JPS5812608Y2 - うなぎ等の養殖用温室ハウス - Google Patents

うなぎ等の養殖用温室ハウス

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Publication number
JPS5812608Y2
JPS5812608Y2 JP1978125313U JP12531378U JPS5812608Y2 JP S5812608 Y2 JPS5812608 Y2 JP S5812608Y2 JP 1978125313 U JP1978125313 U JP 1978125313U JP 12531378 U JP12531378 U JP 12531378U JP S5812608 Y2 JPS5812608 Y2 JP S5812608Y2
Authority
JP
Japan
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sheet
film
greenhouse
eels
cultivating
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978125313U
Other languages
English (en)
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JPS5541065U (ja
Inventor
亀村宗和
小磯博明
Original Assignee
積水化成品工業株式会社
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Filing date
Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/14Measures for saving energy, e.g. in green houses

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)
  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はうなぎ等の養殖用温室ハウスに関し、保温性
が良好で室内温度の安定化をはかるのに好適であると共
に藻の発生防止にも適したハウスを提供しようとしてい
る。
従来よりうなぎ、その他の魚貝類を四季にわたって養殖
するための養殖用温室ハウスにあっては、上記の養殖物
を育成するために、寒冷期および夜間時には温室内を重
油等の燃料にて養殖物に応じた適温を維持できるよう加
温させていたものであった。
しかしながら上記加温中の保温および日中の保温を好適
に維持するには従来の単なるポリエチレンフィルムやポ
リ塩化ビニルフィルム等からなる温室ハウスでは保温性
に欠けると共に強度的にも不充分であり、また温室ハウ
ス全体を断熱の良好な部厚いシートにすると、保温は高
くなっても採光等の点で活かし難くなる欠点があった。
さらに採光上の点についても光線が水槽に照射されると
藻の発生が生じ、水槽内に病原菌が発生し易いことにな
り、これを防止するには常時水を変える必要があり、非
常に面倒であった。
そこで、この考案では上記従来の温室ハウスによる欠点
および不便を解消できるようにしたものであり、その構
成は、水槽上方部に構成される養殖用温室ハウスであっ
て、透明なフィルムまたはシートにてハウスの屋根側が
形成されると共に不透明なフィルムまたはシートにて壁
側か形成され、さらに屋根側内方には温度上昇室となる
適宜空間を介して不透明な展張シートが開閉自在に設け
られ、該展張シートは軟質の発泡シートとフィルムとの
積層シートからなり、上記展張シートのうち開放部分か
ら温度上昇室の加温空気を水槽側へ送り込めるようにし
たことを特徴とするものである。
次いで、この考案の実施態様について図を参照しながら
以下に例示する。
Aは温室ハウスの屋根側、Bは壁側、Cは水槽側であり
、上記屋根側Aはアーチ型骨材1と長手方向への骨材2
に対して透明なフィルム3を被覆させ光線透過のできる
ドーム状の屋根を形成しており、壁1jtlJ Bは適
宜支柱10をアーチ型骨材1と連結したり一体に連設し
、この支柱10に対して不透明なシート11を被覆させ
壁外周を光線透過できぬ状態に形成しており、さらに水
槽側Cはコンクリ−1・製の水槽20を形成して屋根側
Aおよび壁側Bに対する基礎部とするほか、水槽20を
断熱シートにて形成することもできる。
また30.30’は屋根側Aの内方に形成した不透明な
展張シートであって、屋根側A−となる透明フィルム3
との間に温度上昇室31となる適宜空間を介すべく支承
部材32 、32’に沿って山形状に展張できるよう開
閉自在に設けられていて、支承部材32 、32’は固
定軸34′に固定されている。
そして開閉使用上、日中での展張シート30゜3σは光
線かハウス下部の水槽20に照射されない範囲を開放し
且つ他部分を遮へいできるようにしている(第3図参照
)。
そのため屋根側A−の透明フィルム3を透過する光線で
温められた温度−L弁室31の加温空気は展張シート3
0 、30’のうちの上記開放した部分から水槽側Cへ
送り込めるようにしている。
この送り込みは強制しない方法のほか、ファン等の使用
による強制的な作用で行なうこともできる。
さらに夜間時には展張シート30 、30’を閉塞して
おく(第4図参照)。
なお、上記展張シート30 、30’の展張θ)−例と
しては開閉用の滑車33を作動させることにより回転軸
34へ捲回したロープ35によって展張シート30,3
0’の開閉を行なえるようにした場合を示しており、ロ
ープ35は一端を回転軸34ヘロープバンド36で止定
しておき、適宜捲回の後、片方の展張シート30へ途中
をクリップ37で止め、下部のプーリ38へ引廻し、さ
らにロープ35を他方の展張シート30′へ移し、途中
をクリップ37′で止め下部のプーリ38′へ引廻して
後、再び回転軸34へとロープ35を戻し、前詔とは逆
方向へ捲回して他端をロープバンド36’で止定してお
く。
このようなロープ35の使用にて展張シート30 、3
0’は互に近接して閉じる場合と、互に遠去かって開く
場合の作動を簡キに行なえるものである。
また他の開閉手段にて実施することもできる。
さらに実施上、屋根側Aは透明なフィルム3としてはポ
リエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン等か適し
、該フィルムに代え透明なシートを使用I、でもよく、
何れの場合も無滴性なものを使用すると、ハウス内を重
油等の燃料で温めた場合にも結露を生じず好ましい。
次に展張シ・−ト30.30’としては発泡ポリエチレ
ンシートその他による軟質の発泡シート30aと、ポリ
エチレンフィルム或はEVAフィルム等のフィルム30
bとの積層シートによるものを使用し、発泡シート30
aの内外側れかにフィルム30bを積層する場合(第6
図および第7図参照)と、内外側れにもフィルム30b
、30cを積層する場合(第8図参照)かあり、特に
これらの内側のフィルl、に無滴性フィルムを用いると
一層のこと展張シート30.3σとして結露を生じず好
ましい。
また壁側Bには不透明なシート11に代え不透明なフィ
ルムを用いてもよいが、好ましくはシートの方がこしが
強くて強度、耐久性の点でも良好であり、中でも扁平な
細幅体を織物状或は編物状に縦横に交差されたシート1
2の片面に適宜合成樹脂を被覆体13として被せである
と共に他面に軟質の発泡シート14を溶着等にて接合し
ているもので(第9図および第10図参照)、上記合成
樹脂の被覆体13はポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リ塩化ビニル等の樹脂を含浸させるか、同上樹脂のフィ
ルムまたはシ・−トを接合しており、フィルトの場合に
はラミネートさせ、シートの場合には溶着等により接合
させている。
このような被覆体は扁平な細幅体によるシート12の片
面のみでなく、他面にも被覆体15を用いて両面に接合
1−7で実施する場合もある(第11図参照)。
さらにこれと同一材料による断熱シートをもって水槽を
形成し、該水槽をハウス設置に形成された穴部へ挿入設
置させて実施することも可能である。
さらに上記発泡シート14は無架橋或は架橋状態の発泡
ポリエチレンか適するが、ポリプロピレン、ポリ塩化ビ
ニル等による発泡シートも使用可能である。
なお、上記した扁平な細幅体を交差したシート12とし
ては、布、合成樹脂、合成繊維の何れでもよく、例えば
網状をなす割繊維不織体ではポリエチレンが適し、特に
高密度ポリエチレンかまたはこれを主体とするフィルム
を使用し、その二次転移点以上の延伸適温で加熱延伸し
、次いでその延伸フィルムを割繊具に導いて延伸方向に
沿って割繊し、網状組織に互いにつながった多数の単位
繊維よりなる割繊維ウェブとなし、その網状組織をなす
単位繊維が撚りをかけられることなく、扁平形態のまま
で平行に配列するように、幅方向に平均的に展開し、且
つ幅方向の寸法安定性に乏しいものをほぼ指定幅を保つ
ように接着剤を用いて固定したものであり、割繊維不織
体は通常2枚以上重ね合せて用いるもので、各不織体の
単位繊維がほぼ直交することが望ましい。
この考案は上記のごとく構成されており、その使用状態
について説明すると、先ず日中での使用に際し、展張シ
ー1−30 、30’は透明な屋根側Aを透過する光線
が照射されないような範囲のみを開き、他部分は遮へい
しておくもので、透明なフィルム等にて採光状態のよい
屋根側Aを透過した光線にて屋根側Aと展張シート30
,30′間の空間になる温度上昇室31の空気が温めら
れて、加温空気は展張シーF30.30’の開放部分か
ら下方の水槽側Cへと送り込まれ、水槽20の水温を高
め、室内の温度上昇効果を高め得る。
特に冬期等寒冷時期には室内温度を高めるために展張シ
ート30,30′は1/3程度迄開放して使用する。
それ以上の開放は室内温度を高め得ても水槽へ光線が照
射されて水槽内で藻が発生するので好ましくない。
また何れの時期においても夜間は室内温度の安定化をは
かり、昼夜の水温を一定にする上からも展張シート30
.30’は全体を遮へいしておくものである。
そして上記展張シート30,3σとしては、軟質の発泡
シート30aとフィルム30bとの積層シートから構成
されているので、非常に断熱効果か高くなると共に丈夫
になるもので、養殖用温室ハウス内部の開閉自在な展張
シートとしては養殖物育成上非常に好適なものとなる。
以上のごとく透明な屋根側Aと、不透明な展張シート3
0,30′との間に形成した温度上昇室31によって室
内保温を良好にするための加温が適切になし得て、しか
も展張シート30,30’は開閉自在にしているため、
一部を開放して上記温度上昇室31での加温空気を水槽
を有する室内へ送れるもので加温助成して非常に室内保
温を良好にし、燃料節約をもたらし得ると共に室内温度
の安定化に役立ち、水温を一定化させる上でも非常に好
適である。
さらに断熱効果と強度に優れた展張シート30.30’
が開閉自在であるから光線が水槽に照射されないような
範囲だけを日中に開放しておくことができ、水槽内での
藻の発生を防止するのに役立ち、頻繁に水槽の水を変え
ずとも病原菌の発生を防止し得ることになり、うなぎ等
の養殖衛生上の点でも非常に優れている等養殖上種種の
優れた実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施態様を例示するものであり、第1図
は斜視図、第2図は屋根側のシートおよび展張シートを
被せる前の斜視図、第3図は展張シートの一部を開放し
た断面図、第4図は展張シートを閉塞した断面図、第5
図は展張シートの展張状態を説明する平面図、第6図〜
第8図は展張シートの数例を示す断面図、第9図は壁側
のシートを示す一部欠截斜視図、第10図は同上シート
の断面図、第11図は壁側シートの変更例を示す断面図
である。 A・・・・・・屋根側、B・・・・・・壁1j(IL
C・・・・・・水槽側、3・・・・・・屋根側のシート
、11・・・・・・壁側のシート、20・・・・・・水
槽、30,30′・・・・・・展張シート、31・・・
・・・温度上昇室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.水槽上方部に構成される養殖用温室ハウスであって
    、透明なフィルムまたはシートにてハウスの屋根側が形
    成されると共に不透明なフィルムまたはシートにて壁側
    か形成され、さらに屋根側内方には温度上昇室となる適
    宜空間を介して不透明な展張シートが開閉自在に設けら
    れ、該展張シートは軟質の発泡シートとフィルムとの積
    層シートからなり、上記展張シートのうち開放部分から
    温度上昇室の加温空気を水槽側へ送り込めるようにした
    ことを特徴とするうなぎ等の養殖用温室ハウス。 2、発泡シートと積層されたフィルムが無滴性フィルム
    からなる上記実用新案登録請求の範囲第1、項記載のう
    なぎ等の養殖用温室ハウス。 3、壁側な形成するシートとしては、扁平な細幅体を縦
    横に交差したシートの少なくとも片面が合成樹脂にて被
    覆されると共に他面に軟質の発泡シートを接合してなる
    不透明な断熱シートからなる上記実用新案登録請求の範
    囲第10項記載のうなぎ等の養殖用温室ハウス。
JP1978125313U 1978-09-11 1978-09-11 うなぎ等の養殖用温室ハウス Expired JPS5812608Y2 (ja)

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JPS5541065U JPS5541065U (ja) 1980-03-17
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JPS493397U (ja) * 1972-04-08 1974-01-12

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