JP2002095362A - 保温用シート、保温用構造体、暖空気の製造方法および暖空気の室内循環方法 - Google Patents

保温用シート、保温用構造体、暖空気の製造方法および暖空気の室内循環方法

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JP2002095362A
JP2002095362A JP2000290023A JP2000290023A JP2002095362A JP 2002095362 A JP2002095362 A JP 2002095362A JP 2000290023 A JP2000290023 A JP 2000290023A JP 2000290023 A JP2000290023 A JP 2000290023A JP 2002095362 A JP2002095362 A JP 2002095362A
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sheet
heat
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rectangular resin
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Shinpei Yu
伸平 友
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽熱を有効に利用して室内を暖める。保温
性を高め、換気も可能として、冬期の暖房費を節約す
る。 【解決手段】 矩形状樹脂シート1−1と1−2とを重
ね周囲を接着する。中央部1−3に、空気通路AL1−
ALnを形成し、空気通路AL1−ALnの一端を連絡
する連絡空気通路LA1に空気注入口1−4を設け、他
端を連絡する連絡空気通路LA2に空気吐出口1−5を
設ける。保温用シート1で室内を覆い、空気注入口1−
4から保温用シート1へ外気を吹き込み、保温用シート
1で暖められた外気を空気吐出口1−5から吐出し、室
内に流入させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、農業用ビニール
ハウスに用いて好適な保温用シート、保温用構造体、暖
空気の製造方法および暖空気の室内循環方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、農業用ビニールハウスとし
て、ドーム状に構築したフレーム構造に農業用軟質フィ
ルム(塩化ビニールフィルム、ポリエチレンフィルム、
エチレン酢酸ビニール、共重合フィルムなど)を被せた
ものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の農業用ビニール
ハウスは、フレーム構造に農業用軟質フィルムを単に被
せているのみであり、すなわち農業用軟質フィルムの1
層構造であるので、室内の保温性が充分ではない。特
に、北海道などの寒冷地では、冬期、夜間の室内の温度
が外気温度まで下がり、作物の栽培には放熱防止被覆と
暖房が必要となる。暖房には大量の燃料を必要とし、採
算性が悪い。このため、寒冷地では、冬期、農業用ビニ
ールハウスはほとんど遊休施設になっている。
【0004】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、太陽熱を有
効に利用して室内を暖めることができ、保温性が高く、
換気も可能で、冬期の暖房費を節約することのできる保
温用シート、保温用構造体、暖空気の製造方法および暖
空気の室内循環方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の保温用シートは、ほゞ同じ寸法の第
1および第2の矩形状樹脂シートの周囲を全周にわたっ
て接着し、中央部に、複数条の平行な空気通路と、この
複数条の空気通路の両端で各空気通路を連絡する第1お
よび第2の連絡空気通路とを形成し、第1および第2の
連絡空気通路のいずれかを構成する第1あるいは第2の
矩形状樹脂シートに空気注入口を形成したシート材を少
なくとも1個備えたものである。この発明によれば、保
温用シートを太陽光にさらすことにより、注入されてい
る空気が暖められる。この保温用シートで室内を覆え
ば、暖空気のエアカーテンが作られ、保温用シートで覆
われた室内の加温および保温が図られる。
【0006】保温用シートに空気吐出口を設ければ、空
気注入口から注入された空気が複数条の空気通路を経て
空気吐出口に至る間に太陽熱で暖められ、暖められた空
気が空気吐出口から出て行く。本発明の暖空気の製造方
法では、この暖められた空気を室内に吐出する。この場
合、保温用シートへ外気を送風注入するようにすれば、
保温用シートで覆われた室内には、空気吐出口から吐出
される暖められた新鮮な空気が流れ込む。夜間や曇天日
には、空気吐出口からの空気の吐出を中断し、室内を暖
空気のエアカーテンで密閉して、保温性を高める。
【0007】なお、保温用シートに空気吐出口を設けな
い場合でも、矩形状樹脂シートを多孔質材とすれば、多
孔質の孔から暖気が漏れ出る。この場合、保温用シート
の空気注入口から外気を送風注入するものとすれば、保
温用シートで覆われた室内には、空気吐出口を設けた場
合と同様にして、暖められた新鮮な空気が流れ込む。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。 〔保温用シート〕図1(a)はこの発明の一実施の形態
を示す保温用シートの平面図である。図1(b)は図1
(a)におけるA方向から見た部分断面図、図1(c)
は図1(a)におけるB方向から見た部分断面図であ
る。
【0009】この保温用シート1は、矩形状樹脂シート
1−1と1−2とにより構成され、矩形状樹脂シート1
−1と1−2とを重ね、その周囲を接着している。これ
により、矩形状樹脂シート1−1,1−2の周囲には、
全周にわたって接着されたフランジ1a〜1dが形成さ
れている。
【0010】本実施の形態において、矩形状樹脂シート
1−1,1−2は、同一材料および同一厚さのものを使
用している。この例では、農業用軟質フィルム(塩化ビ
ニールフィルム、ポリエチレンフィルム、エチレン酢酸
ビニール、共重合フィルムなど)を使用し、その厚さは
0.05〜0.1mmとしている。また、保温用シート
1の幅Wは2m、長さLは約3mとされ、フランジ1a
〜1dにおける接着部Sa〜Sdの接着幅W1は20m
mとされている。
【0011】保温用シート1の中央部1−3には複数条
の空気通路AL1−ALnが形成されている。この空気
通路AL1−ALnは、矩形状樹脂シート1−1と1−
2とを、保温用シート1の長辺1eとほゞ平行に接着す
ることによって形成されている。図1(a)において、
SL1〜SLn-1は接着部であり、この接着部SL1〜
SLn-1を仕切部として空気通路AL1−ALnが作ら
れている。この接着部(仕切部)SL1〜SLn-1のピ
ッチP1は100mm、接着幅W2は8mmとされてい
る。また、空気を満杯に注入した状態において、空気通
路AL1−ALnの厚さDはほゞ30mmとなる。
【0012】また、保温用シート1の中央部1−3に
は、空気通路AL1−ALnの一端を連絡する第1の連
絡空気通路LA1と、空気通路AL1−ALnの他端を
連絡する第2の連絡空気通路LA2が形成されている。
第1の連絡空気通路LA1には空気注入口1−4が設け
られ、第2の連絡空気通路LA2には空気吐出口1−5
が設けられている。なお、この保温用シート1におい
て、接着部Sa〜Sdや接着部SL1〜SLn-1は、注
入された空気圧によって剥離しないように強固に接着さ
れていることは言うまでもない。
【0013】図2は図1に示した保温用シート1をシー
ト材とし、このシート材を長手方向へ連結した保温用シ
ートの平面図である。この保温用シート2は第1のシー
ト材1Aと第2のシート材1Bとにより構成され、シー
ト材1Aとシート材1Bとをフランジ1aを介して連結
した形とされている。
【0014】〔保温用構造体〕図3は上述した保温用シ
ート1および2を使用した農業用ビニールハウスの要部
を示す正面断面図である。この農業用ビニールハウス3
は2重構造とされ、外側のフレーム構造3−1と内側の
フレーム構造3−2とを有し、外側のフレーム構造3−
1には従来と同様にして農業用軟質フィルム4が被せら
れている。これに対し、内側のフレーム構造3−2に
は、上述した保温用シート1や2が被せられている。
【0015】この例では、図4に示すように、屋根部に
は保温用シート2が使用され、側面部には保温用シート
1が使用されている。保温用シート1や2はフレーム構
造3−2にパッカーと呼ばれる固定部材を用いて取り付
けられている。
【0016】また、フレーム構造3−2には、屋根部に
連絡パイプ5−1が、左側面部に連絡パイプ5−2およ
び5−3が、右側面部に連絡パイプ5−4および5−5
が設けられている。連絡パイプ5−1はパイプ6を介し
て送風機7と接続されている。日中は、後述するよう
に、送風機7からの外気をパイプ6を介して連絡パイプ
5−1に吹き込む。連絡パイプ5−1の末端は閉塞され
ており、その管路の途中には、送気口が所定間隔で設け
られている。
【0017】図5(a)に図4におけるA部の断面構造
を示す。連絡パイプ5−1には、その長さ方向に所定間
隔で、送気口5−1a,5−1bが設けられている。屋
根部に取り付けられた保温用シート2は、連絡パイプ5
−1を跨いで被せられ、シート材1Aの空気注入口1−
4がチューブ8−1を介して連絡パイプ5−1の送気口
5−1aに接続され、シート材1Bの空気注入口1−4
がチューブ8−2を介して連絡パイプ5−1の送気口5
−1bに接続されている。
【0018】連絡パイプ5−2には、その両端開口部に
調節バルブ9および電磁弁10が設けられており、その
管路の途中には、送気口が所定間隔で設けられている。
図5(b)に図4におけるB部の断面構造を示す。連絡
パイプ5−2には、その長さ方向に所定間隔で、送気口
5−2a,5−2bが設けられている。
【0019】屋根部に設けられた保温用シート2は、そ
のシート材1Aのフランジ1cが連絡パイプ5−2に巻
き付けられ、また左側面部に設けられた保温用シート1
は、そのフランジ1aが連絡パイプ5−2に巻き付けら
れ、連絡パイプ5−2に圧嵌されたパッカー11により
押さえられている。
【0020】また、屋根部に設けられた保温用シート2
のシート材1Aの空気吐出口1−5がチューブ8−3を
介して連絡パイプ5−2の送気口5−2aに接続され、
左側面部に設けられた保温用シート1の空気注入口1−
4がチューブ8−4を介して連絡パイプ5−2の送気口
5−2bに接続されている。
【0021】連絡パイプ5−3にも、連絡パイプ5−2
と同様に、その両端開口部に調節バルブ9および電磁弁
10が設けられており、その管路の途中には、送気口が
所定間隔で設けられている。図5(c)に図4における
C部の断面構造を示す。連絡パイプ5−3には、その長
さ方向に所定間隔で、送気口5−3aが設けられてい
る。
【0022】左側面部に設けられた保温用シート1は、
そのフランジ1cが連絡パイプ5−3に巻き付けられ、
連絡パイプ5−3に圧嵌されたパッカー11により押さ
えられている。また、左側面部に設けられた保温用シー
ト1の空気吐出口1−5がチューブ8−5を介して連絡
パイプ5−3の送気口5−3aに接続されている。
【0023】右側面部に設けられた連絡パイプ5−4お
よび5−5についても、左側面部に設けられた連絡パイ
プ5−2および5−3と同様に、その両端開口部に調節
バルブ9および電磁弁10が設けられ(図示せず)、連
絡パイプ5−4の送気口に保温用シート2のシート材1
Bの空気吐出口1−5および保温用シート1の空気注入
口1−4が接続され、連絡パイプ5−5に保温用シート
1の空気吐出口1−5が接続されている。
【0024】〔暖空気の製造〕図4において、日中は、
送風機7を駆動し、外気を連絡パイプ5−1に吹き込
む。また、連絡パイプ5−2や5−3,5−4,5−5
の両端開口部に設けられた電磁弁10を開く。調節バル
ブ9は必要に応じて調整する。
【0025】連絡パイプ5−1に吹き込まれた外気は送
気口5−1aおよび5−1bより吹き出される(図5
(a)参照)。送気口5−1aより吹き出された外気
は、チューブ8−1→空気注入口1−4の経路(左側の
経路)で、保温用シート2を構成するシート材1Aへ吹
き込まれる。送気口5−1bより吹き出された外気は、
チューブ8−2→空気注入口1−4の経路(右側の経
路)で、保温用シート2を構成するシート材1Bへ吹き
込まれる。
【0026】以下、左側の経路を辿って、暖空気が製造
され、室内12に吐出される様子を説明する(右側の経
路でも同様にして暖空気が製造され吐出される)。シー
ト材1Aへ吹き込まれた外気は、複数条の空気通路AL
1〜ALnを経て空気吐出口1−5に至る間に太陽熱で
暖められ、暖められた空気(暖空気)が空気吐出口1−
5から出て行く。
【0027】この空気吐出口1−5から吹き出された暖
空気は、チューブ8−3→送気口5−2aの経路で(図
5(b)参照)、連絡パイプ5−2内に吹き込まれる。
連絡パイプ5−2内に吹き込まれた暖空気は、その一部
が送気口5−2bから吹き出される。また、連絡パイプ
5−2の管路内を通り、その両端開口部に設けられた電
磁弁10から室内12に吐出される。
【0028】連絡パイプ5−2の送気口5−2bから吹
き出された暖空気は、チューブ8−4→空気注入口1−
4の経路で、保温用シート1へ吹き込まれる。保温用シ
ート1へ吹き込まれた外気は、複数条の空気通路AL1
〜ALnを経て空気吐出口1−5に至る間に太陽熱で暖
められ、暖められた空気が空気吐出口1−5から出て行
く。
【0029】この空気吐出口1−5から吹き出された暖
空気は、チューブ8−5→送気口5−3aの経路で(図
5(c)参照)、連絡パイプ5−3内に吹き込まれる。
連絡パイプ5−3内に吹き込まれた暖空気は、連絡パイ
プ5−3の管路内を通り、その両端開口部に設けられた
電磁弁10から室内12に吐出される。
【0030】電磁弁10から室内12に吐出された暖気
は、日照室内に導かれた後、非日照空間に導かれ、その
後室外に排出される。ここで、電磁弁10から室内12
に吐出される暖気は、送風機7から供給される新鮮な空
気であり、作物の葉からの蒸散作用を活発にする。ま
た、光合成に必要な炭酸ガスを補給する。また、室内1
2の湿度を調整したり、保温用シート1や2の結露を防
止する。
【0031】一方、保温用シート1や2の内部空間の暖
気により、暖空気のエアカーテンが作られ、室内12は
加温および保温される。このように、本実施の形態で
は、保温用シート1や2の内部空間の暖気により、室内
12が加温および保温されると共に、保温用シート1や
2から吐出される暖気により室内12の新鮮な空気を導
入しての換気が図られ、環境を悪化させることなく、太
陽熱を有効に利用して、冬期の暖房費を節約することが
できるようになる。
【0032】〔夜間や曇天日の保温〕夜間や曇天日は、
送風機7の運転を停止し、連絡パイプ5−2〜5−4の
両端開口部に設けられた電磁弁10を閉じる。これによ
り、保温用シート1や2の空気吐出口1−5からの室内
12への暖気の吐出が中断され、室内12が暖空気のエ
アカーテンで密閉され、保温性が高められる。
【0033】なお、上述した実施の形態では、保温用シ
ート1に空気吐出口1−5を設けたが、空気吐出口1−
5は必ずしも設けなくてもよい。すなわち、矩形状樹脂
シート1−1,1−2のうち室内側に位置する矩形状樹
脂シート1−1を多孔質材とすれば、多孔質の孔から暖
気が室内12に漏れ出る。この場合、保温用シート1の
空気注入口1−4から外気を送風注入するものとすれ
ば、保温用シート1で覆われた室内12には、空気吐出
口1−5を設けた場合と同様にして、暖められた新鮮な
空気が流れ込む。
【0034】また、上述した実施の形態では、矩形状樹
脂シート1−1,1−2を長方形としたが、正方形とし
てもよい。また、上述した実施の形態では、矩形状樹脂
シート1−1,1−2の材料および厚さを同じとした
が、材料を異ならせたり、厚さを異ならせたりしてもよ
い。
【0035】また、上述した実施の形態では、空気通路
AL1〜ALnの空気注入時の断面形状をすべて同じと
しているが、例えば、中央部の空気通路と周辺部の空気
通路とで異ならせるようにしてもよい。また、上述した
実施の形態では、農業用ビニールハウス3を2重構造と
し、外側を農業用軟質フィルム4で覆うようにしたが、
内側と同様に外側も保温用シート1や2で覆うようにし
てもよい。また、必ずしも2重構造としなくてもよく、
保温用シート1や2のみで覆った1重の構造としてもよ
い。
【0036】また、上述した実施の形態では、屋根部の
保温用シートとして保温用シート(シート材)1を長手
方向に2個連結したものを使用したが、さらに短手方向
(幅方向)へ2個、3個・・・・というように連結した
ものを使用してもよい。また、左側面部および右側面部
には保温用シート1を使用したが、保温用シート(シー
ト材)1を短手方向へ2個、3個・・・・というように
つなぎ合わせたものを使用してもよい。保温用シートを
作るにあたってのシート材の組み合わせは自由である。
【0037】シート材の連結は、シート材のフランジに
ホックなどを設け、着脱可能に行うようにしてもよい。
また、シート材を一体的につなぎ合わせた保温用シート
についても、そのフランジにホックなどを設け、隣接す
る保温用シート同士を着脱可能に連結するようにしても
よい。本実施の形態では、シート材を矩形状とし、その
全周にフランジを設けるようにしているので、シート材
をつなぎ合わせたり、保温用シートのパイプへの取り付
けが容易である。
【0038】また、上述した実施の形態では、屋根部に
保温用シート2を取り付け、左側面部および右側面部に
保温用シート1を取り付けるようにした。この構造で
は、屋根部と側面部とに保温用シートが分離されている
ため、シートの連結が複雑となり、空気抵抗も大きい。
これに対し、図6に示すように、1つの保温用シート
2′で屋根部と左側面部および右側面部を覆うようにす
れば、取り付けが簡単となり、空気抵抗も小さくなる。
【0039】図7に保温用シート2′の平面図を示す。
保温用シート2′はシート材1A′と1B′とをフラン
ジ1cを介して連結した形とされている。シート材1
A′,1B′は図2に示したシート材1A,1Bよりも
そのL寸法が長くされている。図6では、この保温用シ
ート2′をフレーム構造3−2に被せ、シート材1A′
のフランジ1aをフレーム構造3−2の左側面部下端の
パイプ3−21に巻き付け、シート材1B′のフランジ
1aをフレーム構造3−2の右側面部下端のパイプ3−
22に巻き付け、パッカー11,11により固定してい
る。
【0040】また、フレーム構造3−2の屋根部に連絡
パイプ5−6および5−7を設け、連絡パイプ(温風放
出管)5−6の管路の途中に所定間隔で設けられた送気
口5−6a(図8(a)参照)にシート材1A′の空気
吐出口1−5をチューブ8−9を介して接続し、連絡パ
イプ(換気排出管)5−7の管路の途中に所定間隔で設
けられた送気口5−7a(図8(a)参照)にシート材
1B′の空気吐出口1−5をチューブ8−10を介して
接続している。
【0041】連絡パイプ5−6の両端は閉塞されてお
り、その途中には複数箇所に室内12への温風(暖空
気)の放出通路をなす連通管13が設けられており、連
通管13の途中にはダクトダンパ14が設けられてい
る。連絡パイプ5−7の一端は室外まで延びて開放さ
れ、他端は閉塞されており、その途中には複数箇所に室
外への換気の排出通路をなす連通管15が設けられてい
る。連通管15の途中および連絡パイプ5−7の開放端
にはダクトダンパ14が設けられている。
【0042】フレーム構造3−2の左側面部下端には連
絡パイプ5−8が設けられており、連絡パイプ5−8の
管路の途中に所定間隔で設けられた送気口5−8a(図
8(b)参照)にシート材1A′の空気注入口1−4が
チューブ8−11を介して接続されている。連絡パイプ
5−8の一端は、室外まで延び、「L」字状に立ち上げ
られて開放されている。連絡パイプ5−8の他端は閉塞
されている。連絡パイプ5−8の開放端にはダクトダン
パ14およびダクトファン16が設けられている。
【0043】フレーム構造3−2の右側面部下端には連
絡パイプ5−9が設けられており、連絡パイプ5−9の
管路の途中に所定間隔で設けられた送気口5−9aにシ
ート材1B′の空気注入口1−4がチューブ8−12を
介して接続されている。連絡パイプ5−9の両端は閉塞
されており、その途中には複数箇所に室内12からの換
気の吸入通路をなす連通管17が設けられている。連通
管17にはダクトファン16およびダクトダンパ14が
設けられている。
【0044】図6において、日中は、全てのダクトダン
パ14を開き、全てのダクトファン16を駆動する。こ
れにより、連絡パイプ5−8の開放端を吸入口とし、ダ
クトファン16→ダクトダンパ14の経路で外気が取り
込まれ、送気口5−8aから吹き出される(図8(b)
参照)。送気口5−8aより吹き出された外気は、チュ
ーブ8−11→空気注入口1−4の経路で、保温用シー
ト2′を構成するシート材1A′へ吹き込まれる。
【0045】シート材1A′へ吹き込まれた外気は、複
数条の空気通路AL1〜ALnを経て空気吐出口1−5
に至る間に太陽熱で暖められ、暖められた空気(暖空
気)が空気吐出口1−5から出て行く(図8(a)参
照)。空気吐出口1−5から吹き出された暖空気は、チ
ューブ8−9→送気口5−6aの経路で、連絡パイプ5
−6内に吹き込まれる。連絡パイプ5−6内に吹き込ま
れた暖空気は、連通管13→ダクトダンパ14→連通管
13を通り、室内12に放出される。
【0046】室内12に放出された暖気は、日照室内に
導かれた後、非日照空間に導かれ、その後室外に排出さ
れる。この暖気の排出は、フレーム構造3−2の右側面
部下端に設けられた連絡パイプ5−9に接続されたシー
ト材1B′を介して、次のようにして行われる。
【0047】室内12に放出された暖気は、室内12の
加温や湿度調整などに貢献した後、連通管17→ダクト
ファン16→ダクトダンパ14の経路で連絡パイプ5−
9に入る。連絡パイプ5−9に入った暖気(換気)は、
送気口5−9aから吹き出され、チューブ8−12→空
気注入口1−4の経路で、保温用シート2′を構成する
シート材1B′へ吹き込まれる。
【0048】シート材1B′へ吹き込まれた換気は、複
数条の空気通路AL1〜ALnを経て空気吐出口1−5
に至る間に太陽熱で暖められ、暖められた換気が空気吐
出口1−5から出て行く(図8(a)参照)。空気吐出
口1−5から吹き出された換気は、チューブ8−10→
送気口5−7aの経路で、連絡パイプ5−7内に吹き出
される。連絡パイプ5−7内に吹き出された換気は、連
通管15を通り、室外へ排出される。また、連絡パイプ
5−7の開放端から、室外へ排出される。
【0049】夜間や曇天日は、全てのダクトダンパ14
を閉じ、全てのダクトファン16を停止する。これによ
り、保温用シート2′のシート材1A′を介する室内へ
の暖気の放出、保温用シート2′のシート材1B′を介
する換気の排出が中断され、室内12が暖空気のエアカ
ーテンで密閉され、保温性が高められる。
【0050】なお、図6に示した例では、保温用シート
2′に空気吐出口1−5を設けたが、空気吐出口1−5
は必ずしも設けなくてもよい。例えば、図9に示すよう
に、空気吐出口1−5を省略した保温用シート2”を使
用してもよい。この場合、保温用シート2”の内面側
(室内12側)は通気性のフィルムとし、シート材1
A”,1B”にダクトファン16,16を介して外気を
吹き込む。シート材1A”および1B”に吹き込まれた
外気は、シート材1A”および1B”の内面側が通気性
のフィルムとされているので、室内12へ少しずつ漏れ
出る。これにより、空気吐出口1−5を設けた場合と同
様にして、保温用シート2”で暖められた新鮮な空気が
室内12に少しずつ流れ込む。室内12の換気は換気扇
室18によって行う。
【0051】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、矩形状樹脂シートを重ね周囲を接着して
その中央部に空気通路を形成した保温用シートを使用す
ることにより、太陽熱を有効に利用して室内を暖めるこ
とができ、保温性を高め、換気も可能として、冬期の暖
房費を節約することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す保温用シート
(シート材)の平面図および部分断面図である。
【図2】 シート材を長手方向へ連結した保温用シート
の平面図である。
【図3】 本発明の一実施の形態を示す農業用ビニール
ハウスの要部を示す正面断面図である。
【図4】 この農業用ビニールハウスの内側のフレーム
構造への保温用シートの取り付け状況を示す斜視図であ
る。
【図5】 図4におけるA部,B部およびC部の断面構
造図である。
【図6】 本発明の他の実施の形態を示す農業用ビニー
ルハウスの要部を示す正面断面図である。
【図7】 この農業用ビニールハウスに用いる保温用シ
ートの平面図である。
【図8】 図6におけるA部およびB部の断面構造図で
ある。
【図9】 空気吐出口を有さない保温用シートを使用し
た農業用ビニールハウスの一例を示す正面断面図であ
る。
【符号の説明】
1(1A,1B),1′(1A′,1B′),1”(1
A”,1B”)…保温用シート(シート材)、1−1,
1−2…矩形状樹脂シート、1−3…中央部、1a〜1
d…フランジ、Sa〜Sd…接着部,SL1〜SLn-1
…接着部(仕切部)、AL1〜ALn…空気通路、LA
1,LA2…連絡空気通路、1−4…空気注入口、1−
5…空気吐出口、2,2′,2”…保温用シート、3…
農業用ビニールハウス、3−1…フレーム構造(外
側)、3−2…フレーム構造(内側)、4…農業用軟質
フィルム、5−1〜5−9…連絡パイプ、5−1a,5
−1b,5−2a,5−2b,5−3a,5−6a,5
−7a,5−8a,5−9a…送気口、6…パイプ、7
…送風機、8−1〜8−12…チューブ、9…調節バル
ブ、10…電磁弁、11…パッカー、12…室内、1
3,15,17…連通管、14…ダクトダンパ、16…
ダクトファン、18…換気扇。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほゞ同じ寸法の第1および第2の矩形状
    樹脂シートを備え、これらの樹脂シートの周囲には、全
    周にわたって接着されて形成されたフランジを有し、 中央部には、複数条の平行な空気通路を形成するように
    前記第1および第2の矩形状樹脂シートが接着されて形
    成された複数の仕切部を有し、 この仕切部は前記複数条の空気通路の両端で各空気通路
    を連絡する第1および第2の連絡空気通路を形成する長
    さに定められ、 第1および第2の連絡空気通路のいずれかを構成する第
    1あるいは第2の矩形状樹脂シートに空気注入口が形成
    されているシート材を少なくとも1個備えたことを特徴
    とする保温用シート。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1の連絡空気
    通路および前記第2の連絡空気通路の何れか一方に空気
    注入口が設けられ、他方に空気吐出口が設けられている
    ことを特徴とする保温用シート。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記第1および第2
    の矩形状樹脂シートは長方形であることを特徴とする保
    温用シート。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記第1の矩形状樹
    脂シートと第2の矩形状樹脂シートとの接着部は、注入
    された空気圧によって剥離しないように強固に接着され
    ていることを特徴とする保温用シート。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記第1および第2
    の矩形状樹脂シートの材料および厚さが同じであること
    を特徴とする保温用シート。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記第1および第2
    の矩形状樹脂シートの材料および厚さが異なることを特
    徴とする保温用シート。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記空気通路の空気
    注入時の断面形状がすべて同じであることを特徴とする
    保温用シート。
  8. 【請求項8】 請求項1において、前記空気通路の空気
    注入時の断面形状が中央部の空気通路と周辺部の空気通
    路とで異なっていることを特徴とする保温用シート。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のシート材にフランジを介
    して連結されたもう一つのシート材を有することを特徴
    とする保温用シート。
  10. 【請求項10】 温室を構成する併行配置された2本の
    フレーム間に配置された保温用シートと、 この保温用シートのフレームに載置された端部をフレー
    ムに固定する固定部材とを備え、 前記保温用シートは、 ほゞ同じ寸法の第1および第2の矩形状樹脂シートを備
    え、 これらの樹脂シートの周囲には、全周にわたって接着さ
    れて形成されたフランジを有し、 中央部には、複数条の平行な空気通路を形成するように
    前記第1および第2の矩形状樹脂シートが接着されて形
    成された複数の仕切部を有し、 この仕切部は前記複数条の空気通路の両端で各空気通路
    を連絡する第1および第2の連絡空気通路を形成する長
    さに定められ、 第1および第2の連絡空気通路のいずれかを構成する第
    1あるいは第2の矩形状樹脂シートに空気注入口が形成
    されている少なくとも1個のシート材によって構成され
    ていることを特徴とする保温用構造体。
  11. 【請求項11】 ほゞ同じ寸法の第1および第2の矩形
    状樹脂シートを備え、 これらの樹脂シートの周囲には、全周にわたって接着さ
    れて形成されたフランジを有し、 中央部には、複数条の平行な空気通路を形成するように
    前記第1および第2の矩形状樹脂シートが接着されて形
    成された複数の仕切部を有し、 この仕切部は前記複数条の空気通路の両端で各空気通路
    を連絡する第1および第2の連絡空気通路を形成する長
    さに定められ、 第1および第2の連絡空気通路のいずれかを構成する第
    1あるいは第2の矩形状樹脂シートに空気注入口が形成
    されているシート材を少なくとも1個備えた保温用シー
    トを使用し、 この保温用シートを太陽光にさらすことにより前記空気
    注入口から注入された空気を前記空気通路を経て前記空
    気吐出口に至る間に太陽熱で暖め、暖められた空気を室
    内に吐出するようにしたことを特徴とする暖空気の製造
    方法。
  12. 【請求項12】 ほゞ同じ寸法の第1および第2の矩形
    状樹脂シートを備え、 これらの樹脂シートの周囲には、全周にわたって接着さ
    れて形成されたフランジを有し、 中央部には、複数条の平行な空気通路を形成するように
    前記第1および第2の矩形状樹脂シートが接着されて形
    成された複数の仕切部を有し、 この仕切部は前記複数条の空気通路の両端で各空気通路
    を連絡する第1および第2の連絡空気通路を形成する長
    さに定められ、 第1および第2の連絡空気通路のいずれかを構成する第
    1あるいは第2の矩形状樹脂シートに空気注入口が形成
    されているシート材を少なくとも1個備えた保温用シー
    トを使用し、 この保温用シートを太陽光にさらすことにより前記空気
    注入口から注入された空気を前記空気通路を経て前記空
    気吐出口に至る間に太陽熱で暖め、暖められた空気を日
    照室内に導いた後、非日照空間に導き、その後室外に排
    出するようにしたことを特徴とする暖空気の室内循環方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項11において、状況に応じて、
    前記空気吐出口から室内への空気の吐出を中断するよう
    にしたことを特徴とする暖空気の製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項12において、状況に応じて、
    前記空気吐出口から室内への空気の吐出を中断するよう
    にしたことを特徴とする暖空気の室内循環方法。
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