JPS581257Y2 - 回転椅子等の回転支承装置 - Google Patents
回転椅子等の回転支承装置Info
- Publication number
- JPS581257Y2 JPS581257Y2 JP14942179U JP14942179U JPS581257Y2 JP S581257 Y2 JPS581257 Y2 JP S581257Y2 JP 14942179 U JP14942179 U JP 14942179U JP 14942179 U JP14942179 U JP 14942179U JP S581257 Y2 JPS581257 Y2 JP S581257Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- race
- rotating
- spherical
- leg rod
- chairs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は回転椅子の座台、あるいは机や家庭用置台の
天板等を脚軸の上端に回転自在に支承するための回転支
承装置に関する。
天板等を脚軸の上端に回転自在に支承するための回転支
承装置に関する。
回転椅子における座台の回転支承装置は、通常座台の下
面に垂設した回転支承筒に、パイプ製脚杆の上部をすべ
り摩擦により回転自在なる如くして嵌挿し、かつ両者間
に別途脚杆の抜は止めを施すことによって構成されでい
る。
面に垂設した回転支承筒に、パイプ製脚杆の上部をすべ
り摩擦により回転自在なる如くして嵌挿し、かつ両者間
に別途脚杆の抜は止めを施すことによって構成されでい
る。
かかる構成によるときは、摩擦部分の摩滅によりガタを
生じ易いのみならず、不快な摩擦音が発生し易い欠点が
あり、更には回転支承筒と脚杆との連結のために別途法
は止めを付設しなければならない不利があった。
生じ易いのみならず、不快な摩擦音が発生し易い欠点が
あり、更には回転支承筒と脚杆との連結のために別途法
は止めを付設しなければならない不利があった。
この考案はこのような問題点を一挙解決した回転支承装
置を提供しようとするものであり、以下その構成を図示
実施例に基づいて説明する。
置を提供しようとするものであり、以下その構成を図示
実施例に基づいて説明する。
図において、1はパイプ製脚杆で、上端に頂面を球形面
4aとする合成樹脂製の支承凸子4が嵌着されている。
4aとする合成樹脂製の支承凸子4が嵌着されている。
2は座台3の下面に垂設された回転支承筒で、その内部
に脚杆1の上部が相互間に間隔9をあけて遊嵌され、前
記支承凸子4の球形面4aの頂部が座台3の下面に設け
られた球面凹部5に当接支承されることにより、脚杆1
の上端が支承筒2と同心に位置決めされている。
に脚杆1の上部が相互間に間隔9をあけて遊嵌され、前
記支承凸子4の球形面4aの頂部が座台3の下面に設け
られた球面凹部5に当接支承されることにより、脚杆1
の上端が支承筒2と同心に位置決めされている。
6は支承筒2の下方において脚杆1の外周面に固着され
た内レースで、下部外周面が下端に至るに従って径小の
逆テーパー状に形成されると共に鉄面が僅かに凹弧状に
形成され、ここにレース面6aを構成している。
た内レースで、下部外周面が下端に至るに従って径小の
逆テーパー状に形成されると共に鉄面が僅かに凹弧状に
形成され、ここにレース面6aを構成している。
7は筒状の外レースで、下部内周面が前記内レース6の
レース面6aに対応する逆テーパー状かつ凹弧状のレー
ス面7aに形成されると共に、上部内周面に刻設された
雌ねじ部7bをもって支承筒2の平端部外周の雄ねじ部
2aに螺着されている。
レース面6aに対応する逆テーパー状かつ凹弧状のレー
ス面7aに形成されると共に、上部内周面に刻設された
雌ねじ部7bをもって支承筒2の平端部外周の雄ねじ部
2aに螺着されている。
而して、上記内外両レース6.7の対向状レース面5a
、7a間には、リテーナ−10に保持した多数個の玉8
またはころが介装され、ここにころがり玉軸受が形成さ
れている。
、7a間には、リテーナ−10に保持した多数個の玉8
またはころが介装され、ここにころがり玉軸受が形成さ
れている。
7Cは外レース7を手で回転させるようにその外周面に
刻設されたローレット、11は脚座、12はその中央の
支持管、13は脚杆1の高さ調節を兼ねた固定ねしであ
る。
刻設されたローレット、11は脚座、12はその中央の
支持管、13は脚杆1の高さ調節を兼ねた固定ねしであ
る。
なお、外レース7は、これをスパナで回転させるために
、その少なくとも一部の外周面に多角形に形成すること
もある。
、その少なくとも一部の外周面に多角形に形成すること
もある。
この考案は上述のような構成を有するものであり、脚杆
1を回転支承筒2に対して玉8またはころの転勤による
ころがり摩擦によって支承せしめるものとしたので、従
来のすべり摩擦による回転支承構造に較べ、摩擦抵抗を
著るしく減少して、座体等の一層軽快かつ円滑な回転性
能を保証しうると共に、不快な摩擦音、きしみ音を発生
することがなく、かつ摩滅によるガタの発生のおそれも
少なく、よしんば長期使用により多少のガタを生じるこ
とがあっても、外レース7を締め上げることによってそ
れを簡単に除去することができ、長期にわたって安定し
た円滑な回転性能を維持せしめ得る。
1を回転支承筒2に対して玉8またはころの転勤による
ころがり摩擦によって支承せしめるものとしたので、従
来のすべり摩擦による回転支承構造に較べ、摩擦抵抗を
著るしく減少して、座体等の一層軽快かつ円滑な回転性
能を保証しうると共に、不快な摩擦音、きしみ音を発生
することがなく、かつ摩滅によるガタの発生のおそれも
少なく、よしんば長期使用により多少のガタを生じるこ
とがあっても、外レース7を締め上げることによってそ
れを簡単に除去することができ、長期にわたって安定し
た円滑な回転性能を維持せしめ得る。
また、軸受部分が脚杆1の抜は止め作用を兼ねるので、
従来のように別途後は止めを付設する必要がないのはも
とより、脚杆1と支承筒2との相対的内外径を厳密に一
致させる必要がないから、それらのいずれにも市販の規
格パイプを用いることができ、コスト面でも有利である
。
従来のように別途後は止めを付設する必要がないのはも
とより、脚杆1と支承筒2との相対的内外径を厳密に一
致させる必要がないから、それらのいずれにも市販の規
格パイプを用いることができ、コスト面でも有利である
。
図面はこの考案の実施例を示す縦断面図である。
1・・・・・・脚杆、2・・・・・・支承筒、3・・・
・・・座台、4・・・・・・支承凸子、4a・・・・・
・球形面、5・・・・・・球面凹部、6・・・・・・内
レース、6a・・・・・・レース面、7・・・・・・外
レース、7a・・・・・・レース面、8・・・・・・玉
。
・・・座台、4・・・・・・支承凸子、4a・・・・・
・球形面、5・・・・・・球面凹部、6・・・・・・内
レース、6a・・・・・・レース面、7・・・・・・外
レース、7a・・・・・・レース面、8・・・・・・玉
。
Claims (1)
- 上端に頂面を球形面4aとする合成樹脂製支承凸子4が
嵌着された脚杆1の上部が、座台3等の下面に垂設され
た支承筒2内に前記球形面を座台3等の下面の球面四部
5に当接せしめて遊嵌されると共に、脚杆1の中間部外
周面に下部外周面が実質上逆テーパー状のレース面6a
に形成された内レース6が固着される一方、支承筒2の
下端外周面に、下部内周面が前記内レース6のレース面
6aに対応するテーパー状レース面7aに形成された筒
状外レース7がその上部を螺合して装着され、かつ前記
内外両レース6.7のレース面6a、7a間に多数の玉
8またはころが介在されてころがり、軸受が形成されて
なる回転椅子等の回転支承装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14942179U JPS581257Y2 (ja) | 1979-10-26 | 1979-10-26 | 回転椅子等の回転支承装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14942179U JPS581257Y2 (ja) | 1979-10-26 | 1979-10-26 | 回転椅子等の回転支承装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5669058U JPS5669058U (ja) | 1981-06-08 |
JPS581257Y2 true JPS581257Y2 (ja) | 1983-01-10 |
Family
ID=29380510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14942179U Expired JPS581257Y2 (ja) | 1979-10-26 | 1979-10-26 | 回転椅子等の回転支承装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581257Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2529981Y2 (ja) * | 1991-11-27 | 1997-03-26 | 重雄 高橋 | 滑り兼推力軸受ユニット及びこのユニットを用いた軸支持構造 |
-
1979
- 1979-10-26 JP JP14942179U patent/JPS581257Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5669058U (ja) | 1981-06-08 |
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