JPS5812720B2 - ケイコウトウシドウソウチ - Google Patents

ケイコウトウシドウソウチ

Info

Publication number
JPS5812720B2
JPS5812720B2 JP9386474A JP9386474A JPS5812720B2 JP S5812720 B2 JPS5812720 B2 JP S5812720B2 JP 9386474 A JP9386474 A JP 9386474A JP 9386474 A JP9386474 A JP 9386474A JP S5812720 B2 JPS5812720 B2 JP S5812720B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thyristor
voltage
power supply
resistor
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9386474A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5121376A (ja
Inventor
高橋成伍
長井一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP9386474A priority Critical patent/JPS5812720B2/ja
Publication of JPS5121376A publication Critical patent/JPS5121376A/ja
Publication of JPS5812720B2 publication Critical patent/JPS5812720B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は螢光灯始動装置に関するものであって、その目
的とするところは螢光ランプ寿命末期の不要な予熱電流
を確実に停止し、電力損失を低減して電力損失による発
熱を少な《することにより放熱構造を簡略化した螢光灯
始動装置を提供するにある。
第2図に示す回路図は従来提供されてきた並列多灯点灯
回路の螢光灯始動装置を示すもので、安定器L1,L2
と直列に接続した螢光ランプF1,F2とを夫々電源E
に対して並列接続し、螢光ラン7F1,F2の非電源側
フィラメント端子の一方f11,f21を整流ダイオー
ドD2乃至D5で構成せる全波整流ブリッジDの交流端
子側に各々接続し、他方の非電飾側フィラメント端子f
12jf22を互いに結線して共通端子Cを形成し、全
波整流ブリッジDの直流フリス端子aと共通端子Cとの
間にサイリスタQ1を順方向に接続するとともに共通端
子Cと全波整流ブリッジDの直流マイナス端子bとの間
にバイアス抵抗R4,R3の分圧点の電圧により点弧す
るサイリスタQ3と、放電用抵抗R5を並列接続したコ
ンデンサC2とで構成せる高圧パルス回路P.Cを接続
し、またコンデンサC1と、SSS,SUS,SBS、
四層ダイオードのようなスイッチング素子Q2と、サイ
リスタQ1のゲート・カソードと、抵抗R2とで閉回路
を構成し、コンデンサC1Aスイッチング素子Q2の接
続点と、サイリスタQ1、抵抗R2の接続点との間にダ
イオードD1をコンデンサC1を充電する方向に接続し
て、スイッチング素子Q2が点弧導通するときに、サイ
リスタQ1に順方向ゲート電流を流すようにするととも
に、抵抗R1とコンデンサC1の接続点と、全波整流ブ
リッジDの直流マイナス端子bとの間に抵抗R1を接続
したサイリスタ点弧回路Tを夫々接続し、更にサイリス
タQ1のゲートと電源Eに直接接続する電源側フィラメ
ント端子f13jf23の共通接続点との間に負特性サ
ーミスタThを接続して構成していた。
かかる従来例の動作を以下説明すると、始動装置の作動
中、例えばサイリスタQ,が導通状態では予熱電流iが
安定器L1,L2、フィラメント端子f11,f21、
全波整流ブリッジDのダイオードD2,Dい,サイリス
タQ1、フィラメント端子f12,f22を介して流れ
ており、第3図Cの破線で示す予熱電流iは安定器L1
,L2のインダクタンスによる遅れのため、電源電圧が
正の半サイクルがら、負の半サイクルに位相が反転し、
第3図に示す時刻t。
以後も流れ続ける。
一方電源E電圧の負の半サイクルの時刻t1で、予熱電
流iが零になり、サイリスタQ1は非導通となって、サ
イリスタQ1のアノード・カソードに対して逆方向に電
圧が印加される。
そのため、ダイオードD1いコンデンサC0、抵抗R0
を介してコンデンサC1は図示の極性に充電されてゆき
、抵抗R2の分担電圧の最大値に達する時刻t2でダイ
オードD1が遮断状態になってコンデンサC1の充電を
完了する。
コンデンサC1は第3図fに示すようにその後充電電圧
を維持するが電源Eの電圧の負の半サイクルの瞬時値が
減少することにより、抵抗R2の分担電圧は低下し、コ
ンデンサC1の充電電圧と、抵抗R2の分担電圧とが低
下する。
ここでコンデンサC1の充電電圧と、抵抗R2の分担電
圧との和の電圧VI)が印加されるスイッチング素子Q
2の印加電圧は上昇し、スイッチング素子Q2の点弧電
圧VBOに達した時刻t3でスイッチング素子Q2は点
弧導通する。
またコンデンサC1の電荷はコンデンサC1Aスイッチ
ング素子Q2AサイリスタQ1のゲート・カソード、抵
抗R2を介して放電し、回路時定数に従い放電電流は減
少する。
ところが放電電流が流れ続けている時間中の時刻t4で
電源電圧の位相が負から正に反転すると、サイリスタQ
1は即時点弧導通され、予熱電流iが上記と同様な経路
を通って流れる。
コンデンサC1の放電電流はその後も減少を続け、つい
にスイッチング素子Q2の保持電圧以下の値になる時刻
t5でスイッチング素子Q2を非導通にする。
このようにコンデンサC1の放電電流がサイリスタQ0
のゲート順電流として流れ続けている時刻t3乃至t5
の間に電源Eの位相が負から正に反転して、サイリスタ
Qtの順方向に電圧が印加されるようにコンデンサC1
の電荷放電時定数を設定すれば電源Eの電圧の位相反転
と同時に予熱電流iを供給することができる。
また予熱電流iがオフする時刻t1で高圧パルス発生回
路P,CのサイリスタQ3の順方向に電源Eの電圧の負
の半サイクルの瞬時電圧が印加されるので、抵抗R3,
R,によるゲート点弧電流によってサイリスタQ3はタ
ーンオンされ、このターンオンによってコンデンサC2
が充電されてコンデンサC2の電圧が上昇して、サイリ
スタQ3のゲート・カソードを逆バイアスし、サイリス
タQ3をターンオフさせ、このターンオフによってコン
デンサC2の充電電流が急速に遮断されるため点弧回路
の安定器L1,L2のインダクタンスに発生するしdi
/dtの高圧パルス電圧Vpが螢光ランプF1,F2の
非電源側フィラメント端子fttjf12間及びf21
tf22間に印加され、予熱の進行に伴って、この高圧
パルス電圧vPの印加される負の半サイクルから螢光ラ
ンプF1,F2はまず始動を開始する。
次に第3図に示す時刻t6で電源電圧が正から負の半サ
イクルになって、時刻t7で予熱電流iが零になり、そ
の時高圧パルス発生回路P.Cで発生した第3図b及び
Cに示すパルス電圧Vpにより、複数個ある螢光ランプ
F1,F2の中で1灯が始動を開始すると、その螢元ラ
ンプF1,F2のフィラメント端子f11,f12間及
びf21,f22間の電圧は電源Eの電圧のピーク値以
下の小さい値になり、かつ位相が遅れる。
サイリスタ点弧回路Tには複数個ある螢光ランプFlj
F2の端子間電圧の高い方の電圧が印加されて、ダイオ
ードD1、コンデンサC,、抵抗R1を介してコンデン
サC1は時刻t8までの期間充電される。
時刻t8以後は抵抗R2の分担電圧が低下するので、コ
ンデンサC1は充電されず、今までに充電された電圧を
維持する。
次に時刻t9になると、非点灯状態の螢光ランプF1に
印加している電源Eの電圧よりも、点灯している螢光ラ
ンブF2の点灯電圧の方が高くなり、抵抗R2の分担電
圧は低下せず、従って、抵抗R2の分担電圧と、コンデ
ンサCJの充電電圧との和の電圧vD1が印加されるス
イッチング素子Q2の端子電圧は、その点弧電圧VBO
に達しないため点弧しない。
しかし時刻ttoになって電源Eの電圧の位相が負から
正に反転すると点灯している螢元ランプF2の非電源側
フィラメント端子f22の電圧によってサイリスタQ1
のゲートに負特性サーミスタThを介してゲート電流が
供給され、サイリスタQ1は直ちに点弧導通し予熱電流
iが安定器L0、電源側フィラメント端子f1o、非電
源側フィラメント端子f11、全波整流ブリッジDのダ
イオードD2、サイリスタQ1,非電源側フィラメント
端子f12及びf22を介して流れる。
時刻tllで点灯を開始した螢光ランプF2のフィラメ
ント端子間電圧が低下すると,抵抗R2の分担電圧は低
下するので、ついにスイッチング素子Q2は点弧され、
コンデンサC1の電荷が、スイッチング素子Q2Aサイ
リスクQ1A抵抗R2を介して時刻t12までの間放電
される。
次に時刻t13で電源Eの電圧位相が正から負に反転し
、時刻t14で予熱電流iがOになり、高圧パルス発生
回路P,Cのパルス電圧によって未点灯の螢光ランプF
1も始動するようになる。
そのためサイリスタ点弧回路Tに印加される電圧は低下
するため、時刻t14乃至tl5の時間に充電されるコ
ンデンサC1の充電電圧は低下し、時刻tl3で螢光ラ
ンプ点灯電圧の位相が反転していたスイッチング素子Q
2は点弧されず、螢光ランプ端子間には電源電圧の瞬時
値が印加され、この電圧によって今まで予熱電流iの流
れていた、半サイクルも点弧状態に移行することができ
る。
しかし、例えば螢光ランプF,,F2が寿命末期のよう
に予熱電流によるフィラメントのエミツションが低下し
て始動用の高圧パルス電圧が印加されているにもかかわ
らず螢光ランプF1,F2が始動しない場合があった。
即ち、螢光ランプF1,F2の2灯が寿命になった場合
、第4図に示す時刻taでスイッチSが投入されると、
通電期間の長い大きい予熱電流が安定器L1,L2、螢
光ランプF1,F2の電源側フィラメント端子f10j
f20、非電源側フィラメント端子f11tf21、ダ
イオードD2,D4いサイリスタQl,フィラメント端
子f11,f21を介して流れ、この動作の毎サイクル
螢光ランプF1,F2が点灯するまで繰り返して流れ続
け、予熱電流通電経路の各エレメントが加熱される。
その期間、非電源側フィラメント端子f12,f22に
発生する電圧Vfによって負特性サーミスタThは自己
発熱し、その個有抵抗を低下する。
しかしながらサイリスタ点弧回路Tからの点弧用電流が
負特性サーミスタTh、非電源側フィラメント端子f1
2)f22を介して分流しても、サイリスタQ1を点弧
するに十分なゲート電流が供給されている間は、毎サイ
クル予熱電流iを流し、負特性サーミスタTh及びその
他の各エレメントの温度は上昇する。
時刻もtbになって負特性サーミスタThが更に温度上
昇して温度T1Aに達するとともにサイリスタQ,が温
度T12に達すると、サイリスタ点弧回路Tからの点弧
用電流が負特性サーミスタThに大部分分流してサイリ
スタQ1の点弧用ゲート電流が供給されなくなって予熱
電流iの通電が停止する。
しかる後に各エレメント及びサイリスタQlA負特性サ
ーミスタThの温度は減少して、時刻t。
で負特性サーミスタThが温度T21にサイリスタQ,
が温度T21に達すると、サイリスク点弧回路Tからの
ゲート電流の負特性サーミスタThへの分流が減少し、
ゲート電流が増大するので、サイリスタQ1は再度点弧
されて導通し毎サイクル予熱電流iを通電する。
以後負特性サーミスタTh及びサイリスタQ0の温度変
化によって同じく予熱電流iの断続を繰り返す。
即ち時刻Tc−Td間はオン、時刻Td−Te間はオフ
となる。
勿論負特性サーミスタTh)抵抗温度変化がサイリスタ
Q1の温度変化によるサイリスタQ0のゲート・カソー
ド間抵抗の点弧所要限界抵抗の変化よりも大きいことが
要求される。
しかし2灯点灯回路の中で1灯だけが寿命末期になる場
合も起こり得るが、この場合、第3図のl灯半サイクル
点灯で動作説明したようにサイリスタQ1がフィラメン
ト電圧によって点弧され予熱電流iが流れる。
その予熱電流iにより非電源側フィラメント端子f11
jf12)f211f22に発生した電圧Vfによって
負特性サーミスタThは自己発熱して内部抵抗値を下げ
るが、サイリスタQtは常に点弧され、予熱電流iを停
止することができな《なるという欠点があった。
また螢光ランプF1,F2が2灯とも点灯する場合、点
灯時のフィラメント電圧Vfが常時負特性サーミスタT
hを加熱し、抵抗値を下げて、サイリスタ点弧回路Tよ
りのゲート電流を分流するため再始動に困難をきたすと
いう欠点があった。
本発明は上述の欠点に鑑みて提供したもので、以下実施
例にて詳述する。
螢光ランプF1,F2は夫夫安定器L1jL2を介して
電源Eに並列接続されており、所謂並列多灯点灯回路と
構成している,これらの螢光ランプF1,F2の安定器
L1及び電源Eに接続しない一方のフィラメント端子f
11,f21を整流器D2乃至D5で構成せる全波整流
ブリッジDの交流端子側に夫々接続するとともに、他方
の非電源側フィラメント端子f12tf22を互いに接
続して共通端子Cを形成する。
全波整流ブリッジDの直流プラス端子aと前記共通端子
Cとの間にサイリスタQ0と抵抗R6を並列接続したダ
イオードD6との直列回路を順方向に接続する。
また共通端子Cと全波整流ブリッジDの直流マイナス端
子bとの間に高圧パルス発生回路P.Cを接続する。
更にサイリスタQ1のカソードと直流マイナス端子bと
の間にサイリスタ点弧回路Tを接続する。
更にまたサイリスタQ0のゲート・カソード間を抵抗R
と負特性サーミスタThの直列回回を接続し、抵抗R7
と負特性サーミスタThの接続点とにサイリスタ点弧回
路Tのスイッチング素子Q2の一端を接続するとともに
この接続点と各電源側フイ才メント端子f13jf23
の共通接続点との間にダイオードD7を接続しており、
予熱電流iの通電時にフィラメントf1,f2の電圧に
よってサイリスタQ1のカソードから負特性サーミスタ
Th、ダイオードD7を介して前記電源側フィラメント
端子f13jf23の共通接続点の回路に電流を流して
負特性サーミスタThを自己発熱するよう施されている
上記ダイオードD6は螢光ランプF1jF2が点灯して
いる際に、フィラメント電圧によって負特性サーミスタ
Thの加熱を防止するためのものであり、また予熱時に
サイリスク点弧回路Tのゲート電流がダイオードD7、
両螢光ランプF1,F2の電源側フィラメント端子f1
3yf23、非電源側フィラメント端子f12,f22
を介して流れてサイリスタQ1の点弧が失敗することを
防止するためのものである。
ダイオードD7は2灯点灯時にフィラメント電圧による
負特性サーミスタThの加熱を防止するだめのものであ
り、また螢光ランプF1,F2の2灯中1灯が寿命にな
って、■灯が半サイクル点灯しているときに、フィラメ
ント電圧によってサイリスタQ1が誤点弧されることを
防止するためのものである。
抵抗R6はサイリスタ点弧回路TのコンデンサC1の充
電電流を抵抗R6、ダイオードD1、コンデンサC0、
抵抗R1を介して流すためのものであり、抵抗R7はサ
イリスタQ1の点弧導通時にサイリスタQ,のアノード
・ゲート及びダイオードD7を介して予熱電流が分流し
、予熱電流によるフィラメント電圧で負特性サーミスタ
Thが自己発熱することができなくなることを防止する
ためのものである。
しかしてl灯半サイクル点灯状態の時、即ち第3図に示
す時刻t0。
で半サイクル点灯している螢光ランプF2において、螢
光ランプF2のランプ電流による非電源側フィラメント
端子f12,f22の電圧VfはダイオードD7で阻止
されるので、電源Eの電圧の位相が負から正に反転して
もサイリスタQ1は点弧しない。
このためサイリスタQ0には電源Eの電圧が印加される
次に第3図に示す時刻t11になって点灯した螢光ラン
プF2の非電源側フィラメント端子f21jf22間電
圧が低下すると、抵抗R2の分担電圧は低下するので、
コンデンサC1の充電電圧vC1と、抵抗R2の電圧と
の和の電圧D1はスイッチング素子Q2の点弧電圧VB
oに達し、スイッチング素子Q2は点弧し、コンデンサ
C0の電荷がスイッチング素子Q2、抵抗R2を介して
放電され、サイリスタQ2は点弧導通し、予熱電流iが
安定器L1,L2、電源側フィラメント端子f10jf
2o、非電源側フィラメント端子f11,f21、ダイ
オードD2,D4、サイリスタQt,ダイオードD6、
非電源側フィラメント端子f12,f22、電源側フィ
ラメント端子f13,f23を介して流れる。
従って2灯並列点灯回路の中で1灯が寿命になって、1
灯半サイクル点灯する場合、サイリスタQ1は点灯して
いる螢光ランプF2の点灯電流によるフィラメント電圧
で誤点弧することがない。
サイリスタ点弧回路Tよりの点弧電流にサイリスタQ1
が点弧され、予熱電流iの一部がサイリスタQ1のカソ
ード、負特性サーミスタTh、ダイオードD7を介して
分流し、負特性サーミスタThは自己発熱して、その固
有抵抗値を低下する。
一方サイリスタ点弧回路Tより供給されるゲート電流は
負特性サーミスタThと、抵抗R7、サイリスタQ1の
ゲート・カソードとに分流するが、負特性サーミスタT
hの抵抗値が低下すると、サイリスタQ1のゲート電流
は低下し、ついには点弧不能になるため予熱停止される
このことは螢光ランプF1,F2の2灯とも寿命が切れ
た場合も同様である。
次に螢光ランプF1,F2の2灯がともに点灯している
場合、ランプ点灯電流による非電源側フィラメント端子
f12,f22の電圧VfはダイオードD6及びダイオ
ードD7で阻止され、何ら負特性サーミスタThに影響
をおよぼさない。
尚高圧パルス発生回路P.Cは電源側フィラメント端子
f13tf23に接続してもよい。
本発明は、叙述の如く構成したので、螢光ランプ寿命末
期に予熱電流が供給される場合、サイリスクのゲートに
負特性サーミスタに予熱電流の一部を分流し、負特性サ
ーミスタを自己発熱することによって抵抗値を低下する
ことができるからサイリスタの点弧電流を負特性サーミ
スタによってバイパスしてサイリスタの点弧な阻止する
ことができ、従来に比して阻止している期間に相当した
電力が節減になり、しかも予熱電流による各エレメント
、特にサイリスタの温度上昇を阻止期間によりある程度
制限することができるから、放熱器を簡略化することが
できて構造的に全体を小型化することができるという効
果を奏し、更に安定器等の温度上昇も制限することがで
きるから過熱による火災を防ぐことができるという効果
を奏する。
またl灯半サイクル点灯時に点灯している螢光ランプの
点灯電流でフィラメントに生ずる電圧を第2のダイオー
ドで阻止することができるから、2灯点灯回路の中で螢
光ランプ1灯が寿命になった場合にあっても確実にサイ
リスタの点弧を阻止することができ、更にまた螢光ラン
プが全部点灯している場合に、ランプ点灯電流によるフ
ィラメント電圧を第1のダイオード及び第2のダイオー
ドで阻止して負特性サーミスタの加熱を防止することが
できるから確実に再始動を行なうことができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図は従来例の
回路図、第3図a乃至fは同上の各部のタイムチャート
、第4図は同上の温度特性説明図であり、L1,L2は
安定器、F1,F2は螢光ランプ、f1l7f12)f
21,f22は非電源側フィラメント端子、Dは全波整
流ブリッジ、P.Cは高圧パルス発生回路、Q1はサイ
リスク、D6は第1のダイオード、D7は第2のダイオ
ード、flOjf20f13>f23は電源狽フィラメ
ント端子、Thは負特性サーミスタ、Tはサイリスク点
弧回路、R65R7は抵抗である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 夫々安定器を介して電源に複数の螢光ランプを並列
    接続し、これらの螢光ランプの夫々の一方の非電源側フ
    ィラメント端子間に全波整流ブリッジを接続し、全波整
    流ブリッジの直流プラス出力端子と、螢光ランプの夫々
    の他方の非電源側フィラメント端子を共通接続した共通
    端子との間に逆阻止3端子サイリスクからなる予熱通電
    用サイリスタと、第1の抵抗を並列接続した順方向の第
    1のダイオードとの直列回路を接続し、全波整流ブリッ
    ジの直流マイナス出力端子と前記共通端子との間に高圧
    パルス発生回路を設け、前記サイリスタのゲート・カソ
    ード間に第2の抵抗と負特性サーミスタとの直列回路を
    接続するとともに前記直流マイナス出力端子と、負特性
    サーミスタ、第1の抵抗の接続点間に前記サイリスタの
    点弧回路を設け、この点弧回路には負特性サーミスタ、
    第1の抵抗の接続点と直流マイナス出力端子との間に接
    続した第3、第4の抵抗の直列回路と、該両抵抗の接続
    点と第2の抵抗、負特性サーミスタの接続点との間に接
    続したコンデンサと点弧用スイツチング素子との直列回
    路と、前記共通端子が正である電源電圧の印加時に上記
    コンデンサを充電する充電電流を流す第2のダイオード
    とを備えて前記コンデンサの充電電圧が所定電圧に上昇
    時にサイリスクを点弧するようにし、螢光ランプの非安
    定器側でかつ電源側のフィラメント端子を接続した電源
    の一端と前記第2の抵抗、負特性サーミスタの接続点と
    の間に電源側がカソードとなるように第3のダイオード
    を接続せしめ、電源の半サイクルで点弧回路の点弧信号
    によりサイリスタを導通させて各螢光ランプのフィラメ
    ントに予熱電流を流すようにするとともに電源の他の半
    サイクルで高圧パルス発生回路を動作させて螢光ランプ
    に始動用の高圧パルス電圧を印加するようにして成るこ
    とを特徴とする螢光灯始動装置。
JP9386474A 1974-08-15 1974-08-15 ケイコウトウシドウソウチ Expired JPS5812720B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9386474A JPS5812720B2 (ja) 1974-08-15 1974-08-15 ケイコウトウシドウソウチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9386474A JPS5812720B2 (ja) 1974-08-15 1974-08-15 ケイコウトウシドウソウチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5121376A JPS5121376A (ja) 1976-02-20
JPS5812720B2 true JPS5812720B2 (ja) 1983-03-09

Family

ID=14094297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9386474A Expired JPS5812720B2 (ja) 1974-08-15 1974-08-15 ケイコウトウシドウソウチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5812720B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56103892A (en) * 1980-01-21 1981-08-19 Mitsubishi Electric Corp Circuit for firing fluorescent lamp
US10964527B2 (en) * 2018-06-21 2021-03-30 Applied Materials, Inc. Residual removal

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5121376A (ja) 1976-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5916719B2 (ja) 放電灯始動装置
US4455510A (en) High intensity discharge ballast with hot restrike performance
US4398130A (en) Arc lamp lighting unit with low and high light levels
JPH0119238B2 (ja)
US3676734A (en) Electric circuit for rapidly igniting a discharge tube
JPS5812720B2 (ja) ケイコウトウシドウソウチ
US3760224A (en) Discharge lamp igniting circuit
KR0169164B1 (ko) 순간점등형 형광램프 점등회로
JPS61151999A (ja) 放電ランプの小型点弧装置
JPS6158958B2 (ja)
JPS5916718B2 (ja) 放電灯始動装置
KR19980020723U (ko) 예열 점등식 형광등의 전자스타터
JPS589555B2 (ja) ケイコウトウシドウソウチ
SU527842A1 (ru) Устройство дл зажигани люминесцентных ламп
JPS6151397B2 (ja)
JPS6325679Y2 (ja)
RU2041561C1 (ru) Способ управления электронным коммутатором выходной цепи переменного тока и устройство для его осуществления
JPS589556B2 (ja) ケイコウトウシドウソウチ
JPS6011440B2 (ja) 螢光灯点灯回路
JPS589554B2 (ja) ケイコウトウシドウソウチ
JPS5818756B2 (ja) ケイコウトウシドウソウチ
JPH0150297B2 (ja)
JPS584436B2 (ja) ケイコウトウシドウソウチ
JPS60102875A (ja) 位相制御装置
JPS60202692A (ja) 放電ランプ点灯装置