JPH0650442U - 栽培用シート - Google Patents

栽培用シート

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JPH0650442U
JPH0650442U JP5404493U JP5404493U JPH0650442U JP H0650442 U JPH0650442 U JP H0650442U JP 5404493 U JP5404493 U JP 5404493U JP 5404493 U JP5404493 U JP 5404493U JP H0650442 U JPH0650442 U JP H0650442U
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sheet
edge
string
woven fabric
folded
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JP5404493U
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グレゴワ フィリップ
エレ フィリップ
レイ ジルベール
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ファイバウェブ ソドカ ソシエテ ア レスポンサビリテ リミテ
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    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G13/00Protecting plants
    • A01G13/02Protective coverings for plants; Coverings for the ground; Devices for laying-out or removing coverings
    • A01G13/0206Canopies, i.e. devices providing a roof above the plants

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Protection Of Plants (AREA)
  • Greenhouses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 天候の変化、害鳥、昆虫等による被害を除去
し、農作物の生長を助長する栽培用シートを提供する。 【構成】 不織布よりなるシート(1)は、その二つの
平行縁が折返し部分(2)を有し、該折返し部分内をひ
も(3)が自由に摺動し、このひもがその端部に装着さ
れた杭(4)によってシートを地面に固定することがで
きる。このシートは再用が可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
野菜を促成的に栽培し、またはその生産性を高めるために、種々の保護方法が 提案されている。ガラス枠または温室による加温保護栽培(促成栽培)は、それ が低性植物の栽培か、高性植物の栽培化か、または低温保護栽培(半促成)かに よって区別される。このような技術は農業において、トンネルまたは温室の壁を 構成するための、プラスチック材料よりなるフイルムの導入、これに続く栽培シ ートの出現によって急速に進歩した。
【0002】 栽培用シートは1970年頃、切れ目または穴を有するポリエチレンフイルム の形で出現し、この穴明きフイルムはビニールのポリキュロリュール(PVC) または他の適当なプラスチック材料によって形成された。栽培用シートはその製 造および使用に要する費用は、他の農作物保護方法に比して非常に安価である。 保護農作物1平方メートル当たりに必要な資本は貨幣単位で、ガラス温室(非加 温)の200ー250に対して1程度である。
【0003】 最近では、材料が穴明きフイルムではなく、不織布のヴェールよりなる栽培シ ートが普及している。これら別の型の栽培用シートの大きな利点は可撓性が大で あり、軽さの割合に機械的抵抗が大であり、空気および水に対する透過性が均等 であることである。材料に関する報告および参考文献は、1985年パリ、果実 および野菜の異職種間中央技術Ctifl 刊、J.J.Gerst の論文、“シート下におけ る野菜の栽培”および1986年、W.Splittstoesser刊、O.S.Wells および J.B .Loy 編、第19回国民農業会議議事録、4ー9頁に記載されている。
【0004】 プラスチック材料または不織布ヴェールの穴明きフイルムよりなる栽培用シー トを使用する場合には、現在三つの地面固定方法が有用と確認されており、かつ 実際に使用されている。
【0005】 第1の、最も簡単な方法は保護せんとする耕作物の両側に畝を掘り、ここにフ イルムまたはヴェールの縁を埋設し、再びこれを覆土する方法である。この固定 方法は特に特許 US 3 975 859 、 US 3 955 319 、 US 3 805 446 、 US 3 559 599 、 US 3 580 196 、 EP 304 899 および FR 2 598 881 に記載されている。 ヴェールの縁を埋設する方法は利用可能面積を減少せしめ、かつ該ヴェールを脆 弱化させる欠点がある。土壌および根は隙間構造内に固着し、この固着はヴェー ルを持ち上げる時に破損の原因となり、再用の可能性を失わせる。この固定方法 は出願人の特許 US 5 048 228 および FR 2 651 510 において使用されているが 、その構造の特殊性によって、前述の欠点を除去し得ない。
【0006】 第2の地面固定方法は杭またはフックを使用するもので、この杭は地面に埋設 され、かつフイルムまたはヴェールの縁に形成されたオリフイスに通される。こ の目的のために、縁はこれを折返すことにより、これに補強帯を取付けることに より、場合によっては金属またはプラスチック材料のはと目を挿入することによ って補強される。この固定方法は特に特許 US 4 044 501 、US 3 769 747、 US 3 482 609 、 US 3 160 986 、 FR 2 598 881 および CH 491 253 に記載されて いる。しかしながらオリフイスの前もって定められた間隔は、杭を位置決めする 時に、地面の不規則性に起因して困難を発生させる。
【0007】 第3の地面固定方法においては、フイルムまたはヴェールの縁に可撓性のチュ ーブを形成または固定し、保護すべき耕作物の上にフイルムを載置した後、前記 チューブに砂、砂利または水の如き重みづけ材料を充填することによって、前記 縁に重みを加える。このシステムは第1の方法(縁を地中に埋める)に使用され る、重量効果による地面固定原理に追随するものであるが、複雑である。取付け および取外しを行うには、もちろん、可撓性チューブを充填し、またはこれを空 にする必要があり、したがって相当手間がかかる。この問題に関しては特に、特 許 US 4 856 228 、 US 4 122 637 、 US 3 862 876 、 US 3 701 241 、US 3 2 06 892 および FR 2 504 352 を参照すべきである。
【0008】 1965年には、実用新案 DE 1 931 375 によって、園芸栽培を行う時に、植 物の列を分離する通路に有害な雑草が成育するのを、水および光を通さないプラ スチックの薄片で覆うことによって抑制する方法が提案されている。この薄片は 、土の中に差込んで薄片の補強された縁を把持するかすがいによって、地面に押 付られる。前記縁の補強は折返し部分によって形成され、この折返し部分にプラ スチック材料の糸が挿入される。なおこの不浸透薄片は、その下の植物を窒息さ せるために釘止めすることができる。ひも収納部材を接着、溶接または縫合によ って繊維の網に追加的に装着する考えも、簡単な態様で特許 FR 2 514 046 に取 入られている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
本考案による新規なシートの目的は、雑草を枯死させることでもなく、その下 の植物の生育および増殖を抑制することでもなく、反対に植物の生長を助長する ことである。さらにこのシートは、プラスチック材料の薄片のようにガス、光お よび熱の交換に不適な不浸透性の材料によって形成されるものではなく、不織布 またはこれを基礎とする合成物、すなわち水分、空気および光線を通す多孔質の 材料によって形成される。
【0010】
【課題を解決するための手段】
したがってシートの多孔質材料は、気候の変化の伝達を妨げることなく、しか もこの伝達を著しく遅延せしめる効果を有し、シートの下の大気を常に平等化す ることによって、植物の規則正しい生長を助長すると共に、昆虫および他の栽培 上の被害を機械的に保護することができる。
【0011】 なおこのシートは地面自体に対して押付けるのではなく、シートの二つの平行 縁の折返し部分に挿入されたひもによって、耕作物の上に張広げられ、その端部 が土壌内に打込まれた杭に装着される。
【0012】 この固定方法は在来実用されていた方法とは本質的に異なっており、さらにシ ートの再用を可能にするようになっている。事実このシートはその何れの部分も 埋設または覆土されず、汚物および土の付着するおそれがなく、その幅全体が耕 作物を保護するための高さに維持される。したがってシートは農耕期の終わりに は、これを回収して巻取り、次ぎの季節に再び使用し得るようになる。
【0013】
【実施例】
図において本考案によるシート1(図1)は、少なくともその二つの平行縁6 に折返し部分2を有し、該折返し部分の中にはこれとほぼ同じ長さのひも3が通 され、この折返し部分の中を自由に滑ることができ、前記シートは場合によって は幅の方向に折返され、かつ固定杭4を有する心棒上に巻きつけられる。図2は 四つの縁が折返し部分を有する同様なシートを示す。
【0014】 使用に際しては、シート1を保護すべき畑の上に広げ、ひも3の各端部を、金 属またはプラスチック材料よりなる端部杭4の上方部分を形成するフックまたは リングに固定する。この杭はシートを緊張させるために、ひもを引張しつつ各折 返し部分2の端部において地面に差込む。
【0015】 シートの、特に縦方向における縁が、シートの設置後風によって煽られるのを 避けるために、中間杭、“アグリルシステム”(3個のプラスチック歯を有する フオークの登録商標)、砂嚢または他の固定機構によって、該シートを地面に固 定し、その側面を確実に密封することができる。この固定機構は地面に埋設され 、かつ各折返し部分の間において、少なくとも規則正しい任意の間隔で、シート の縁に配置される。
【0016】 シートとして好んで使用される不織布は、紫外線に対して安定化されたプラス チック材料よりなっている。この材料はポリオレフイン、ポリエステル、ポリア ミド、ポリビニルアルコール、ポリアセテートビニル、ポリクロリュールビニル 、または前記の如きシートの製造に使用される全ての他の熱可塑性材料となすこ とができる。シートの折返し部分内に一体化されるひもは、シートの材料とは異 なるものとなすことができるが、製造、組立および再用上の理由からシートおよ びひもは同じ材料となすことが望ましい。
【0017】 好適な1実施例においては、シートはアングロサクソン“スパンボンド”と称 されるポリエステル(溶解法)、ポリエチレンまたはポリプロピレンの不織布に よって形成され、この最後の材料は特に好まれる。前記ポリプロピレンは“Luru gi”(登録商標)法により、または“ S−TEX ”(登録商標)法によって調製す ることができる。ひもはなるべくはポリプロピレンの押出しによって形成され、 断面が平らとなるようにされる。
【0018】 通常は矩形または方形のシートは、少なくともその平行な両縁、一般的には縦 縁に折返し部分が形成される。しかしながらシートはその各側に同様な折返し部 分を有するものとなし得ることは明らかで、この実施態様はシートが大きな幅、 たとえば10または20メートルなる幅を有する場合に必要である。
【0019】 折返し部分は三つの異なる態様で形成することができる。すなわちシートの縁 を折りたたんで折返部分を形成し、このようにして形成された折り目の内方縁を 、その下方に位置するシート部分と組合わせ、導管または鞘が形成されるように し、これを形成する時に折返し部分内に、これとほぼ同じ長さのプラスチックの ひもを通し、その内部を自由に滑り得るようにする。
【0020】 図3および4はこの折返し部分2の形成方法を示すもので、ひも3を定位置に 置いて、これと同時にシート1の縁6を折りたたみ、次いで折り目6の内端を、 この縁の下に位置するシート部分と結合する。この二つの作業はなるべくは連続 的に行われ、その速度は毎分40乃至150mとなるようにされる。図に示され たひもは、なるべくはその幅が2乃至10mm、その厚さが1乃至5mmとなる ようにされ、折り目はその深さが、たとえば1乃至10cmとなるようにされる 。
【0021】 組立ては超音波作用、折り目下縁とシート本体との縫合、ししゅう、カレンダ ーかけ、熱融合、または接着によって行われるが、特に最後の作業方式の有利な ることが認められている。縫合または接着はシートおよびひもと同じ材料を介在 させて行うことが望ましい。
【0022】 なお図5に示される如く、折返し部分2はシート1の各縦縁または四つの縁の 上に、不織布よりなる同じ長さの帯状片7を載置し、この帯状片の縦縁をそれぞ れその下に位置するシート部分と結合し、この帯状片とシートの縁との間に導管 または鞘が形成されるようにし、形成作業が行われる時にこの折返し部分内に、 同じ長さのプラスチック材料よりなるひも3を挿入する。プラスチック材料の帯 状片7はシートおよびひもと同じ材料によって形成することが望ましい。縁の組 立ては前記のようにして行われる。
【0023】 図6に示される如く、シート1の縁6を、不織布によって前もって形成された 管または鞘8と組合わせて折返し部分2を形成し、この中に同じ長さのプラスチ ックよりなるひも3を入れ、前述の如き態様で折返し部分2を組立てるが、管ま たは鞘8は、シートおよびひもと同じ材料によって形成することが望ましい。
【0024】 使用前のシートは心棒に巻かれたロールの形をなしていることが多い。シート を拡げるには手による場合と、機械を使用する場合とがある。幅の狭い、たとえ ば0,90乃至3,60mの幅を有するシートの、厳密な意味での取付けは、こ れを拡げて地面の上に置き、杭を地面に打込んだ時に完了する。幅の広い、たと えば10乃至20mの幅を有するシートの場合は、製造の時点において、シート を心棒に巻取る前に、幅の方向に折りたたむ。したがってその取付けはシートを 機械によって拡げ、その縁の一つを地面に固定し、次いで他の縁を引張ることに よってシートをさらに拡げ、最後にこの縁を地面に固定する。
【0025】 心棒にシートを巻付けることは、杭をシートと共に販売せんとする時に、この 杭の包装を楽に行い得ると言う利点がある。この場合は心棒はその両端に、杭を 入れる金属またはプラスチック材料のキャップを有し、該杭の上方部分にはフッ クが形成され、またはフックが取付けられている。
【0026】 この端部杭は各シート毎に4個設けられるが、シートの取り付け時には相当の 引張力が加えられ、かつ設置後も風圧を受ける。したがって十分な直径と、抵抗 の大きな材料、たとえば鍍金された材料を選択するのが普通である。杭の上端部 分には閉鎖リングを設け、これにひもを取付けるようになすことができる。フッ クは杭の上方部分に形成することが望ましい。端部杭はたとえばその長さを50 cmとなすことができる。
【0027】 1実施例によれば、上方部分がフックの形をなした中間杭は、折返し部分の任 意の位置において地面に打ち込まれ、この時満たすべき唯一の条件は、杭が折返 し部分を貫通し(破り)、該折返し部分内にひも3を取り込むようになすことで ある。このようにすればひもは“自由に閉じ込められ”、換言すればひもは中間 杭のフックによって保持されるが、このフックの横方向には自由に滑り得るよう になる。
【0028】 なおこの固定方法によれば、畑の上に二つのシートを、縁と縁が接するように 載置することができ、この場合は一つのシートの折返し部分を、他のシートの折 返し部分の上に配置し、これら二つの縁を、共通の中間固定機構および共通の端 部杭によって同時に地面に固定する。したがって一連の杭または“アグリルシス テム”に要する費用を軽減し得るばかりでなく、死空間が残るのは二つのシート の間だけであるから畑の利用面積が大となる。
【0029】 本考案によるシートの主用途は、畑の上に直接設置する場合も、植物の上に設 置する場合も、水平に使用され、この時ひもは担持構造上に固定される。
【0030】 新規なシートは特に次ぎの場合に有用である、 −寒気に対する防御(野菜、葡萄、苗木、芝草の栽培)、 −鳥類に対する防御(野菜、葡萄、苗木、芝草の栽培)、 −昆虫に対する防御、および −雹に対する防御。
【0031】 地面に対するこの固定方法は、普通の固定方法に比し多くの利点がある。 先ずシートの表面を有効に使用し得ることである。その理由はシートの表面が 保護すべき表面と正確に対応し、これは不織布またはフイルムの縁を、土壌粒ま たは“アグリルシステム”(登録商標)によって埋設または固定する場合には期 待し得ないからである。在来の方法によってシートを地面に固定するために、2 5cmの横帯を固定用として保留せねばならぬことを考えれば、長さ250mな る本考案のシートの場合は125m2 だけより多く被覆することができる。さら に地面外部、すなわちシートの縁を覆うために保留される地面に対する二つの横 帯(少なくとも幅が25cm)を必要としなくなる。幅が6,50または12, 75mなるシートの場合は、利用面積の利得はそれぞれほぼ8%および4%であ り、地面の場合は少なくとも15%および8%である。
【0032】 取付けを行う時の、シートの取扱い、特に把持操作は容易である。事実この作 業はひもと、補強部分を構成する折返し部分とによって行われる。シートを位置 決めする時には、ひもを引っ張ることができるから取付は敏速に行われ、縁の上 に土を載せる必要はない。これによって現場における時間の節約はほぼ50%に 達し、かつ在来のシートの場合に必要とされた作業員も3人または4人から2人 に減らすことができる。
【0033】 周知の如く、保護シートの効果は栽培の保険衛生状態の進歩に関連する。さら に栽培期間中にシートの下を規則正しく制御し得ることが重要である。この新規 なシートによれば、折返し部分およびひもによってシートの縁を持上げ、かつこ れを元の状態に戻すことによって制御を容易に行うことができる。
【0034】 シートを持上げる時には、その取扱いおよび巻取りはひもを把持することによ って行われ、この場合も在来のシートに比して、時間をほぼ20%節約すること ができる。縁の上に土を載せる必要はないから、シートの汚染はなく、光線の伝 達は損なわれず、かつシートの再用が容易となる。この利点は特に輸送および 洗浄を行う場合に重要である(リサイクル)。
【0035】 なお“アグリルシステム”(登録商標)または中間杭による横方向の固定によ って、位置決めを全く自由に選択し得ると言う利点が得られ、事実この目的のた めに前もって孔、または特定の場所を定めることは行われない。
【0036】 したがってはと目で補強した縁によって行われる既知の固定方法に比して、明 らかに優れたシステムが得られる。その理由は在来の固定方式においては、引張 力がはと目のレベルだけで伝達されるようになっているからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】二つの平行縁に折返し部分を有する、シートを
示す図。
【図2】四つの縁に折返し部分を有する、シートを示す
図。
【図3】折返し部分の形成方法を示す図。
【図4】折返し部分を形成する他の方法を示す図。
【図5】シートの4つの縁に、不織布の帯状片を結合し
て折返し部分を形成する方法を示す。
【図6】予備成形品を使用して折返し部分を形成する方
法を示す図。
【符号の説明】
1 シート 2 折返し部分 3 ひも 4 杭 6 平行縁 7 帯状片 8 管

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不織布または不織布を基礎とする材料よ
    りなるシート(1)で、農作業を天候の影響および害虫
    等の作物荒らしから保護し、かつその再用が可能なシー
    トにおいて、少なくとも二つの平行縁(6)が折返し部
    分(2)を有し、該折返し部分内にこれとほぼ同じ長さ
    のひも(3)が、摺動自在に挿入され、前記シートが場
    合によっては幅の方向に折返され、かつ固定杭(4)を
    含む心棒に巻付けられていることを特徴とするシート。
  2. 【請求項2】 不織布およびひもがそれぞれプラスチッ
    ク材料、たとえばポリオレフイン、ポリエステル、ポリ
    アミドまたは重合ビニリックよりなっている、請求項1
    記載のシート。
  3. 【請求項3】 折返し部分(2)がシート(1)の縁
    (6)をシート自体の上に折返し、かつこれと結合する
    ことによって形成され、該折返し部分内にひも(3)を
    通す導管が形成されるようになっている、請求項1また
    は2記載のシート。
  4. 【請求項4】 折返し部分(2)がシート(1)の縁
    (6)を、それぞれこれと同じ長さを有する不織布の帯
    状片によって覆い、かつこの帯状片を前記縁に結合し、
    シートの各縁と帯状片との間に導管が形成されるように
    し、この導管にひも(3)が通される、請求項1または
    2記載のシート。
  5. 【請求項5】 折返し部分がシート(1)の縁(6)
    を、それぞれ不織布によって前もって形成された管また
    は鞘と結合することによって形成され、この管の中にこ
    れと同じ長さのひも(3)が通される、請求項1または
    2記載のシート。
  6. 【請求項6】 心棒がその両端にキャップを有し、該キ
    ャップ内に金属またはプラスチック材料よりなる杭が入
    れられ、この杭の頂部がフックとして形成され、または
    これにフックが装架されている、請求項1または2記載
    のシート。
JP5404493U 1992-10-05 1993-10-05 栽培用シート Pending JPH0650442U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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FR9211803A FR2696314B1 (fr) 1992-10-05 1992-10-05 Nappe de protection pour l'agriculture et l'horticulture.
FR9211803 1992-10-05

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JP (1) JPH0650442U (ja)
DE (1) DE9315093U1 (ja)
ES (1) ES1025888Y (ja)
FR (1) FR2696314B1 (ja)
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