JPS58127800A - 皮革の物性改良法 - Google Patents
皮革の物性改良法Info
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- JPS58127800A JPS58127800A JP917982A JP917982A JPS58127800A JP S58127800 A JPS58127800 A JP S58127800A JP 917982 A JP917982 A JP 917982A JP 917982 A JP917982 A JP 917982A JP S58127800 A JPS58127800 A JP S58127800A
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- leather
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C14—SKINS; HIDES; PELTS; LEATHER
- C14C—CHEMICAL TREATMENT OF HIDES, SKINS OR LEATHER, e.g. TANNING, IMPREGNATING, FINISHING; APPARATUS THEREFOR; COMPOSITIONS FOR TANNING
- C14C9/00—Impregnating leather for preserving, waterproofing, making resistant to heat or similar purposes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は皮革の物性改良法に関するものである。
更に詳しくは、本発明は皮革の柔軟性、強度、加工性、
耐溶剤性、耐熱性、防黴性などの各種の物性全改良する
ための処理方法に関するものである。
耐溶剤性、耐熱性、防黴性などの各種の物性全改良する
ための処理方法に関するものである。
従来から、皮革の製造においては、原皮の種類、製品の
用途などにより、各種の準備作業、揉処理、仕上処理を
適宜に選択し組合わせて行なっている。
用途などにより、各種の準備作業、揉処理、仕上処理を
適宜に選択し組合わせて行なっている。
例えば、揉処理には、クロム揉、タンニン揉、アルデヒ
ド揉、明ばん靭、ホルマリン付その他種々の方法がある
。また仕上処理における加脂剤を例にとっても、動物油
、植物油の他、スぎンドル油、マシン油、パラフィン々
どの鉱物油も適宜使用さ4− れている。従って、同一の原皮から革を製造するとして
も、その処理方法の種類や処理の程度によって製品とし
ての皮革の物性は多種、多様に変化する。
ド揉、明ばん靭、ホルマリン付その他種々の方法がある
。また仕上処理における加脂剤を例にとっても、動物油
、植物油の他、スぎンドル油、マシン油、パラフィン々
どの鉱物油も適宜使用さ4− れている。従って、同一の原皮から革を製造するとして
も、その処理方法の種類や処理の程度によって製品とし
ての皮革の物性は多種、多様に変化する。
しかるに、従来の皮革の製造方法においては、柔軟性、
成形性、耐水性、耐溶剤性、強度などのすべての物性に
優れた皮革を製造することは不可能であった。例えば、
柔軟性に優れた皮革は引張強度が低いという欠点があり
、引張強度の高い皮革は柔軟ではないなどの欠点があっ
た。
成形性、耐水性、耐溶剤性、強度などのすべての物性に
優れた皮革を製造することは不可能であった。例えば、
柔軟性に優れた皮革は引張強度が低いという欠点があり
、引張強度の高い皮革は柔軟ではないなどの欠点があっ
た。
また、従来の皮革の一般的性質として、皮革を水や溶剤
で洗滌すると硬くなり、再度加脂する必要があるので、
革製衣料全一般の使用者が洗濯することは不可能であっ
た。
で洗滌すると硬くなり、再度加脂する必要があるので、
革製衣料全一般の使用者が洗濯することは不可能であっ
た。
更に、一度付処理および仕上処理を施した皮革を、更に
柔軟化することは通常不可能とされていた。
柔軟化することは通常不可能とされていた。
本発明はこれらの従来の問題点を除去する皮革の物性改
良法を提供することを目的とするものである。
良法を提供することを目的とするものである。
すなわち、本発明の方法により皮革を処理することによ
って、皮革の強度を向上させ、かつ柔軟にすることがで
きる。柔軟になった処理済の皮革は水で洗っても固くな
らない。また、皮革が塑性化して形付けや加工が容易に
なり、更に耐熱性が向上し、また黴が生じ難く々る。
って、皮革の強度を向上させ、かつ柔軟にすることがで
きる。柔軟になった処理済の皮革は水で洗っても固くな
らない。また、皮革が塑性化して形付けや加工が容易に
なり、更に耐熱性が向上し、また黴が生じ難く々る。
このよう々特長を有する本発明の方法は、一般式
%式%()
で示される化合物の1〜30重量多水溶液中に皮革を浸
漬して処理することを特徴とするものである。
漬して処理することを特徴とするものである。
前記一般式(I)中のBは1〜22個の活性水素を有す
る化合物の残基、OAおよびAOはそれぞれC2〜C4
のオキシアルキレン基の単独またはそれらの混合物、X
はC□〜C22のアルキル基、アルケニル基またはアシ
ル基、aおよびbは1〜300、mおよびnは0〜22
の整数であり、かつm+n≧1である。
る化合物の残基、OAおよびAOはそれぞれC2〜C4
のオキシアルキレン基の単独またはそれらの混合物、X
はC□〜C22のアルキル基、アルケニル基またはアシ
ル基、aおよびbは1〜300、mおよびnは0〜22
の整数であり、かつm+n≧1である。
前記一般式(I)において、Bすなわち1〜22個の活
性水素を有する化合物の残基ば、メチルアルコール、エ
チルアルコール、フロビルアルコール、ブチルアルコー
ル、アミルアルコール、ヘキシルアルコール、オクチル
アルコール、デシルアノヒコール、ドデシルアルコール
、トリデシルアルコール、f ) ラフ”シルアルコー
ル、ヘキサデシルアルコール、オクタデシルアルコール
、オレイルアルコール、トコシルアルコールナトのアル
コール類;エチレングリコール、フチレンゲリコール、
フチレンゲリコール、ヘキシレングリコール、オクチル
アルコール、ドデシルアルコール、ヘキサデシレンゲリ
コール、オクタデシルアルコール−1どのグリコール類
;グリセリン、トリメチロールゾロノやン、Kンタント
リオール、エリスリトール、インタエリスリトール、ジ
グリセリン、ポリグリセリン、ジ被ンタエリスリトール
、ソルビトール、ソルビタン、ソルバイト、グルコース
、フラクトース、マンノース、キシロース、トレハロー
ス、シー−クローズなどのポリオール類;前記グリコー
ル類またはポリオール類の部分エーテル化物あるいは部
分エステル化物;メチルアミン、ジメチルアミン、エチ
ルアミン、ブチルアミン、7− ドゾシルアミン、テトラデシルアミン、ヘキサデシルア
ミン、オクタデシルアミン、オレイルアミン、アニリン
などのアミン類;エチレンジアミン、テトラエチレンペ
ンタミン、トリエチレンテトラミン、オクタデシルゾロ
ピレンジアミン々どのポリアミン類;アンモニア;蟻酸
、酢酸、プロピオン酸、酪酸、カゾリル酸、カプリン酸
、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、ベヘン酸、オンイン酸、リノール酸、ヒドロキシ
ステアリン酸、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸
、シュウ酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、セ・ぐ
シン酸、アジピン酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン
酸、安息香酸、サリチル酸、フタル酸などのカルボン酸
;フェノール、フレソール、ブチルフェノール、オクチ
ルフェノール、ノニルフェノール、ジノニルフェノール
、スチレン化フェノール、カテコール、レゾルシン、ヒ
ドロキノン、70口グルシン、ヒドロキシ安息香酸’1
どのフェノール類;アセトアミド、プロピオンアミド、
ブタンアミド、ラウリンアミド、パルミチ8− ンアミド、ステアリンアミド、オレインアミドなどのア
ミド類;グリシン、アラニン、フェニルアラニン、アス
パラギン酸、グルタミン酸、リジンなどのアミノ酸ある
いけそれらのアシル化物などの1種または2種以上の化
合物の残基など全例示することができる。
性水素を有する化合物の残基ば、メチルアルコール、エ
チルアルコール、フロビルアルコール、ブチルアルコー
ル、アミルアルコール、ヘキシルアルコール、オクチル
アルコール、デシルアノヒコール、ドデシルアルコール
、トリデシルアルコール、f ) ラフ”シルアルコー
ル、ヘキサデシルアルコール、オクタデシルアルコール
、オレイルアルコール、トコシルアルコールナトのアル
コール類;エチレングリコール、フチレンゲリコール、
フチレンゲリコール、ヘキシレングリコール、オクチル
アルコール、ドデシルアルコール、ヘキサデシレンゲリ
コール、オクタデシルアルコール−1どのグリコール類
;グリセリン、トリメチロールゾロノやン、Kンタント
リオール、エリスリトール、インタエリスリトール、ジ
グリセリン、ポリグリセリン、ジ被ンタエリスリトール
、ソルビトール、ソルビタン、ソルバイト、グルコース
、フラクトース、マンノース、キシロース、トレハロー
ス、シー−クローズなどのポリオール類;前記グリコー
ル類またはポリオール類の部分エーテル化物あるいは部
分エステル化物;メチルアミン、ジメチルアミン、エチ
ルアミン、ブチルアミン、7− ドゾシルアミン、テトラデシルアミン、ヘキサデシルア
ミン、オクタデシルアミン、オレイルアミン、アニリン
などのアミン類;エチレンジアミン、テトラエチレンペ
ンタミン、トリエチレンテトラミン、オクタデシルゾロ
ピレンジアミン々どのポリアミン類;アンモニア;蟻酸
、酢酸、プロピオン酸、酪酸、カゾリル酸、カプリン酸
、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、ベヘン酸、オンイン酸、リノール酸、ヒドロキシ
ステアリン酸、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸
、シュウ酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、セ・ぐ
シン酸、アジピン酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン
酸、安息香酸、サリチル酸、フタル酸などのカルボン酸
;フェノール、フレソール、ブチルフェノール、オクチ
ルフェノール、ノニルフェノール、ジノニルフェノール
、スチレン化フェノール、カテコール、レゾルシン、ヒ
ドロキノン、70口グルシン、ヒドロキシ安息香酸’1
どのフェノール類;アセトアミド、プロピオンアミド、
ブタンアミド、ラウリンアミド、パルミチ8− ンアミド、ステアリンアミド、オレインアミドなどのア
ミド類;グリシン、アラニン、フェニルアラニン、アス
パラギン酸、グルタミン酸、リジンなどのアミノ酸ある
いけそれらのアシル化物などの1種または2種以上の化
合物の残基など全例示することができる。
前記一般式(1)で示される化合物はs Bk残基と−
する化合物にエチレンオキシド、グロビレ7yl−キン
ド、ブチシンオキシドまたはテトラヒドロフランから選
ばれた1種捷たは2種以上を活性水素当り1〜300モ
ル付加反応させることにより得られ、さらに炭素数1〜
22のアルキルハライド、アルケニル・・ライド、脂肪
酸、脂肪酸ノ・ライド等によりエーテル化寸たはエステ
ル化してもよい。
する化合物にエチレンオキシド、グロビレ7yl−キン
ド、ブチシンオキシドまたはテトラヒドロフランから選
ばれた1種捷たは2種以上を活性水素当り1〜300モ
ル付加反応させることにより得られ、さらに炭素数1〜
22のアルキルハライド、アルケニル・・ライド、脂肪
酸、脂肪酸ノ・ライド等によりエーテル化寸たはエステ
ル化してもよい。
一般式(1)で示される化合物は1種でも皮革の物性改
良に有効であるが、2〜3種を組み合わせるとさらにす
ぐれた改良効果を示す。
良に有効であるが、2〜3種を組み合わせるとさらにす
ぐれた改良効果を示す。
たとえば、分子量150〜25000のポリエチレング
リコール全1〜20重量%水溶液として用いると非常に
柔軟な皮革が得られるが、これにポリゾロピレングリコ
ールを0.2〜10重量%の濃度で併用すると一層柔軟
性にすぐれた皮革が得られる。また、ポリアルキレング
リコールモノアクリレートまたはモノメタクリレートを
0.001〜1重量係の濃度で併用すると皮革の色彩が
鮮やかになるとともに染色性も改善される。
リコール全1〜20重量%水溶液として用いると非常に
柔軟な皮革が得られるが、これにポリゾロピレングリコ
ールを0.2〜10重量%の濃度で併用すると一層柔軟
性にすぐれた皮革が得られる。また、ポリアルキレング
リコールモノアクリレートまたはモノメタクリレートを
0.001〜1重量係の濃度で併用すると皮革の色彩が
鮮やかになるとともに染色性も改善される。
更に、本発明の方法においては、アニオン界面活性剤を
一般式(1)で示される化合物の水溶液に0.01〜1
重量係添加することにより、処理液を皮革に迅速、均一
に浸透せしめることができ、処理効果を上げることがで
きる。アニオン界面活性剤としては、アルキル硫酸エス
テル塩、アルキルアリールスルホン酸塩、スルホコハク
酸エステル塩など硫酸エステル塩やスルホン酸塩がすぐ
れておりこれらを適宜使用する。
一般式(1)で示される化合物の水溶液に0.01〜1
重量係添加することにより、処理液を皮革に迅速、均一
に浸透せしめることができ、処理効果を上げることがで
きる。アニオン界面活性剤としては、アルキル硫酸エス
テル塩、アルキルアリールスルホン酸塩、スルホコハク
酸エステル塩など硫酸エステル塩やスルホン酸塩がすぐ
れておりこれらを適宜使用する。
本発明の方法においては、前記の処理液中に皮革を浸漬
するものであるが、処理温度は0〜50°Cの範囲が好
適である。0°C以下では処理による反応速度が低下し
実用的ではなく、また温度が50°Cより高いと処理さ
れる皮革が変質するので好ましくない。また、処理液の
pHは3.8〜11.4の範囲が好ましく、この範囲外
では皮革が変質する可能性があり、寸た良好な処理効果
を期待し得ない。
するものであるが、処理温度は0〜50°Cの範囲が好
適である。0°C以下では処理による反応速度が低下し
実用的ではなく、また温度が50°Cより高いと処理さ
れる皮革が変質するので好ましくない。また、処理液の
pHは3.8〜11.4の範囲が好ましく、この範囲外
では皮革が変質する可能性があり、寸た良好な処理効果
を期待し得ない。
更に処理時間については、通常6時間以上が必要であり
、少なくとも30分以上皮革を浸漬する必要があるが、
処理時間は、被処理皮革の種類、厚さ、軒の有無、仕上
処理などにより大幅に変化するので、予備テストにより
適宜に定めればよい。
、少なくとも30分以上皮革を浸漬する必要があるが、
処理時間は、被処理皮革の種類、厚さ、軒の有無、仕上
処理などにより大幅に変化するので、予備テストにより
適宜に定めればよい。
処理時間が短か過ぎると充分な処理効果が得られず、ま
た処理時間が過度に長いと被処理皮革を劣化させること
があるので望ましくない。
た処理時間が過度に長いと被処理皮革を劣化させること
があるので望ましくない。
前記のようにして処理した皮革は、その後水洗して処理
液成分および溶出夾雑物を除去し7、脱水乾燥する。
液成分および溶出夾雑物を除去し7、脱水乾燥する。
また、本発明の方法によって処理し得る皮革は、社前の
裸皮や、揉処理後の皮革などいずれでもよい。また本発
明の方法により床皮も柔軟にすることができるので、床
皮を処理した後銀面を付与することによって、皮革原料
の有効利用を図ることが可能である。
裸皮や、揉処理後の皮革などいずれでもよい。また本発
明の方法により床皮も柔軟にすることができるので、床
皮を処理した後銀面を付与することによって、皮革原料
の有効利用を図ることが可能である。
11一
本発明の方法によって処理した皮革は処理前の皮革に比
べて以下のよう々特徴を有する。
べて以下のよう々特徴を有する。
(イ)皮革自体が柔らかくなり、適度の伸展性を有する
ようになるので、裁断、ミシン縫いなどの加工が容易に
なり、かつ革製品の感触、風合いが良好になる。
ようになるので、裁断、ミシン縫いなどの加工が容易に
なり、かつ革製品の感触、風合いが良好になる。
(ロ)皮革の弾力性が低下し、塑性化するので、細帯状
に裁断して紐を編んだり、あるいは絞ったりして加工す
ることができ、マタアイロニングが効き易くなるので型
付けが容易になる。
に裁断して紐を編んだり、あるいは絞ったりして加工す
ることができ、マタアイロニングが効き易くなるので型
付けが容易になる。
(ハ)水や溶剤(アルコール、エーテル、ベンゼンその
他)に浸漬しても硬くならないので、衣料、袋物などに
好適な皮革を製造することができる。
他)に浸漬しても硬くならないので、衣料、袋物などに
好適な皮革を製造することができる。
(ニ)耐熱性が向上する。皮革の繊維組織が安定化して
熱収縮が起り難くなる。
熱収縮が起り難くなる。
(ホ)黴が生じ難くなる。これは前記の処理により、黴
の栄養源になる夾雑物質が除去され、かつ一般式(I)
で示される化合物が皮革繊維に結合被覆するためである
と考えられる。
の栄養源になる夾雑物質が除去され、かつ一般式(I)
で示される化合物が皮革繊維に結合被覆するためである
と考えられる。
(へ)皮革は柔軟になるにも拘らず引張強度が向上12
− する。
− する。
本発明の方法は前記のように容易に実施し得るにも拘ら
ず、その効果は多岐にわたり実用上有益である。
ず、その効果は多岐にわたり実用上有益である。
以下に実施例により本発明の方法を更に具体的に説明す
る。
る。
実施例
牛および豚のクロム揉皮’e1kgづつとり、表1に示
す各処理液10tに浸漬した。
す各処理液10tに浸漬した。
皮革の処理条件は以下の通りであった。
温 度 約20°CpH8〜9
(炭酸ナトリウムで調節した)
時 間 3日間
攪 拌 時々かき混ぜ
上記処理の後、皮革を処理液から取出して、充分に水洗
した後、脱水乾燥した。このようにして処理した皮革は
いずれも処理前の皮革よりも柔軟になった。
した後、脱水乾燥した。このようにして処理した皮革は
いずれも処理前の皮革よりも柔軟になった。
上記の皮革についてJIS K 6550に準じ、各物
性値を測定した。その結果を表2および表3に示す。表
の数値は皮革繊維の縦横における測定値の平均値である
。また、柔軟化度(JIS試験項目外)は、処理後の皮
革の軟かさを官能的に評価したもので「+」は柔軟にな
ったもの、および「++」は軟化の程度が特に良好なも
のを示す。
性値を測定した。その結果を表2および表3に示す。表
の数値は皮革繊維の縦横における測定値の平均値である
。また、柔軟化度(JIS試験項目外)は、処理後の皮
革の軟かさを官能的に評価したもので「+」は柔軟にな
ったもの、および「++」は軟化の程度が特に良好なも
のを示す。
後記の表2および表3に示すように、本発明の方法によ
って処理した皮革は、柔軟に々り伸長率が増大するにも
拘らず、引張り強度や引裂き強度が向上していることが
解る。
って処理した皮革は、柔軟に々り伸長率が増大するにも
拘らず、引張り強度や引裂き強度が向上していることが
解る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)一般式 %式%(1) で示される化合物の1〜30重量%水溶液中に皮革を浸
漬して処理すること全特徴とする皮革の物性改良法、 上記一般式(I)中、Bは1〜22個の活性水素を有す
る化合物の残基、OAおよびAOばそれぞれC2〜C4
のオキシアルキレン基の単独捷たはそれらの混合物、X
は01〜C22のアルキル基、アルケニル基またはアシ
ル基、aおよびbは1〜300、mおよびnはO〜22
の整数であり、かつm+n≧1である。 (2)前記一般式CI)において、Bすなわち1〜22
個の活性水素を有する化合物の残基が、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、プロピルアルコール、フf /
l/ フルコール、アミルアルコール、ヘキンルアルコ
ール、オクチルアルコール、デシルアルコール、ドデノ
ルアルコール、トl)デシルアルコール、テトラデシル
アルコール、ヘキサデシルアルコール、オクタデシルア
ルコール、オレイルアルコール、トコツルアルコールな
ど(Dアルコール類;エチレンクリコール、70口ピレ
ングリコール、ブチレングリコール、ヘキ7レンクリコ
ール、オクチルアルコール、ドデンレングリコール、ヘ
キ→ノーテンレンクリコール、オクタデシルアルコール
などのグリコール類;グリセリン、トリメチロールプロ
パン、ペンタントリオール、エリスリトール、Kンタエ
リスリトール、ノグリセリン、チリグリセリン、)イン
タエリスリトール、ソルビトール、ソルビタン、ツルツ
クイト、グルコース、フラクトース、マンノース、キシ
ロース、トレハロース、ンーークローズなどのホリオー
ル類;前記グリコール類または号?リオール類の部分エ
ーテル化物あるいは部分エステル化物;メチルアミン、
ツメチルアミン、エチルアミン、ブチルアミン、ドデン
ルアミン、テトラデシルアミン、ヘキサデシルアミン、
オクタデシルアミン、オレイルアミン、アニリンなどの
アミン類;エチレン・シアミン、テトラエチレン被ンタ
ミン、トリエチレンテトラミン、オクタデシルプロげレ
ンジアミンなどのポリアミン類;アンモニア;蟻酸、酢
酸、ゾロピオン酸、酪酸、カプリル酸、カプリン酸、ラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸
、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、ヒドロキシステ
アリン酸、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、シ
ーウ酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、セパンン酸
、アジピン酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、安
息香酸、サリチル酸、フタル酸々どのカルボン酸;フェ
ノール、クレゾール、ブチルフェノール、オクチルフェ
ノール、ノニルフェノール、ジノニルフェノール、スチ
レン化フェノール、カテコール、レゾルシン、ヒドロキ
ノン、フロログルシン、ヒドロキシ安息香酸すどのフェ
ノール類;アセトアミド、プロピオンアミド、ブタンア
ミド、ラウリンアミド、ノぐルミチンアミド、ステアリ
ンアミド、オレインアミドなどのアミド類;グリシン、
アラニン、フェニルアラニン、アスパラギン酸、グルタ
ミン酸、リジンなどのアミノ酸あるいはそれらのアンル
化物などの1種または2種以上の化合物の残基である特
許請求の範囲第1項に記載の皮革の物性改良法。 (3)前記浸漬処理を温度0〜50°C1pH3,8〜
11.4、および時間30分以上の条件下で行なう特許
請求の範囲第1項一またけ第2項に記載の皮革の物性改
良法。 (4)前記一般式(1)で示される化合物がポリオキシ
アルキレングリコールである特許請求の範囲第1項から
第3項のいずれかに記載の皮革の物性改良法。 (5)前記一般式(I)で示される化合物の水溶液が下
肥組成からなる特許請求の範囲第1項から第3項のいず
れかに記載の皮革の物性改良法、ポリエチレングリコー
ル 1〜20重量ヴ重量アポリフ0ロピレング
リコール 0,2〜1o31zs(6)前記ポリオキシ
アルキレングリコールが分子量3− 150〜25,000のポリエチレングリコールである
特許請求の範囲第4項または第5項に記載の皮革の物性
改良法。 (7)前記一般式(I)で示される化合物の水溶液に、
0.01〜1重量係のアニオン界面活性剤を添加して々
る特許請求の範囲第1項から第6項のいずれかに記載の
皮革の物性改良法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP917982A JPS58127800A (ja) | 1982-01-23 | 1982-01-23 | 皮革の物性改良法 |
PCT/JP1983/000019 WO1983002627A1 (en) | 1982-01-23 | 1983-01-24 | Method for improving physical properties of leather |
AU11082/83A AU1108283A (en) | 1982-01-23 | 1983-01-24 | Method for improving physical properties of leather |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP917982A JPS58127800A (ja) | 1982-01-23 | 1982-01-23 | 皮革の物性改良法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58127800A true JPS58127800A (ja) | 1983-07-29 |
JPH0157720B2 JPH0157720B2 (ja) | 1989-12-07 |
Family
ID=11713328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP917982A Granted JPS58127800A (ja) | 1982-01-23 | 1982-01-23 | 皮革の物性改良法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58127800A (ja) |
WO (1) | WO1983002627A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6259700A (ja) * | 1985-09-10 | 1987-03-16 | 川澄 一雄 | 新規な皮革 |
US6798333B1 (en) | 1999-11-08 | 2004-09-28 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Variable resistor |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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