JP5704475B1 - 熱帯果樹用栽培ポットおよびこれを用いた熱帯果樹の栽培方法 - Google Patents

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【課題】ビニールハウス内でマンゴー等の熱帯果樹を栽培する際に生じる問題点を全て解決できる技術を提供する。【解決手段】耐根性および透水性を有する不織布で形成され、上面が開口した筒状の袋体と、前記袋体の開口部に設けた蓋体と、前記袋体の開口部の外周に設けた熱帯果樹の枝を牽引可能な部材とを、備えた熱帯果樹用栽培ポットであって、前記蓋体が、耐根性および透水性を有する不織布で形成され、かつ、少なくとも一部が開閉可能に形成されたものである、ことを特徴とする熱帯果樹用栽培ポットおよび前記熱帯果樹用栽培ポットの袋体の内部に培養土と熱帯果樹を入れ、熱帯果樹の枝を牽引しながら栽培することを特徴とする熱帯果樹の栽培方法。【選択図】図3

Description

本発明は、マンゴー等の熱帯果樹用の栽培ポットおよびこれを用いた熱帯果樹の栽培方法に関する。
マンゴー等の熱帯果樹の果実(トロピカルフルーツ)は、鮮やかな色や外見、食感、味等に特徴があるため人気があるが、その栽培は難しいことが知られている。例えば、マンゴーは、日本においては、10〜30mになる樹高と、受粉時期が梅雨時期と重なるため路地栽培が難しかった。また、マンゴーは、樹木の生育期には土壌にたっぷりと水を与える必要があるものの、果実の甘みを増加させるためには土壌を乾燥気味にする必要があり、水分の管理も必要である。そのため、マンゴーの栽培は、接ぎ木や枝の牽引等により樹高を低くして、ビニールハウス内で行うことが一般的である。
しかし、ビニールハウス内の地面に直接マンゴーを植えて栽培しても、やはり、水分の管理が難しく、また、ビニールハウスに台風、ひょう、雪等の自然災害により被害があったとき、容易に移動できないという問題があった。
また、マンゴーの樹高を低くするために、ビニールハウス内の地面に牽引用の器具を固定しなければならないが、これらの器具は通常鉄パイプを組んで作製されており、マンゴーの世話をする際に、服等に引っかかり危険である。
更に、樹高を低くしても、従来の栽培法では、根の下には耐根性のシートを引いているものの、土壌表面は何も覆わないため、土壌にいる病原体等が、水やりの際に跳ねて、樹木や果実が病原体で汚染され、病気になり易いという問題があった。
ところで、マンゴーを栽培するポットとしては、例えば、上下が開口された筒状で且つ外周に網目を有する枠体の内周に、不織布を巻付け、マンゴーが植樹された布製ポットを前記枠体(1)の内部に配置させると共に該枠体と前記布製ポットとの間に培養土を充填させ、且つ、フォークリフトが使用可能な栽培用パレットの上面に不織布を敷設した上に、前記枠体を載せたものが提案されているが(特許文献1)、このものでは上記問題点の全ては解決できていない。また、マンゴー以外の熱帯果樹の栽培においても同様の問題があるが、未だこのような問題は解決できていない。
特開2009−17828号公報
従って、本発明は、ビニールハウス内でマンゴー等の熱帯果樹を栽培する際に生じる上記問題点を全て解決できる技術を提供することを課題とした。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、特定の性質の不織布で形成され、上面を開口可能な蓋体で覆い、開口部の外周に熱帯果樹の枝を牽引可能な部材を備えることで、上記問題点を全て解決できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、耐根性および透水性を有する不織布で形成され、上面が開口した筒状の袋体と、
前記袋体の開口部に設けた蓋体と、
前記袋体の開口部の外周に設けた熱帯果樹の枝を牽引可能な部材とを、
備えた熱帯果樹用栽培ポットであって、
前記蓋体が、耐根性および透水性を有する不織布で形成され、かつ、少なくとも一部が開閉可能に形成されたものである、
ことを特徴とする熱帯果樹用栽培ポットである。
また、本発明は、上記熱帯果樹用栽培ポットの袋体の内部に入れた培養土に熱帯果樹を植栽し、当該熱帯果樹の枝を牽引しながら栽培することを特徴とする熱帯果樹の栽培方法である。
本発明の熱帯果樹用栽培ポットは、ポット内でマンゴー等の熱帯果樹の栽培が可能であり、また、ポット自体に枝を牽引可能な部材が設けられているため、樹高を低くしたり、果実への日当たりを良くすることも容易にできる。
本発明の熱帯果樹用栽培ポットは、ポット自体が耐根性および透水性を有する不織布で形成されているため、水分の管理が容易であり、また、ポット内への酸素の侵入も容易である。また、本発明の熱帯果樹用栽培ポットの蓋は土壌表面を覆うため、土壌にいる病原体等が、水やりの際に跳ねて、樹木や果実を汚染し、病気になることはない。更に、本発明の熱帯果樹用栽培ポットは、蓋の少なくとも一部が開閉可能に形成されたものであるため、培養土や苗木を入れるのも容易であり、また、幹の太さが太くなった場合も蓋の一部を開けることにより対応ができ、更に、水や肥料を与える際には、蓋の一部のみを開閉して与えることができる。
そして、本発明の熱帯果樹用栽培ポットを利用して熱帯果樹を栽培すれば、樹木や果実が汚染され、病気になることがないため、高品位の果実を得ることができると共に、果実が得られる年数が長くなる。
具体的に本発明には以下の効果がある。
(1)土壌にいる病原体等による汚染がなく、病気になることがないので無農薬栽培が可能
(2)ポット内に酸素が入りやすいため好気性菌の増殖が旺盛となり、肥料効果が高くなる
(3)最高級品質の果実生産が可能
(4)肥料のコントロールが容易
(5)開花の時期をコントロール可能
(6)ハウス内で栽培するため温度調整が容易
(7)本発明の熱帯果樹用栽培ポットは、地上に露出しているため、燃料費が削減可能
(8)枝を牽引可能な部材をリング状にしているため服等を引っかける危険性がなく安全
(9)作業時間の短縮
(10)本発明の熱帯果樹用栽培ポットで栽培すると、熱帯果樹の直根が退化して、細根が倍増し、細根の働きで栄養吸収が盛んになり、果実が甘く美味しくなる
(11)直根が退化したことにより、生殖成長に代わり、花芽分化し易い
(12)本発明の熱帯果樹用栽培ポットは保水能が高いため、急にしおれたり、枯れたりしない
(13)従来のポット栽培では、ポットの縫い目から根が抜けて地中に伸びるため、台の上にポットを置いて栽培していたが、本発明の熱帯果樹用栽培ポットでは根が伸びないため台が基本的に不要であるが、更に、耐根性および透水性を有する不織布をポットの下に敷けば台は全く不要となる。
以下、本発明の一態様を示す図面と共に、本発明の説明を続ける。
図1は、本発明の熱帯果樹用栽培ポット(以下、「本発明ポット」という)を示す図面である。図中、1は熱帯果樹用栽培ポット、2は耐根性および透水性を有する不織布で形成され、上面が開口した筒状の袋体、3は蓋体、3a〜3dは蓋体を開閉可能な部材、4は熱帯果樹の枝を牽引可能な部材、5は熱帯果樹の枝を牽引可能な部材の支持部材をそれぞれ示す。図2は、図1の本発明ポットを、3a〜3dで蓋体の中心から外側に向けて開いた状態を示す図面である。
本発明ポットを構成する袋体2は、耐根性および透水性を有する不織布で形成され、上面が開口した筒状のものである。この袋体2に用いられる耐根性および透水性を有する不織布としては、これらの性質を有していれば特に限定されないが、例えば、ルートラップシート30A、ルートラップシート40A(いずれも東レ製:ポリエステル長繊維の不織布:0.4g/m)等が挙げられる。袋体2は、上記不織布を縫製したものでもよいし、予め筒状(ポット状)に形成されたルートラップ(東レ製)等の市販品を利用してもよい。また、袋体2の大きさは特に限定されず、熱帯果樹の大きさに適宜あわせればよい。
また、袋体2の内周には断熱材(図示されていない)を設けてもよい。断熱材としては、例えば、発泡スチロール等が挙げられる。この断熱材を設けることにより温度管理が容易になる。
本発明ポットを構成する、蓋体3は、耐根性および透水性を有する不織布で形成され、かつ、少なくとも一部が開閉可能に形成されたものである。耐根性および透水性を有する不織布としては、これらの性質を有していれば特に限定されないが、例えば、ルートラップシート30A、ルートラップシート40A(いずれも東レ製:ポリエステル長繊維の不織布:0.4g/m)等が挙げられる。また、蓋体3の中央部には、樹木を通すための穴を開けておいてもよい。なお、蓋体3は袋体2の開口部に縫製して取り付けてもよいし、片開きチャック、両開きチャック、面ファスナー等で開閉可能に取り付けてもよい。
また、蓋体3は、少なくとも一部が開閉可能に形成されたものであり、このようにするためには、例えば、蓋体3を分割し、それらの各片を片開きチャック、両開きチャック、面ファスナー等の開閉可能な部材で結合すればよく、特に両開きチャック、面ファスナー等の両面開きで開閉可能な部材で結合することが好ましい。蓋体3の分割の方法は特に限定されず、例えば、中心から外側に向かって直線、波線、渦巻き等で分割してもよい。また、分割の数も特に限定されないが、3分割または4分割が好ましい。
本発明ポットを構成する、熱帯果樹の枝を牽引可能な部材4は、袋体2の開口部の外周に設ける。この熱帯果樹の枝を牽引可能な部材4は、枝を牽引するための、ひも、針金等を引っかけたり結んだりできるものであれば、特に限定されず、例えば、棒状、板状、フック状、リング状等の形状ものが挙げられる。これらの中でも服等を引っかける危険性がないことからリング状のものが好ましく、特に袋体2の外周と同形状のリング状のものが安全性や袋体2の形状を維持することにも役立つため好ましい。また、部材4の材質は、枝を牽引可能な強度を有するものであれば特に限定されず、例えば、アルミ、ガルバリウム、ステンレス、鉄等である。更に、部材4のうちリング状のものは、例えば、農業用ハウスに用いられるパイプをリング状に曲げ、溶接等でパイプの両端を結合させたり、パイプの一端をしぼり加工して、それをもう一端のしぼり加工していない端に差し込んで結合させることにより作製することができる。なお、この熱帯果樹の枝を牽引可能な部材4は果樹の大きさにあわせて複数設けてもよい。
また、熱帯果樹の枝を牽引可能な部材4を、袋体2に固定する方法は特に限定されないが、例えば、熱帯果樹の枝を牽引可能な部材4の支持部材5を介して固定することが好ましい。この支持部材5の材質は特に限定されないが、例えば、袋体2および蓋体3で用いたのと同様の材質であることが好ましい。また、この支持部材5の形状は特に限定されず、例えば、リング状、ベルト状のもの等が挙げられるが、これらの中でもベルト状のものが好ましく、特に長さや高さが調整可能となるためバックルを付けたベルト状のものが好ましい。また、支持部材5を袋体2に固定する方法も特に限定されず、例えば、縫製等でよい。なお、この支持部材5も熱帯果樹の枝を牽引可能な部材4の大きさにあわせて複数設けてもよい。
更に、本発明ポットには、水や肥料を与えるための点滴チューブ、ポット内の水分量を計るための保水度計、温度変化に対応するためのネットや気泡シート等を設けてもよい。
以上説明した本発明ポットを用いれば、熱帯果樹を容易に栽培することができる。本発明ポットで栽培可能な熱帯果樹は、トロピカルフルーツが得られる熱帯果樹であれば特に限定されず、例えば、ドラゴンフルーツ、パパイア、アセロラ、ライチ、スターフルーツ、グァバ、カニステル、アテモヤ、ドリアン、マンゴスチン、マンゴー等が挙げられる。これらの熱帯果樹の中でも特にマンゴーが好ましい。また、本発明ポットであれば上記した熱帯果樹以外にもブラックベリー、ラズベリー、ブルーベリー等の様な木の高さが1〜3m位の低木の果樹も栽培することができる。
本発明ポットを用いて熱帯果樹を栽培する方法は、ビニールハウス内に本発明ポットを設置し、本発明ポットの袋体2の内部に培養土を入れ、これに熱帯果樹(苗木)を植栽し、この熱帯果樹の枝を牽引しながら栽培する以外は、特に限定されず、従来のポットを用いた熱帯果樹の栽培と同様にして栽培すればよい。また、熱帯果樹の枝の牽引の程度は特に限定されないが、例えば、枝の先端が水平に対して30〜40°上向き、好ましくは35°上向きになるよう牽引することが好ましい。
また、本発明ポットを用いて熱帯果樹を栽培する際に、ポットの下に、耐根性および透水性を有する不織布を敷くことにより、従来は必要であった、ポットを置く台が必要なくなる。
更に、本発明ポットを用いて熱帯果樹を栽培する際には、ビニールハウス内の地表面に除草や病害虫をよけるため、また、太陽光を反射し果実の色をよくするためのシートを敷いてもよい。このようなシートとしては、例えば、ホワイトアグリシートR(日本ワイドクロス株式会社製)等が挙げられる。
また更に、ビニールハウスの天井には、熱帯果樹の果実や、前記袋体の開口部の外周に設けた熱帯果樹の枝を牽引可能な部材を釣るためのフック、ワイヤー等を設けてもよい。
以下、実施例によって本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら制限されるものではない。
実 施 例 1
熱帯果樹用栽培ポットの作製:
ルートラップシート30A(東レ製)を裁断、縫製し、直径130cm、高さ45cmの円筒状で上部が開口した袋体を作製した。ルートラップシート30A(東レ製)を裁断して直径130cmの円形の部材を作製し、その中心に直径6.5cmの穴を開けた。次にこの円形の部材を中心から裁断して4分割した。4分割した部材の分割線に沿って両開きチャックを縫製で取り付けて蓋体を作製した。
幅7cm、長さ45cmに裁断したルートラップシート30A(東レ製)を折り込み、縫製し、36cm間隔でパイプを通す穴を有するパイプの保持部材を作製した。これを袋体の開口部の外周に縫製して4つ取り付けた。このパイプ保持部材に枝牽引用の直径130cmと190cmの2本のパイプを通した。なお、枝牽引用のパイプは、農業用ハウスパイプ(パイプ径1.9cm)の一端にしぼり加工をしたものを上記の直径となるように曲げ、パイプ保持部材の穴に通した後、しぼり加工をした端を、しぼり加工をしていないもう一端に差し込んで作製した。
次に、上記袋体の開口部と蓋体の外縁を縫製で取り付け、その後、この袋体の内周の全面に厚さ4cmの発泡スチロールの板を入れて、蓋体の両開きチャックを閉めて熱帯果樹用栽培ポットを作製した。
実 施 例 2
熱帯果樹用栽培ポットを用いたマンゴーの栽培:
ビニールハウス内の地表面の全面にホワイトアグリシートR(日本ワイドクロス株式会社製)を敷き詰めた後、直径150cm程度に裁断したルートラップシート30A(東レ製)を敷き、その上に実施例1で作製した熱帯果樹用栽培ポットを置いた。次に、前記ポットの蓋体の中心部から外周に向かって両開きチャックを開け、培養土を入れ、マンゴー(アーウィン種)の苗木を植栽した。その後、蓋体のファスナーを苗木に向かって閉めた。
その後、マンゴーの苗木の枝にロープを引っかけ、枝の先端が水平から35°上向きになるように牽引した状態で、ロープをパイプに固定した。これを複数箇所行った。このマンゴーの栽培状態の断面図を図3に示した。なお、図示しないが、ビニールハウスの天井にはワイヤーが張られていて、枝牽引用のパイプをこのワイヤーにかけたロープで釣って固定した。
この状態で通常のマンゴー栽培と同様にマンゴーを栽培したところ1年で結実した。なお、水や肥料は培養土中に設置した点滴チューブで与え、培養土中の水分量は、培養土中に設置した保湿度計で管理した。また、マンゴーが結実した際にはマンゴーが落ちないよう天井のワイヤーにかけたロープで釣った。この栽培方法で得られたマンゴーの糖度は20〜23°であり(通常は13〜16°)、また、マンゴー表面もきれいであり、高品質だった。更に、栽培期間を通じてマンゴーは病気にかからなかった。
以上の結果より、本発明の熱帯果樹用栽培ポットを利用することにより、水や肥料を与えやすく、水分量の管理も容易であり、作業性も向上することがわかった。また、栽培中に土壌の病原体による樹木や果実への汚染がなく、病気にもならないことから無農薬で高品位の果実が得られることもわかった。
本発明の熱帯果樹用栽培ポットはマンゴー等の熱帯果樹の栽培に好適に利用できる。
本発明の熱帯果樹用栽培ポットを示す図面である。 本発明の熱帯果樹用栽培ポットを、3a〜3dで蓋体の中心から外側に向けて開いた状態を示す図面である。 本発明の熱帯果樹用栽培ポットでマンゴーを栽培している状態を示す断面図である。
1 … … 本発明の熱帯果樹用栽培ポット
2 … … 耐根性および透水性を有する不織布で形成され、上面が開口した筒状の
袋体
3 … … 蓋体
3a〜3d … … 蓋体を開閉可能な部材
4 … … 熱帯果樹の枝を牽引可能な部材
5 … … 熱帯果樹の枝を牽引可能な部材の支持部材
6 … … マンゴーの苗木
7 … … マンゴー果実
8 … … ロープ
9 … … 断熱材
10 … … 培養土

以 上

Claims (6)

  1. 耐根性および透水性を有する不織布で形成され、上面が開口した筒状の袋体と、
    前記袋体の開口部に設けた蓋体と、
    前記袋体の開口部の外周に設けた熱帯果樹の枝を牽引可能な部材とを、
    備えた熱帯果樹用栽培ポットであって、
    前記蓋体が、耐根性および透水性を有する不織布で形成され、かつ、前記蓋体は、蓋体の中心から外側に向かって分割され、各片は両開きチャックまたは面ファスナーで結合され、開閉可能に形成されたものである、
    ことを特徴とする熱帯果樹用栽培ポット。
  2. 袋体の開口部の外周に設けた熱帯果樹の枝を牽引可能な部材が、リング状である請求項1記載の熱帯果樹用栽培ポット。
  3. 筒状の袋体の内周に断熱材を設けたものである請求項1記載の熱帯果樹用栽培ポット。
  4. マンゴー栽培用である請求項1〜の何れかに記載の熱帯果樹用栽培ポット。
  5. 請求項1〜の何れかに記載の熱帯果樹用栽培ポットの袋体の内部に入れた培養土に熱帯果樹を植栽し、当該熱帯果樹の枝を牽引しながら栽培することを特徴とする熱帯果樹の栽培方法。
  6. 熱帯果樹がマンゴーである請求項記載の熱帯果樹の栽培方法。
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