JPH04204131A - 差圧・圧力発信器 - Google Patents

差圧・圧力発信器

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JPH04204131A
JPH04204131A JP33552690A JP33552690A JPH04204131A JP H04204131 A JPH04204131 A JP H04204131A JP 33552690 A JP33552690 A JP 33552690A JP 33552690 A JP33552690 A JP 33552690A JP H04204131 A JPH04204131 A JP H04204131A
Authority
JP
Japan
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pressure
barrier
barrier diaphragm
cover
diaphragm
Prior art date
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Pending
Application number
JP33552690A
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English (en)
Inventor
Keizo Otani
圭三 大谷
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は各種プロセス流体の圧力等を検出するための差
圧・圧力発信器に関し、特に高性能微差圧測定用として
用いて好適な差圧・圧力発信器の改良に関する。
〔従来の技術〕
各種プロセス流体の圧力等を検出するための差圧・圧力
発信器としては、従来から種々の構造、形式を有するも
のが提案されている。たとえばこの種の差圧・圧力発信
器として一般によく知られている差圧発信器は、その検
出部ボディの両側面に一対をなす測圧用のバリアダイヤ
フラムを設け、これらバリアダイヤフラムと検出器ボデ
ィとでシリコンオイルなどの圧力伝達用封入液が封入さ
れる一対の測定用圧力室を形成すると共に、これら各圧
力室にそれぞれ連通される封入回路を検出部ボディ内に
設け、さらにこれら封入回路間に半導体圧力センサ等の
圧力検出手段を配設する一方、前記各バリアダイヤフラ
ムの受圧部をそれぞれ覆い且つバリアダイヤフラムと共
に測圧室を形成する一対のカバーを、前記検出部ボディ
の両側面周縁部分に当接させて組み付けてなる構成とさ
れている。そして、バリアダイヤフラムとカバーとによ
って形成された各測圧室に2点間の高圧側と低圧側測定
流体を導入すると、その圧力は各圧力室内の封入液を介
して圧力検出手段に伝達され、その差圧がセンサによっ
て検出されて電気信号に変換され、この電気信号を増幅
した後計器に表示したり主機器側に遠隔発信するように
している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述した差圧・圧力発信器においては、検出
部ボディの両側面に組み付けた一対のカバーを、周方向
の四個所等でボルト、ナツトにて共線めして一体的に結
合しているので、ボディやカバー等に部分的に過度の変
形が生じ、その結果発信器の検出出力が変化し、これに
よって発信器使用時における精度が低下すると云う問題
があった。これは、上述した発信器構造では、ボルトに
て締め付けられる部分は変形が大きく、ボルトによる締
め付は部から離れた部分では締め付けによる変形が小さ
いことから、これらボディとカバーとの当接面に、うね
りやゆがみが生じることに起因している。特に、ボルト
による締め付は部分では、ボディに対してのカバー当接
面部分が、内周側から外周側にかけて斜めに変形し、そ
の結果このボディ側面の凹所内に張設されるバリアダイ
ヤフラム周縁の溶接部分が、部分的に外側に変形し、こ
れによりダイヤプラムがバックプレート面から浮くよう
に変形して測定用圧力室の容積および封入液の封入圧力
が変化するため、差圧を正確に伝達することができず、
バリアダイヤフラムによる受圧精度や圧力伝達用封入液
による伝達精度が損なわれ、発信器の零点がずれたりす
る(ゼロシフトと云う)こととなるものであった。
そして、このようなボルトの締め付は力による発信器出
力への影響(以下、これをポルティングシフトという)
は、ボルトの締め付はトルクに比例するものであり、こ
のような問題を解消するため何らかの対策を講じること
が望まれている。
このため、本発明者らは、上述したポルティングシフト
の発生メカニズムについて検討すると共に種々の実験を
行った結果、ボルトによる検出部ボディへのカバーの締
め付は時にボディ両側面に臨んで設けられるバリアダイ
ヤフラムの支持点となる外周縁の溶接部分に軸線方向お
よび径方向への変位現象が生じ、これがポルティングシ
フトとして作用することと、封入液の充填後におけるバ
リアダイヤフラム中央部の浮き量とバリアダイヤフラム
波高さの割合をある範囲内に設定すると、ボルトによる
検出部ボディへのカバーの締め付は時にバリアダイヤプ
ラムの支持点が変位しても、ポルティングシフトを少な
くし得ることを確認した。
したがって、本発明は上記したような従来の問題点に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは、ボルト
締め付けによりバリアダイヤフラム周縁が変形してもポ
ルティングシフトが生じることのない差圧・圧力発信器
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る差圧・圧力発信器は上記目的を達成するた
めに、検出器ボディの各側面に同心円状波形面からなる
円形バックプレート面をそれぞれ設け、同心円状波形円
板からなる一対のバリアダイヤフラムを前記検出器ボデ
ィの各側面に配設して前記バックプレート面との間に測
定用圧力室をそれぞれ形成し、更に前記各バリアダイヤ
フラムと共に測圧室を形成する一対のカバーを前記検出
器ボディの各側面に配設し、且つ前記測定用圧力室に封
入液を充填した差圧・圧力発信器において、前記バック
プレート面を、前記検出器ボディとカバーとの当接面よ
りもカバー側に突出させてカバー内面に凹設された凹部
内に臨ませると共に、封入液封入後におけるバリアダイ
ヤフラム中央部の浮き量とバリアダイヤフラム波高さの
比を0.5〜1.5に設定したものである。
〔作用〕
本発明において、検出器ボディに突出形成されたバック
プレート面にバリアダイヤフラムの周縁部を溶接固定し
、封入液を測定用圧力室と封入回路に封入した後、ボデ
ィ両側面にカバーを組み付け、これらをボルトとナツト
により締め付けて一体的に結合することにより、差圧・
圧力発信器が得られ、このとき接合面から突出している
バックプレート面部分、特にバリアダイヤフラム周縁を
溶接した支持点部分には、ボルトの締め付けによる変位
現象が単純な平行な変位として生じ、しかも封入後のバ
リアダイヤフラム中心部の浮き量とバリアダイヤフラム
波高さの比を0.5〜1.5に表定しておくと、ボルト
を締め付けても圧力室の容積、封入液の封入圧力も殆ど
変化せず、発信器の検出出力にばらつきや変化が生じな
い。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明に係る差圧・圧力発信器の一実施例を示
す要部拡大断面図、第2図は同発信器の検出部全体の概
略構成を説明するための概略断面図である。これらの図
において、まず、発信器検出部の概略構成を第2図を用
いて簡単に説明すると、図中符号lは検出部ボディで、
その両側面には同心円状の波形面からなる円形バックプ
レート面1a、lbが受圧面部として形成されている。
そして、これらの各バックプレート面1a、lbに対向
するようにしてボディ1の両側面には、同心円状の波形
円板状に形成された一対の圧力測定用バリアダイヤフラ
ム2,3が、周縁部分を溶接されて設けられている。4
.5はこれらバリアダイヤフラム2.3とバックプレー
ト面1a、lbとの間にそれぞれ設けられシリコンオイ
ル等の圧力伝達用封入液C(第1図〉が封入されている
圧力室、6,7は検出部ボディ1の両側面に設けられ前
記バリアダイヤフラム2,3の受圧部分を覆うと共にこ
れらバリアダイヤフラム2.3と共に測圧室6a、7a
を形成するカバーで、例えば図中右側の測圧室6aに測
定圧力が、左側の測圧室6bに真空圧や一定圧力が基準
圧として与えられるか、あるいはまた測圧室6aにプロ
セスの高圧側測定圧力が、測圧室6bに低圧側測定圧力
が導入されるようになっている。ここで、図中8.9は
ボディ1の両側面にカバー6.7を組み付けた状態で、
これらを一体的に組み立てるように締め付けるボルトお
よびナツトで、複数箇所に設けられる。
10は検出部ボディ1の上面に設けられた内筒と外筒と
からなるヘッダで、その内部には封入回路11.12を
仕切るようにして圧力検出手段である圧力センサ13が
設けられている。なお、上述した各封入回路11.12
は、検出器ボディl内に設けられ、その一端が前記バッ
クプレート面la、lbの波形状部分で偏心した位置に
開口されることにより、前記圧力室4.5にそれぞれ連
通している。
14.15は検出部ボディ1の下面に形成された封入液
注入孔で、バリアダイヤフラム2,3の溶接後、測定用
圧力室4.5、封入回路11.12内のガス抜きを真空
引きにて行なうとともに、封入液Cを充填封止するため
の入口となる部分で、封入液封入後はボール16にて封
止される。
前記検出器ボディ1の各側面に設けられる前記円形バッ
クプレート面1a、lbは、略円形状段部20(第1図
)として突出形成され、この段部20より外側の外周部
が前記カバー6.7の接合面21とされている。前記バ
リアダイヤフラム2.3と、バックプレート面1a、l
bの波形形状は略一致している。
前記カバー6.7の内側面には、前記バリアダイヤフラ
ム2.3と共に測圧室6a、7aを形成する凹部22が
凹設されており、この凹部22内に前記円形段部20が
挿入されている。23はバリアダイヤフラム2.3の周
縁部を円形状段部20の端面に押さえ付ける押えリング
、24は溶接部、25は接合面21をシールするOリン
グである。
このような構成において、差圧・圧力発信器の製作に際
してはバリアダイヤフラム2.3の周縁部をティグ(T
IG)溶接、電子ビーム溶接等によって円形状段部20
の周縁部に溶接固定した後、封入液Cを封入し、しかる
後カバー6.7の周縁部を接合面21にボルト8とす・
ソト9により共締め固定する。バリアダイヤフラム2.
3は、溶接後バックプレート面1a、1bに加圧密接さ
れ、封入液Cの封入によりバックプレート面1a、1b
と所定の間隔離間されることで圧力室4.5を形成する
第1図において、実線30はバリアダイヤフラム2の溶
接後の状態、すなわち初期位置状態を示し、この時バリ
アダイヤフラム2は左右いずれの側にも変位(バリアダ
イヤフラム中央部の浮き量d=o)していない。封入液
Cを封入すると、バリアダイヤフラム2は、初期位置よ
り太線31のようにバックプレート面1aから離間する
方向に変位し、この浮き量(+d)は、ボルト8の締め
付は時のバリアダイヤフラム2の変形等を考慮してd 
= 0 、22〜0 、37 mmの範囲内で最適値に
設定される。この場合、浮き量dは初期位f(d=0)
位置よりカバ一方向の変位をプラス、ボディ方向の変位
をマイナスとしている。また、バリアダイヤフラム2の
中央部の浮き量dは、バリアダイヤフラム2の波高さ(
波形状の高さ)λに対する割合が0.5〜15になるよ
うに設定される。なお、バリアダイヤフラム3について
も同様である。
第3図は上記構成からなる差圧・圧力発信器におけるバ
リアダイヤフラムの浮きと平衡位置変化、の関係を示す
図で、縦軸はΔV/Δρ、横軸はd/λである。但し、
Δlはバリアダイヤフラム2の支持部の径方向変位、Δ
■はバリアダイヤフラム2の平衡位置変化、dはバリア
ダイヤフラムの浮き量、λはバリアダイヤフラム波高さ
である。
この実験結果は板厚の異なる各種バリアダイヤフラム2
A、2B、2Cについて実験を行ったところ、多少はず
れているがいずれもd/λの値によってはΔ■/Δlの
値を零にすることができることを示しており、d/λを
0.5〜1.5の範囲で設定するとボルト締め付けによ
る影響が少なく実用上問題ないことを確認した。
また、上記構成においてはボルト8による組立時に、接
合面から突出しているバックプレート面la、lbを有
する円形状段部20部分、特にバリアダイヤフラム2,
3周縁を溶接した支持点部分では、ボルト8の締め付け
による変位現象が、単純な変位として生じるため、従来
のボディ側面に凹部を凹設し、その内面をバックプレー
ト面としたものと異なり、発信器の検出出力にばらつき
や変化が生じることが少ないことが確認された。
すなわち、本発明によれば、第1図に示すように、ダイ
ヤフラム2.3の溶接部24が、ボディ1とカバー6.
7との締め付は力が作用する接合面21から離れており
、しかもこの接合面21からカバー6.7側に突出され
た円形状段部20の端面周縁部分に位置しているために
、ボディ1がボルトの締め付けによって変形し難く、ま
た変形自体は第1図破線26で示すようにOリング25
部分のところだけで、ダイヤフラム2.3の支持点は殆
ど変位せず、したがってバックプレート面1a、1bと
バリアダイヤフラム2.3との相対的位置関係は変わら
ず、このためポルティングシフトの発生を防ぐことが可
能となるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る差圧・圧力発信器は、
検出部ボディに形成されるバックプレート面を、検出部
ボディとカバーとの当接面よりもカバー側に突出させる
ことで、このカバー内面に形成される凹部内に臨ませ、
封入液封入後におけるバリアダイヤフラム中央部の浮き
量のバリアダイヤフラム波高さに対する割合を0.5〜
1.5に設定したので、検出器ボディにカバーを組み付
け、これらをボルト、ナツトにより締め付けて一体的に
組み立てたとき、バリアダイヤフラムに支持点の変位に
拘らず圧力室の容積が殆ど変化せず、したがって発信器
出力への影響が少なく、再現性と安定性に優れた差圧・
圧力発信器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る差圧・圧力発信器の一実施例を示
す要部拡大断面図、第2図は本発明による差圧・圧力発
信器の検出部全体の概略構成を説明するための概略断面
図、第3図はバリアダイヤフラム中央部の封入液封入時
の変位量と圧力センサのゼロシフトとの関係を示す図で
ある。 1・・・検出部ボディ、la、lb・・・・バックプレ
ート面、2,3・・・・バリアダイヤフラム、5.6・
・・測定用圧力室、6,7・・・・カバー、6a、7a
・・ 測圧室、8・・・・ボルト、9・・・・ナツト、
20・・・・円形状段部、21・・・・接合面、22・
・・・凹部、23・・・・押えリング、24・・・・溶
接部、25・・・・Oリング、C・・・封入液。 特許出願人 山武ハネウェル株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 検出器ボディの各側面に同心円状波形面からなる円形バ
    ックプレート面をそれぞれ設け、同心円状波形円板から
    なる一対のバリアダイヤフラムを前記検出器ボディの各
    側面に配設して前記バックプレート面との間に測定用圧
    力室をそれぞれ形成し、更に前記各バリアダイヤフラム
    と共に測圧室を形成する一対のカバーを前記検出器ボデ
    ィの各側面に配設し、且つ前記測定用圧力室に封入液を
    充填した差圧・圧力発信器において、 前記バックプレート面を、前記検出器ボディとカバーと
    の当接面よりもカバー側に突出させてカバー内面に凹設
    された凹部内に臨ませると共に、封入液封入後における
    バリアダイヤフラム中央部の浮き量とバリアダイヤフラ
    ム波高さの比を0.5〜1.5に設定したことを特徴と
    する差圧・圧力発信器。
JP33552690A 1990-11-30 1990-11-30 差圧・圧力発信器 Pending JPH04204131A (ja)

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