JPS58129726A - 開閉器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は回路しゃ断器、磁磁接触蕗などの開閉器に関
するものである。

従来の回路しゃ断器の一例を第１図体）　Ｉ　（Ｂ）に
示す。図において、（１）は絶縁体により構成され回路
しゃ断器の外枠を形成する包囲体、（２）は一対の電気
接触子の一方の電極を構成する固定導体であり、固定導
体（２）の磁気的接触面には固定接点（３）が取り付け
られている。また、（４）は一対の電気接触子の他方の
電極を構成するｐＴ　ｍ導体であって、その磁気的接触
面にも可動接点（５）が取り付けられている。

（６）は可動導体（４）を開閉連動させる操作機構部、
（７）は固定接点（３）と可動接点（５）との間に生ず
るアーク（８）を冷却するための消弧板、（９）は包囲
体（１）に形成されている了−りまたはホットガスの排
出ローケ０）は消弧板（７）全支持する絶縁物よりなる
側板である。

従来の回路しゃ断器はこのように構成されるが、次にそ
の動作全説明する。

今、可動接点（５）と固定接点（３）とが接触している
場合においては、その電力は゛電源側より固定導体（２
）、固定接点（３）、可動接点（５）および可動導体（
４）左１１＠次経由して負荷側へ供給される。この状態
において、短絡電流等大゛電流がこの回路に流れると、
操作機構部（６）が作動して可動接点（５）を固定接点
（３）から開離させる。この際、上記固定および可動接
点ｔ８）　、　（５）間にはアーク（８）が発生し、固
定および可動接点（３）　、　（５）間にはアーク電圧
が発生する。このアーク電圧は、固定接点（３）からの
可動接点（５）の開離距離が増大するに従って上昇し、
また、同時にアーク（８）が消弧板（７）の方向へ磁気
力によって引き付けられ伸長するために一更に上昇する
。このようにして、アーク磁流は磁流零点を迎えてアー
ク（８）を消弧し−しゃ断が完結する。

しかしながら、上記のような従来の回路しゃ断器におい
ては、回路電圧が上昇するにともなって、しゃ断が次第
に困難となる。すなわち、確実なしゃ断を行なうために
は、アーク（８）が消弧板（７）に転移して消弧板（γ
）上にアークスポットを形成し・アーク（８）が消弧板
（７）によって充分冷却されて電流零点時に高い絶縁回
復特性を示す必要があり一電流零点時の絶縁回復力は接
点間の印加電圧を越えなければならない。ところが、上
記従来のものでは消弧板（７）上にアークスポットが形
成される保証がなく、電流零点時の絶縁回復力に限度が
あり、高い回路電圧の要求に対しては充分に性能を満足
することができなかった。

この発明は以上のような欠点全除去し、しゃ断性能のす
ぐれた開閉ａを提供することを目的としている。以下、
この発明の実施例を第２図、第６図にもとづいて説明す
る。図において一第１図と同一符号は同一部分を示すの
でその説明は省略する。鱒はニッケルクロム、ニッケル
クロム合金、炭素鉄、炭素鉄合金などの高抵抗金属部材
からなる側板であり、この側板−には穴（ｌＱＱａ）が
形成されている。また、複数個の消弧板（７）のそれぞ
れには瓜（７ａ）が形成されておシ、この瓜（７ａ）を
上記穴（１００＆）に挿入してその先端部をかしめるこ
とにより、消弧板（７）は側板（ロ）に支持される。こ
のとき、各消弧板（７）は側板（ロ）を介して電気的に
結合され、スヘての消弧板は同磁位に保持されることに
なる。

次に上記のような消弧板を用いた場合のアークの振舞い
について一第２図を参照しながら説明する。通電時に可
動接点（５）が固定接点（３）より開離すると、磁流の
大小を問わず接点（ａ）　、　（５）間にはアーク（８
ａ）が発生する。このアーク（８ａ）はごく初期の段階
では接点（８）　、　（５）を結ぶ直線上に位置するが
、アーク（８＆）の有する圧力による気流の流れ、ある
いは磁性体よりなる消弧板（７）の作る変歪磁場のため
に−アーク（８ａ）は消弧板（７）の一部に接触を始め
る。いったんアーク（８ａ）が消弧板（７）に接触する
と、暗電流と呼ばれる微小電流が側板Ｑｌｌｌを介して
、可動接点（５）、アーク（８ａ）の一部、消弧板（γ
）、および固定接点（８）間を流れ始める。この暗電流
が増加し、ある境界値を越えると、可動接点（５）−消
弧板（７）、および固定接点（３）間で絶縁破壊が生じ
、アーク（８ａ）はアーク（８ｂ）へと転移する。

ここで側板（ロ）は高抵抗金属部材から構成されている
ので−アーク電流はこの側板（財）を通らず、アーク（
８ｂ）は消弧板（７）で完全に分断される。したがって
アーク（８ｂ）は消弧板（７）によって大きな冷却を受
けるので、電流零点における接点１Ｂ）　、　＋５）間
の絶縁回復力を非常に高めることができる。その結果、
回路電圧が上昇しても常に確実なしゃ断性能を確保する
ことがＯＴ能となる。

なお、上述の効果を得るためには消弧板（７）は必ずし
も磁性体で構成される必要はなく、了−りを駆動する池
の手段、たとえば外部磁場の提供あるいは空気の吹き付
は等の手段によっても同様の効果が得られることは勿論
である。

以上のように、この発明によれば回路ｌ！！圧が上昇し
ても常に確実に回路全しゃ断できる信頼性の高い開閉ｉ
ｔ提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の開閉ｉＦ１示し、（Ａ）は上面図、（Ｂ
）は（Ａ）におけるＩ　Ｂ−Ｉ　Ｂ断面図、第２図はこ
の発明による開閉器の笑施例を示す断面図、第６図は同
実施例の要部の分解斜視図である。 （２）・・・固定導体−（３）・・・固定接点、（４）
・・・可動導体、（５）・・・可動接点、（γ）・・・
消弧板、（８１Ｌ）、（８１））・・・アーク鱒・・・
側板。 なお−図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人葛野信−（外１名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも一対の接点および導体からなる接触子
   と、上記接点間で発生するアークを消弧する複数個の消
   弧机春とを有する開閉器において、上記消弧板を高抵抗
   金属部材からなる側板で支持することにより各消弧板を
   電気的に結合したことを特徴とする開閉器。