JPS58127783A - コ−クス炉用原料粉炭の乾燥方法 - Google Patents
コ−クス炉用原料粉炭の乾燥方法Info
- Publication number
- JPS58127783A JPS58127783A JP1057082A JP1057082A JPS58127783A JP S58127783 A JPS58127783 A JP S58127783A JP 1057082 A JP1057082 A JP 1057082A JP 1057082 A JP1057082 A JP 1057082A JP S58127783 A JPS58127783 A JP S58127783A
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- JP
- Japan
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- coal
- pulverized coal
- hot air
- drying
- rotary cylinder
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、回転筒内にその軸心と平行的に多数の加熱管
を内蔵させた乾燥機を用いるコークス炉用原料粉炭の乾
燥方法に関する０ この種の間接加熱管付回転乾燥機（通常スチームチュー
ブドライヤーと呼ばわる）は、容積当シの加熱面積が大
きく、乾燥能力が大きく、しかも伝熱速度が速く、排気
ガスの処理設備を必要としない、さらに運転操作が容易
であるなどの利点があシ汎用さｎている。
を内蔵させた乾燥機を用いるコークス炉用原料粉炭の乾
燥方法に関する０ この種の間接加熱管付回転乾燥機（通常スチームチュー
ブドライヤーと呼ばわる）は、容積当シの加熱面積が大
きく、乾燥能力が大きく、しかも伝熱速度が速く、排気
ガスの処理設備を必要としない、さらに運転操作が容易
であるなどの利点があシ汎用さｎている。
ところが、この乾燥機を用いて、コークス炉へ装入すべ
き粉炭を予備乾燥させコークス炉での省エネルギー化を
図る場合には次述する大きな問題点がある。すなわち、
第１に粉炭の水分が湿潤基準で１０チ以上の場合には、
乾燥機の非加熱面たる回転筒内面に原料粉炭自身の持つ
附着水の濡ｎ壁効果によシ付着を生じ、また粉炭粒子自
体が水分を介在物として集合化し、特に乾燥機入口部に
おける加熱管表面に粉炭が付着し、順次供給される新し
い粉炭との交替が阻害さｎ１接触頻度および接触面積が
低下し、乾燥機の熱効率（総括伝熱係数）の著しい低下
を招き、所期の処理量を処理するために、本来の伝熱計
算上から得らｎた寸法以上の大きさの乾燥機を用意せね
ばならない結果を招く。
き粉炭を予備乾燥させコークス炉での省エネルギー化を
図る場合には次述する大きな問題点がある。すなわち、
第１に粉炭の水分が湿潤基準で１０チ以上の場合には、
乾燥機の非加熱面たる回転筒内面に原料粉炭自身の持つ
附着水の濡ｎ壁効果によシ付着を生じ、また粉炭粒子自
体が水分を介在物として集合化し、特に乾燥機入口部に
おける加熱管表面に粉炭が付着し、順次供給される新し
い粉炭との交替が阻害さｎ１接触頻度および接触面積が
低下し、乾燥機の熱効率（総括伝熱係数）の著しい低下
を招き、所期の処理量を処理するために、本来の伝熱計
算上から得らｎた寸法以上の大きさの乾燥機を用意せね
ばならない結果を招く。
第２にかかる高水分のコークス炉用原料粉炭は、摩擦抵
抗が太きいため、流動性が悪く、乾燥機の入口部におい
て第２図仮想線Ｃ′のように山高く滞留し円滑な入口か
ら出口に向う移動が阻害さ扛、所期の乾燥能力が得ら肚
ず、結局必要以上の設備の大型化を招いていた。
抗が太きいため、流動性が悪く、乾燥機の入口部におい
て第２図仮想線Ｃ′のように山高く滞留し円滑な入口か
ら出口に向う移動が阻害さ扛、所期の乾燥能力が得ら肚
ず、結局必要以上の設備の大型化を招いていた。
本発明者らはこの点に強く着目したところ、この種の乾
燥機のもっている利点を残しながら部分的な改造によっ
て前記問題点を解決するためには、回転筒の供給側に熱
風を吹込み、その部位において本乾燥に先立って供給さ
扛た粉炭を急速に予備乾燥させ、−挙に前述のようなト
ラブルを生じがちである高水分状態を解消させ扛ばよい
ことを見出し、本発明を完成するに至った０ 以下本発明を図面に示す具体例によって説明すると、第
１図は乾燥機り全体を示したもので、符号１は本体とし
ての回転筒で、基台２，２上に設けらｎた支承ローラ３
，３上に、タイヤ４゜４を介して支承さｎている。この
回転筒１は、その一端部に設けらｎたコークス炉用原料
粉炭Ｃの装入口５から乾燥粉炭排出口６へ粉炭を円滑に
移送するために、やや下シ勾配をもって設置さｎている
。回転筒１の周囲には、従動ギア７が設けら扛、こｎに
対して駆動ギア８が噛合しておシ、原動機９からの回転
力が減速機１０を介して伝達さｎ１回転筒１がその軸心
周シに回転するようになっている。１１はペーパー出口
である。
燥機のもっている利点を残しながら部分的な改造によっ
て前記問題点を解決するためには、回転筒の供給側に熱
風を吹込み、その部位において本乾燥に先立って供給さ
扛た粉炭を急速に予備乾燥させ、−挙に前述のようなト
ラブルを生じがちである高水分状態を解消させ扛ばよい
ことを見出し、本発明を完成するに至った０ 以下本発明を図面に示す具体例によって説明すると、第
１図は乾燥機り全体を示したもので、符号１は本体とし
ての回転筒で、基台２，２上に設けらｎた支承ローラ３
，３上に、タイヤ４゜４を介して支承さｎている。この
回転筒１は、その一端部に設けらｎたコークス炉用原料
粉炭Ｃの装入口５から乾燥粉炭排出口６へ粉炭を円滑に
移送するために、やや下シ勾配をもって設置さｎている
。回転筒１の周囲には、従動ギア７が設けら扛、こｎに
対して駆動ギア８が噛合しておシ、原動機９からの回転
力が減速機１０を介して伝達さｎ１回転筒１がその軸心
周シに回転するようになっている。１１はペーパー出口
である。
一方、回転筒１の両端板間には、軸心と平行的に、かつ
半径方向に間隔を置いて複数列で周方向にも間隔を置い
て、多数の加熱管１２．１２・・・・が配さｎｌこｎら
は回転筒１の両端板および中間部における支持板（図示
せず）によって支持さ扛ている。各加熱管１２内には、
熱媒体としての有機熱媒油Ｈ（たとえば「サーモＳｊ
）が、回転継手１３に取付けらｎた熱媒油入口管１４お
よび熱媒油流人管１５を介して供給さｎる０加熱管１２
を出た熱媒油は、戻シヘッダ−１６に集めらｎ、戻シ管
１７を通して熱媒油出口管１８から排出さｎる。
半径方向に間隔を置いて複数列で周方向にも間隔を置い
て、多数の加熱管１２．１２・・・・が配さｎｌこｎら
は回転筒１の両端板および中間部における支持板（図示
せず）によって支持さ扛ている。各加熱管１２内には、
熱媒体としての有機熱媒油Ｈ（たとえば「サーモＳｊ
）が、回転継手１３に取付けらｎた熱媒油入口管１４お
よび熱媒油流人管１５を介して供給さｎる０加熱管１２
を出た熱媒油は、戻シヘッダ−１６に集めらｎ、戻シ管
１７を通して熱媒油出口管１８から排出さｎる。
かかる構成の乾燥機りに対して、熱風Ｗが粉炭の供給側
に吹込み可能に構成さｎる。この熱風としては、第２図
のように、回転筒１の一端側に付設した熱風吹込路１９
に、熱媒油Ｈの供給路をバイパスさせて導いて構成した
熱交換部２０に、押込みファン（図示せず）からの風を
吹込んで得らｎた熱風が用いら扛る。また他の設備から
得ら肚た廃熱風を直接回転筒１内に吹込むこともある。
に吹込み可能に構成さｎる。この熱風としては、第２図
のように、回転筒１の一端側に付設した熱風吹込路１９
に、熱媒油Ｈの供給路をバイパスさせて導いて構成した
熱交換部２０に、押込みファン（図示せず）からの風を
吹込んで得らｎた熱風が用いら扛る。また他の設備から
得ら肚た廃熱風を直接回転筒１内に吹込むこともある。
他方、粉炭は第３図のように、装入口５′から供給し、
内管２１内に設けたスクリューコンベア２２に乗せて装
入してもよく、この場合は、内管２１の外部に同心的に
外管２３を設けて、そｎらの間隙から熱風Ｗを吹込むよ
うにす扛ばよい。
内管２１内に設けたスクリューコンベア２２に乗せて装
入してもよく、この場合は、内管２１の外部に同心的に
外管２３を設けて、そｎらの間隙から熱風Ｗを吹込むよ
うにす扛ばよい。
このように、回転筒１の粉炭供給側に熱風を吹込み、供
給さ牡て間もない粉炭Ｃを急速に乾燥させ、粉炭Ｃの持
つ水分を速かに除去す扛ば、粉炭の加熱管への付着性が
減少し、流動性が増し、分散性が向上する。その結果、
全ての粉炭が順次円滑に加熱管１２とまんべんなく接触
し、伝熱係数が熱風を吹込まない場合と比較して格段と
向上する。また第２図および第３図のように、回転筒１
内に滞留する粉炭のレベルは長手方向にほぼ均一となシ
、入口部での異常滞留が防止でき、したがってこの面で
も入口部における加熱管との接触頻度が増し乾燥効率が
向上するのみならず、粉炭を扱う場合において特有の粉
炭の発火・粉塵爆発を確実に防止できる。
給さ牡て間もない粉炭Ｃを急速に乾燥させ、粉炭Ｃの持
つ水分を速かに除去す扛ば、粉炭の加熱管への付着性が
減少し、流動性が増し、分散性が向上する。その結果、
全ての粉炭が順次円滑に加熱管１２とまんべんなく接触
し、伝熱係数が熱風を吹込まない場合と比較して格段と
向上する。また第２図および第３図のように、回転筒１
内に滞留する粉炭のレベルは長手方向にほぼ均一となシ
、入口部での異常滞留が防止でき、したがってこの面で
も入口部における加熱管との接触頻度が増し乾燥効率が
向上するのみならず、粉炭を扱う場合において特有の粉
炭の発火・粉塵爆発を確実に防止できる。
通常粉炭は、常温で湿潤基準で１３％程度で装入さｎる
ので、熱風としてはその温度が高いほど望ましいのであ
るが経済性などを考えｎは、６００〜１５０℃程度の温
度とさｎ、また熱風量は処理量との関連で選択さ扛、粉
炭１トン当シ、５０〜４０ＯＮｍ”が用いらｎる。さら
に異 ゛常滞留は通常回転筒端から約４ｍの個所ま
でみらｎるため、その４ｍ個所の水分を８〜１０％に保
つようにするのが望ましい。
ので、熱風としてはその温度が高いほど望ましいのであ
るが経済性などを考えｎは、６００〜１５０℃程度の温
度とさｎ、また熱風量は処理量との関連で選択さ扛、粉
炭１トン当シ、５０〜４０ＯＮｍ”が用いらｎる。さら
に異 ゛常滞留は通常回転筒端から約４ｍの個所ま
でみらｎるため、その４ｍ個所の水分を８〜１０％に保
つようにするのが望ましい。
ところで、熱風を吹込むのはあくまでも予備乾燥のため
である。というのは、熱風による乾燥効率は加熱管によ
る乾燥効率よりかなシ低いから、本乾燥は乾燥能力が大
きい加熱管を介して行うべきである。なお、熱風は入口
部で滞留する粉炭の山に向って吹込むと、粉炭を吹飛ば
して山を低くする効果も期待できる。
である。というのは、熱風による乾燥効率は加熱管によ
る乾燥効率よりかなシ低いから、本乾燥は乾燥能力が大
きい加熱管を介して行うべきである。なお、熱風は入口
部で滞留する粉炭の山に向って吹込むと、粉炭を吹飛ば
して山を低くする効果も期待できる。
以上の通シ、本発明は、間接加熱管付乾燥機によシコー
クス炉原料粉炭を乾燥するに轟って、回転筒の粉炭供給
側に熱風を吹込んで予備乾燥を行うので、乾燥能力を向
上でき、また粉炭の発火・爆発を確実に防止できる。し
かも、乾燥機を大型化することによって対処する必要が
なくきわめて経済的である。
クス炉原料粉炭を乾燥するに轟って、回転筒の粉炭供給
側に熱風を吹込んで予備乾燥を行うので、乾燥能力を向
上でき、また粉炭の発火・爆発を確実に防止できる。し
かも、乾燥機を大型化することによって対処する必要が
なくきわめて経済的である。
第１図は乾燥機全体を示す正面図、第２図は熱風の吹込
み例を示す概要図、第３図は態様を異にする粉炭の供給
例を示す概要断面図である。 １・・回転筒 ５，５′・・装入口６・・排出
口 １２・・加熱管Ｃ・・コークス炉用原料
粉炭 ■・・熱媒油 Ｗ・・熱風 特許出願人 新日本製鐵株式会社
み例を示す概要図、第３図は態様を異にする粉炭の供給
例を示す概要断面図である。 １・・回転筒 ５，５′・・装入口６・・排出
口 １２・・加熱管Ｃ・・コークス炉用原料
粉炭 ■・・熱媒油 Ｗ・・熱風 特許出願人 新日本製鐵株式会社
Claims (2)
- （１）回転筒内にその軸心と平行的に多数の加熱管を内
蔵させた乾燥機を用い、一端の供給部からコークス炉用
原料粉炭を供給し他端の乾燥品出口から乾燥品を取出す
に当って、前記回転筒の粉炭供給側に熱風を吹込み、各
加熱管との接触による本乾燥に対して、粉炭の供給側に
おいて粉炭の予備乾燥を行うことを特徴とするコークス
炉用原料粉炭の乾燥方法。 - （２） コークス炉用原料粉炭の水分が湿潤基準で１
０％以上である特許請求の範囲第１項記載のコークス炉
用原料粉炭の乾燥方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1057082A JPS58127783A (ja) | 1982-01-26 | 1982-01-26 | コ−クス炉用原料粉炭の乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1057082A JPS58127783A (ja) | 1982-01-26 | 1982-01-26 | コ−クス炉用原料粉炭の乾燥方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58127783A true JPS58127783A (ja) | 1983-07-29 |
Family
ID=11753894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1057082A Pending JPS58127783A (ja) | 1982-01-26 | 1982-01-26 | コ−クス炉用原料粉炭の乾燥方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58127783A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008089246A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Tsukishima Kikai Co Ltd | 間接加熱型回転乾燥機 |
| CN106091633A (zh) * | 2016-06-25 | 2016-11-09 | 五洲丰农业科技有限公司 | 一种滚筒式肥料烘干系统 |
-
1982
- 1982-01-26 JP JP1057082A patent/JPS58127783A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008089246A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Tsukishima Kikai Co Ltd | 間接加熱型回転乾燥機 |
| CN106091633A (zh) * | 2016-06-25 | 2016-11-09 | 五洲丰农业科技有限公司 | 一种滚筒式肥料烘干系统 |
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