JPS5813095B2 - 改良された難燃性ポリカ−ボネ−ト多種配合物 - Google Patents

改良された難燃性ポリカ−ボネ−ト多種配合物

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JPS5813095B2
JPS5813095B2 JP53107692A JP10769278A JPS5813095B2 JP S5813095 B2 JPS5813095 B2 JP S5813095B2 JP 53107692 A JP53107692 A JP 53107692A JP 10769278 A JP10769278 A JP 10769278A JP S5813095 B2 JPS5813095 B2 JP S5813095B2
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hydroxyphenyl
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アーサー・エル・バロン
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコポリカーボネート配合物に関するものであり
、より特に改良された臨界厚さ値及び改良された難燃性
を有する難燃性コポリカーボネート配合物に関するもの
である。
有機ジヒドロキシ化合物及び炭酸誘導体を包含する反応
から誘導されたポリカーボネート類は、それらの優れた
機械的及び物理的性質のために多くの商業的用途が見出
されている。
これらの熱可塑性重合体は、衝撃強度、硬度、丈夫さ、
熱及び寸法安定性並びに優れた電気的性質が要求される
成形品生成物の製造用に特に適している。
しかしながら、成形品中で使用されるときのポリカーボ
ネートの一つの欠点はポリカーボネート重合体の低い臨
界厚さ値であり、この欠点は壁の厚さを臨界厚さより低
い値に制限する傾向がある。
ポリカーボネートプラスチックスが高い切欠きアイゾッ
ト衝撃値(ASTM D−256)を示すことは知られ
ている。
しかしながらこの値は試験片の厚さによる。
1/8インチ(3.18mm)片に対する代表的な切欠
きアイゾット衝撃値は約16フィートーポンド/インチ
である。
1/8インチ(3.18mm)の厚さの片は重合体の臨
界厚さより薄いためこれらの高いアイゾット値が生じ、
従って衝撃下では延性破壊が生じる。
一方1/4インチ(6.35mm)片はぜい性破壊を示
し、そして約2.5フィート−ポンド/インチの切欠き
アイゾット衝撃値を与えた。
1/4インチ(6.35mm)片は重合体の臨界厚さを
越えているといわれている。
「臨界厚さ」とはアイゾット衝撃値において不連続が生
じる厚さであると定義される。
換言すると、それはせい性破壊から延性破壊への転移又
はそれの逆が生じる厚さである。
従って、臨界厚さより厚いポリカーボネート重合体の標
準衝撃片はぜい性破壊を示し、そして臨界厚さより薄い
ものは延性破壊を示す。
さらに、300℃における3〜6g/10分間の融解流
量(ASTM D−1238)を有するビスフエノール
Aを基にしたポリカーボネートの臨界厚さは約225ミ
ルであった。
高温及び/又は炎への露呈に遭遇するような用途におい
てポリカーボネート製品が難燃性に対する特定の条件に
合致するようにさせるときには、臨界厚さ問題はさらに
複雑となる。
炭酸誘導体と反応させた芳香族ジオール及びハロゲン化
されたジオールを基にした一般的ポリカーボネート共重
合体が、効果的な難燃性重合体として認められている(
V−0、ULサブジエクト94に従う1/8インチ(3
.18mm)の厚さにおいて)。
これらのポリカーボネートは一般的に許容可能な物理的
性質を示し、同時に難燃性の条件も満たしている。
しかしながら、ハロゲン化されたジオールを用いたコポ
リカーボネートの臨界厚さは、非常に低く、例えばハロ
ゲン化されたジオールの形の約5〜6重量%の臭素を含
有している重合体では約130〜140ミルである。
さらに、これらのコポリカーボネートは薄い厚さ〔約1
/16インチ(1.59mm)〕で使用されたときには
不透明である。
この不透明さは断面の厚さが増えるにつれて増大する。
ポリカーボネートの用途が増大するにつれ、さらに改良
された難燃性が要求されたが、従来のポリカーボネート
又はコポリカーボネート中へ12重量%のハロゲンを加
えても、ULサブジェクト94に従い1/8インチ(3
.18mm)の厚さでV−0であるが1/16インチ(
1.59mm)の厚さではV−2である組成物しか与え
ない。
そのような組成物は従来のポリカーボネートと比べて劣
った機械的性質、特に臨界厚さ値を示し、そして一般に
不透明である。
従ってさらに改良された難燃注及び良好な機械的性質を
有するポリカーボネート組成物が要求されている。
本発明に従うと、改良された臨界厚さ、改良された難燃
性を有しそして高度に透明な芳香族コポリカーボネート
配合物が提供される。
芳香族ジフエノール、芳香族チオジフエノール及び炭酸
誘導体、例えばホスゲン又は臭化力ルボニルの反応生成
物からなる芳香族コポリカーボネートを有効量のハロゲ
ン含有化合物と配合することにより、改良された臨界厚
さ値及び難燃性を有するハロゲン含有コポリカーボネー
ト配合物が提供される。
好適な態様では、コポリカーボネート配合物は少量のパ
ーフルオロスルホン酸塩も含有している。
本発明のコポリカーボネートはポリカーボネート樹脂の
一般的製造方法により製造でき、そして約10000〜
200000の、好適には約20000〜80000の
平均分子量を有しており、そして特にASTM D−1
238に従う300℃における約1〜24g/10分の
、最適には約2〜6g/10分の、融解流速を有してい
る。
本発明のコポリカーボネートの製造用には、ポリカーボ
ネート樹脂合成で一般に使用されている適当な方法、反
応物、触媒、溶媒、反応条件など例えばドイツ特許96
2274及び1046311並びに米国特許29647
94、29701312991273、2999835
、2999845、3028365、3153008、
3187065、3215668及び3248414に
記されている如きものを使用でき、それらの全てをここ
では参照用に記しておく。
好適な方法は界面重縮合方法である。
界面重縮合方法に従うと、芳香族ジヒドロキシ化合物を
アルカリ金属水酸化物又はアルカリ土類金属酸化物もし
くは水酸化物と反応させてヒドロキシ化合物の塩を形成
することによりコポリカーボネートが得られる。
塩混合物は水溶液又は水性懸濁液中に存在しており、そ
れはホスゲン、臭化力ルボニル又は芳香族ジヒドロキシ
化合物のピスクロロ蟻酸エステルと反応する。
反応混合物中には、重合体用の溶媒ではあるが芳香族ジ
ヒドロキシ塩用の溶媒ではない有機溶媒が存在している
従って、縮合生成物を溶解せしめる有機溶媒として塩素
化された及び塩素化されていない脂肪族炭化水素類又は
塩素化されたもしくは塩素化されていない芳香族炭化水
素類が使用される。
適当な溶媒にはシクロヘキサン、メチルシクロヘキサン
、ベンゼン、トルエン、キシレン、塩化メチレン、クロ
ロホルム、四塩化炭素及びクロロベンゼンが含まれる。
分子量を限定するために、一官能性反応物例えばモノフ
エノール類例えばプロピルー、イソプロピル−及びブチ
ルーフエノール類、特にp−ターシャリー−ブチル−フ
エノール及びフエノール自体を使用できる。
反応を促進させるために、触媒例えば第三級アミン、第
四級アンモニウム、ホスホニウムもしくはアルソニウム
塩などを使用できる。
反応温度は−20°〜+150℃、好適には約0℃〜1
00℃であるべきである。
均一相における重縮合方法に従うと、溶解された反応成
分は不活性溶媒中で、発生するHClの吸収用に必要な
等量のターシャリーアミン、例えばN・N−ジメチルア
ニリン、N・N−ジメチルーシクロヘキシルアミン又は
好適にはピリジンなどの存在下で重縮合される。
さらに他の方法ではジアリールカーボネートを芳香族ジ
ヒドロキシ化合物を用いてエステル転移してポリカーボ
ネートを生成することもできる。
上記の工程で化学的に意味のある方法で、芳香族ジヒド
ロキシ化合物及びアルカリ金属塩の形のモノヒドロキシ
化合物及び/又はビスーハロ蟻酸エステル類を、高分子
量生成物を得るために必要な量のホスゲン又は臭化カル
ボニルと結合させ得ることは理解されよう。
本発明のコポリカーボネートを製造するために例えば米
国特許 3912688に記されている如き他の合成方法を使用
することもでき、それらはここでは参照文献として記し
ておく。
本発明を実施する際使用される芳香族ジフエノール類に
は下記の化合物が含まれる:ヒドロキノン、レゾルシノ
ール、ジヒドロキシジフエニル類、ビスー(ヒドロキシ
フエニル)−アルカン類、ビス−(ヒドロキシフエニル
)−シクロアルカン類、ビス−(ヒドロキシフエニル)
−エーテル類、ビス−(ヒドロキシフエニル)−ケトン
類、ビス−(ヒドロキシフエニル)−スルホキシド類、
ビス−(ヒドロキシフエニル)−スルホン類及びα・α
−ビス−(ヒドロキシフエニル)−ジインプロピルーベ
ンゼン類並びにそれらの核アルキル化化合物。
これらの化合物及び他の適当な芳香族ジヒドロキシ化合
物は例えば米国特許3028365、2999835、
3148172、3271368、2991273、3
271367、3280078、3014891及び2
999846(これらは全て本明細書では参照文献とし
て記しておく)、ドイツ公開公報1570703、20
63050、2063052、2211956及び 2211957、フランス特許明細書 1561518並びに論文「H.シュネル(Schne
ll)、ポリカーボネート類の化学及び物理(Chem
istry and Phisics ofPolyc
arbonates)、インターサイリツシャース・ニ
ューヨーク・1964」中に記されている。
好適な芳香族ジフェノールは式 〔式中、Rは同一又は異なっており、そしてH又はC1
〜C4−アルキルを示し、 Xは結合、C1〜C8−アルキレン、C2〜C8−アル
キリデン、C5〜C15−シクロアルキレン、C5〜C
15−シクロアルキリデン、−SO2−、のものである
これらのジフエノール類の例は下記のものである:4・
4′−ジヒドロキシジフエニル、2・2−ビス−(4−
ヒドロキシフエニル)−プロパン(ビスフエノールA)
、2・4−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−2−メ
チルブタン、1・1−ビス−(4−ヒドロキシフエニル
)−シクロヘキサン、α・α−ビスー(4−ヒドロキシ
フエニル)−p−ジイソプロピルベンゼン、2・2−ビ
スー(3−メチル−4−ヒドロキシフエニル)−プロパ
ン、ビス−(3・5−ジメチル−4−ヒドロキシフエニ
ル)−メタン、2・2−ビス−(35−ジメチル−4−
ヒドロキシフエニル)−プロパン、ビス−(3・5−ジ
メチル−4−ヒドロキシフエニル)−スルホン、2・4
−ビス−(3・5−ジメチル−4−ヒドロキシフエニル
)−2−メチル−ブタン、1・1−ビス−(3・5−ジ
メチル−4−ヒドロキシフエニル)−シクロヘキサン及
びα・α−ビス−(3・5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フエニル)−p−ジイソプロピルーベンゼン。
特に好適な芳香族ジフエノール類の例は、2・2−ビス
−(4−ヒドロキシフエニル)−プロパン、2・2−ビ
スー(3・5−ジメチル−4−ヒドロキシフエニル)−
プロパン及び1・1−ビス−(4−ヒドロキシフエニル
)−シクロヘキサンである。
最も好適な芳香族ジフエノールは2・2−ビス−(4−
ヒドロキシフエニル)−プロパン(ビスフエノールA)
である。
本発明を実施する際使用できる芳香族チオジフエノール
類は構造式 〔式中、『は同一又は異なっており、H又はC1〜C4
−アルキル、好適にはHであり、そしてnは0、1又は
2である〕 により表わされるものである。
好適な芳香族チオジフエノールは4・4′−チオジフエ
ノールである。
本発明の芳香族ジフエノールー芳香族チオジフエノール
コポリカーボネートはジフエノール類の総モル数を基に
して好適には約2〜50モル%の、最も好適には約5〜
40モル%の、芳香族チオジフエノールを含有している
適当な芳香族ジフエノールー芳香族チオジフエノールコ
ポリカーボネート類はアーサー・エル・バロン(Art
tur L.Baron)及びパラメスワル・シバラマ
クリシュナン(parameswar Sivaram
akrislnan)の1978年1月25日に出願さ
れた現在継続中の米国特許出願シリアルナンバー872
393及び米国特許3250774に記されており、こ
れらの2つの文献を参照用に記しておく。
芳香族コポリカーボネート類は少量の、好適には(使用
したジフエノール類に関して)約0.05〜2.0モル
%の間の、三官能性もしくはそれ以上の化合物、特に3
個もしくはそれ以上のフエノール性ヒドロキシル基を有
する化合物、の添加により枝分れさせることもできる。
この型のポリカーボネート類は例えばドイツ公開公報1
570533、1595762、2116974及び2
l13347、英国特許明細書1079821及び米国
特許明細書 3544514中に記されている(ここでは参照用に記
しておく)。
使用できる3個もしくはそれ以上のフェノール性ヒドロ
キシル基を有する化合物の例は下記のものである:フロ
ログルシノール、4・6−ジメチル−2・4・6−トリ
−(4−ヒドロキシフエニル)−へプタン、2・4・6
−トリメチル−2・4・6−トリ−(4−ヒドロキシフ
エニル)−へブタン、1・4・5−トリ−(4−ヒドロ
キシフエニル)−ベンゼン、1・1・1−トリ−(4一
ヒドロキシフェニル)−エタン、トリ−(4−ヒドロキ
シフエニル)一フエニルメタン、2・2−ビス−〔4・
4−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−シクロヘキシ
ル〕−プロパン、2・4−ビス−(4−ヒドロキシフエ
ニルイソプロピル)−フエノール、2・6−ビス−(2
−ヒドロキシ−5′−メチル−ベンジル)−4−メチル
フエノール2−(4−ヒドロキシフエニル)−2−(2
・4−ジヒドロキシフエニル)−プロパン、ヘキサ(4
−(4−ヒドロキシフエニル−イソプロピルーフエニル
)オルトテレフタル酸エステル、テトラ−(4−ヒドロ
キシフエニル)−メタン、テトラ−(4−(4−ヒドロ
キシフエニルーイソプロピル)−フエノキシ)−メタン
及び1・4−ビス−((4′・4″−ジヒドロキシ−ト
リフエニル)−メチル)−ベンゼン。
他の三官能性化合物の例は2・4−ジヒドロキシ安息香
酸、トリメシン酸、塩化シアヌル及び3・3−ビス−(
4−ヒドロキシフエニル)−2−オキン−2・3−ジヒ
ドロインドールである。
本発明の芳香族コポリカーボネート類を有効量のハロゲ
ン含有化合物、好適には臭素もしくは塩素含有化合物と
密に配合すると芳香族コポリカーボネート類が得られ、
それは改良された臨界厚さ改良された難燃性を示し、1
/16インチ(1.59mm)の厚さにおいても良好な
透明性を示す。
好適には、芳香族コポリカーボネート配合物のハロゲン
含有量は、芳香族コポリカーボネート配合物の重量を基
にして約0.01〜8重量%の、最も好適には約1〜5
重量%である。
本発明を実施する際には、ハロゲン原子、好ましくは塩
素又は臭素、を含有している適当な有機化合物を使用で
きる。
それは芳香族コポリカーボネート配合物中に添加物とし
て存在できる。
好適な態様においては、ハロゲン含有化合物は、芳香族
ジフエノールーハロゲン化された芳香族ジフエノールコ
ボリカーボネートの重量を基にして好適には約3〜10
重量%の、最も好適には約6〜10重量%の、ハロゲン
含有量を有する芳香族ジフエノール−ハロゲン化された
芳香族ジフエノールコボリカーボネートである。
これらのハロゲン化されたコポリカーボネート化合物は
上記の芳香族ジフエノール−芳香族チオジフエノールコ
ポリカーボネートの製造法と同様な方法で製造される。
上記の芳香族ジフエノール類はこれらのハロゲン化され
たコポリカーボネート類の製造において芳香族ジフエノ
ール成分として使用できる。
ハロゲン化されたコポリカーボネート化合物の製造にお
いて使用できるハロゲン化された芳香族ジフエノール類
には、上記の芳香族ジフエノール類の核ハロゲン化され
た例も含まれる。
これらの化合物及び他の適当な芳香族ジヒドロキシ化合
物も、例えば米国特許3028365、 2999835、3148172、3271368、2
991273、3271367、3280078、30
14891、及び2999846(全て参照用として記
す)、ドイツ公開公報1570703、2063050
、2063052、2211956及び2211957
、フランス特許明細書1561518並びに論文「エッ
チ・シュネル、ポリカーボネート類の化学及び物理学、
インターサイエンス・パブリツシャース、ニューヨーク
、1 964Jに記されている。
好適なハロゲン化された芳香族ジフェノール類は、式 〔式中、Rは同一又は異なっており、そしてH、C1〜
C4−アルキル又はハロゲン、好適にはCl又はBrを
示し、そして少なくとも1個のRはハロゲンであり、 X′は結合、C1〜C8−アルキレン、C2〜C8−ア
ルキリデン、C5〜C15−シクロアルキレン、C5〜
C15−シクロアルキリデン、−SO2−、ある。
〕のものである。
これらのハロゲン化された芳香族ジフェノール類の例は
、2・2−ビスー(3・5−ジクロロー4−ヒドロキシ
フエニル)−プロパン、2・2−ビス−(3・5−ジブ
ロモ−4−ヒドロキシフエニル)−プロパン(テトラブ
ロモビスフエノールA)、2・2−ビス−(3−クロロ
ー4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2.2−ビス
−(3一ブロモー4−ヒドロキシフエニル)−プロパン
、2・2−ビス−(3−ブロモー5−メチル−4−ヒド
ロキシフエニル)−プロパン及び2・2−ビス−(3−
クロロー5−メチル−4−ヒドロキシフエニル)−プロ
パンである。
特に好適なハロゲン化された芳香族ジフエノール類の例
は2・2−ビス−(3・5−ジクロロー4−ヒドロキシ
フエニル)−プロパン及び2・2−ビス−(3・5−ジ
ブロモ−4−ヒドロキシフエニル)−プロパンである。
最も好適なハロゲン化された芳香族ジフエノールは2・
2−ビス−(3・5−ジブロモ−4−ヒドロキシフエニ
ル)−プロパンである。
芳香族ジフエノール類及びハロゲン化された芳香族ジフ
エノール類からコポリカーボネート類を製造する他に、
ホモポリカーボネート類も上記のハロゲン化された芳香
族ジフエノール類から製迄できそして本発明のハロゲン
含有化合物として使用できる。
本発明の他の態様では、コポリカーボネートに悪影響を
与えない、少くとも1個のハロゲン原子好適には2〜1
0個のハロゲン原子を含有している単量体ハロゲン含有
化合物を本発明において使用できる。
適当な単量体ハロゲン含有化合物の例には下記の化合物
が含まれる:テトラブロモブタン、テトラブロモエタン
、1−ブロモオクタントリブロモプロパン、オクタクロ
ロプロパン、ヘキサクロロエタン、トリブロモブタン、
1・2・3・4・5・6−ヘキサクロローシクロヘキサ
ンなど;適当なハロゲン化された芳香族炭化水素類、例
えばジクロビフエニル(o)、(m)、(p)、a−ナ
フチルクロライド、b−ナフチルクロライド、p−ブロ
モアセトフエノン、a−ブロモビフエニル、p−ブロモ
ビフエニル、p−ブロモジフエニルエーテル、ブロモア
イオドベンゼン(o)、(m)、(p)、a−ナフチル
ブロマイド、b−ナフチルブロマイド、b−プロモフエ
ネトール、9−ブロモフエナンスレン、アイオドビフエ
ニル、ap− 一ナフチルアイオダイド、b−ナフチルアイオダイド、
4・4′−ブロモビフエニル、4・4′−ジプロモビフ
エニルエーテル、デカブロモジフエニルエーテル、4・
4’−ジクロロベンゾフエノン3・3′−ジクロロビフ
エニル、4・4′−ジクロロビフエニル、1・3−ジク
ロロナフタリン、1・4−ジクロロナフタリン、1・5
−ジクロロナフタリン、1・7−ジクロロナフタリン、
2・6−ジクロロナフタリン、o、m及びp−ジアイオ
ドベンゼン、1・2・4−トリブロモベンゼン、1・3
・5−トリブロモベンゼン、1・2・3・5−テトラブ
ロモベンゼン、ペンタブロモベンゼン、ペンタクロロベ
ンゼン、クロロアセナフテン、2・7−ジブロモフルオ
レン、無水テトラブロモフタル酸、ペンタクロロエチル
ベンゼン、ヘキサブロモベンゼンなど。
それらの対応するクロロ、フルオロ、ブロモ及びアイオ
ド、好適にはクロロ及びブロモ異性体も、本発明の実施
において使用できる。
さらに、配合物に耐炎性を与えるために、少なくとも1
個のハロゲン原子を含有しているエステルを芳香族ジフ
エノールー芳香族チオジフエノールコポリカーボネート
と混合して使用することもできる。
例えば、ハロゲン化された酸、無水物及び一価アルコー
ルもしくは多価アルコールから得られたエステル類を使
用できる。
適当なハロゲン化された有機エステル類はクロロ酢酸エ
ステル、フルオロ酢酸エステル類 ハロフタル酸エステル類例えばジメチルテトラブロモフ
タレート、ジエチルテトラブロモフタレート、ジーn−
プロピルテトラクロロフタレート、ジーn−オクチルー
ジクロロフタレートなど及びそれらの混合物である。
さらに、前記のいずれかのハロゲン化された物質の混合
物並びにハロゲン化された添加物とハロゲン含有ポリカ
ーボネート重合体の組成物も使用できる。
本発明の好適な態様においては、芳香族コポリカーボネ
ート配合物は少量のスルホン酸又はカルボン酸塩も含有
している。
好適には、スルホン酸又はカルボン酸塩は配合物中に、
芳香族コポリカルボネート配合物の重量を基にして約0
.01〜3重量%、最も好適には約0.05〜1重量%
、の量で存在している。
最も好ましくは、スルホン酸又はカルボン酸塩は過弗素
化されている。
使用できる適当なスルホン酸塩は米国特許377536
7(参照として記す)に記されており、それらにはパー
フルオロアルカンアルカリ金属スルホネート類及びパー
フルオロアルカンアンモニウムスルホネート類、好適に
はアルキル基中に約4〜8個の炭素原子を含有している
もの、が含まれる。
そのような塩類の適当な例には、例えばナトリウム及び
カリウムパーフルオロブタンスルホネート、ナトリウム
及びカリウムパーフルオロメチルブタンスルホネート、
ナトリウム及びカリウムパーフルオロオクタンスルホネ
ート、ナトリウム及びカリウムパーフルオロメタンスル
ホネート、ナトリウム及びカリウムパーフルオロエタン
スルホネート、ナトリウム及びカリウムパーフルオロプ
ロパンスルホネート、ナトリウム及びカリウムパーフル
オロヘキサンスルホネート、ナトリウム及びカリウムパ
ーフルオロヘプタンスルホネート、テトラエチルアンモ
ニウムパーフルオロブタンスルホネート、テトラエチル
アンモニウムパーフルオロメチルブタンスルホネートな
ど及びそれらの混合物が含まれる。
対応するクロロ−、ブロモ−及びアイオド−有機酸塩も
使用できる。
本発明の意味において適当なカルボン酸塩の例は、脂肪
族、芳香族もしくは脂肪族−芳香族の−塩基性又は二塩
基性の任意にハロゲン化されていてもよい炭素数が1〜
24のカルボΔ唆のアルカリ金属塩、特にナトリウム塩
及びカリウム塩、例えば蟻酸、酢酸、プロピオン酸、酪
酸、イン酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナンチル酸、カ
プリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ス
テアリン酸、ベヘン酸、5−エチル−ジオキサニ−1・
3−ル−5−カルボン酸、3−(3・5−ジーターシャ
リー−ブチル−4−ヒドロキシフエニル)−プロピオン
酸、オレイン酸、しゆう酸、マロン酸、こはく酸、グル
タル酸、アジピン酸、ピメリン酸、セバシン酸、安息香
酸及びアルキル基中の炭素数が1〜8のそれのp−アル
キル化された誘導体、サリチル酸、テレフタル酸、イソ
フタル酸、フタル酸モノベンジルエステル、ジグリコー
ル酸モノデシルエステル、アジピン酸モノブチルエステ
ル及び3−クロロ安息香酸の前記塩である。
そのようなスルホン酸もしくはカルボン酸塩又はそれら
の混合物をポリカーボネートにそれの製造中に加えるこ
とができ、或いはそれらを処理されたポリカーボネート
の融解物に、例えば押出し機を用いる均質化により又は
ポリカーボネート樹脂中に本発明の添加物を確実に充分
分布させるための他の適当な手段により加えることもで
きる。
そのような適当な方法は例えば米国特許 3509091に記されており、それを参照として記し
ておく。
本発明のコポリカーボネート類は他の一般的樹脂添加物
、例えばグラスファイバー、顔料、染料、紫外線安定剤
、熱安定剤、型解放剤及び充てん剤も含有できる。
そのような適当な添加物の例はハーマン・シュネルの論
文「ポリカーボネート類の化学及び物理学」インターサ
イエンス゜パブリッシャース、ニューヨーク、1964
及びダブリュー・エフ・クリストファ一(W.F. Christopher)及びデュー・ダブリュー−フ
ォックス(D.W.Fox)による論文「ポリカーボネ
ート類」、レインホールド・パブリッシング・コーポレ
ーション、ニューヨーク、1962に記されている。
スルホン酸もしくはカルボン酸塩及びハロゲン含有化合
物を包含する添加物を、例えば混練機、1条ねじ押出し
機、2条ねじ押出し機、ミルなどの如き公知の混合装置
中でコポリカーボネートと配合させることができる。
ここで記されているハロゲン化された芳香族ジフェノー
ル類がそれから合成されるポリカーボネート類に難燃性
を与えることは知られている。
さらに、米国特許3912688から硫黄含有芳香族ジ
フエノール類を、ポリカーボネート類を合成するために
ハロゲン化された芳香族ジフェノール類と組合わせて使
用したときに、それは硫黄含有芳香族ジフエノール類又
はハロゲン含有芳香族ジフェノール類だけを基にしたポ
リカーボネート類より優れている難燃性生成物を与える
ことが知られている。
先行技術によりこれらの相乗的難燃性を生じると教示さ
れている硫黄含有芳香族ジフェノール類はビスーヒドロ
キシスルホン類である〔米国特許3912688参照〕
しかしながら芳香族ジフェノール、ハロゲン化された芳
香族ジフェノール及びビスーヒドロキシスルホンから合
成されたこれらのターボリカーボネート類は低い臨界厚
さ値を示していた。
驚ろくべきことに、本発明のハロゲン含有コポリカーボ
ネート配合物は硫黄及びハロゲンの難燃性相乗効果を示
すだけでなく〔ULサブジェクト94に従う1/16イ
ンチ(1.59mm)においてV−0従来のハロゲン含
有コー及びホモーポリカーボネート類、例えば芳香族ジ
フエノール−ハロゲン化された芳香族ジフエノールコボ
リカーボネート類により示される臨界厚さ値と比べて改
良された臨界厚さ値も示す。
臨界厚さにおけるそのような改良は、芳香族ジフェノー
ル類及びハロゲン化された芳香族ジフェノール類を基に
したポリカーボネート共重合体の臨界厚さは芳香族ジフ
ェノールだけを基にしたポリカーボネート値の臨界厚さ
より相当低いことが知られているため、非常に驚異的な
ことでありそして予期されていなかった。
臨界厚さにおける差異は、ハロゲン原子の有害な影響に
よるものである。
従って、芳香族ジフェノールー芳香族チオジフェノール
コボリカーボネートとハロゲン含有化合物を組合わせる
と、予想されていなかったことだが、ハロゲン原子のこ
の有害な影響を克服し、そして改良された臨界厚さ値及
び改良された難燃性を有するハロゲン含有コボリカーボ
ネート配合物を与える。
本発明を下記の実施例により説明するが、それらに限定
されるものではない。
実施例 芳香族ジフェノール−・・ロゲン化された芳香族ジフェ
ノールコポリカーボネートの製造 2・2−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)一プロパン
(BPA)及び2・2−ビス−(3・5−ジブロモ−4
−ヒドロキシフエニル)−プロパン(TBBPA)の各
二ナトリウム塩の混合物をホスゲンと、前記の界面重縮
合合成法に従って反応させることにより、芳香族ジフエ
ノールーハロゲン化された芳香族ジフェノールコポリカ
ーボネートを製造した。
生成したコポリカーボネート樹脂は約9重量%の臭素含
有量及び5.9g/10分間の融解指数(ASTMD−
1238)を有していた。
芳香族ジフエノール−芳香族チオジフエノールコポリカ
ーボネートの製造 (A)2・2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)−プロ
パン(BPA)及び4・4′−チオジフエノール(TD
P)の60/40モル%混合物をホスゲンと、上記の界
面重縮合合成に従って反応させることにより芳香族ジフ
エノールー芳香族テオジフェノールコポリカーボネート
を製造した。
生成したコポリカーボネートは7.4gm/10分の融
解指数を有していた(ASTMD−1238)。
(B)70/30モル%のBPA/TDP混合物を使用
したこと以外は上記の(A)の如くして芳香族ジフエノ
ールー芳香族チオジフエノールコポリカーボネートを製
造した。
生成したコポリカーボネートは5.7gm/10分の融
解指数を有していた(ASTMD−1238)。
(C)80/20モル%のBPA/TDP混合物を使用
したこと以外は上記の(A)の如くして芳香族ジフエノ
ール、芳香族チオジフエノールコポリカーボネートを製
造した。
生成したコポリカーボネートは2.5gm/10分の融
解指数を有していた(ASTMD−1238)。
ρ2・2−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)一プロパ
ン(ビスフエノールA)(BPA)及び4・4′−チオ
ジフエノールの各ニナトリウム塩の混合物をホスゲンと
、上記の界面重縮合合成法に従って反応させることによ
り、7.2g/10分の融解指数を有するコポリカーボ
ネートを製造した。
ジヒドロキシル化合物の全モル数を基にして85モル%
のビスフェノールA及び15モル%の4・4′−チオジ
フェノールを使用した。
実施例 1 BPA/TBBPAコポリカーボネートを上記の(Aで
製造されたBPA/TDPコポリカーボネートと、56
/44重量%の比で配合した。
この多種配合物を衝撃性、臨界厚さ及び燃焼性に関して
試験した。
試験結果を表1に記す。多種配合物は高度に透明である
ことが見出された。
実施例 2 BPA/TBBPAコポリカーボネートを上記の(B)
で製造されたBpA/TDPコポリカーポネートと、5
6/44重量%の比で配合した。
実施例2の多種配合物の試験結果を表1に記す。
多種配合物は高度に透明であることが見出された。
実施例 3 BPA/TBBPAコポリカーボネートを上記の(C)
で製造されたBPA/TDPコポリカーボネートと56
/44重量%の比で配合した。
実施例3の多種配合物の試験結果を表1に記す。
多種配合物は高度に透明であることが見出された。
実施例 4(比較例) BPA/TBBPAコポリカーボネートを3〜5.9g
m/10分の融解指数(ASTMD−1238)を有す
るBPAポリカーボネートと、56/44重量%の比で
配合した。
実施例4の比較用多種配合物の試験結果を表1に記す。
実施例 5 (D)で製造されたBPA/TDP(85/15)コポ
リカーボネートを、コポリカーボネート配合物を基にし
て0.10重量%のカリウムパーフルオロブタンスルホ
ネートとよく配合し、次に押し出し、ペレット化し、そ
して物理的性質を評価するための標準試験試料に成形し
た。
実施例 6 コポリカーボネート(D)を、コポリカーボネート配合
物の重量を基にして5重量%の臭素含有量を有するコポ
リカーボネート配合物を与えるのに充分な量のデカブロ
モジフエニルエーテルとよく配合した。
測定された性質を表2に記す。成形されたコポリカーボ
ネート配合物は%インチ(1.59mm)の厚さにおい
て高度に透明であることが見出された。
実施例 7 コポリカーボネート(D)を、0.10重量%のカリウ
ムパーフルオロブタンスルホネート及び、コポリカーボ
ネート配合物の重量を基にして5重量%の臭素含有量を
有するコポリカーボネートを与えるのに充分な量のデカ
ブロモジフエニルエーテルとよく配合した。
測定された性質を表2に示す。
さらに成形されたコポリカーボネート配合物は1/16
インチ(1.59mm)の厚さにおいて高度に透明であ
ることが見出された。
実施例 8 コポリカーボネート(D)を、コポリカーボネート配合
物の重量を基にして4重量%の臭素含有量を有するコボ
リカーボネートを与えるのに充分な量のデカブロモジフ
エニルエーテルだけとよく配合した。
測淀された性質を表2に記す。実施例 9 コポリカーボネート(D)を、0.10重量%のカリウ
ムパーフルオロブタンスルホネー ポリカーボネート配合物の重量を基にして4重量%の臭
素含有量を有するコポリカーボネート配合物を与えるの
に充分な量のデカプロモジフェニルエーテルとよく配合
した。
測定された性質を表2に記す。
さらに、成形されたコポリカーボネートは1/16イン
チ(1.59mm)の厚さにおいて高度に透明であるこ
とが見出された。
実施例 10 コポリカーボネート(D)を、コポリカーボネート配合
物の重量を基にして3重量%の臭素含有量を有するコポ
リカーボネート配合物を与えるのに充分な量のデカブロ
モジフエニルエーテルだけとよく配合した。
測定された性質を表2に記す。実施例 11 コポリカーボネート(D)を、0.10重量%のカリウ
ムパーフルオロブタンスルホネート、及びコポリカーボ
ネート配合物の重量を基にして3重量%の臭素含有量を
有するコポリカーボネートを与えるのに充分な量のデカ
ブロモジフエニルエーテルとよく配合した。
測定された性質を表2に記す。
さらに、成形されたコポリカーボネート配合物は1/1
6インチ(1.59mm)の厚さにおいて高度に透明で
あることが見出された。
実施例 12 コポリカーボネート(D)を、0.10重量%のカリウ
ムパーフルオロブタンスルホネート、及びコポリカーボ
ネート配合物の重量を基にして2.5重量%の臭素含有
量を有するコポリカーボネート配合物を与えるのに充分
な量のデカブロモジフエニルエーテルとよく配合した。
迎淀された性質を表2に記す。
さらに、成形されたコポリカーボネート配合物は1/1
6インチ(1.59mm)の厚さにおいて高度に透明で
あることが見出された。
実施例 13 コポリカーボネート(D)を、コポリカーボネート配合
物の重量を基にして2重量%の臭素含有量を有するコポ
リカーボネート配合物を与えるのに充分な量のデカブロ
モジフエニルエーテルだけとよく配合した。
測定された性質を表2に記す。実施例 14 コポリカーボネート(D)を、0.10重量%のカリウ
ムパーフルオロブタンスルホネート、及びコポリカーボ
ネート配合物の重量を基にして2.0重量%の臭素含有
量を有するコボリカーボネート配合物を与えるのに充分
な量のテカブロモジフエニルエーテルとよく配合した。
さらに、成形されたコポリカーボネートは1/16イン
チ(1.59mm)において透明であることが見出され
た。
実施例 15 コポリカーボネート(D)を、コポリカーボネート配合
牧の重量を基にして1重量%の臭素含有量を有するコポ
リカーボネートを与えるのに充分な量のデカブロモジフ
エニルエーテルだけとよく配合した。
測定された性質を表2に記す。実施例16 コポリカーボネート(D)を、0.10重量%のカリウ
ムパーフルオロブタンスルホネート、及びコポリカーボ
ネート配合物の重量を基にして1重量%の臭素含有量を
有するコポリカーボネート配合物を与えるのに充分な量
のデカブロモジフエニルエーテルとよく配合した。
測定された性質を表2に記す。
さらに、成形されたコポリカーボネート配合物は1/1
6インチ(1.59mm)の厚さにおいて高度に透明で
あることが見出された。
実施例 17 BPA/TDPコポリカーボネート(D)を、0.10
重量%のカリウムパーフルオロブタンスルホネート、及
びコポリカーボネート配合物の重量を基にして2重量%
の臭素含有量を有するBPA/TDPコポリカーボネー
ト配合物を与えるのに充分な量の9重量%の臭素含有量
及び59g/10分の融解流速を有するビスフェノール
A/テトラプロモビスフエノールAコポリカーボネート
とよく混合した。
測定された性質を表3に記す。さらに、成形されたコポ
リカーボネート配合物は屋インチ(1.59mm)の厚
さにおいて高度に透明であることが見出された。
実施例 18 実施例17を繰返したが、BPA/TDPコオリカーボ
ネートを0.10重量%のカリウムパーフルオロブタン
スルホネート、及び、コポリカーホネート配合物の重量
を基にして3重量%の臭素含有量を有するBPA/TD
Pコポリカーボネート配合物を与えるのに充分な量のビ
スフエノールAテトラブロモビスフェノールAコポリカ
ーボネートとよく配合した。
測定された性質を表3に記すさらに、成形されたコポリ
カーボネート配合物は1/16インチ(1.59mm)
の厚さにおいて高度に透明であることが見出された。
実施例 19 実施例5を繰返したが、BPA/TDPコポリカーボネ
ートを0.10重量%のカリウムパーフルオロブタンス
ルホネート及びコポリカーボネート配合物の重量を基に
して1重量%の臭素含有量を有するBPA/TDPコポ
リカーボネート配合物を与えるのに充分な量の4000
の平均分子量ムび1.03の相対粘度を有するテトラブ
ロモビスフェノールAホモポリカーボネートとよく配合
した測定された性質を表3に記す。
さらに、成形されたコポリカーボネート配合物は1/1
6インチ(1.59mm)の厚さにおいて高度に透明で
あることが見出された。
実施例 20 実施例19を繰返したが、BPA/TDPコポリカーボ
ネートを、0.10重量%のカリウムパーフルオロブタ
ンスルホネート、及びコポリカーボネート配合物の重量
を基にして2重量%の臭素含有量を有するBPA/TD
Pコポリカーボネート配合物を与えるのに充分な量のテ
トラブロモビスフェノールAホモポリカーボネートとよ
く配合した。
測定された性質を表3に記す。さらに、成形されたコポ
リカーボネート配合物は1/16インチ(1.59mm
)において高度に透明であることが見出された。
実施例 21 実施例19を繰返したが、BPA/TDPコポリカーボ
ネートを、0.10重量%のカリウムパーフルオロプタ
ンスルホネート、及びコポリカーボネート配合物の重量
を基にして3重量%の臭素含有量を有するBPA/TD
Pコポリカーボネート配合物を与えるのに充分な量のテ
トラブロモビスフエノーノレAホモポリカーボネートと
よく配合した。
測定された性質を表3に記す。さらに、成形されたコポ
リカーボネート配合物は1/16インチ(1.59mm
)において高度に透明であることが見出された。
ビスフェノールAホモポリカーボネート、デカブロモジ
フエニルエーテル及びQ,1重量%のカリ種の混合物に
ついて比較実験を行ない、次の結果を得た。
(a)臭素含有量を2重量%とした場合、融解流速が8
.02であり、臨界厚みが4.4〜4.7mm(173
〜185ミル)であり、そして1.6mm(1/16イ
ンチ)におけるUL−94試験評価がV一2であった。
(b)臭素含有量を3重量%とした場合、融解指数が7
.54であり、臨界厚みが4.2〜4.4mm(165
〜173ミル)であり、そして1。
6mm(1/16インチ)におけるUL−94試験評価
がV−2であった。
前記の実施例により示されている如く、本発明のハロゲ
ン含有芳香族コポリカーボネート配合物は改良された難
燃性及び改良された臨界厚さ値の両方を示す。
本発明は説明目的用に以上で詳細に記してきたが、その
ような詳細な説明はその目的用だけのためのものである
こと並びに特許請求の範囲により限定される以外は本発
明の精神及び範囲から逸脱しない限り種々の改変を行な
うことができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)(!)式 〔式中、Rは同一であるか又は異なっており、そしてH
    又はC1〜C4−アルキル茶示し、そして Xは結合、C1〜C8−アルキレン、C2〜C8−アル
    キリデン、C5〜C15−シクロアルキレン、C5〜C
    15−シクロアルキリテン、−SO2−、−SO−、−
    CO−又は のジフエノール、 (ii)ジフエノールの全モル数を基にして2〜50モ
    ル%の式 〔式中、には同一であっても又は異なっていてもよく、
    H、C1〜C4−アルキルであり、そして nは0、1又は2である〕 の芳香族チオジフェノール、及び (iii)臭化カルボニル、ホスゲン、(i)又は(i
    i)のビスクロロ蟻酸エステル及びジアリールカルボネ
    ートからなる群から選択された化合物の反応生成物から
    なるコポリカーボネートを、(b)ハロゲン含有芳香族
    コポリカーボネート混合物の重量を基準にして1〜5重
    量%のハロゲン含有量を有するハロゲン含有芳香族コポ
    リカーポネート混合物を与えるのに充分な量の2〜10
    個のハロゲン原子を含有している単量体ハロゲン含有化
    合物、及び (c)芳香族コポリカーボネート混合物を基準にして0
    .01〜3重量%のスルホン酸塩 と密に混合することにより得られるハロゲン含有芳香族
    ポリカーボネート混合物。 2 芳香族コポリカーボネート混合物の重量を基準にし
    て0.05〜1重量%のスルホン酸塩が存在している特
    許請求の範囲第1項記載のハロゲン含有芳香族コポリカ
    ーボネート混合物。
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