JPS58126826A - 純粋なネオヘキサノ−ルの製造方法 - Google Patents

純粋なネオヘキサノ−ルの製造方法

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JPS58126826A
JPS58126826A JP57203809A JP20380982A JPS58126826A JP S58126826 A JPS58126826 A JP S58126826A JP 57203809 A JP57203809 A JP 57203809A JP 20380982 A JP20380982 A JP 20380982A JP S58126826 A JPS58126826 A JP S58126826A
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JP57203809A
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マンフレ−ト・カウフホルト
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Huels AG
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Chemische Werke Huels AG
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    • C07C51/44Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change of the physical state, e.g. crystallisation by distillation
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    • C07C67/54Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change in the physical state, e.g. crystallisation by distillation

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塩素含量の少いジメチル酪酸を117℃以上
の沸点を有するアルコールでエステル化し、このエステ
ルを蒸留により精製しそして接触的水素化によジアルコ
ールとすることによって、例えばガスクロマトグラフィ
ーで測定して99.0%以上の純度および10ないし5
P1)m以下の塩素およびイオウ含量を有する純粋なネ
オヘキサノールを製造する方法に関する。
ネオヘキサノールの合成は、例えば米国特許第2,48
1,157号および第2,481,158号各明細書の
ような文献に記載されておシ、それらには圧力反応器中
における塩化ビニルと塩化第三−ブチルとの反応が提案
されている。その際、中間生成物として塩素化合物が得
られ、その圧力下における加水分解によってネオヘキサ
ナールが得られる。この方法における欠点は、高い技術
的費用、低い収量およびアルデヒドの不十分な純度であ
る。特に10ppmをはるかに超える高い塩素含量は、
アルデヒドを更に処理する際に大きな問題をもたらす。
すなわち、このアルデヒドは、塩素含有による腐食およ
び触、媒被毒のだ、めに、接触水素化によってネオヘキ
サノールまで還元することができない。
ネオヘキサノールの2段階製造法においては(ドイツ特
許第925,229号=英国特許第693,390号)
、エチレンおよびイソブチンが一15℃および約10バ
ールにおいて95,5%の硫酸と反応せしめ・られ、そ
して生成した硫酸エステルを第2段階において加水分解
されてアルコールとなる。この方法は、必要な圧力、低
温度および腐食性媒質のために技術的に経費のかさむも
のとなり、しかもせいぜい60モル%という比較的低い
収量でしか進行しない。
イパチェフ(Ipatieff)ら(ジャーナル拳オプ
ゆアメリカジメチル−ブタンを炭酸カリウム水溶液と共
に230℃に加熱することによシネオヘキサノールを合
成することを提案している。この方法においても、収量
は65%と低く、また技術費も腐食性媒質および高い温
度のゆえに極めて多大となる。
その上、使用される塩素化合物は、技術的に入手するこ
とが困難である。何故ならば、その合成法、いわゆるシ
ュマーリング(Schmerl ing)法(Jour
nal of American (::hemica
l 5ociety 67 (1945)1152参照
)は、低温、例えば−60ないし一40℃を必要とする
からである。
それに対して、3,3−ジメチル酪酸をエーテル中で水
素化アルミニウムリチウムで還元するという方法におい
ては、83.5%という収量が得られる(サレル(Sa
vel)、ニュー マy (Newmann)、ジャー
ナル働オブ・アメリカン・ケミカル・ンサエテイー跋(
1956)5416.5417.5419参照)。この
方法においては、少量のネオヘキサノール(1kgまで
)を実験室において調製する場合にのみ適した方法75
5問題になっている。この反応と同様に、ナトリウムお
よびエタノールが使用されるその後の還元法もまた(ズ
ノタ−(Sutter)、He1v、 21(1938
)1259参照)使用物質の価格が高い丸めに工業的な
実施のためには問題にならない。
従って、公知のすべての方法は、低い収量しかもたらさ
ず、費用のかかる装置を必要とし、不純物の多い生成物
が得られ、あるいは高価な、またその取扱いが実験室で
の操作にのみ適した化学薬品を使用する。
従って、少い技術費でジメチル酪酸またはそのエステル
の接触水素添加によって990%以上の含量を有する極
めて純粋なネオヘキサノールを高い収量で製造すること
ができ、その際、ネオヘキサノールの純度が塩素および
イオウ含量に関してネオヘキサナールまでの接触水素添
加を可能にする方法に多大の興味がある。
このことから明らかになった課題は、本発明に従えば特
許請求の範囲に記載された方法によって解決される。
驚くべきことには、650ppm以下、好ましくは11
00pp以下(イオウ含量は例えば0.5ppm)の塩
素含量を有する3、3−ジメチル酪酸を117℃以上の
沸点を有すルアルコールでエステル化し、このエステル
を分留し、塩素含量が(10ppmの留分を一緒にし、
そしてこの塩素含量の少いエステルを通常の方法で亜ク
ロム酸銅触媒を介して水素添加することによって、例え
ばガスクロマトグラフィーによって測定して99.0%
以上の純度を有するネオヘキサノールが良好な収量で得
られる。そのようにして得られたネオヘキサノールから
接触水素添加によって驚異的な高い収量でネオヘキサナ
ールが得られる。
このような結果は、新規かつ驚くべきことである。すな
わち、酸の合成の間に出発化合物の反応および重合によ
って生ずる塩素を含有する不純物の多数のものがエステ
ルの蒸留による精製によって、場合によっては3,3−
ジメチル酪酸の蒸留による精製と組合わされて、そのよ
うに塩素含量の低い生成物が得られるはずであるという
ことは期待できることではなかった。驚くべきことには
、広範囲の不純物のうちに断絶が見出された。
更に、ジメチル酪酸エステルのネオヘキサノールへの水
素添加と同様にそれを使用するネオヘキサナールへの水
素添加もまた高い収量をもって行なわれることもまた驚
くべきことであった。何故ならば、上記エステルの炭素
鎖中の枝分れの多いことがその水素添加を著しく困難に
していることが知られているからである。それ故、これ
らの物質の場合には、例えば高い温度および長い滞留時
間というような厳しい条件が選ばれ、また分解による収
量の損失という犠牲を払わなければならない。一定の条
件下においてのみ水素添加が達成されるモノ−イソ−酪
酸ネオペンチルグリコールエステルがその例として挙げ
られる(ドイツ特許第144,405号=米国特許第4
,250,337号、1純粋なネオペンチルグリコール
の取得方法“参照)。
更に、水素化の条件、例えば、100気圧の水素圧、2
10ないし225℃において触媒としてラネーニッケル
を用いて、ネオヘキサノールからネオペン  亨タンを
得ることも知られている(イバチェフ(Ipatief
f)ら、Journal of Am、 Chem、 
Soc、 73(1951)553参照)。ラネー−ニ
ッケルに比較してより適当な亜クロム酸銅触媒を用いた
水素化試験においても、99%以上の転化率が達成され
ることが評価によって確認され、水素化流出物中に低沸
点成分および水が見出された。
本発明による方法は、次のように行なわれる二本発明に
よる方法の出発生成物は 3,3−ジメチル酪酸であり
、このものは一般に塩化第三−ブチルまたは第三フリノ
ールおよび塩化ビニ1ノデンから製造される(例えば、
ボッ) (K、 Bott)およびヘルマン(H,)l
ellmann)アンゲノ<ンテ・ヘミ−(Angew
andte Chemie)78(1966)932−
936参照)。それは処理後においてもある程度まで若
干の塩素化合物を含有し、それらは蒸留による精製の費
用に応じて例えば100ないし650ppmの塩素含量
を生ぜしめる。し力)しながら、接触水素化にとって、
使用される原料中に10ppm以上の塩素含量は、許さ
れない。何故ならば、さもなければ高圧水素化反応器に
腐食力;起り、そして更に水素化触媒の活性が急速に失
なわれるからである。従って、この3,3−ジ−メチル
酪酸は、蒸留による精製の後においても接触水素化用に
は不適当である。
1)一般に塩化第三ブチルまたは第三フ゛タノールおよ
び塩化ビニリデンから製造された3、3−ジメチル酪酸
(DMBA )は、場合によっては分留され、その際試
料を採取して留出物の塩素含量を連続的に調節し、65
0ppm以上、好ましくは1100pp以トの塩素含量
を有する留分を合成に再循環せしめ、そしてより少い塩
素含量を有するすべての留分を集め(それについては例
1.1参照)そして更に処理する。
驚くべきことには、実際上一定の沸騰範囲にもかかわら
ず、より塩素含量の多い留分およびより塩素含量の少い
留分が得られる。より塩素含量の少い留分もまた10p
pm以上の塩素を含有するので、このようにして得られ
たDMBAは、ネオヘキサノールへの接触水素化用には
不適当である。
2)  650 p pm以下、好ましくは1100p
p以下の塩素含量を有するDMBAは、通常の方法で1
17℃以上の沸点を有するアルコール、例えば、n−ブ
タノール、n−ペンタノール、イソ−ペンタノール、n
−ヘキサノール、イン−ヘキサノール、n−ヘプタツー
ル、イソーヘグタノール、n−オクタツール、2−エチ
ルへキサノール−1、他のイソ−オクタツールその他類
似物によってエステル化される。特に好適なものは、オ
クタツール、特にn−オクタツールおよび2−エチルへ
キサノール−1である。
上記のエステルを分留し、その際、試料を採取して留出
物および底部生成物の塩素含量を連続的に調節し、≦1
0ppmの塩素含有量を有する留分を集める(イオウ含
量は例えば0.5ないし2ppm 、’に’hについて
は例1.2.1ないし1.2.4参照)。塩素含量の少
い留分の特に高い収量は、オクチルエステルの場合に得
られる。ブチルエステルの場合には、塩素含量の少い留
分の収量は、よシ低い。驚くべきことには、このエステ
ルの場合には、実際上同じ沸騰範囲にもかかわらず、塩
素含量のより多い留分および(10ppmの極めて塩素
含量の少い留分への分留が可能である。
3)DMBAの塩素含量の少いエステルは、バリウムで
活性化された亜クロム酸銅触媒を用いて、200ないし
300バールの水素圧および120ないし220℃、好
ましくは160ないし180℃の温度において水素化す
る。反応の調整は、触媒の活性状態を考慮して温度およ
び反応器の負荷を変動させることによって行なう。毎時
触媒11当り水素化装入物0.05ないし1.Ol、好
ましくはo、iないし0.51の負荷が選択される。
上記の、バリウムで活性化された亜クロム酸銅触媒は公
知に属しく米国特許第2,137,407号;同第2.
091,800号;同第2.782.243号および同
第2,544,771号各明細書ならびにAdkins
 et al、、 Journ、 of Am、Che
m、 SOC,5!3(1931)1091 ;Jou
rn、 of Am、 Soc、 53(1931)1
095 ;Journ。
of Am、 Chem、 Soc、 5’k1932
)1145 :Connor et al、、 Jou
rn。
of Am、(:hem、 Soc、 54(1932
)1138.Adkins et at、、 Jour
n。
of Am、 Chem、 Soc、 72(1950
)2626参照)そして例えば次の組成を有する:ct
o35%、Cr0338%、BaO10%ならびに結合
剤として5i02゜ 上記の触媒は、担体上に担持されうる。
水素化流出物の精製は、蒸留によって行なわれ、ガスク
ロマトグラフィーによって測定して、99.0%以上の
純度を有するネオヘキサノールが得られる。この純度は
、大抵の場合(後記の例参胆)99.9%附近である。
本発明に従って製造されたネオヘキサノールは、その高
い純度のゆえに接触水素化に適している。塩素およびイ
オウ含量は、10ないし5ppm以下であシ、一般に塩
素1ないし4ppmおよびイオウ0.5ないしippm
である。
ネオヘキサナールへの水素化は、同様に、バリウムで活
性化された亜クロム酸銅触媒を用いて行なわれ、その際
エステルの水素化に使用されたものと同じものを使用す
ることができる。
本発明による方法に従って得られたネオヘキサノールお
よびそれから得られたネオヘキサナールは、その後の多
岐に亘る工業的合成のだめの価値ある中間生成物でろる
例 1.1 3.3−ジメチル酪酸(DMBA)の、650ppmを
超える塩素含量を有する留分および650ppm以下、
好ましくは1100pp以下の塩素含量を有する留分へ
の蒸留による分離。
1、1.1 多層充填物を充填された、長さ0.5mの加熱式ガラス
製コラムを用いて、99.99%の純度(ガスクロマト
グラフィー分析によ3)、110ppmの塩素含量、0
.5 ppmのイオウ含量、488.7の酸価(理論上
の酸価= 483.6)および2.3のエステル価を有
するDMBA 2,476 gを下表に規定された条件
下で蒸留する。試料を採取して留出物の塩素含量を連続
的に調節する。
塩素含量(上表の最後の欄)に従って、650ppm以
下の塩素含量を有する留分3ないし11、そして特に1
100pp以下の塩素含量を有する留分6ないし11は
、110ppmの塩素を含有する出発生成物と同様に後
続するエステル化に適している。
i、 1.2 4 X 4mmのガラスのラシッヒリングを充填された
、長さ0,5mの加熱式ガ、ラス製コラムを用いて、9
8.5%の純度(ガスクロマトグラフィー分析による)
、610ppmの塩素含量、4ppmのイオウ含量、4
79.2の酸価(理論上の酸価=483.6)および2
.3のエステル価を有するDMBA912gを下記の表
に規定された条件下に蒸留する。試料を採取して留出物
の塩素含量を連続的に調節する。
! 塩素含量に従って650ppm以下の塩素含量を有する
留分2ないし10、そして特にtooppm以下の塩素
含量を有する留分7ないし10カニ610ppmの塩素
を含有する出発生成物と共に後続するエステル化に適し
ている。
1.2   DMBAのエステル化 1.2.1  ’DMBAのブチルエステル110pp
mの塩素含量を有するDMBAC例1.11の出発生成
咳)−2モルを、通常の方法で136ないし190℃の
温度において(エステル化の開始136℃、終了は19
0℃の底部温度)n−ブタノール12モルおよびチタン
酸ブチル4.18g(==DMBAに関して0.3重量
%)を用いてエステル化し、その除虫じた水をn−ブタ
ノールと共に循環させる。次いで、得られたブチルエス
テル(2,275g)を多層−充填物を充填された、長
さ0.5mの、加熱式ガラス製コラムを用いて蒸留する
10ppm以下の塩素含量および2ppmのイオウ含量
を有する留分12ないし27が次の接触水素化のために
適している。12番目ないし27番目の留分の量は、1
,220g=仕込み吻の53.6%である。
1、2.2  BMBAのn−オクチルエステル110
ppmの塩素含量を有するDMBA l、160g(−
10モル)(1,1,2の留分4ないし10)をチタン
酸ブチル3.35g(= BMBAに関して03重量%
)の存在下にn−オクタツール1,560g(212モ
ル)を用いてエステル化する。2時間以内に底部温度が
168°から234℃に上昇し、そして3時間この温度
のまま3時間保つ。生じた水は、過剰のn−オクタツー
ルを用いて循環せしめられる。
上記のエステル化は、合せて5時間後に終了した。酸価
は、0.8である。
得られた粗エステル2,505 gは、多層−充填物を
充填された、加熱式の、長さ0.5mmのガラス製コラ
ムを用いて蒸留する。
留分2は、ioppm以下の所望の低い塩素含量を有し
、純度(ガスクロマトグラフィー分析による)は、99
8%である。この純度を有するn−オクチルエステルは
、使用されたDMBAに関して97.2%の収量で得ら
れる。
づオウの含量は、Q、5ppynである。
1.2.3  DMBAの2−エチルヘキシルエステル
so ppmの塩素含量を有するDMBA L044g
(= 9 モル)(例1.1.2の留分5ないし10)
を、チタン酸ブチル3.13gの存在下に167ないし
244℃の温度(エステル化の開始167℃、終了24
4℃の底部温度)において、0.5ppmの塩素含量を
有する2−エチルへキサノール−11,300g(= 
10モル)を用いて、例1.2.2の記載に従ってエス
テル化する。4.5時間後にエステル化が終了する。酸
価は、02である。得られた粗エステル2,119gを
、4×4rrIrr+のガラスのラシツヒリングを充填
された、長さ0.5mの、加熱式ガラス製コラムを用い
て蒸留する。
留分3のエステルの純度(ガスクロマトグラフィー分析
による)は、999%でアシ、塩素の含量の少いエステ
ルの収量は、88.4%である。
生成物から20gの試料を採取し、そして塩素含量を測
定した。それは上記の表の最後の欄のA)およびB)に
記載されている。これらの値は、所望の10ppm以下
の塩素濃度は、留分7においてのみ得られたことを示し
ている。
塩素含量の少いエステルを得るためのこの方法の効果は
、使用されたDMBAの塩素含量が610ppmの場合
には比較的少い。
1.3  0MBAエステルのネオヘキサノールへの接
触水素化1、3.1  DMBA−n−オクチルエステ
ルの水素化例1.2,2の留分2、I]viBA−n−
オクチルエステルの水素化は、次の組成: CuO約3
3き、CrO3約38%、BaO約10%、SiO3残
り、を有する、バリウムで活性化された亜クロム酸銅触
媒を用いて、190℃および300バールの水素圧にお
いて行なわれる(1,300m7?)。
反応器として1.51の高圧反応器が使用され、100
rnl/hのエステルが連続的に供給される。触媒床の
負荷は、毎時触媒11当りエステル0.0771である
水素化流出物は、2.9%の水含量、0.04の酸価お
よび0.7のケン化価を有する。エステルの転化率は、
99.7%である。試料を蒸留するとアルコールの分解
によってC−7およびC−8炭化水素が初留物として得
られる。ネオヘキサノールの収量は、出発生成物に関し
て約83%であり、そしてn−オクタツールのそれは6
5%である。蒸留されたネオヘキサノールは、ガスクロ
マトグラフィー分析によれば、99.7%の純度、2p
pmの塩素含量および0.5pprnのイオウ含量を有
する。
1.3.2  DMBA−2−エチルヘキシルエステル
の比較的転化率の低い場合の水素化 容量450m1の水素化容器(触媒400m1を充填し
たもの)ニオいテ、DMBA−2−エチルヘキシルエス
テル(カスクロマトグラフィー分析による純度99.9
%、塩素含有量2.5ppm。
イオウ含量0.5 ppm %酸価0.2、ケン化価l
°16、水含量0.11%)100ml/hを、例1.
3.1に記載した触媒を用いて170℃およヒ300バ
ールの圧力において92.1%の転化率をもって水素化
する。触媒の負荷は、毎時触媒11当リエステルQ、2
51である。未反応のエステルは、蒸留によって生成ア
ルコールから分離される。
水素化流出物の試料は、次の特性値を有する:酸   
  量:o、■ CO価:   0.68 臭  素  価:     0.37 ケン化価:6.4 水  含  量二0.8 塩素含量:  2ppm イオウ含量*   0.5ppm 水素化生成物906gを多層−充填物を充填された、長
さ0.5mの加熱式ガラス製コラムを用いて蒸留する。
コールドトラップで得られた生成物を留分1に加える。
この混合物は、ガスクロマトグラフィー分析によればネ
オヘキサノール96.8%を含有する。炭化水素は、痕
跡量でのみ生成する。
留分2は、99.9%の純度、lppmの塩素含量およ
び0.5ppmのイオウ含量を有するネオヘキサノール
である。
その後で、220%までネオヘキサノールそして76.
3%まで2−エチルヘキサノールからなる中間留出物が
得られる。留分4は、99.9%の純度を有する2−エ
チルヘキサノールである。留分5は、2−エチルへキサ
ノール−18,1%と共に水素化されていないエステル
88.7%を含有する。残分け、若干の高沸点成分と共
にエステル87.3%を含有する。
この数値から92.1%の水素化転化率が算出される。
ネオヘキサノールおよび2−エチルへキサノール−1の
収量は、上記の転化率に関して両者とも98.6%であ
る。
従って、多少低い転化率によって、ネオヘキサノールの
収量は、著しく向上し、そしてネオヘキサノールの純度
は、低下しない。
1、3.3 水素化は、例1.3.2の記載に従って、ただし160
℃の温度において行なわれる。
水素化流出物の試料は、6.3のケン化価および0.1
6%の水含量を有する。試料の蒸留は、例13.2の記
載に従って行なわれ、下記の結果が得られる: 転化率:      83.2% 2−エチルヘキサノール991% ネオヘキサノールの純度ニー   99.9%塩素含量
:      1 ppm イすつ含量:     0.5ppm 1、3.4 水素化は、例13.2の記載に従って、ただし180℃
の温度において行なわれる。96.5%の転化率の場合
には、98.0%のネオヘキサノールおよび2−エチル
ヘキサノールの収量が得られる。ネオヘキサノールの純
度は、99.8%、塩素含量は1 ppmそしてイオウ
含量は、0.5ppmである。
1、3.5  DMBA−n−ヘキシルエステルの水素
化例1.3.2の記載に従ってDMBA −n−ヘキシ
ルエステル(純度99,6%、塩素含量9ppm、イオ
ウ含量1.5ppm)を170℃の温度において93.
5%の転化率になるまで水素化する。ネオヘキサノール
およびn−ヘキサノールの収量は、97.8%である。
蒸留されたネオヘキサノールの純度は、99.7%であ
る。塩素含量は、約4ppmであり、イオウ含量は約1
%である。
1.3.6  DMBA−n−ブチルエステルの水素化
DMBA−n−ブチルエステル(純度99.5%、塩素
含量4 pp” zイオウ含量1 ppm、例1.2.
1の留分12ないし27)の水素化は、例1.3.2の
記載に従って165℃の温度おいて90,5%の転化率
まで行なわれる。得られたネオヘキサノールは、99.
1%の純度、2ppmの塩素含量および0.5ppmの
イオウ含量を有する。
1.3.7  DMBA−4オヘキシルエステルの水素
化DMBA−ネオヘキシルエステル(133ミIJ ハ
ールノ圧力における沸騰範囲的135ないし137℃、
純度99.2%、塩素含量7 pprn、イオウ含Ji
t l pP”) ノ水素V例1.3.2 ノ記載に従
って160℃において85%の転化率1で行なわれる。
3ppmの塩素含量および0.5 ppmのイオウ含量
を有するネオヘキサノールが99.2%の純度で得られ
る。
1.4本発明によって製造された純粋なネオヘキサノー
ルの、ネオヘキサナールへの接触的脱水素への使用 1.4.1 反応器として直径50mmそして長さ700mmの、3
個所の温度測定部(反応器の底部、中央部および頂部)
を有し電熱で加熱されるガラス管を使用する。蒸発器に
毎時216gのネオヘキサノール(純度99.9%、塩
素含量lppm、イオウ含量0.5pPTlの例1.3
.2のもの)をポンプで送入し、この蒸発器に窒素56
 l/hを導入する。
上記反応器は、触媒として例1.3.1に記載された、
バリウムで活性化された亜クロム酸銅触媒1.300m
1またはgを充填されている。接触的脱水素化は、下記
の反応器温度において行なわれる:反応器の頂部:22
0℃ 反応器の中央部:180℃ 反応器の底部:240℃ 脱水素化流出物を蒸留により処理する。反応したネオヘ
キサノールに関して93.5%のネオヘキサナールの収
量が28,8%の転化率において得られる。ネオヘキサ
ナールの純度は、99.3%である。   !1.42 純ネオヘキサノールの脱水素化を例1.4.1の記載に
従って、ただし235℃の反応器頂部温度、195℃の
反応器中央部温度および255℃の反応器底部温度にお
いて行なう。反応したネオヘキサノールに関して87.
1%のネオヘキサナールの領置が51.5%の転化率に
おいて得られる。得られたネオヘキサナールは、99.
1%の純度を有する。
−千−詐、−1轡=4哄−一−書  。方 式)%式% 3、補正をする者 事件との関係  出願人 名  称 氏名  へミッシエ・ウエルヶ・ ヒュールス・ア′2
フブエング土;jゴヤフト4、代理人 住 所 東京都港区虎ノ門二丁目8番1号(虎の門、眩
しル)5、補正命令の日附 (自 発) 昭和   年   月   日 6、補正の対象 別紙の通り

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.99%以上の純度、10ppm以下の塩素含量およ
    び5ppm以下のイオウ含量を有する純粋なネオヘキサ
    ノールの製造方法において、場合によっては蒸留により
    650ppmを超える塩素含量を有する塩素富有部分と
    650ppm以下の塩素含量を有する塩素の少い部分と
    に分離しその際試料を採取して留出物の塩素含量を連続
    的に調節した後に、650ppm以下の塩素含量を有す
    る3、3−ジメチル酪酸を、117℃以上の沸点を有す
    るアルコールを用いてエステル化し、このエステルを蒸
    留により10ppmを超える塩素含量を有する塩素富有
    留分と10ppm以下の塩素含量を有する塩素の少い留
    分とに分離しその際試料を採取して留出物および底部生
    成物の塩素含有量を連続的に調節し、10ppm以下の
    塩素含量を有する塩素の少いエステルを、バリウムで活
    性化された亜クロム酸銅触媒上で、200ないし300
    バールの水素圧、12“0ないし220℃の温度および
    毎時触媒11当り水素化供給物0.05ないし1、Ol
    の触媒負荷のもとにネオヘキサノールへと水素化し、そ
    して水素化流出物を公知方法で蒸留により処理すること
    を特徴とする、前記純粋なネオヘキサノールの製造方法
    。 2、 3.3〜ジメチル酪酸をまず蒸留により1100
    ppを超える塩素含量を有する塩素富有部分と1100
    pp以下の塩素含量を有する塩素の少い部分とに分離し
    、そして1100pp以下の塩素含量を有する3、3−
    ジメチル酪酸を117℃以上の沸点を有するアルコール
    を用いてエステル化する、特許請求の範囲第1項に記載
    の方法。 3、 3.3−ジメチル酪酸のエステル化にオクチルア
    ルコール、好ましくはn−オクタツールまたは2−エチ
    ルへキサノール−1を特徴する特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項に記載の方法。 4.80ないし99%、好ましくは97%の転化率まで
    水素化する、特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか
    に記載の方法。
JP57203809A 1981-11-24 1982-11-22 純粋なネオヘキサノ−ルの製造方法 Pending JPS58126826A (ja)

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