JP3160923U - 栽培用ベンチ - Google Patents

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雅之 大道
雅之 大道
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学校法人 拓殖大学
学校法人 拓殖大学
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Abstract

【課題】軽量かつ折りたたみ可能、安価、設置容易で、終了後は折りたたみ収納可能な栽培用ベンチを提供する。【解決手段】直管を用いてベンチ部1、底部2、脚部3を構成し、L字の連結部4で各部を連結し、脚部3の中央を連結ボルト5で結合する。非透水性ビニール7をベンチ部1に掛け渡して固定し、栽培ベットシートとする。底部2を構成する直管が開きすぎないように開閉調節ハウスバンドで固定する。非透水性ビニール7上に載せる栽培用培土は軽量培土を使用し、深さが例えば20cmになるように敷き詰め、イチゴ苗16を定植後は潅水チューブ8を設置し、適宜の遮光資材9でマルチを行う。栽培ベットシートの底部に穴を開け、栽培ベンチの下部に脚部3の交差を利用して排水用のシート10を設置する。排水された廃液は、例えば廃液槽で受けて処理すればよい。【選択図】図2

Description

本考案は、パイプ及び非透水性ビニールからなる折りたたみができる栽培用ベンチに関する。
イチゴ高設栽培等に用いる栽培用ベンチについては近年多くの提案がなされている。
特開2000-201541号公報 特開平07-327495号公報
しかし、いずれの栽培用ベンチも、固定式で恒久的な長期利用を前提としている。そのため設置に時間が掛かり、費用も高価で栽培後の後片付け・移動などが容易ではないという問題点がある。
本考案は、全体の軽量化、組み立て加工の容易化、持ち運びの可能化を図るため、重量の重くなる部分について最低限の強度のハウスパイプの直管を使用し、栽培ベンチ部にも軽量な非透水性ビニール等と市販の軽量培地を使用することを最も主要な特徴とする。
本考案により、軽量化、組み立て及び使用後の始末の容易化と持ち運び可能化を実現できる栽培用ベンチを提供できる。
本考案の一実施例に係る栽培用ベンチの基本構造を示す斜視図 図1に示した栽培用ベンチをイチゴ高設栽培用ベンチとして用いた例を示す斜視図 図2の例の正面図 栽培終了後に折りたたんで移動させ イチゴ高設栽培ベンチの栽培例を示す図
本考案は、重量の重くなる部分について最低限の強度のハウスパイプの直管を使用し、栽培ベンチ部にも軽量な非透水性ビニール等と市販の軽量培地を使用する。このことで、全体の軽量化を図れる。また組み立て加工の容易化だけでなく、持ち運びを可能にすることを実現し、さらには培地の処理後は折りたたんで容易に移動可能にする。
図1において、1はベンチ部、2は底部、3は脚部、4は連結部、5は連結ボルト、6は開閉調節ハウスバンド、7は栽培用ベンチ部1に掛ける非透水ビニールである。
図1に示すように、本考案に係る栽培用ベンチ15は、例えば市販のハウスパイプ直管を用いてベンチ部1、底部2、脚部3を構成し、同じく市販のハウスパイプを万力等でL字に曲げ加工して連結部4として使用して前記各部1〜3を連結し、脚部3の中央を連結ボルト5で結合する。
次に、図2に示すように、非透水性ビニール7をベンチ部1に掛け渡し、市販のパッカー11で固定して栽培ベットシートとし、栽培ベンチ15を構成する。そして、底部2を構成するハウスパイプ直管が開きすぎないように開閉調節ハウスバンド6で固定する。
非透水性ビニール7上に載せる栽培用培土14は、例えば市販の軽量培土(例:ココベット(商標)、籾殻燻炭など)を使用し、図3に示すようにベンチ部1の中心部で深さが例えば20cmになるように敷き詰め、イチゴ苗16を定植後は潅水チューブ8を設置し、適宜の遮光資材9でマルチを行う。そして、栽培ベットシートの底部を構成する非透水性ビニール7に20cmおきにフォーク等で穴を開け、栽培ベンチ15の下部に脚部3の交差を利用し排水用のシート10を設置する。なお図中12は遮光資材9を止めるためのパッカー、13は排水用のシート10を止めるためのパッカーである。なお排水された廃液は、例えば廃液槽で受けて処理すればよい。
上記工程を経て完成した本考案に係る栽培用ベンチ15は、長さが例えば2mないし2.5mのベンチで、脚部3には標準的には1.2m程度の高さで長さ1.4mの直管を使用する。これを基本とすると、標準的には例えば15から20株のイチゴを栽培可能となる。栽培希望株数によりこの本考案に係る栽培用ベンチ15を並べていくことにより容易に栽培株数が確保できる。なお、潅水は水槽等にためた養液をモーターポンプ等で潅水チューブ8を使用して自動潅水すれば良い。
そして図4に示すように、栽培終了後は栽培用ベンチ15全体をしばらく乾燥させた後、マルチ用の遮光資材9をはがし、植えたイチゴ苗16の株を抜き取り、水分のなくなった栽培用培土14を廃棄し、ベンチ部1、底部2、脚部3等の基本的な構成部分を折りたたんで移動させ、収納することができる。なお、非透水ビニール7は要すればベンチ部1に取り付けたままでも良いが、収納することを考慮すれば取り外した方が良いことはもちろんである。
すなわち本考案の栽培用ベンチは、軽量化、折りたたみ可能化を図ったことで、例えばイチゴの高設栽培への導入に対して躊躇していた使用者やその他野菜の養液栽培が高価であるとの認識であった使用者に対して、設置が簡単で容易にイチゴ高設栽培その他の養液栽培の導入が可能になるという、実用性に優れたものである。また、従来固定された恒久的な施工の栽培システムと異なり、栽培終了後は折りたたんで収納し、それによって空いたハウスでの他の作物の栽培を可能にするなど、栽培の選択制を拡大させ得る。なお、本考案に係る栽培用ベンチは、イチゴのみならず、トマト、キュウリ等の栽培や草花栽培などにも使用可能である。トマトなど多段栽培を行う果菜類ではベンチの高さを例えば40cmとすると50cmの長さの直管を脚部に使用し、同様の背の低い栽培ベンチを作成し栽培に供し得る。
またなお、栽培用ベンチ15の長さ及び高さは使用するハウスパイプ直管等の資材の長さで自在に調節が可能であるが、使用培土によっては重量と直管強度との関係で制約が生じることがあり得る。また栽培に当たっては、縦に栽培用ベンチを並べて栽培することも、横に縦列に並べて栽培することもともに可能であり、草花などは高さの異なるベンチを並べることにより奥行きや彩りの調節が容易になる。
1:ベンチ部
2:底部
3:脚部
4:連結部
5:連結ボルト
6:開閉調節ハウスバンド
7:非透水ビニール
8:潅水チューブ
9:遮光資材(被覆用遮光マルチ)
10:排水用シート
11〜13:パッカー
14:栽培用培土
15:栽培用ベンチ
16:イチゴ苗

Claims (3)

  1. パイプハウス用直管と非透水性ビニール資材等のシート材を使用して組み立てた軽量で折りたたみが可能な持ち運びのできる栽培用ベンチであって、
    複数本の直管材を4本使用してベンチ部と底辺部に用い、脚部には使用者の作業姿勢にあわせた長さの直管をさらに4本使用し、ベンチ部、底部、脚部をなす直管を、L字に曲げた連結管で連結し、脚部の交差部位をボルト止めし、底部の開閉をハウスベルトで調節して安定させ、
    前記ベンチ部に栽培ベットシートを固定し、該栽培ベットシートの中心部を適宜の深さが確保できるようにし、該栽培ベットシート上に、栽培用培土を載せ得るようにしてなる
    ことを特徴とする栽培用ベンチ。
  2. 栽培時に自動点滴、潅水、養液栽培を行うための潅水チューブ等を備え、排水は排水用シートを脚部の交差上に設置し、栽培シートに穴から自然排水可能としてなることを特徴とする請求項1の栽培用ベンチ。
  3. 栽培終了後に、前記直管で形成した部材及びシート材以外の部材、栽培用培土等を取り除き、該直管で構成した部分及びシート材を折りたたみ可能としてなることを特徴とする請求項1または2の栽培用ベンチである。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015092842A (ja) * 2013-11-11 2015-05-18 株式会社タカショー プランター
KR20150121811A (ko) * 2014-04-22 2015-10-30 김남준 딸기용 고설 재배대
JP2021136958A (ja) * 2020-03-06 2021-09-16 徳農種苗株式会社 高設栽培用の架台

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