JPS5812592Y2 - 排ワラ処理装置における安全装置 - Google Patents

排ワラ処理装置における安全装置

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Publication number
JPS5812592Y2
JPS5812592Y2 JP1977118345U JP11834577U JPS5812592Y2 JP S5812592 Y2 JPS5812592 Y2 JP S5812592Y2 JP 1977118345 U JP1977118345 U JP 1977118345U JP 11834577 U JP11834577 U JP 11834577U JP S5812592 Y2 JPS5812592 Y2 JP S5812592Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste straw
cutter
dropper
switch
cover
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977118345U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5442673U (ja
Inventor
一瀬幹雄
片岡猛志
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は・、脱穀部から送出されてくる排ワラをカッタ
に送り込んで細断する状態とドロッパーに送り込んで集
束放出する状態とに切換可能であるとともに、ドロッパ
ーによる集束放出作用状態への切換えに伴ってカッタへ
の動力伝達用クラッチを切り動作すべく構成しである排
ワラ処理装置に関する。
この種の排ワラ処理装置では、カッタによる排ワラ細断
処理時及びドロッパーによる排ワラ集束放出処理時の倒
れにおいて排ワラの詰まりが発生した場合は、前記カッ
タを覆うカバーを開動させて排ワラの詰まり解除作業を
行なうようになっている。
そのうち、前記の排ワラ集束放出処理時においては、カ
ッタへの動力伝達用クラッチが切り状態にあるため、作
業を続けながらでも比較的安全に排ワラの詰まり解除を
行なうことができるが、前記の排ワラ細断処理時におい
ては、カッタが駆動しているため、作業を続は乍らの詰
まり解除作業には非常な危険を伴うものである。
このような細断作業時における排ワラの詰まり解除作業
に伴う危険を回避する手段として、従来、前記カバーを
開動させたときに作動するエンジン停止装置を設けたも
のが開発されているが、これによる場合は、前述のよう
に作業を続は乍ら詰まり解除作業を行なってもそれほど
危険がなく、逆に、エンジン停止によって作業能率の低
下を招く欠点となる排ワラ集束放出処理時におけるカバ
ー開動によっても一々エンジンが停止することになるた
め、ドロッパ一作業の能率上、好ましくなかった。
本考案は、かかる点に鑑みて、排ワラの詰まり解除のた
めのカッタカバーの開動と、エンジン停止装置の作動と
の関係を、そのカッタカバーの開動が何れの排ワラ処理
作業中に行なわれたものであるかの結果に基づいて適切
に決めることにより、安全性とともに、能率面でも勝れ
た効果を期待し得る排ワラ処理装置における安全装置を
提供せんとしたものであって、その構成−Lの特徴は、
前記カッタを覆うカバーの開閉姿勢を検出するスイッチ
と、前記ドロッパーによる作用並びに非作用姿勢を検出
するスイッチとを設け、ドロッパーに対するスイッチの
非作用姿勢の検出時に前記カバーに対するスイッチが開
姿勢を検出したときのみエンジン停止装置を作動させる
点にある。
是れによって、カッタによる排ワラ細断処理時において
排ワラの詰まりが発生し、その詰まり解除のために前記
カバーを開動した時は、エンジン停止装置を作動させて
エンジン駆動の停止状態で安全に詰まり解除作業を行な
うことができるものであり乍ら、排ワラ集束放出処理時
で、この集束放出作用状態への切換えに伴ってカッタへ
の動力伝達用クラッチが切り動作されている時は、カバ
ー開動によってもエンジン駆動を一々停止させることな
く、ドロッパ一作業を続けながらの安全な排ワラ詰まり
解除を行なって、ドロッパ一作業の能率を良好なものと
することができるに至ったのである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はコンバインを示し、左右一対のクローラ式走行
装置6,6を有する機体フレーム7に搭載した脱穀装置
8の前方に、引越し装置9、バリカン型の刈取装置10
ならびにほぼ立姿で刈取られた殻稈を漸次横倒し姿勢に
姿勢変更し乍ら脱穀フィードチェーン11に搬送供給す
る縦搬送装置12等からなる刈取部13を配備するとと
もに、前記脱穀装置8の後方で、かつ、前記フィードチ
ェーン11から送り出されてくる排ワラを機体積山方向
内方後方に搬送する排ワラ搬送装置14の搬送終端部下
方には、排ワラをその稈長方向で複数に細断する円盤型
カッタ1と排ワラを一定量集束してこれを圃場に放出す
るドロッパー2とを配設して構成している。
また、第2図に示すように、前記カッタ1の外周部を覆
うカッタカバー1人の、前記排ワラ搬送装置14の搬送
終端部に幻応する箇所に形成した開口部15には、この
開口部15を開放して搬送排ワラのドロッパー2側への
送り込みを許す開放位置と前記開口部15を閉塞して搬
送排ワラをカッタ1側に送り込む閉塞位置とに手動切換
可能なカバー4を枢着するとともに、前記脱穀装置8と
引起し装置9との間で、かつ、縦搬送装置12の横側部
に構成した操縦部りの操作レバー1γと前記カッタ1へ
の動力伝達用クラッチ3のテンションアーム3Aならび
に前記操作レバー1Tと前記ドロッパー2の姿勢切換用
アーム2Aとを夫々操作ワイヤ18A、18Bに介して
運動連結して、前記ドロッパー2のカッタカバー1A側
に近接する格納状態から機体抜力に突出する集束放出作
用状態への切換に伴って前記動力伝達用クラッチ3を切
り動作すべく構成している。
そして、第3図に示すように、前記操縦部16の運転席
19下に配設されたエンジン2oへの燃料供給を停止し
て該エンジン20を自動停止、させるエンジン停止装置
5の電気同格中に、前記カバ−4力現放位置に揺動切換
されたことを検出してON作動する第一−スイッチSW
、と前記ドロッパー2が集束放出作用状態から格納状態
に切換えられたことを検出してON作動する第二スイッ
チS前2とを介装し、以って、前記カバー4を、カッタ
1による細断作用状態で開放位置にまで開動させたとき
のみ前記エンジン停止装置5を作動させるべく構成して
いる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る排ワラ処理装置における安全装置の
実施例を示し、第1図はコンバインの全体側面図、第2
図は要部の操作系統を示す一部切欠側面図、第3図はエ
ンジン制御系統を示すブロック図である。 1・・・・・・カッタ、2・山・・ドロッパー 3・・
・・・・動力伝達用クラッチ、4・・・・・・カバー
5・・・・・・エンジン停止装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脱穀部から送出されてくる排ワラをカッタ1に送り込ん
    で細断する状態とドロッパー2に送り込んで集束放出す
    る状態とに切換可能であるとともに、ドロッパー2によ
    る集束放出作用状態への切換えに伴ってカッタ1への動
    力伝達用クラッチ3を切ち動作すべく構成しである排ワ
    ラ処理装置において、前記カッタ1を覆うカバー4の開
    閉姿勢を検出するスイッチSW1と、前記ドロッパー2
    による作用並びに非作用姿勢を検出するスイッチSW2
    とを設け、ドロッパー2に対するスイッチSW2の非作
    用姿勢の検出時に前記カバー4に対するスイッチSW1
    が開姿勢を検出したときのみエンジン停止装置5を作動
    させることを特徴とする排ワラ処理装置における安全装
    置。
JP1977118345U 1977-08-31 1977-08-31 排ワラ処理装置における安全装置 Expired JPS5812592Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5442673U JPS5442673U (ja) 1979-03-23
JPS5812592Y2 true JPS5812592Y2 (ja) 1983-03-10

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652822Y2 (ja) * 1973-02-09 1981-12-09
JPS5097098U (ja) * 1973-12-25 1975-08-13
JPS5610106Y2 (ja) * 1975-06-17 1981-03-06

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Publication number Publication date
JPS5442673U (ja) 1979-03-23

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