JPS58125655A - 石膏発泡体の製造方法 - Google Patents

石膏発泡体の製造方法

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JPS58125655A
JPS58125655A JP641282A JP641282A JPS58125655A JP S58125655 A JPS58125655 A JP S58125655A JP 641282 A JP641282 A JP 641282A JP 641282 A JP641282 A JP 641282A JP S58125655 A JPS58125655 A JP S58125655A
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gypsum
carbonate
hemihydrate
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aqueous solution
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JP641282A
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賢一 阿部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半水石膏スラリーより製造する石膏発泡体に関
する.従来,半水石膏スラリーにアルミニウム粉末等の
金属粉末あるいは界面活性剤等の気泡助剤を添加した種
々の製法により各種の石膏の発泡体または耐火性の石膏
の発泡体を製造する方法が知られている。一般的に石膏
スラリーに金属粉末および気泡助剤を用いて製造した石
膏体は安価ではあるが水分が浸透した際に軟弱化する場
合があった。この軟弱化する原因はある一定量のポリマ
ー水溶液または合成樹脂エマルジョン等の水溶液を用い
て気泡助剤と共に石膏スラリーとミキシングすると石膏
の硬化する前に必然的に小気泡のガスが石膏スラリーの
中の溶液中に溶解して粗大化するためであって、特に低
嵩比重の石膏ボードの場合微細な気泡と均質な強度を有
する石膏の発泡体を製造することは困難であった。本発
明者はこのような従来の製造方法および製品の欠点を排
除し,低廉かつ簡易な製造方法による石膏発泡体を提供
するものである.本発明方法によって製造する石膏発泡
体の嵩比重は1.2〜0.3の範囲内であり,配合する
各種添物質は次のようであるがこれらは選択的に用いて
添加することができるものである。
本発明方法による各種添加物質 半水石膏:化学式がCaSO4・H2O/2で示されα
型またはβ型の半水石膏の粉末 粒度はなるべく100メッシュ以下が 望ましい。
疎水性のステアリン酸塩:ステアリン酸カルシウム,ス
テアリン酸バリウム,ステ アリン酸マグネシウム,ステアリン 酸鉛,ステアリン酸アルミニウム, ステアリン酸ジルコニウム等の疎水 性のステアリン酸塩,水に可溶性 のアルカリ金属のステアリン酸塩は 除く。疎水性のステアリン酸塩は微 粉末を用いる。
炭酸塩または重炭酸塩:炭酸カルシウム,炭酸バリウム
,炭酸マグネシウム等の水 に対し不溶性の炭酸塩,これらの 粒子■は10ミクロン以下が望ま しい.水に可溶性の炭酸ナトリウ ム,炭酸アンモニウム,炭酸リチ ウム,炭酸カリウム,炭酸水素ナ トリウム,炭酸水素カリウム,炭 酸水素アンモニウム等の重炭酸塩 その他、炭酸塩では炭酸亜鉛, 炭酸鉛,炭酸マンガン,炭酸鉄等 も使用することが可能である。
塩基性の酸化物:酸化カルシウム,酸化バリウム酸化マ
グネシウム,酸化カリウム 酸化ナトリウム.強塩基性の酸化 物が望ましいが,弱塩基性の酸化 物を併用して用いても可能である。
酸性弗化物:弗化水素酸(56%)水溶液.珪弗化水素
酸水溶液(40%) 水溶液.珪弗化カルシウム(Ca SiF6).珪弗化バリウム(BaSiF6).珪弗化
ナトリウム(NaSiF6)等の珪弗化塩. 硬化促進剤:硫酸アンモニウム,硫酸カリウム明バン等
の硫酸塩.珪酸質物質 その他.動物のニカワ質物質. 石膏ボードを製造する場合.硫 酸マグネシウムは望ましくない がブロックを製造する場合には 使用することが可能である。
合成樹脂のエマルジョン:ポリ酢酸ビニールエマルジョ
ン,アクリル酸エステル共 重合体エマルジョン,ポリスチレ ンエマルジョン,スチレンブタジ エン共重合体エマルジョン,ポリ ビニールアルコール塩化ビニール, 共重合体エマルジョン等の水溶液 を用いることができる。
ポリビニールアルコール:主として石膏ボードを製造す
る場合5〜10%の水溶 液にあらかじめ調整したものを 使用することができる。
防水剤:パラフィンエマルジョンまたはアスファルトの
エマルジョン水溶液 本発明方法の石膏発泡体は石膏に 対し.固形分に換算して2%以下 の防水剤の添加量で防水にするこ とが可能である.この場合.合成 樹脂のエマルジョン水溶液と併用 して用いる場合がある. 繊維物質:ガラス繊維.シリカ繊維.パルプ繊維.カー
ボン繊維,ナイロ ン繊維.プロピレン繊維等合 成繊維.金属繊維 本発明方法による各種添加物質の混合または撹拌操の手
順はあらかじめ半水石膏の吸水量の水に酸性弗化物,硬
化促進剤.合成樹脂のエマルジョン水溶液を溶解もしく
は均質に分散せしめた水溶液を準備し,次いで半水石膏
粉末に疎水性のステアリン酸塩,炭酸塩または重炭酸塩
及び塩基性の酸化物を均質に混合分散せしめた粉末を加
えてなるべく5秒間以内に混合または撹拌操作を行い,
流動性のよい発泡石膏スラリーを作成し,これを型枠内
に注入成型後5〜10分以内に硬化せしめるのに特徴を
有する,勿論,5分間以内または10分間以上にも硬化
時間を調整することが可能である.硬化後乾燥して製品
とする。石膏ボードの場合は,用いるボード原紙は防水
処理した原紙または防水処理のしていない原紙を用いる
ことができる。ボード原紙を用いて成型製造した石膏ボ
ードの化粧表面または原紙の表面を樹脂で樹脂加工処理
後充分に防水にして外装用化粧ボードとして使用するこ
とが可能であり,勿論ボード原紙のかわりに合成繊維の
布も用いることができる。次に本発明方法を実施例によ
って説明する。実施例1. β型の半水石膏         100重量部ステア
リン酸カルシウム   0.015〃平均粒子■1.3
ミクロン炭酸カルシウム              
 0.20〃酸化カルシウム        0.20
〃40%珪弗化水素酸      1.01〃1.3ミ
クロン炭酸カルシウム 0.28重量部酢酸ビニールエ
マルジョン15%水溶液              
 10.0〃硫酸アンモニウム        1.0
〃水                60〃実施例1
に示した各種の添加物質の配合割合で先ず,β型の半水
石膏100重量部に疎水性のステアリン酸カルシウム0
.015重量部,平均粒子■1.3ミクロン炭酸カルシ
ウム0.20重量部、平均粒子■1.3ミクロンの炭酸
カルシウムを1,000℃以上に焼成後微粉砕した酸化
カルシウム0.20重量部を均等に分散混合して準備す
る。次にβ型半水石膏の吸水量の水60重量部に40%
珪弗化水素酸水溶液1.01重量部と平均粒子■1.3
ミクロン炭酸カルシウム0.28重量部を加えて撹拌後
充分に化学反応せしめて珪弗化カルシウムを生成せしめ
た後,硫酸アンモニウム粉末1.0重量部を加え溶解せ
しめ,次いで酢酸ビニールエマルジョン15%水溶液1
0.0重量部を加え再びよく撹拌して用意した混合水溶
液中に・先に準備した疎水性のステアリン酸カルシウム
.1.3ミクロン炭酸カルシウムおよび酸化カルシウム
と均等に分散混合したβ型の半水石膏粉末を加え、5秒
間以内に混合または撹拌操作を行つて得た流動性発泡石
膏スラリーを型枠内に流し込み硬化時間5分.気泡の大
きさ0.5ミリ以下,150℃以下の温度で乾燥後.製
品嵩比重0.73の石膏発泡体ブロックを製造した。こ
のブロックは工業的には内装用の間仕切,壁材としての
用途に適する。勿論,実施例1によって作成した流動性
発泡石膏スラリーは石膏ボードの成型にも適するもので
ある。なお.実施例1の発泡反応は次のようである。
CaSiF6+CaO+CaCO3+H2O→3CaF
2↓+H2SiO3↓+CO2↑実施例2 更に気泡の微細な石膏発泡体を製造する場合にはガラス
繊維等の繊維物質を配合する.β型の半水石膏    
      100重量部ステアリン酸カルシウム  
   0.02〃平均粒子■1.3ミクロン炭酸カルシ
ウム                0.25〃ガラ
ス繊維            0.2〃酸化カルシウ
ム         0.20〃40%珪弗化水素酸 
      1.12〃1.3ミクロン炭酸カルシウム
  0.31〃酢酸ビニールエマルジョン15%水溶液
                  12〃硫酸アン
モニウム         1.2〃水       
          58〃実施例1と同様な操作方法
を行って得た流動性発泡石膏スラリーを型枠内に流し込
み,硬化時間5.1分気泡の大きさ0.3ミリ以下.1
50℃以下の温度で乾燥後製品嵩比重0.65の石膏発
泡体ブロックを製造した。
石膏ボードを成型する場合ボード原紙との接着性を増大
させるためポリビニールアルコール水溶液を添加し、配
合を次のようにする。
実施例3 β型の半水石膏           100重量部ス
テアリン酸カルシウム      0.02〃平均粒子
■1.3ミクロン炭酸カルシウム          
       0.25〃ガラス繊維        
     0.2〃酸化カルシウム         
 0.20〃40%珪弗化水素酸        1.
12〃1.3ミクロン炭酸カルシウム   0.31〃
酢酸ビニールエマルジョン15%水溶液       
           12.〃5%ポリビニールアル
コール水溶液                   10.〃硫酸ア
ンモニウム          1.2〃水     
             48〃実施例1と同様な操
作方法を行って得た流動性発泡石膏スラリーを2枚のボ
ード原紙の間に流し込み,硬化時間4、5分気泡の大き
さ0.4ミリ以下.150℃以下の温度で乾燥後製品嵩
比重0.74の極めてボード原紙との接着性のよい石膏
ボードを製造した。以上,詳述のように本発明方法によ
れば極めて流動性のよい発泡石膏スラリーが得られるた
め、アルミニウム等の軽量鋳型にも適用することが可能
であり,工業的利用価値は拡範である。
特許出願人 阿部賢■

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.半水石膏を主原料として,これに疎水性のステアリ
    ン酸塩,炭酸塩又は重炭酸塩,塩基性の酸化物,酸性弗
    化物,合成樹脂のエマルジョン、硬化促進剤および半水
    石膏の吸水量の水を加えて混合または撹拌した後これを
    型枠内に注入後硬化せしめ乾燥することを特徴とする石
    膏発泡体の製造方法.
JP641282A 1982-01-18 1982-01-18 石膏発泡体の製造方法 Pending JPS58125655A (ja)

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