管継手

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Publication number
JPS5813345B2
JPS5813345B2 JP53102524A JP10252478A JPS5813345B2 JP S5813345 B2 JPS5813345 B2 JP S5813345B2 JP 53102524 A JP53102524 A JP 53102524A JP 10252478 A JP10252478 A JP 10252478A JP S5813345 B2 JPS5813345 B2 JP S5813345B2
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JP
Japan
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pipe joint
pipe
fire
resistant pipe
main
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Expired
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JP53102524A
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English (en)
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JPS557480A (en
Inventor
富次 樽川
英明 樽川
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Publication of JPS557480A publication Critical patent/JPS557480A/ja
Publication of JPS5813345B2 publication Critical patent/JPS5813345B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は石綿等の無機質繊維とセメントを主原料とし、
これに脱水を生じさせない効果を有する少量の混和剤を
添加し、適量の水を加えて混線物をつくり、前記混線物
を圧入充填または射出成形して形成した外層体と外周面
に発泡性介装体が添着された合成樹脂内層体とからなり
、少なくとも2個の大径開口部を有し、前記開口部内奥
に段部のある耐火性管継手に関するものである。
従来の塩化ビニール製管継手は成形し易い利点があるが
、塩化ビニール本来の性質からして加熱時における有毒
ガスの発生等の危険を回避することは困難である。
鋳鉄管は重量があるため建築物に好ましくないばかりで
なく施工上、手間及び労力がかゝり、また石綿・セメン
ト管でも従来の製造方法である直管を切断して接合、組
立てる方法では手間がか\り、かつ強度も十分でない欠
点があった。
前記直管の組立方式以外でも射出成形方法によらないで
簡単な構造の管継手を製造する方法もあるにはあったが
、巣がなく均一であり、高密度で水の浸透性のない管継
手を製造することは不可能であった。
また従来は、石綿とセメントの混合物に水を加え、加圧
成形するため前記混線物に脱水現象の生じることがしば
しばあった。
この脱水現象とは混練物中の水が固形物より分離すると
いう現象である。
これは工業的生産の上で大きな障害の一つとなっていた
圧入充填又は射出成形する際に水が混線物より分離し、
成形品が不均一になる。
上記欠点を解決するために前記の如き形状を有する本発
明の耐火性管継手の外層体は、圧入充填または射出成形
工程において、脱水の防止、潤滑性、保水性の向上、更
に離型の効果もあげる.ポリヒニールアルコール、セラ
チン、メナルセルローズ等を混和剤として、石綿、岩綿
、ガラス繊維等の無機質繊維とセメントの混合物に少量
加え、これに適量の水を加えて混練した混線物により形
成されている。
前記混和剤を少量添加して混練すると、混練物は成形工
程において加圧されても脱水を生ぜず、成形物の構造は
均一でひび割れ、亀裂が生ずることがない。
しかも2個以上の外型と芯型とより構成された型内部に
形成された成形空洞内に、圧入充填または射出成形によ
り前記混線物を注入するので、前記成形空洞内の微細な
部分にまでよく充填され巣の発生する恐れがない。
従って成形品の密度、強度が高く、また複雑な形状であ
っても成形が容易かつ正確である。
本発明の耐火性管継手の形状は前記の如く接続本管端部
が挿入される大径開口部を少くとも2個有し、前記接続
本管先端が挿入の際に接触する環状の段部を前記大径開
口部の内奥部に形成して接続本管の管継手への挿入深さ
を規定しうるようになっており、従来の管継手に比較し
接続が極めて容易である。
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は主原料として石綿とセメントを用い、この混合
物に混和剤を少量添加し適量の水を加えて混練したもの
を型内の成形空洞に射出成形してなる外層体と外周面に
発泡性介装体が添着ざれた合成樹脂の内層体とからなる
耐火性管継手であり、大径開口部内奥部には挿入の際に
接続本管先端が接触する段部を備えており、3本の接続
本管が連通しうるものである。
なお、本実施例において成形方法は射出成形であるがそ
れ以外の方法でも型内部に設けられた成形空洞内に混練
物を圧入充填成形するものであればどのようなものでも
よい。
図中の符号1は合成樹脂製の管継手、2は管継手1の外
周面に添着された発泡性介装体、3はこの発泡性介装体
2の表面に施された耐火性外層体である。
前記外層体は硬化するに従って収縮するが発泡性介装体
がその収縮を吸収し、内層体が変形する恐れがなく、外
層体に亀裂、ヒビ割れが生じる恐れもない。
4は大径開口部、5は大径開口部内径に比較して小内径
の管継手内部連通部分、6は小内径の管継手内部連通部
分5と大径開口部4の境界に形成された、接続本管の各
先端が挿入時に接触、位置決定をなす環状の段部をそれ
ぞれ示している。
管継手内部連通部分5の内径は、接続本管の内径と同一
のため管継手内部連通部分5の内周面と接続本管の各内
周面とが同一面で連続して接続ざれることになり、水の
流れがすこぶる円滑である。
尚、7は固定型、8は管継手の内管位置決め兼空洞形成
型である。
又、本発明の耐火性管継手は内面にリング溝を設けるこ
とができ、そのリング溝に接続用リング例えば給排水管
の場合なら柔軟性のあるゴムリングを装着して、接続本
管の接続を容易にすると同時に密封性の向上をはかるこ
ともできる。
更にリング溝の形成された肉薄部分を補強するため外周
突部を設けることもできる。
本発明の耐火性管継手を用いれば、火災時において従来
のビニール管のみの如く焼失し焼失部分より有毒ガスが
発生することがない。
また本発明の外層体は前述のごとく、巣のない均一な製
品なので火災の発生した場合、特に人命の救助に最も大
切な初期火災における熱衝撃にもよく耐える。
前述した本発明の混練物および成形方法の特徴により管
継手の外層体の構造が均一であるため耐漏水性、密度、
強度が高く、シかも複雑な形状の管継手でも自由に成形
できるので前記の如き2個以上の大径開口部を有し、大
径開口部内奥部に接続本管先端が接触する段部を形成す
ることにより管の接続を極めて容易かつ正確に行うこと
ができる。
更に合成樹脂の内層体の外周面に発泡性介装体が添着し
てあるので、管継手内面に熱湯等の高温流体が流れた場
合に内層体が膨張してもその膨張を発泡性介装体が吸収
し、外層体がヒビ割れ、亀裂を起こし、管継手の耐火性
が損なわれることはない。
以上述べた如く本発明の耐火性管継手は給排水管として
最適の用途を有するが、また、電力や通信ケーブルの地
下配線保護管としての使用にも適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は三方開口である管継手の一部断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 石綿等の無機質繊維とセメントを主原料として脱水
    現象を生じさせない混和剤を添加した混練物より成る外
    層体と、外周面に発泡性介装体が添着ざれた合成樹脂内
    層体とからなり、挿入の際、接続本管先端が接触し、前
    記接続本管がそれ以上深く挿入されるのを防ぐ為の段部
    を内奥部に設けた接続口である大径開口部を少なくとも
    2個有することを特徴とする耐火性管継手。
JP53102524A 1978-08-23 1978-08-23 耐火性管継手 Expired JPS5813345B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53102524A JPS5813345B2 (ja) 1978-08-23 1978-08-23 耐火性管継手

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JP53102524A JPS5813345B2 (ja) 1978-08-23 1978-08-23 耐火性管継手

Publications (2)

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JPS557480A JPS557480A (en) 1980-01-19
JPS5813345B2 true JPS5813345B2 (ja) 1983-03-12

Family

ID=14329713

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JP53102524A Expired JPS5813345B2 (ja) 1978-08-23 1978-08-23 耐火性管継手

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JP (1) JPS5813345B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0372776B2 (ja) * 1983-05-13 1991-11-19 Nisso Sangyo Kk
JPH03271463A (ja) * 1990-03-20 1991-12-03 Kooyoo Kk コンクリート打設用型枠
JPH044426B2 (ja) * 1989-11-30 1992-01-28
JPH04333761A (ja) * 1991-05-09 1992-11-20 Kajima Corp コンクリート構造物の型枠用堰板
JPH05156802A (ja) * 1991-12-02 1993-06-22 Kajima Corp アルミニウム製コンクリート用型枠

Cited By (5)

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JPH0372776B2 (ja) * 1983-05-13 1991-11-19 Nisso Sangyo Kk
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JPH04333761A (ja) * 1991-05-09 1992-11-20 Kajima Corp コンクリート構造物の型枠用堰板
JPH05156802A (ja) * 1991-12-02 1993-06-22 Kajima Corp アルミニウム製コンクリート用型枠

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JPS557480A (en) 1980-01-19

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