JPS5813324Y2 - 液位伝送器 - Google Patents

液位伝送器

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Publication number
JPS5813324Y2
JPS5813324Y2 JP5899377U JP5899377U JPS5813324Y2 JP S5813324 Y2 JPS5813324 Y2 JP S5813324Y2 JP 5899377 U JP5899377 U JP 5899377U JP 5899377 U JP5899377 U JP 5899377U JP S5813324 Y2 JPS5813324 Y2 JP S5813324Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
pressure side
side sensing
chamber
sensing diaphragm
Prior art date
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Expired
Application number
JP5899377U
Other languages
English (en)
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JPS53153978U (ja
Inventor
中尾恒彦
Original Assignee
株式会社北辰電機製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社北辰電機製作所 filed Critical 株式会社北辰電機製作所
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、タンク内の液位等一般に液体の液位を検出し
て、液位に比例した出力信号を発する液位伝送器、特に
液体の温度変化、或は伝送器全体の温度変化による出力
変動を補償する液位伝送器に関するものである。
液位伝送器として、高圧側と低圧側に受圧ダイヤフラム
を設けて、これらを連結棒で連結し、この連結棒を低圧
側の中を通してその先にフォースビームを取り付け、差
圧により液位を検出するものがある。
しかし、このタイプのものは、次の欠点がある。
(a) 屡々高圧側と低圧側と異なる温度になるが、
連結棒が低圧側内を通るため、連結棒の長さが変化し、
出力が温度により変化する。
6)ある液位からある液位までの高さを測定するときの
ように、低圧側の部品が接液することがあるので、低圧
側に耐蝕性の部品を使用する必要がある。
そこで、温度補償するために、高圧側と低圧側の受圧部
を背中合せにしたりして一体化したものもあるが、構造
が複雑で原価高になる等の欠点がある。
本考案は、温度補償機能を有する感知ダイヤフラムを用
いて上述した欠点を除き、温度変化による出力変動が少
なく、安価且つ小形化できる液位伝送器を提供するもの
である。
以下本考案実施例を、要部を縦断して示す図により説明
する。
図において、1は本体で、夫々波形をした両側面1a、
Ib間に本体1を貫通する貫通孔2が設けられている。
3は表裏に圧を受ける波形をした測定ダイヤフラムで、
本体1の熱膨張係数とほぼ等しい熱膨張係数の材料より
なり、その周囲が本体1の一方の側面1aに固定されて
側面1aとの間に室4が形成されている。
5は低圧側の圧力を受圧する低圧側感知ダイヤフラムで
、本体1の熱膨張係数より大きな熱膨張係数の材料より
なり、その周囲が本体1の他方の側面1bに固定されて
側面1bとの間に室6が形成されている。
そして、これら室4,6が貫通孔2で接続されている。
Tは測定ダイヤフラム3に一端が固定されたピンで、貫
通孔2を通シ、他端が貫通孔2の中央部で変換器8から
のフォースビーム9に連結されている。
10は低圧側感知ダイヤフラム5に一端が固定されたピ
ンで、その先が貫通孔2に嵌め込まれている。
11は本体1の一方の側面1aに取り付けた高圧側の受
圧カプセル付きフランジで、側面1aに増り付けるフラ
ンジ部12と、フランジ部12に取り付けたハウジング
部13と、ハウジング部13をタンク15に取り付ける
ための結合フランジ14とよりなっている。
そして、フランジ部12と測定ダイヤフラム3との間に
室16が形成されている。
ハウジング部13は、フランジ部12が取り付けられた
側の反対側に、ダイヤフラム支持体1γが挿入され、そ
の波形をした前面17aに高圧側の圧力を受圧する高圧
側感知ダイヤフラム18が、その周囲により固定されて
前面17aとの間に室19が形成されている。
この高圧側感知ダイヤフラム1Bは熱膨張係数がダイヤ
フラム支持体17の熱膨張係数より大きな材料が使用さ
れている。
又、ダイヤフラム支持体17の中央部には室19に通じ
る貫通孔20が設けられ、この貫通孔20とフランジ部
12の室16との間が通路21により接続されている。
なお、22は本体1の他方の側面1bに摩り付けた低圧
側のフランジで、フランジ22の低圧導入口23よりフ
ランジ22と低圧側感知ダイヤフラム5との間の室24
に低圧側の圧力が導入され、室4,6貫通路2等測定ダ
イヤフラム3と低圧側感知ダイヤフラム5との間に非圧
縮性の第1封液25が密封されている。
そして、低圧側感知ダイヤフラム5が受圧する圧力に変
動が生じた場合、貫通孔2とピン10との間の絞りによ
り封液25の移動量を規制し、ダンピングを効かずよう
になっている(ピン10の代りに室6と貫通孔2との間
に絞シ孔を設けてもよい)。
又、室16,19、貫通孔20等測定ダイヤフラム3と
高圧側感知ダイヤフラム18との間に非圧縮性の第2封
液26が密封されている。
そして、ハウジング部13がタンク15内液体27によ
り熱せられて室19内の第2封液26の体積が膨張する
と、高圧側感知ダイヤフラム18の熱膨張係数とダイヤ
フラム支持体17の熱膨張係数との差により高圧側感知
ダイヤフラム18が変形して室19の体積が増加し、封
液膨張にもとず〈圧力変化を補償する。
室19内の第2封液の体積変化は、室19の大きさ、封
液の熱膨張係数に関係して訃り、高圧側感知ダイヤフラ
ム18の変形による室19の体積変化は高圧側感知ダイ
ヤフラム18とダイヤフラム支持体17の熱膨張係数、
高圧側感知ダイヤフラムの外径寸法等に関係している。
従って、室19内の封液の体積変化の補償にはこれ等の
関係を考慮し最適なものを選ぶ必要がある。
一方、周囲全体の温度が上昇して第1.第2封液25.
26の体積が膨張すると、夫々低圧側感知ダイヤフラム
5.高圧側感知ダイヤフラム18が膨張し、周囲温度の
変化による圧力変化を補償する。
具体例として、低圧側感知ダイヤフラム5と高圧側感知
ダイヤフラム18部分を同一構造とし、且つ第1.第2
封液25,26が同じ量になるような構造が考えられる
次に、このような液位伝送器の作用に付て説明する。
図示のように、タンク15内液体2Tに高圧側感知ダイ
ヤフラム18が接するよう、結合フランジ14によりタ
ンク15の下部に増り付けると、タンク15底部の液体
27の圧力P が高圧側感知ダイヤフラム18に作用し
、その圧力Pが高圧側感知ダイヤフラム18と測定ダイ
ヤフラム3との間に密封された第2封液26により測定
ダイヤフラム3に伝達される。
一方、タンク15上部の大気圧P と同じ気圧P が、
フランジ22の低圧導入口23より室24内に導かれて
、低圧側感知ダイヤフラム5がタンク15内液体27の
上面にかかる圧力P と同じ圧力P を受け、この圧力
P が低圧側感知ダイヤフラム5と測定ダイヤフラム3
との間に密封された第1封液25により、測定ダイヤフ
ラム3に伝達される。
その結果、測定ダイヤフラム3は、その表裏に夫々高圧
側圧力P と低圧側圧力P を受圧することになり、測
定ダイヤフラム3がこの差圧P −P に比例して動き
、ピンク及びフォースビーム9を介して変換器8により
、差圧P −P に関連する信号に変換してタンク15
内液体27の液位が検出できる。
そして、タンク15内液体27の温度が変化して室19
内の第2封液26の温度が変化し、その体積が変化して
も、高圧側感知ダイヤフラム18の熱膨張による変形に
より室19の体積が変化して温度補償し、又周囲温度が
変化して第1.第2封液25,26の温度が変化し、こ
れらの体積が変化しても、低圧側及び高圧側感知ダイヤ
フラム5.18が熱膨張による変形により室6,19の
体積が変化して温度補償するので、常に正確に液位を検
出することができる。
このように、本考案は、高圧側及び低圧側の圧力P
−P を高圧側及び低圧側感知ダイヤフラム18,5
で受圧して、その圧力P 、P を測定ダイヤフラム
3の表裏に第2.第1封液26,25を介して夫々伝達
すると共に、この第2.第1封液26.25の温度変化
による体積変化を、高圧側及び低圧側感知ダイヤフラム
18,5に熱膨張係数の多きな材料を使用して補償する
ようにしたので (a) タンク15内液体27の温度変化による誤差
が補償され、 (b) 周囲温度変化による誤差が補償され、(c)
シかも、従来のものより極めて簡単な構造になる。
(d) その結果、液位伝送器が安価にできて、保守
が容易になり、 本考案による効果は極めて大である。
なお、以上で説明した実施例は本体1をタンク15の近
傍に取り付けた例であるが、通路21を長くして遠く離
れた遠隔地に設けることもできる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案実施例の要部を縦断して示す縦断面図である
。 1・・・・・・本体、1a・・・・・・一方の側面、1
b・・・・・・他方の側面、2・・・・・・貫通孔、3
・・・・・・測定ダイヤフラム、5・・・・・・低圧側
感知ダイヤフラム、7・・・・・・ピン。 8・・・・・・変換!、9・・・・・・フォースビーム
、13・・・・・・ハウジング部、15・・・・・・タ
ンク、17・・・・・・ダイヤフラム支持体、18・・
・・・・高圧側感知ダイヤフラム、21・・・・・・通
路、25・・・・・・第1封液、26・・・・・・第2
封液。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両側面間を貫通する貫通孔を有する本体と、この本体の
    一方の側面に周囲が固定された測定ダイヤフラムと、こ
    の測定ダイヤフラムの変位を出力信号に変換する為る手
    段と、前記本体の他方の側面に周囲が固定され、熱膨張
    係数が前記本体の熱膨張係数より大きな低圧側感知ダイ
    ヤフラムと。 この低圧側感知ダイヤフラムと前記測定ダイヤフラムと
    の間に密封され、前記低圧側感知ダイヤフラムで受けた
    圧力を前記測定ダイヤフラムの一方側に伝達する第1封
    液と、タンクに取り付けられるハウジング部と、このハ
    ウジング部のダイヤプラム支持体に周囲が固定され、熱
    膨張係数が前記ダイヤフラム支持体の熱膨張係数より大
    きな高圧側感知ダイヤフラムと、この高圧側感知ダイヤ
    プラムと前記ダイヤフラム支持体との間の室と、前記測
    定ダイヤフラムの外側に設けられた室とを接続する通路
    と、前記高圧側感知ダイヤプラムと前記ダイヤフラム支
    持体との間の室、前記測定ダイヤフラムの外側室並びに
    前記通路に密封され、前記高圧側感知ダイヤフラムで受
    けた圧力を前記測定ダイヤフラムの他方側に伝達する第
    2封液とを備え、前記タンクの温度変化に伴う前記高圧
    側感知ダイヤフラムと前記ダイヤフラム支持体との間の
    室内の前記第2封液の体積変化を、前記高圧側感知ダイ
    ヤプラムと前記ダイヤフラム支持体との熱膨張係数の差
    に基づく前記高圧側感知ダイヤフラムの変形によって吸
    収し、周囲温度変化による前記第1.第2封液の体積変
    化を夫々前記低圧側感知ダイヤフラム並びに高圧側感知
    ダイヤフラムの膨張によって吸収することを特徴とする
    液位伝送器。
JP5899377U 1977-05-10 1977-05-10 液位伝送器 Expired JPS5813324Y2 (ja)

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JP5899377U JPS5813324Y2 (ja) 1977-05-10 1977-05-10 液位伝送器

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JP5899377U JPS5813324Y2 (ja) 1977-05-10 1977-05-10 液位伝送器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53153978U JPS53153978U (ja) 1978-12-04
JPS5813324Y2 true JPS5813324Y2 (ja) 1983-03-15

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ID=28958300

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