JP3008921U - 折り畳み可能な園芸用覆い - Google Patents

折り畳み可能な園芸用覆い

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JP3008921U
JP3008921U JP1994012815U JP1281594U JP3008921U JP 3008921 U JP3008921 U JP 3008921U JP 1994012815 U JP1994012815 U JP 1994012815U JP 1281594 U JP1281594 U JP 1281594U JP 3008921 U JP3008921 U JP 3008921U
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JP
Japan
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cover
lathe
main bone
attached
shaft portion
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JP1994012815U
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English (en)
Inventor
義明 西川
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Kanbo Pras Corp
Original Assignee
Kanbo Pras Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般家庭で園芸植物用に使える簡易温室、あ
るいは日覆い、霜よけ、風よけ等として、簡単に設置で
き、また不要になったときは容易に撒去でき、また収納
にもかさばらない覆いの提供。 【構成】 上下一組のろくろ1、3と、これにとりつけ
た複数本の主骨5、支骨8、および釣鐘形に縫製したシ
ート7からなる折り畳み可能な覆いであって、目的に応
じてシートの種類を選ぶ。 【効果】 ワンタッチで設置、あるいは撤去、収納がで
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、屋内、あるいは屋外において、園芸植物を寒さや強すぎる日照等か ら保護するための覆いに関する。
【0002】
【従来の技術】
鉢植や露地植の園芸植物を寒さから守る手段としては温室やビニールハウスが 広く利用されており、強い日差しから守る手段としては黒い寒冷紗をかけること が行なわれている。しかし、一般の家庭で、たとえば鉢植の蘭一鉢のための簡易 温室、あるいは庭の牡丹の一株のための日覆いとして、あるいは霜よけ、風よけ として、安価で使い勝手のよいものは見当たらない。これまであったものは設置 に手間がかかったり、不使用時に収納に困るなどの不都合があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、一般家庭で園芸植物用に使える簡易温室、あるいは日覆い、 霜よけ、風よけ等として、簡単に設置でき、また不要になったときは容易に撒去 でき、また収納にもかさばらない覆いの提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、このような既存の方法の不都合を解決する手段につき鋭意検討の 結果、ワンタッチで開閉ができる釣鐘形の覆いを開発するにいたった。覆いのシ ート材料として透明フイルム、あるいは寒冷紗を選択することにより、保温、霜 よけ、風よけ、遮光等の目的に対応できる。また、覆いシートの裾を長い目に作 り、この部分に重しを置くか、鳩目を設けておきペグ(とめ釘)で地面に固定す ることにより、屋外使用の際の転倒を防止できる。すなわち、本考案は、下部ろ くろ1から上方に延びる軸部2に、摺動可能に貫通された上部ろくろ3を有し、 該上部ろくろ3には、釣鐘形の覆い4を形成する複数本の主骨5の上端が揺動可 能にとりつけられ、さらに、該主骨5を覆い、かつ主骨の下端より若干長い裾6 を有する釣鐘形に縫製されたシート7の上端が固定されてあり、また、該下部ろ くろ1には、主骨5の中間部に連結され、主骨を開閉させる支骨8が揺動可能に とりつけられてあり、また、該軸部2の上端には、軸部を引き上げるための引き 紐9がとりつけられ、その下方には上部ろくろ3を固定するためのばね式係止具 10が設けられてなることを特徴とする折り畳み可能な園芸用覆いを要旨とする ものである。
【0005】 本考案の各構成部分について、以下図面を参照しながら説明する。下部ろくろ 1、軸部2、および上部ろくろ3は、金属、硬質プラスチック等の材料から作ら れるが、軽くて成形の容易な硬質プラスチックが好適である。主骨5および支骨 8としては金属が最も適しているが、FRP等の使用も可能である。金属の場合 は材質、あるいは塗装等の処理による防錆が必要である。主骨5および支骨8の 本数は適当に設定できるが、通常4本、6本、8本程度が適当である。主骨5、 支骨8、上部ろくろ3、軸部2、および下部ろくろ1の組み合わせの関係は図2 に示すとおりである。図2は釣鐘形の覆い4が開いた状態を示すが、覆いが閉じ た状態では、下部ろくろ1はさらに下方に下がり、軸部2は上部ろくろ3の中心 の孔から抜けて、引き紐9のみがこの孔を通って外に出た状態になる。覆いを開 くには引き紐9を引いて、ばね式係止具10が作動する位置まで軸部2を引き出 せば、ワンタッチで覆い4が開いた状態で固定される。
【0006】 釣鐘形の覆い4を形成するシート7は、日光を採り入れる簡易温室用としては 透明フイルム、または補強糸入りの透明フイルムが使われる。フイルムの材料と しては、軟質塩ビフイルムが農業用フイルムとしての実績が豊富であり、好適に 使用できるが、その他の材料や複合フイルムも使用できる。ポリエステル糸等の 補強糸を格子状に入れた透明フイルムは、引っ張りに強く、引っ掛けや突き刺し による破れも拡がらず部分的な補修で引き続き使用が可能である。塩ビ系シート の縫製は高周波溶着により効率よく行なうことができる。強すぎる日光を遮る遮 光用の覆いとしては黒色等の有色の寒冷紗、あるいは防虫ネット等が使われる。 これらのシートは、いずれも霜よけ、風よけ、虫よけの目的にも有効である。黒 色フイルムを使えば日照時間の調節への利用の可能性も考えられる。釣鐘形覆い の下端は主骨より若干長めに作られ、この裾6の部分は、屋外使用時の風による 覆いの転倒を防止するための重しを載せるか、鳩目を設けてペグ(とめ釘)によ り地面に固定するために利用される。
【0007】
【実施例】
図2に示すようなポリプロピレン樹脂製の下部ろくろ1と軸部2、および上部 ろくろ3に、それぞれ6本の粉体塗装を施した鋼線からなり、互いに連結された 主骨5、および支骨8を取り付け、これに、たて、よこともに15mmの間隔で ポリエステルフイラメント糸を埋め込んだ透明塩ビシートを釣鐘形に縫製した覆 い4をかぶせ、その上端は上部ろくろ3に固定した。覆い4の下端は主骨の下端 より約10cm長い裾6をつけた。軸部2の上端に設けた孔には引き紐9をとり つけ、紐の他端は上部ろくろ3の中心の孔を通して外部から操作できるようにす る。また、軸部2の中間の位置には、ばね式係止具を設けておく。引き紐9を引 くと軸部2とともに下部ろくろ1が引き上げられ、下部ろくろにとりつけられた 支骨8に押されて主骨5が開く。主骨5に押されて覆い4が広がり釣鐘形になる とともに、上部ろくろ3がばね式係止具により固定される。この釣鐘形覆いの底 面は一辺の長さか34cmの六角形で、全高は55cm、内部の有効高さは47 cmであった。また、折り畳んだときの高さは76cmであった。
【0008】
【考案の効果】
本考案の構成をとることにより、園芸植物を保護するための手段として安価で 使い勝手のよい、ワンタッチで開閉ができる釣鐘形の覆いが開発できた。覆いの シート材料として透明フイルム、あるいは寒冷紗を選択することにより、保温、 霜よけ、風よけ、遮光等の目的に対応できる。また、覆いシートの裾を長い目に 作り、この部分に重しを置くか、鳩目を設けておきペグ(とめ釘)で地面に固定 することにより、屋外使用の際の転倒を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の1実施例の斜視説明図である。
【図2】 本考案の1実施例の要部の構造説明図であ
る。
【符号の説明】
1 下部ろくろ 2 軸部 3
上部ろくろ 4 釣鐘形の覆い 5 主骨 6
裾 7 シート 8 支骨 9
引き紐 10 ばね式係止具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部ろくろ1から上方に延びる軸部2
    に、摺動可能に貫通された上部ろくろ3を有し、該上部
    ろくろ3には、釣鐘形の覆い4を形成する複数本の主骨
    5の上端が揺動可能にとりつけられ、さらに、該主骨5
    を覆い、かつ主骨の下端より若干長い裾6を有する釣鐘
    形に縫製されたシート7の上端が固定されてあり、ま
    た、該下部ろくろ1には、主骨5の中間部に連結され、
    主骨を開閉させる支骨8が揺動可能にとりつけられてあ
    り、また、該軸部2の上端には、軸部を引き上げるため
    の引き紐9がとりつけられ、その下方には上部ろくろ3
    を固定するためのばね式係止具10が設けられてなるこ
    とを特徴とする折り畳み可能な園芸用覆い。
JP1994012815U 1994-09-10 1994-09-10 折り畳み可能な園芸用覆い Expired - Lifetime JP3008921U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0347224U (ja) * 1989-09-13 1991-05-01
JPH0396949U (ja) * 1990-01-24 1991-10-04
JPH055527U (ja) * 1991-07-08 1993-01-26 河西工業株式会社 自動車用ドアトリム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0347224U (ja) * 1989-09-13 1991-05-01
JPH0396949U (ja) * 1990-01-24 1991-10-04
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