JPS5812822B2 - インダクタモ−タ - Google Patents
インダクタモ−タInfo
- Publication number
- JPS5812822B2 JPS5812822B2 JP10556377A JP10556377A JPS5812822B2 JP S5812822 B2 JPS5812822 B2 JP S5812822B2 JP 10556377 A JP10556377 A JP 10556377A JP 10556377 A JP10556377 A JP 10556377A JP S5812822 B2 JPS5812822 B2 JP S5812822B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- rotor
- oil
- outer periphery
- face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は外周にN・S極を交互に有する回転子1と、こ
の回転子1の外周に周設された複数個の磁極歯2からな
る固定子3と、励磁磁束を発生する励磁コイル4とから
構成されるインダクタモータにおいて、含油性のある軸
受6を柱状に形成して軸受6の両端面に貫通する軸孔に
回転軸5を回転自在に挿着すると共に回転軸5の先部に
て軸受6の一方の端面に相対向して回転子1を取付ける
ことにより回転子1を軸受6にスラスト方向及びラジア
ル方向に支持せしめ、保油性があり且つ弾性を有する環
体7を軸受6の外周に被嵌すると共に環体7端面を回転
子1に弾性的に接触せしめて成ることを特徴とするイン
ダクタモータに係り、その目的とするところは低騒音で
かつ長寿命となったインダクタモータを提供するにある
。
の回転子1の外周に周設された複数個の磁極歯2からな
る固定子3と、励磁磁束を発生する励磁コイル4とから
構成されるインダクタモータにおいて、含油性のある軸
受6を柱状に形成して軸受6の両端面に貫通する軸孔に
回転軸5を回転自在に挿着すると共に回転軸5の先部に
て軸受6の一方の端面に相対向して回転子1を取付ける
ことにより回転子1を軸受6にスラスト方向及びラジア
ル方向に支持せしめ、保油性があり且つ弾性を有する環
体7を軸受6の外周に被嵌すると共に環体7端面を回転
子1に弾性的に接触せしめて成ることを特徴とするイン
ダクタモータに係り、その目的とするところは低騒音で
かつ長寿命となったインダクタモータを提供するにある
。
第1図及び第2図は従来のインダクタモータを示すもの
で、図中1は外周にN・S極を交互に有する永久磁石形
回転子、3は上下地板8に植設された複数の磁極歯2か
らなる固定子、4は磁極歯2を所定極性に磁化する励磁
コイル、5は回転子1の回転軸、6は焼結合金製で含油
性のある軸受、9は磁極歯2の一部の位相を遅らせて回
転方向を決める隈取板、10はピニオンである。
で、図中1は外周にN・S極を交互に有する永久磁石形
回転子、3は上下地板8に植設された複数の磁極歯2か
らなる固定子、4は磁極歯2を所定極性に磁化する励磁
コイル、5は回転子1の回転軸、6は焼結合金製で含油
性のある軸受、9は磁極歯2の一部の位相を遅らせて回
転方向を決める隈取板、10はピニオンである。
上述のように構成される従来のインダクタモータにあっ
ては、回転子1の回転により、軸受6内部より軸受6と
回転子1との間にオイルが湧出し、インダクタモータの
通常使用状態は第2図に示すように横向きの姿勢が多い
ため、矢印aに示すような経路を通ってオイルが流出す
ることになる。
ては、回転子1の回転により、軸受6内部より軸受6と
回転子1との間にオイルが湧出し、インダクタモータの
通常使用状態は第2図に示すように横向きの姿勢が多い
ため、矢印aに示すような経路を通ってオイルが流出す
ることになる。
このためオイルの枯渇が早くなって、騒音が大きくなり
且つ寿命も短かくなるという欠点があった。
且つ寿命も短かくなるという欠点があった。
本発明は上記従来例の欠点を解決するために為されたも
のであり、その実施例を第3図〜第6図に示してある。
のであり、その実施例を第3図〜第6図に示してある。
なお、第3図〜第6図実施例は回転子1と軸受6の部分
を拡大して示し、他の部分を省略してあり、他の部分は
第1図従来例と同様の構成となっている。
を拡大して示し、他の部分を省略してあり、他の部分は
第1図従来例と同様の構成となっている。
第3図実施例においては、軸受6外周に環体7としてコ
イルばねを被嵌し、このコイルばねの端部を回転子1に
弾性的に接触せしめてあり、軸受6から湧出するオイル
は矢印bに示すように流れると共に軸受6とコイルばね
との間で保油され、保油されたオイルは矢印Cに示すよ
うに、軸受6外周面から含油性のある軸受6内に徐々に
吸収され、オイルの循環サイクルができ上がる。
イルばねを被嵌し、このコイルばねの端部を回転子1に
弾性的に接触せしめてあり、軸受6から湧出するオイル
は矢印bに示すように流れると共に軸受6とコイルばね
との間で保油され、保油されたオイルは矢印Cに示すよ
うに、軸受6外周面から含油性のある軸受6内に徐々に
吸収され、オイルの循環サイクルができ上がる。
また回転子1は安定回転に有利となる適当な負荷、つま
り、コイルばねにより適当な弾性的な接触力を受けてい
るので、安定した回転を行なうものである。
り、コイルばねにより適当な弾性的な接触力を受けてい
るので、安定した回転を行なうものである。
第4図は別の実施例で、環体7を、フエルトのようなク
ッション弾性を有し且つ吸油性のある材質で円筒形に形
成して構成してあるが、環体7はコイルばねやクッショ
ン筒等に限定されない。
ッション弾性を有し且つ吸油性のある材質で円筒形に形
成して構成してあるが、環体7はコイルばねやクッショ
ン筒等に限定されない。
第5図〜第6図は軸受6全長に対して環体7が短かい場
合を示しており、この場合において、環体7の長さL2
が軸受6の長さL1に対してL2>1/3L1であれば
ほとんど効果は変らない。
合を示しており、この場合において、環体7の長さL2
が軸受6の長さL1に対してL2>1/3L1であれば
ほとんど効果は変らない。
本発明は上述のようにインダクタモータにおいて、保油
性がある環体を含油性のある軸受外周に被嵌したもので
あるから、回転子の回転に従って軸受内部から湧出する
オイルは保油性がある環体によって保油されて外部への
流出が防止でき、オイルの滞留時間の長期化によりオイ
ルが再び軸受内に吸収されて循環することになり、オイ
ルの枯渇がなくなるから、長期に亘って安定した回転が
得られると共に低騒音が長期に亘って保証できる効果を
有し、しかも、弾性を有する環体の端面を回転子に弾性
的に接触せしめたものであるから、環体の弾性負荷によ
り回転子のがたつきが防止でき、特にインダクタモータ
に発生し易いコツキングを防止でき、安定した回転特性
が得られる効果を有するものである。
性がある環体を含油性のある軸受外周に被嵌したもので
あるから、回転子の回転に従って軸受内部から湧出する
オイルは保油性がある環体によって保油されて外部への
流出が防止でき、オイルの滞留時間の長期化によりオイ
ルが再び軸受内に吸収されて循環することになり、オイ
ルの枯渇がなくなるから、長期に亘って安定した回転が
得られると共に低騒音が長期に亘って保証できる効果を
有し、しかも、弾性を有する環体の端面を回転子に弾性
的に接触せしめたものであるから、環体の弾性負荷によ
り回転子のがたつきが防止でき、特にインダクタモータ
に発生し易いコツキングを防止でき、安定した回転特性
が得られる効果を有するものである。
第1図は従来のインダクタモータの断面図、第2図は同
上従来例の一部拡大断面図、第3図は本発明の一実施例
の一部省略断面図、第4図〜第6図は夫々同上の他の実
施例の一部省略断面図である。 1は回転子、2は磁極歯、3は固定子、4は励磁コイル
、5は回転軸、6は軸受、7は環体である。
上従来例の一部拡大断面図、第3図は本発明の一実施例
の一部省略断面図、第4図〜第6図は夫々同上の他の実
施例の一部省略断面図である。 1は回転子、2は磁極歯、3は固定子、4は励磁コイル
、5は回転軸、6は軸受、7は環体である。
Claims (1)
- 1 外周にN.S極を交互に有する回転子と、この回転
子の外周に周設された複数個の磁極歯からなる固定子と
、励磁磁束を発生する励磁コイルとから構成されるイン
ダクタモータにおいて、含油性のある軸受を柱状に形成
して軸受の両端面に貫通する軸孔に回転軸を回転自在に
挿着すると共に回転軸の先部にて軸受の一方の端面に相
対向して回転子を取付けることにより回転子を軸受にス
ラスト方向及びラジアル方向に支持せしめ、保油性があ
り且つ弾性を有する環体を軸受の外周に被嵌すると共に
環体端面を回転子に弾性的に接触せしめて成ることを特
徴とするインダククモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10556377A JPS5812822B2 (ja) | 1977-08-31 | 1977-08-31 | インダクタモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10556377A JPS5812822B2 (ja) | 1977-08-31 | 1977-08-31 | インダクタモ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5438509A JPS5438509A (en) | 1979-03-23 |
JPS5812822B2 true JPS5812822B2 (ja) | 1983-03-10 |
Family
ID=14410996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10556377A Expired JPS5812822B2 (ja) | 1977-08-31 | 1977-08-31 | インダクタモ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812822B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59131014U (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-03 | 日本精機株式会社 | 指示計器における指針キヤツプの取り付け構造 |
JPS6150214U (ja) * | 1984-09-05 | 1986-04-04 | ||
JPS6339625U (ja) * | 1986-09-01 | 1988-03-15 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4519253A (en) * | 1983-04-29 | 1985-05-28 | Rosemount Inc. | Reactance measurement circuit with enhanced linearity |
-
1977
- 1977-08-31 JP JP10556377A patent/JPS5812822B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59131014U (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-03 | 日本精機株式会社 | 指示計器における指針キヤツプの取り付け構造 |
JPS6150214U (ja) * | 1984-09-05 | 1986-04-04 | ||
JPS6339625U (ja) * | 1986-09-01 | 1988-03-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5438509A (en) | 1979-03-23 |
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