JPS58131928A - 2,6−キシレノ−ルの精製方法 - Google Patents

2,6−キシレノ−ルの精製方法

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JPS58131928A
JPS58131928A JP1188682A JP1188682A JPS58131928A JP S58131928 A JPS58131928 A JP S58131928A JP 1188682 A JP1188682 A JP 1188682A JP 1188682 A JP1188682 A JP 1188682A JP S58131928 A JPS58131928 A JP S58131928A
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phenol
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発tIA112.6−キシレノール中に混在するフェ
ノールおよびクレゾール異性体混合物を吸着分離法によ
って効率良く分離して2.6−キシレノールを精製する
新規な方法に関する屯のである。
2.6−キシレノールは、T1に示す構造式を持った耐
熱性エンジニアリングプラスチックス即ちポリ(2,6
−シメチルー1.4−フェニレンオキサイド)の主原料
として、近年大量に製造されている。
2.6−キシレノールの工業的製造方法/Iiフェノー
ルをメチル化して合成されるが、この様にして得られる
2、6−キシレノール生成物中には不純物として未反応
のフェノール及びクレゾール異性体混合物、さらには他
のキシレノール異性体が混在する。
2.6−キシレノールとこれらの不純物との工業的分離
は通常蒸留によって行なわれている。しかし、フェノー
ルおよびクレゾール異性体と2.6−キシレノールの沸
点は相互に似通つているため、蒸留によシ高純度の2.
6−キシレノールを得ることは著しく難かしい。
過去において、5ないし12重量−〇メタ、パラクレゾ
ールを含有する2、6−キシレノールをトルエンに溶解
し、この溶液を約10−濃IIILの水酸化ナトリウム
水溶液に接触させるという溶媒抽出法が採用された。か
かる溶媒抽出法は薬剤使用量が多く、分離工程が繁雑の
ため多大の分離コストを費やさねばならないという欠点
がある。
また、2.6−キシレノール中に混在するクレゾール異
性体を触媒を用いてメタノールでメチル化してキシレノ
ール異性体混合物に転化せしめた後に、該キシレノール
異性体混合物と2,6−キシレノールとを分別蒸留方法
によって分離する方法も知られている。例えばカナダ特
許第857,927号にはアルミナ触媒を用いて気相中
でクレゾール異性体を転化する方法が示されている。ま
た米国特許第3,996,297号には、液相中でアル
ミナ触媒を用いて一定圧力のもとに反応を行なう方法が
示されている。さらに%開昭56−110635には、
酸化マグネシウムを主成分とする触媒を用いて反応温度
400℃ないし500℃でメチル化する方法が示されて
いる。このようにクレゾール異性体混合物をメチル化し
た後に、転化したキシレノール異性体混合物とλ6−キ
シレノールとを分別蒸留によって分離することによ)2
.6−キシレノールを精製する方法は、高純度の2.6
−キシレノールを得ることが困難であシ、また2、6−
キシレノール自身がアルキル化されるため2.6−キシ
レノールの回収率が低下するという欠点がある。
この#丘か、7オ一ジヤサイト系ゼオライト吸着剤を用
いる吸着分離法によってキシレノール異性体とクレゾー
ル異性体を分離する方法も提案されている(%8紹52
−89624 。
特開昭52−93724 、特開昭52−93725)
。しかしこれらに示された吸着剤は分離性能が十分とは
いえず、高純度の2,6−キシレノールを得ることは難
しい。かかる状況に鑑み、本発明者らは&6−キシレノ
ールに混在するフェノール及びクレゾール異性体混合物
を効果的に分離する方法について鋭意検討を行なった結
果、主空洞の入口が10酸素員婁から成るゼオライトが
2.6−キシレノールの精製に著しく有効であることを
見いだし本発明に到達した。
すなわち本発明は、不純物としてフェノール及びクレゾ
ール異性体混合物を含む粗2,6−キシレノールからこ
れらの不純物を分離するに際し、主空洞の入口が10酸
素員壌から成るゼオライトを主成分とする吸着剤と前記
粗2,6−キシノールを吸着条件下で接触せしめること
によシ前配不純物を吸着剤に選択的に吸着せしめ死後、
吸着剤から高純度の2,6−キシレノールを(ロ)収す
ることを特徴とする2、6−キシレノールの精製方法を
提供するものである。
本発明における主空洞の入口がlO酸素員壊から成るゼ
オライトとしては、特願11556−189719に記
載されている如く、シリカ源、アルミナ源、アルカリ源
、およびカルボキシル基を有する有機化合物から成る水
性反応混合物を結晶化して得られる結晶性アルミノシリ
ケートが好ましく使用できる。
合成され死生空洞がlO酸素員mt−有するゼオライト
には先駆体イオンとしてナトリウムイオンが存在するが
、該イオンは他の金属イオン、アンモニウムイオンおよ
び水素イオンとイオン交換可能であることはよく知られ
ている。該ゼオライトに含有されるナトリウムイオンを
周期律表第1〜第■族の金属イオンでイオン交換した場
合、交換金属イオンの種類および量によって2.6−キ
シレノールに対するフェノールおよびクレゾール異性体
混合物の吸着選択性が多少変化する。
好ましいカチオンとしてはIa、Ia属シカチオン挙げ
られ、ナトリウムおよびカリウムが特に好ましい。
以上の如き金属イオンの外に水素イオンも有効であるt
XS水素イオンは化学反応活性が金属イオンに比べて著
しく高いという欠点がある。
2.6−キシレノールに対するフェノール及びクレゾー
ル異性体混合物の吸着力の選択性にはゼオライトを構成
しているシリカ対アルミナ比(SiO2/Al 203
と表わす)もまた影響を及ぼす。好ましい5s02/A
j 2o3は60以下であル、特に好ましい5i02/
Al 20sは35以下である。
本発明の吸着操作に使用する装置は、固定床、流動床い
ずれでもよいtX%−電床方式の方tζ装置が簡単であ
シ、運転操作も容易な点から好ましく用いられる。固定
床方式の場合、吸着剤粒径は吸着速度の点からは小さい
程好ましく、粒径が小さくeシすぎると逆に圧力損失が
増大し、好ましくない。
したがって吸着剤粒径には好ましい範囲が存在する。好
ましく用いられる粒径は0.05〜5■であムさらに好
ましくは0.1〜2箇である。合成された結晶性アルミ
ノシリケートは、通常、粉末状態である。したがって、
このような好ましい範囲を有する触媒とするために、成
型することが必要となる。
成型法としては、圧縮成型、押出し成型等を挙げること
ができる。特に押出し成型の場合、その成型性を改善す
るため、あるいは成型体に強度を付与するためバインダ
ーを用いるのが好ましい。もちろん、バインダーなしで
充分成型できれば、バインダーを使用する必要がないの
絋言うまでもない。バインダーとしては例えばカオリン
、ベントナイト、モンモリロナイトの如き天然産粘土あ
るいはシリカゲル、アルミナゾル、アルミナゲル等の合
成品を挙げることができる。バインダーの添加量は30
重量%以下、好ましくは20重量−以下である。
かくの如くして調製された成型体は乾燥され、それに引
き続き焼成される。乾燥は50〜250℃好ましぐは1
00〜200℃で0.1時間以上、好ましぐは0.5〜
48時間行なわれる。焼成11i300〜700℃で0
.1時間以上好ましくは400〜600Cで0.5〜2
4viif閣行なわれる。
乾燥および焼成後、吸着剤は必要によってはイオン交換
処理される。イオン交換処理はゼオライトを成型する前
に行なってもよい。この場合、イオン交換は通常水溶液
を用いて行なわれる。パッチ式、流通式いずれの方法で
もよい。イオン交換処理後、水洗されそして乾燥される
。乾燥後使用に先だって焼成される。
2.6−キシレノール中に混在するフェノール及びクレ
ゾール異性体混合物を固定床吸着装置によって分離する
場合、これまで述べ九様にしてW4製された吸着剤を吸
着塔に密に充填し、吸着塔入口から未精製2,6−キシ
レノールを供給する。吸着操作は気相および液相のいず
れで実施してもよいが液相の方が好ましい。
吸着操作を液相で行なう場合、被吸着物質であるフェノ
ール及びクレゾール異性体混合物の吸着速度を向上せし
めるために操作温度を高くして実施することが好ましい
。好ましく用いられる吸着操作温度は100〜250℃
である。原料の供給線速度は小さいはど塔理論段数が向
上して好ましい力ζ小さすぎると処理量が低下して好ま
しくない。このため、空塔基準の供給線速度は0.1〜
100 (am/ak 〕が好ましい。
本発明の吸着剤を充てんし九吸着塔の入口から原料の粗
動−キシレノールを出口へ向って移動させると、不純物
のフェノール及びクレゾール異性体混合物が2.6−キ
シレノールに比べて吸着剤に強く吸着されるため、吸着
塔出口から流出する2、6−キシレノール中にはこれら
の不純物は事実上見出せない。さらに未精製2,6−キ
シレノールの供給を続けるとついには塔出口からの流出
液中に不純物の7エノールとクレゾ−ル異性体が混在は
じめる。これをしばしば破過(break ) したと
いぺ原料の供給開始から破過に至るまでの時間を破過時
間(break twm )  と称することはよく知
られている。
破過時間は長いtXど分離コストと操作性の面から好ま
しい。
破過時間は第1に吸着剤の性能によって大きく影響され
る。
2.6−キシレノールに対して不純物であるフェノール
及びクレゾール異性体混合物を強く吸着できる吸着剤r
tど破過時間が長いことはいうまでもない。主空洞の入
口がlO酸素員環から成るゼオライト吸着剤は2,6−
キシレノールに対してフェノールおよびクレゾールを特
異的に吸着するので破過時間は長い。この吸着力の特異
性は他のゼオライト吸着剤やシリカ、アルミナ、活性炭
勢には見いだせない。破過時間はまた吸着剤量、原料供
給速度、および原料中の不純物濃度によっても影響され
る。
吸着剤量が多いはと、原料供給速度が遅いほど、ま九原
料中の不純物濃度が小さいほど破過時間が長くなる。
2.6−キシレノール中の不純物であるフェノール及び
クレゾール異性体混合物の濃度は特に限定されないが、
一般にはこれらの含量が5%以下のものが本発明方法に
好ましく供される。
2.6−キシレノールの精製操作は、吸着塔出口から不
純物であるフェノール及びクレゾール異性体混合物の破
過が始まる以前に原料の供給を停止して、吸着剤に保持
された前記不純物を除去して吸着活性を賦活させた後に
再度吸着操作を行なうという方法により好まし〈実施さ
れる。
原料の供給を連続的に行なう必要がるる場合は、吸着塔
を2基、あるいは2基以上設置して、前記不純物が破過
する以前に原料の供給を第1塔から第2塔に切夛換える
方式をとることが好ましい。
吸着活性賦活方法としては前記不純物を燃焼せしめる燃
焼法と脱着せしめて除去する脱着法とに大別できる。
燃焼法には吸着塔から吸着剤を外部へ取シ出しキルン等
で燃焼せしめる方法および吸着塔内で燃焼せしめる方法
がある。
しかし燃焼法は吸着物賀の燃焼熱のため著しく吸着剤の
温度が上昇して吸着剤を構成しているゼオライト構造が
破壊される危険性がある。燃焼熱による温度の上昇を押
える丸め、空気を窒素中脚酸ガスで希釈して供給し長時
間かけて燃焼せしめる方法は触媒の賦活方法においてし
ばしば採用される。しかしこの様な賦活方法を吸着剤に
適用することは賦活コスト、賦活時間の面から好ましく
ない。
脱着法においては、吸着され九フェノールおよびクレゾ
ール異性体混合物に極性官能基−OHが存在するため、
これらO不純物が吸着剤と強く結合していて脱着しにく
いという間組がある。
本発明の吸着活性賦活方法として絋、吸着している前記
不純物を特定の置換剤で置換した後、置換剤を加熱した
ガスを流通せしめて除去するという方法が好ましい。
すなわち吸着剤に吸着しているフェノールおよびクレゾ
ール異性体混合物を置換剤として炭素数が1〜3の1価
アルコールおよび/又は炭素数が3〜5のケトンで置換
した彼、この置換剤を加熱したガスで除去するという方
法である。
ここで置換剤として用いられる炭素数が1〜3の1価ア
ルコールトシてはメタノール、エタノール、負−プロパ
ノール、イソプロピルアルコールを挙げることができる
力ζメタノールが好ましく用いられる。炭素数が3〜5
のケトンとじては、アセトンノチルエチルケトン、メチ
ル舊−プロビルケトン、メチルイソプロピルケトン、ジ
エチルケトンを挙げることができるが、アセトンが好ま
しく用いられる。
前記不純物と置換剤との置換操作は、気相でも液相でも
可能であるΔζ液相の方が好ましい。好ましい置換操作
温度は30〜300℃でtbシ、よシ好ましくは50〜
150℃である。
吸着剤中の不純物量は置換剤の供給量が多い#1どまた
置換操作時間が長い#1ど減少して好ましい。しかし置
換剤の供給量が多いはど、および置換操作時間が長いほ
ど経済性は低下する。このため吸着剤に対する置換剤全
供給量は10重量倍以下が好ましい。よシ好ましくは5
重量倍以下である。
置換剤を吸着剤から脱着する九めに使用する加熱ガス鉱
窒素、脚酸ガス、アルゴン、ヘリウム、水素、メタン等
を挙けることができるが、窒素ガスが好ましい。置換剤
の好ましい脱着温度は100〜500℃であル、よル好
ましくFi、150〜300℃である。また、好ましい
加熱ガス供給量は1−10(2べ4げ−を一吸着剤〕で
あシ、よシ好ましぐはlO〜10〔−/h r −を−
吸着剤〕である。
以下、本発明を実施例をもって脱明する。
実施例 1゜ 固形カセイソーダ(NaOH97,0重量%、H,03
,0重量−チ)9.22グラム、酒石酸12.5グラム
を水344.2グラムに溶解した。この溶液にアルミン
酸ンーダ溶液(Al 203195重量%、NaQH2
6,1重量%、H2O54,4重量−)17.5グラム
を加えて均一な溶液とした。この混合液にホワイト・カ
ーボンとして市販されているケイell (S s 0
29 o、 9重量%、H2O10,1重量−)粉末6
6.0グラムを攪拌しながら徐々に加え、均一なスラリ
ー状水性反応混合物を調製した。この反応混合物の組成
比(モル比)は次のとおシであった。
5sQz/A輸0330 H2O/5in220 0H−〆賓02    0.171 この混合物を500m@のオートクレーブに入れ、密閉
した。
その後攪拌しながら160Cに加熱LA72時間結晶化
させた。
結晶化終了後冷却し、その後生成物をオートクレーブか
ら取り出し蒸留水でpHが#lは中性になるまで水洗、
口遇し、110℃で1夜乾燥した。このゼオライト粉末
にアルミナゾルをバインダーとしてアルミナCAI 、
O,)換算で15重量−添加し充分混練した。混線後2
0〜32メツシユCJISyルイ)の大きさの粒子に成
型1.、ll0Cで1夜乾燥した。その後500℃の空
気の存在下2時間焼成した。この吸着剤を″A′″と略
す。g&層剤活性は以下に示す方法で測定した。吸[I
J@A”1.5tとフェノール、O−クレゾール、惰−
クレゾール、p−クレゾール各2%を含む2.6−キシ
レノール2、Ofを130Cで1時間接触せしめた後、
接触前後の液相組成をガスクロマトグラフで定量して(
1)式で示す吸着選択率(p)を測定した。
AおよびBは重量分率で示される被分離物質の2つの成
分、そして添字8およびlはそれぞれ吸着相および液相
を示す。
吸着剤活性を評価した結果を表1に示す。
実施例 2゜ 実施例1で調製した吸着剤1A”をIN−硝酸カリウム
水溶液と接触せしめて吸着剤@AMの先駆体であるナト
リウムイオンをカリウムイオンにイオン交換した。イオ
ン交換はバッチ式にて以下に示す条件で実施した。
イオン交換終了後十分に水洗して、100℃で1夜乾燥
し、その後500Cの空気の存在下2時間焼成した。こ
の吸着剤を°B″と略す。@B″の吸着活性を実施例1
と同一の方法で測定し、その測定結果を表1に示す。
実施例 3゜ 実施例1で調製した吸着剤°A”をIN 硝酸アンモニ
ウム水溶液によシ寮施例2に記載したイオン交換条件と
同一の方法でアンモニウム交換後実施例1,2に記載し
た乾燥および焼成条件によF)H型吸着剤を得た。この
吸着剤を@C″と略す。@C”の吸着活性を実施例1と
同一の方法で測定しその測定結果を表1に示す。
実施例 4゜ 固形カセイソーダ14.7グラム、酒石酸1O85グラ
ムを水350.7グラムに溶解した。この溶液にアルミ
ン酸ソーダ溶液5.24グラムを加えて均一な溶液とし
た。この混合液にケイ966.0グラムを攪拌しながら
徐々に加え、均一なスラリー状水性反応混合物をM#!
した。この反応混合物の組成比(モル比〉は次のとおり
であった。
SsO,、/4j zoa      100H20〆
賓0220 0H/5sOz      O,24 A  /At203? この混合物を500m容のオート・クレープに入れ、密
閉した。
その後攪拌しながら160℃に加熱IA72時間結晶化
させた。
結晶化終了後冷却しその後生成物をオート・クレープか
ら取シ出し、蒸留水でpHがほぼ中性になるまで水洗、
口遇し、110℃で1夜乾燥した。このゼオライトを実
施例1と同様の方法で成型、乾燥、焼成した。この吸着
剤を”D″と略する。
@D″の吸着活性を実施例1と同一の方法で測定し、そ
の測定結果を表1に示す。
比較例 1゜ 東洋曹達社製、合成Y型ゼオライトC3sOy’Al 
2Q、=4.8)粉末にアルミナゾルをバインダーとし
てアルミナCAL 、Q、 )換算で11重量−添加し
て、実施例1と同一の成型、乾島焼成条件により吸着剤
とした。この吸着剤を@E″と略する。
@E″の吸着活性を実施例1と同一の方法で測定し、そ
の測定結果を表1に示す。
比較例 2゜ 比較例1でlil製した吸着剤@E″を実施例2と同一
の方法によりカリウムイオンとイオン交換して吸着剤を
得た。この吸着剤を”F”とする。°F″の吸着活性を
実施例1と同一の方法で測定ムその測定結果を表1に示
す。
注)  PM、二 フェノール CR: クレゾール異性体混合物 ηを二 2,6−キシレノール 表1  吸着剤の吸着活性 吸着剤     ABCDEF ”2イF  10酸巣賞壌  ・      ・   
   ・   Y型  ・のタイプ I αPNL/    151  260  52  20
  8.426YL 実施例 5゜ 実施例2の方法により調製した吸着剤′″B”を内径が
5■砂で長さが1.2mのステンレスパイプに密に充填
した(これをカラふと称する)。該カラムを160Cに
保持して、該カラム入口から下記に示す組成の原料を1
.42(f/■〕の供給速度て供給した。
2.6−キシレノール 99.40   #原料供給開
始して10分後、核カラ人出口から原料液が液出はじめ
喪。該カラムからの流出液は70秒毎に各フラクション
として集め、水素炎検出器を備えたガスクロマトゲ27
で組成分析を行なった。第17ラクシヨンから第777
ラクシ曹ン中に紘フェノールおよびクレゾール異性体混
合物は検出できず超高純度の2,6−キシレノールが得
られた。
第78フラクシヨンからフェノールおよびクレゾール異
性体混合物の破過が始ま9、第110フラクシヨンで前
記不純物の破過が終了した。図に破過−1iIt−示す
実施例 6゜ 実施例5に記載した吸着操作が終了後吸着剤の賦活操作
を実施した。賦活操作はまず吸着操作終了後のカラムを
100℃、511/−に保持した後、該カラム入口から
メタノールを1.4[f/”]の供給速度で30分間供
給し、カラム内のフェノール、クレゾール異性体混合物
および2,6−キシレノールをメタノールで置換せしめ
た。その後、窒素ガスを供給速度200Cd/f−吸着
剤〕、操作温度230℃にて1.5時間供給してメタノ
ールを脱着せしめた彼、実施例4に記載した方法と同一
の吸着操作条件で2.6−キシレノールの精製を再度実
施した。フェノールおよびクレゾール異性体混合物の破
過曲線を図に示す。図から、本賦活法によシ吸着剤の吸
着活性は#1ぼ完全に賦活したことが明らかである。
【図面の簡単な説明】
図は2,6−キシレノールの吸着精製破過曲線を示す線
図である。 Co・・・・・・原料組成濃度、C・・・・・・カラム
流出組成S度。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 不純物としてフェノール及びクレゾール異性体混合物1
    含む粗λ6−キシレノールから骸不純物を分離するに際
    し、主空洞の入口が10酸素員壌から成るゼオライトを
    主成分とする吸着剤と該粗2,6−キシレノールを接触
    せしめることによ#)#吸着剤に該不純物を選択的に吸
    着せしめた後、該吸着剤から高純度の2,6−キシレノ
    ールを回収すること【特徴とする2、6−キシレノール
    の精製方法。
JP1188682A 1982-01-29 1982-01-29 2,6−キシレノ−ルの精製方法 Granted JPS58131928A (ja)

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