JPS58125192A - 取引処理装置 - Google Patents

取引処理装置

Info

Publication number
JPS58125192A
JPS58125192A JP57007805A JP780582A JPS58125192A JP S58125192 A JPS58125192 A JP S58125192A JP 57007805 A JP57007805 A JP 57007805A JP 780582 A JP780582 A JP 780582A JP S58125192 A JPS58125192 A JP S58125192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transaction
mode
terminal
paper
deposit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57007805A
Other languages
English (en)
Inventor
谷垣 信也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Tateisi Electronics Co
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tateisi Electronics Co, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Tateisi Electronics Co
Priority to JP57007805A priority Critical patent/JPS58125192A/ja
Publication of JPS58125192A publication Critical patent/JPS58125192A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、銀行などの金融業で用いられ、預金および
支払の取引を行なう取引端末機を複数台備えた取引処理
装置に関し、さらに詳しくは、これらの各取引端末機が
、預金のために投入された入金現金を金種ごとにそれぞ
れの収納箱に収納し、支払の取引において出金現金を上
金機を備えている、取引処理装置に関する。
循環武人出金機を備えた従来の取引端末機では、現金の
収納箱に現金が満杯になった場合、または残り少なくな
った場合には取引処理を続行することはできないので、
運用を中止していた。そして1係員が現金の回収または
補充を行ない、この後取引端末機の運用が再開されてい
た。係員による介入がないと取引端末機の運用が円滑に
行なわれず不便であるとともに、取引の中止による顧客
へのサービスが低下するという問題があった。
このような問題は、同−店舗に複数台の取引端末機が設
置されている場合にも起こる。複数台の端末機の運用は
それぞれ独立に行なわれているからである。もちろん、
複数台の取ダ1端末機のうちの1台が取引不可となって
も顧客は他の端末機によって取引を行なうことができる
が、このような店舗においては顧客の数も多く、ある取
引端末機には支払の取引を希望する顧客が集中し、他の
端末機には預金の顧客が集中するといった現象が起こる
ことがあるので、早期に取引、中止となる可能性もある
。取引端末機が複数台あるにもかかわらず、効率的な運
用が困難であった。
この発明は、同一店舗または近接位置に設置された複数
台の取引端末機を備えた取引処理装置において、係員に
よる介入を極力少なくし、かつ効率的な運用を図ること
を目的とする。
以下、図面を参照してこの発明の実施例について詳述す
る。
第1図は、取引処理装置の全体を示している。
取引処理装置は、複数台の取引端末機(1)、これらの
端末機(1)の少なくとも取引モードを制御する集中監
視装置(IG、およびコントロール・センタ(図示路)
から構成されている。端末機(1)に、第1号機(A 
I ) 、第2号機(&2)というように番号が付けら
れている。これらの取引端末機(1)は、銀行等の同一
店舗または近接する箇所に設置されている。集中監視装
置αeと端末機(1)とは伝送回線により結ばれている
。この実施例では便宜的に8台の端末機(1)があり、
それらが3つのグループに分けられている。A1〜A3
の端末機(1)が第1グループ、A4〜A6の端末機(
1)が第2グループ、A7とA8の端末機(1)が第3
グループをそれぞれ構成している。後に示すように、各
端末機(1)の取引モードはその端末機(1)が属する
グループ内の他の端末機(1)の状態に応じて決定され
る。
第2図は、集中監視装置(101の内部構成を示してい
る。集中監視装置(101は、0PU(80)によって
制御され、その実行プログラムを格納するとともに、各
端末機(1)の循環武人出金機の紙弊状態および取り得
る取引モードなどのデータを記憶するメモリ(81)、
各端末機(1)の取引モードおよび紙弊状態を表示する
表示装置(82)、ならびに各端末機(1)と交信する
ための伝送制御装置(83)を備えている。
第3図は取引端末機の外観を示している。この端末機は
預金、支払その他の取引を行なう。
端末機(1)の前方に突出した水平な操作面には、顧客
に対する操作案内、機能ボタン(11)〜(1[D G
elの機能、支払請求金額その他の入力データ、顧客に
伝達すべき他の情報などの表示に用いられる陰極線管表
示装置(以下ORTという)(2)が配置されている。
ORT (21の左右両側に隣接して、機能ボタン01
)〜03aη、Q41−1Gが縦に並べて配列されてい
る。これらの機能ボタン(11)〜0′71は、取手前
の位置には、顧客固有の秘密番号や支払請求金額などを
入力するために用いられるテンキー(3)が設けられて
いる。さらに操作面には、預金の取引において紙弊を投
入するための紙弊投入口(4)と、支払の取引において
出金紙弊を放出するための、および預金の取引において
入金紙弊投入後、取消の入力があったときに紙弊を返却
するための紙弊放出口(5)が設けられている。
取引端末機(1)の垂直な操作面には、その右側に、銀
行取引の資格のある顧客の個人コード(秘密番号、口座
番号など)が磁気記録された磁気カードを挿入するため
の磁気カード挿入口(6)、通帳を用いずに取引をする
場合に発行される取引データが印字されたレシートを放
出するレシート発行口(7)、左側には通帳を挿入する
ための通帳挿入口(9)がそれぞれ配置されている。さ
らに通帳挿入口(9)の上方には、端末機(1)が取引
可能な状態にあることを示す取扱中表示器(181、お
よび可能な取引種類を示す2つの表示灯(19a)(1
9b)からなる取引モード表示器が設けられている。こ
の取引端末機(1)の動作モードには、預金の取引のみ
を行なう入金専用モード、支払の取引のみを行なう出金
専用モード、および預aと支払の両方の取引が可能な入
出金モードがある。入金専用モードのときには表示灯(
]9a)のみが、出金専用モードのときには表示灯(1
9b)のみが、入出金モードのときには両表示灯(19
a)(19b)がそれぞれ点される。apu■には、カ
ード挿入口(6)の内側に配置されカードに磁気記録さ
れたデータを読取乞磁気カード・リーダ3111各取引
処理ごとにその取引種類、支払金額、預金金額などの取
引データを銀行の控として記録するとともに、顧客にレ
シートを発行する伝票発行機(2)、通帳に取引データ
を印字する記帳機時、預金の取引において入金紙弊を鑑
別して受入れ、支払の取引においては支払額の紙弊を放
出する循環武人出金機(財)、機能ボタン(111〜O
eOηおよびテンキー(3)を含むキー人力装置(至)
、0RT(21、取扱中表示器(](至)および取引モ
ード表示器(19a)(19b)を含む表示装置(至)
、ならびに端末機(1)の監視および運用のために用い
られる内部パネル(図示路)の制御装置(9)を備えて
いる。CPU(201をマスタCPUとし、各入出力機
器01)〜(支)をそれぞれ制御するスレーブOPUを
設けて、端末機+11をマスタ・スレーブ・システムに
よって制御するようにしてもよい。OPU@は、そのプ
ログラムを格納したROM(211、および取引データ
その他のデータを記憶するRAM(ハ)を備えている。
各種の取引処理にあたって、OPU■は伝送制御装置(
財)を介してコントロール・センタと交信を行ない、セ
ンタからの指示にしたがって取引処理を完遂する。また
、伝送制御装置(ハ)を介して集中監視装置部との間で
後述する交信を行なう。
第5図は、循環武人出金機(至)の入出金機構を示して
いる。この実施例では3種類の紙弊、たとえば千円、5
千円および万円孔が使用され、これらをA、Bおよび0
でそれぞれ表わす。この機構には、金種別紙弊収納箱(
50A)(50B)(soo)と、一括紙弊収納箱(5
0D)が設けられている。金種別紙弊収納箱(50A)
〜(500)は、それぞれの金種A 、−0ごとに紙弊
を収納するものであって、固定されている。
一括紙弊収納箱(50D)は、金種に関係なく紙弊を一
括して収納するものであって、紙弊の補充および回収の
ために用いられ、着脱自在である。一括収納箱(50D
)は、金種別収納箱(50A)〜(500)の3倍程度
の紙弊を収納しうる容量をもっている。収納箱(50D
)の金種を便宜的に混合金種(D)という。以下の説明
では、とくに支障のない限り、これらの収納箱(50A
)〜(50D)、ならびにこれらの収納箱内に設けられ
た各センサ、各収納箱に関連する紙弊一時保留部、およ
び振分フラッパについて、一括して説明する場合には、
各金種を表わす添字(A)〜(D)を省略する。
各収納箱[株]の上には、紙弊一時保留部(57)が設
けられている。図示は省略されているが、これらの一時
保留部醐には、一時保留されている紙弊をその下方の各
収納箱■内に送り込む機構が設けられている。また、一
時保留部6りには、一時保留されている紙弊の有無を検
出するセンサ邸)がそれぞれ設けられている。収納箱(
7)内には、1;から順に満杯センサ61)、準満杯セ
ンサ(5z1準残少センサ■、残少センサ(財)および
空センサ時が設けられている。これらのセンサ、一時保
留部(5ηのセンサ6)および後述する投入口(4)の
センサ(65)は、いずれも光電上ンサから構成されて
いる。センサ(511が紙弊を検出しているときにはそ
の収納箱の紙弊は満杯であると判断される。センサ(5
1)が紙弊が検出せずかつセンサ@が紙弊を検出してい
るときには準満杯、センサ儲が紙弊を検出せずセンサ(
財)が紙弊を検出しているときには準残少、センサ(財
)が紙弊を検出していないときには残少とそれぞれ1判
断される。満杯の状態であっても、少くとも1回の預金
の取引で入金されろ紙弊を収納しうる余地はある。
同じように残少であっても、少なくとも1回の支払の取
引で放出すべき紙弊は収納箱艶内には残っている。一括
収納箱(50D)には、満杯センサ(51D)、残少セ
ンサ(54D)および空センサ(55D)が設けられて
いる。
ざらに、各収納箱艶の下部には紙弊の繰出し機構が設け
られている。この機構は、重ねられている紙弊の最下位
のものをほぐす偏心ローラ(68L繰出しローラ(66
)およびこれに圧接する摩擦ローラ(67)から構成さ
れ、収納箱艶内の紙弊を1枚ずつ繰出す。
紙弊投入口(4)にも、偏心ローラ(62)、繰出しロ
ーラ(63)および摩擦ローラ(64)からなる紙弊繰
出し機構が設けられている。この投入口(4)内には紙
弊押え板(61)があり、紙弊が投入されると、この押
え板(61)が進出し偏心ローラ(62)との間で紙弊
を挾み、この後、1枚ずつの紙弊の繰出しが行なわれる
繰出された紙弊は、搬入路(4Bを経て振分路(4りに
搬送される。搬入路(41)の途上には紙弊鑑別装置(
至)が設けられている。この紙弊鑑別装置(至)は、振
分路(42からJま3つの収納路卿が分岐し、各金種別
収納箱ωの一時保留部(支)に向っている。
振分路+42と収納路關の分岐箇所には切替フラッパ(
60A )〜(600)がそれぞれ設けられている。こ
れらの切替フラッパーは、紙弊鑑別装置(至)による紙
弊の種類の判定結果によって制御される。たとえば、あ
る紙弊が装置(至)によって金種(0)と判別された場
合には、対応するフラッパ(,600)が振分路(4つ
を遮断する位置に動かされ、その紙弊は保留部(570
)に送られる。保留部(5刀に一時的に保留された紙弊
は、その取引が終了したときに、または次の顧客に対す
る取引処理を開始するときに収納箱■内に収納される。
振分路(転)は紙弊放出口(5)の方にのび、放出路(
461につながっている。この放出路+4[Dの途中か
らは収納路(4ηが分岐しており、この収納路0ηは一
時保留部(57D)まで設けられている。収納路(4′
71の分岐箇所にも切替フラッパ(60D)が配置され
ている。また、放出口(5)から一時保留部(57D)
まで回収路(481が設けられている。
入金紙弊のうち鑑別装置(支)で真正でないと判別され
た紙弊は、振分路(42を経て放出路(461に搬送さ
れ、この放出路(461から放出口(51に送られる。
各収納箱ωの繰出し機構からは繰出し路(49が配設さ
れ、搬送路(4力に合流している。搬送路(441は振
分路(42)に合流しており、この合流箇所付近には紙
弊再鑑別装置(支)が設けられている。支払鉱 の取引においては、支払寺領の紙弊が金種別収納箱(5
0A)〜(500)から1枚ずつ繰出され、繰出し路(
口および搬送路((財)を経て再鑑別装置(至)に送ら
れ、ここでその紙弊の真偽と種類が再鑑別されることに
より確認され、振分路におよび放出路−を経て放出口(
5)に送られる。再鑑別装置(至)による鑑別の結果、
真正でない、または指令されたものと金種が一致しない
などの異常があった場合には、その紙弊は振分路I2を
経て収納路(4ηから一時保留部(57D)に送られ、
その後収納箱(50D)に収納される。出金紙弊が放出
口(5)に送り込まれたのちに、支払の取引の取消があ
った場合には、放出口(5)の紙弊は回収路啜を通して
、一時保留部(57D)に回収される。預金の取引にお
いて、入金紙弊が各一時保留部(57A)〜(570)
に保留されたのちに取引の取消があったときには、入金
紙弊相当額の紙弊が収納箱(50A)〜(500)から
繰出され、放出口(5)に搬送されることにより返却さ
れる。
」二記の搬入路+411 、振分路(47J 、収納路
+431 、搬送路(4a1繰出し路+451.搬出路
(4611収納路(47)おヨヒ回収路(価は、いずれ
も、適所に設けられたローラとこれらのローラに掛けら
れたベルトから構成されている。また、図示は省略され
ているが、投入口(4)および各収納箱霞の紙弊繰出口
付近には、2枚以上の紙弊が重なった状態で繰出された
ことを検出する2枚検知器、および繰出された紙弊の長
さを検査するための異常長さ検知器が設けられている。
各搬送路(41)〜(481の途上の適所には、紙弊の
通過検知器が設けられており、紙弊が所要間隔だけ離れ
た2つの通過検知器間を通過するのに要する時間にもと
づいて紙弊の粘りの有無が検査される。
第6図は、循環武人出金機(財)の電気的な構成を示し
ている。制御装置(70)は好ましくは、OPU、その
プログラムを格納したROMおよび各種データを記憶す
るRAMから構成されている。制御装置(70)には、
各センサ(51)〜艶(65)、紙弊鑑別装置■、再鑑
別装置国および2枚検知器などの異常検知器(76)か
らの検知または判別信号が入力している。そして、制御
装置(70)はこれらの入力信号およびOPU@)から
の指令にもとづいて、所定の手順にしたがって投入口(
4)の紙弊繰出し機構およびシャッタを含む投入口駆動
機構(71)、放出口(5)のピンチ・ローラおよびシ
ャッタを含む放出口駆動機構(72)、各収納箱■の紙
弊繰出し機構(73)、搬送路(4]l〜(481の駆
動装置(74)および切替フラッパ釦の駆動装置(75
)を制御する。
第7図は取引端末機(1)のRAMEの内容の一部を示
している。RAME内には、入金モード・フラグFDP
および出金モード・フラグFD工としてそれぞれ用いら
れるエリヤ、預金金額を記憶するエリヤ、預金のために
投入された紙弊の各金種ごとにその枚数を記憶するエリ
ヤ、キー人力された支払請求金額を記憶するエリヤ、支
払請求金額を支払うために放出すべき各金種ごとの枚数
を設定するエリヤ、各収納箱ωの一時保留部(5ηに一
時保留しうる最大規定枚数Mおよび各一時保留部(5η
に保留されている紙弊の枚数をそれぞれ記憶する工IJ
ヤ、金種別収納箱(50A)〜(500)の状態、すな
わち満杯か、準満杯か、準残少がまたは残少かをそれぞ
れ記憶するフラグFIA−F40として用いられるエリ
ヤ、取り得る取引モードを記憶するエリヤ、同一グルー
プに属する取引端末機(1)の台数N(その端末機を含
む)を記憶するエリヤ、同一グループに属する取引端末
機(1)(その端末機を除く)の番号を記憶するエリヤ
、ならびに同一グループに属する取引端末機(1)(そ
の端末機を除く)の紙弊の状態に関するデータおよび取
り得る取引モードを記′憶するエリヤが設けられている
。入金専用モードの場合にはフラグFDPのみが1、出
金専用モードの場合にはFI)工のみが1、入出金モー
ドの場合にはFDPおよびPD工がともに1となる。ま
たフラグFIANF4Cは、各金種別収納箱が満杯、準
満杯、準残少および残少のときにはそれぞれ1にセット
される。第7図に示されているRAM■は、&1の取引
端末機(1)のものである。この取引端末機(1)は第
1グループに属している。第1グループは3台の取引端
末機から構成されているから台数はN = 3である。
同一グループの端末機の番号として屋2と屋3が、そし
てこれらの&2および魔3の端末機の紙弊の状態に関す
るデータと取り得るモードとがそれぞれストアされる。
同一グループに属する端末機の番号は、たとえば内部パ
ネルを用いて係員によって設定される。
取り得るモードは主に係員によって設定される。各取引
端末機(1)の内部パネルにはモード切替スイッチが設
けられており、この切替スイッチを用いて、係員が端末
機の状態に応じて取り得るモードを設定する。通常は、
入出金モードに設定される。たとえば循環武人出金機(
財)の紙弊放出機構が故障している場合や、銀行に支払
用の資金が不足していて支払いを行ないたくない場合な
どには入金専用モードに設定される。
また紙弊鑑別装置■が故障している場合や、預金業務の
時間帯が経過したのち(たとえば午後3時以降)には出
金専用モードが設定される。
内部パネルのモード切替スイッチによって設定された取
引モードは、後述する処理によって読取られ、取り得る
取引モード記憶エリヤにストアされる。煮2およびA3
の取り得るモードは集中監視装置qαから伝送されて、
RAM@に記憶される。
循環武人出金機(財)の各金種別紙弊収納箱(50A)
〜(500)内の紙弊の状態に応じて取引モードを自動
的に切替えるようにすることもできる。たとえば、入出
金モードにおいていずれかの紙弊収納箱が満杯または準
満杯になった場合には、出金専用モードに切替える。逆
にいずれかの紙弊収納箱が残少または準残少になった場
合には入金専用モードに切替える。取り得るモードは、
このモード自動切替の結果によっても決定される。
第8図は、集中監視装置(IωのメモIJ (81)の
内容の一部を示している。メモIJ (s 1 )には
、各取引端末機(1)ごとに、フラグF1に、F2Oの
ように、満杯、準満杯、準残少および残少の金種をそれ
ぞれ記憶するエリヤ、および各端末機(1)の取り得る
取引モードを記憶するエリヤがある。
第9図は、センサ読取処理の詳細を示している。このフ
p−・チャートにおいては、収納箱(50A)のセンサ
に対する処理のみが示されているが、他の収納箱(50
B)(500)の各センサについても同様に処理される
のは言うまでもない。まず、残少センサ(54A)の出
力信号が読取られ(ステップ(101))、オフ(紙弊
を検知していない)であれば残少フラグF4Aが1にセ
ットされ(ステップ(102))、かつ準残少フラグF
3Aが0にリセットされる(ステップ(103))。セ
ンサ(54A)がオン(紙弊を検知している)の場合に
は何らの処理も行なわれな′い。次に満杯センサ(51
A)が検査され(ステップ(104) )、tンTアれ
ば満杯フラグFIAが1にセットされ(ステップ(10
5))、準満杯フラグF2AがOにリセットされる(ス
テップ(106))Q準満杯センサ(52A)がオンで
かつ満杯センサ(51A)がオフである場合には(ステ
ップ(1[)(108))、最上位の紙弊は両センサ(
52A)(51A)間にあり、準満杯であるがら、準満
杯フラグF2Aが1にセットされ(ステップ(109)
)、満杯フラグFIAがOにリセットされる(ステップ
(110))。収納箱(50A)内の紙弊が準満杯から
減少していって、または準残少から増加していってセン
サ(52A)がオフ(ステップ(111))、センサ(
53A)がオンであれば(ステップ(112))、もは
や準満杯または準残少ではないからフラグF2A、P3
AがOにリセットされる(ステップ(113)(114
))。センサ(53A)がオフで(ステップ(115)
)、センサ(54A)がオンであれば(ステップ(11
6))、準残少であるから準残少フラグF3Aが1にセ
ットされ(ステップ(117))、残少フラグF4Aが
0にリセットされる(ステップ(118))。最後に内
部パネルのモード切替スイッチの状態が読取られ、この
スイッチによって設定されている取り得る取引モードが
RAM−に記憶される。
業スイッチおよび終業スイッチが設けられている。これ
らのスイッチがそれぞれオンとされたときに(ステップ
(12,1)(122))後述する始業処理および終業
処理が行なわれる。これらの処理が終了すると再びスタ
ートに戻る。
始業および終業処理のいずれも必要ないときには、上述
したセンサ読取装置(第9図)が行なわれる(ステップ
(123))。この後、RAMに内に記憶された各金種
別収納箱内の紙弊の情報および取り得る取引モードが集
中監視装置0Cに伝送される(ステップ(124)(1
25))。
集中監視装置OGでは、端末機(1)からその端末機の
金種別収納箱の紙弊状態および取り得るモードに関する
データを受信すると、これらのデータをメモリ(81)
に記憶する。そして、メモIJ (81)に記憶されて
いる他のすべての取引端末機の金種別収納箱の紙弊状態
および取り得るモードに関するデータを編集して、デー
タを送信してきた端末機に伝送する。金種別収納箱の紙
弊状態に関するデータとしては、すべての金種について
その状態を表わすフラグ(FIA、FIB、FIOなど
)の内容を送信する必要はなく、いずれかの金種が満杯
もしくは準満杯であれば、その端末機については満杯も
しくは準満杯金種あり、またはいずれかの金種が残少も
しくは準残少であればその端末機について残少もしくは
準残少金種ありというデータで足りる。
第10図において、取引端末機(1)では、集中監視装
置αGからの収納箱情報および取り得るモードが受信さ
れると、これらのデータがRAM−に記憶される(ステ
ップ(126)(127))。
集中監視装置0αからは、他のすべての端末機について
のデータたとえば屋1の端末機に対しては屋2〜A8の
端末機のデータが送信されるが、端末機がわではそ′の
端末機が属するグループの端末機たとえばA2およびA
3のデータのみが取り込まれRAM+22に記憶される
そしてRAMEに記憶したデータにもとづいて、同一グ
ループ内に残少または準残少の金種をもつ端末機がある
かどうか検査される(ステップ(128))。残少また
は準残少の金種をもつ端末機があると、その端末機の取
り得るモードが入出金モードかどうかが検査され(ステ
ップ(130))、入出金モードであれば続いて自端末
機の取り得るモードが入出金モードかどうかが検査され
る(ステップ(131))。
残少または準残少金種をもつ端末機および自端末機の取
り得るモードがともに入出金モードの場合にのみ、F 
D P −父、F Dニー1とされて出金専用モードに
切替えられるとともに、表示灯(19b)のみが点灯さ
れ、支払が可能であり、預金が不可能であることが表示
される(ステップ(132))。このことにより、自端
末機に支払の取引を希望する顧客が集中し、その結果残
少または準残少の金種をもつ取引端末機には預金の取引
の顧客が集まるので、その取引端末機の残少または準残
少状態がすみやかに解消される。残少または準残少の金
種をもつ端末機の取り得るモードが入出金モードでない
場合には、自端末機の取引モードを出金専用モードに切
替えても意味がないので、切替処理は行なわれない。す
なわち、残少または準残少の金種をもつ端末機の取り得
るモードが入金専用モードの場合にはその端末機は入金
専用モードで稼動している筈であるから、ある金種が残
少または準残少になっても(一般にはなり得ないが)問
題はなく、取り′得るモードが出金専用モードの場合に
はその端末機は入出金モードまたは入金専用モードには
なり得ないから、残少または準残少状態を救うことはで
きない。また、自端末機の取り得るモードが入出金モー
ドではなく出金専用モードであればモードの切替えは不
要であり、入金専用モードの場合には自端末機がわに出
金処理ができない理由があるので、モードの切替えは行
なわれない。
同一グループ内に、残少または準残少金種をもつ端末機
がなければ次に、同一グループ内に満杯または準満杯の
金種をもつ端末機があるかどうかが検査される(ステッ
プ(129))。
同一グループ内に満杯または準満杯金種をもつ端末機が
ある場合には、8その端末機および自端末機の取り得る
モードがともに入出金モードの場合にのみ(ステップ(
133)(134))、FDP=l、1?D工=0とさ
れ入金専用モードに切替えられ、かつ表示灯(19a)
のみが点灯される(ステップ(135))。
同一グループ内に残少または準残少の端末機も、満杯ま
たは準満杯の端末機もない場合には、自端末機の取り得
るモードが何であるかが調べられ(ステップ(136)
)、取り得るモードが入出金モードであれば、IPDP
およびFD工がともに1にセットされ、入出金モードに
なりかつ両表示灯(19a)(19b)が点灯される(
ステップ(137))。このことにより、ステップ(1
32)および(135)で切替えられたモードが元の入
出金モードに戻る。また自端末機の取り得るモードが入
金専用モードの場合にはFDP=l、IFDニー〇とさ
れ(ステップ(138))、出金専用モードの場合には
F D P=Q、F Dニー1とされる(ステップ(1
39))。
以上の処理ののち通常の取引処理に進む。まずモードφ
フラグFDPおよびFD工が検査され、両フラグFDP
およびFD工がともに1の場合には入出金モードである
から(ステップ(140))、ORT (21に預金お
よび支払の両取引が可能であることが表示される(ステ
ップ(141))。そして、顧客による取引種類の選択
に応じて預金または支払の取引処理に進む(ステップ(
142)(143))。FDP=1でかつFD工=0の
ときは入金専用モードであるから(ステップ(144)
)、oRT(2)に預金が可能であり、支払が不可能で
あることが表示される(ステップ(145))。CRT
(2)に表示された操作案内に誘導されて、顧客が機能
ボタン(11)〜(161のいずれかにより預金を選択
すれば(ステップ(146))、預金の取引処理に進む
。このとき、ボタン(111〜(IBのいずれかによっ
て支払が選択されても、この選択入力は無効であって、
スタートに戻ってしまう。ステップ(140)(144
)のいずれにおいてもN。
のときには出金専用モードであるから、0RT(2)に
支払の取引が可能であり、預金の取引が不可能であるこ
とが表示される(ステップ(147)’b顧客が支払を
選択すれば(ステップ(148))、支払の取引処理に
進むが、預金が選択されたときにはこの選択入力は無効
であって、スタート時に行なわれる処理の1つに紙弊の
充填および回収がある。始業・特番ごは、金種A、Eお
よびOの紙弊が一杯に収納された一括収納箱(50D)
がセットされる。そして、始業スイッチがオンとされた
ときに収納箱(50D)内の紙弊がその金種に応じて金
種別収納箱(50A)〜(50C)内に移される。終業
時には、終業スイッチがオンとされたときに金種別収納
箱(50A)〜(500)内の紙弊が一括収納箱(50
D)内に移される。このことにより係員は、収納箱(5
0D)を取外すことによりこの紙弊を回収することがで
きる。
に記実施例においては、2〜3台の端末機で1グループ
を構成し、このグループ内の他の端末機の紙弊状態に応
じて自端末機の取引モードを切替えているので非常に好
ましい形態となっている。グループ化せずに8台の端末
機で相互にモード切替を行なうようにすると、たとえば
1台の端末機の金種のいずれかが残少または準残少にな
った場合には他の7台の端末機のすべての取引モードが
出金専用モードになってしまうという事態が生じる。い
ずれにしても、グループ化するかどうかは、同一店舗ま
たは近接箇所に設置される取引端末機の台数に応じて適
宜決定される。
」1記実施例においては、他の取引端末機が満杯または
準満杯になった場合に自端末機を入金専用モードに切替
えているが、満杯になった場合にのみこの切替えを行な
うようにしてもよい。
残少についても同様である。このようにした場合には、
収納箱内の紙弊が増加していって満杯センサ(51A)
のレベルを超えたときに満杯フラグF1を1にセットし
、その後紙弊が減少していって、準満杯センサ(52A
)のレベル以下になったときに満杯フラグF1を0にリ
セットすることが好ましく、このことにより、フラグF
1の状態が取引の1回ごとに変化するのが防止される。
残少フラグについても同様である。
また上記実施例においては、他の端末機の金種別収納箱
のいずれか1つが満杯または残少になった場合にただち
に自端末機の取引モードが切替えられているが、収納箱
のいずれか1つもしくは2つが満杯または残少になった
場合には、その取引端末機において、預金のために投入
する紙弊の金種を制限して満杯でない金種のみを投入す
るよう顧客を案内する、または放出する紙弊を残少でな
い金種で置き代えて放出するもしくは残少でない金種の
紙弊で支払えるような支払精求額を顧客にキー人力させ
るなどの方式を採ってもよい。そして、金種別収納箱の
すべてが満杯または残少になった場合に取引モードの切
替えを行なうようにする。
さらに−上記実施例では、支払の取引において一括収納
箱(50D)は全く利用されていないが、これを利用す
ることもできる。すな、わち、金種別収納箱(50A)
〜(500)のいずれかが残少または準残少になった場
合には、収納箱(50D’ )から紙弊を繰出しして判
別し、残の収納箱にも、対応する金種の紙弊を補充する
ようにする0そして、収納箱(50D)から補充しても
なお残少の場合に集中監視装置にその旨を報告する。こ
のことにより、取引モードの切替の回数が減少する。預
金の取引についても同じように、金種′別収納箱が満杯
または準満杯になったときにその紙弊を一括収納箱に移
し、それでもなお両収納箱が満杯である場合に集中監視
装置にその旨を報告するようにするとよい。
さらに上記実施例においては、金種としては紙弊のみが
使用されているが、もちろん硬貨を取扱う取引端末機に
もこの発明は適用しうる。
またこの発明は、顧客が操作する取引端末機のみならず
、テラーが活用するいわゆる窓口入出金機などにも適用
可能である。取引モード表示器としては表示灯が図示さ
れているが、ORTその他の表示装置に表示することも
できる。この場合、各端末機の取引モードが遠くからで
も分るように、端末機の上方に表示器を設けるとよい。
さらに金種別収納箱は装置に固定されているが、着脱自
在とすることもできる。
以−F詳細に説明したように、この発明によれば、循環
武人出金機をそれぞれ有し、かつ近接した場所に設置さ
れた複数の取引端末機を備えた取引処理装置において、
ある取引端末機の入出金機内の現金が非常に多くなって
入金処理が困難になった場合には、他の正常な端末機が
自動的にその取引モードを入金専用モードに切替え、ま
たある取引端末機の現金が非常に少なくなって出金処理
が困難になった場合には、他の正常な端末機が自動的に
その取引モードを出金専用モードに切替えている。した
がって、顧客を、各端末機内の現金の状態に応じて常に
取引が可能な端末機に誘導することができるから、係員
の介入なしに複数の端末機を効率的に運用することが可
能となる。また、顧客の適宜な誘導によって、現金の多
くなったまたは少なくなった端末機も正常な状態に復旧
するので、取引処理を続行することができる。さらに集
中監視装置は単なる中継装置でよいからその構成がきわ
めて簡単となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は取引処理装置の全体的な構成を示すブロック図
、第2図は集中監視装置の構成を示すブロック図、第3
図は取引端末機の外観を示す斜視図、第4図は取引端末
機の内部構成を示すブロック図、第5図は循環武人出金
機を示す構成図、第6図は循環武人出金機の電気的な構
成を示すブロック図、第7図は取引端末機のRAMの内
容を示す図、第8図は集中監視装置のメモリの内容を示
す図、第9図はセンサ読取処理を示すフロー・チャート
、第10図は取引処理装置の全体的な動作を示すフロー
・チャートである。 (1)・・・取引端末機、(2)・Φ・oRTlG(1
・・・集中監視装置、(19a)(19b)・・・取引
モード表示器、■(80)・・・OP tr、 @ (
81)・・・メモリ、@(83)・・・伝送制御装置、
(至)・・拳循環式人出金機、(50A)〜(500)
・・・金種別収納箱、(51A)〜(510)・拳・・
満杯センサ、(52A)〜(520)・・・準満杯セン
サ、(53A)〜(530)・・・準残少センサ5(5
4A)〜(540)・・・残少具  上 特許出願人 立石電機株式会社 外4名 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図       第8図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の取引端末機と、これらの端末機と交信する
    中継装置とから構成され、 各取引端末機は、 金種別収納箱を有し、入金現金を金種ごとに各収納箱に
    収納しかつ出金現金をこれらの収納箱から放出する循環
    武人出金機、 各金種別収納箱内の現金の状態を検出する手段、 検出された現金の状態を中継装置に伝送する手段、およ
    び 中継装置から伝送された他の取引端末機の金種別収納箱
    内の現金の状態に応じて、取引モードを決定する手段を
    備え、 中継装置は、 各取引端末機から伝送された現金の状態を記憶する手段
    を備えている、 取引処理装置。
  2. (2)  取引端末機の取引モードに、入出金モード、
    入金専用モードおよび出金専用モードがあり、各取引端
    末機は、他のある取引端末機の金種別収納箱の現金があ
    らかじめ定められた所要レベルまで増加したときに入金
    専用モードとなる、特許請求の範囲第(1)項記載の取
    引処理装置。
  3. (3)  取引端末機の取引モードに、入出金モード、
    入金専用モードおよび出金専用モードがあり、各取引端
    末機は、他のある取引端末機の金種別収納箱の現金があ
    らかじめ定められた所要レベルまで減少したときに1.
    出金専用モードとなる特許請求の範囲第(1)項記載の
    取引処理装置。
  4. (4)  複数の取引端末機が、2以上のグループに分
    けられており、各取引端末機は、その端末機が属するグ
    ループ内の他の端末機の金種別収納箱内の現金の状態に
    応じて取引モードを特徴する特許請求の範囲第(1)項
    記載の取引処理装置。
JP57007805A 1982-01-20 1982-01-20 取引処理装置 Pending JPS58125192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57007805A JPS58125192A (ja) 1982-01-20 1982-01-20 取引処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57007805A JPS58125192A (ja) 1982-01-20 1982-01-20 取引処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58125192A true JPS58125192A (ja) 1983-07-26

Family

ID=11675832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57007805A Pending JPS58125192A (ja) 1982-01-20 1982-01-20 取引処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58125192A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101079239B1 (ko) 지폐 입출금기
JPH0378674B2 (ja)
JPH0435796B2 (ja)
JP4379022B2 (ja) 自動取引装置
JP2726308B2 (ja) 紙弊入出金装置
JPS5887691A (ja) 取引処理装置
JP4297598B2 (ja) 自動入金機
JPS58125192A (ja) 取引処理装置
JPS58127287A (ja) 循環式入出金装置
JPS58127268A (ja) 取引処理装置
JPS60178592A (ja) 紙幣取扱装置
JPH0323953B2 (ja)
JP2854756B2 (ja) 貨幣処理装置
JPH0354689A (ja) 現金入出金処理装置
JPS5896390A (ja) 取引処理装置
JPS60181996A (ja) 自動取引装置の群管理方式
JPS58149590A (ja) 取引処理装置
JP2614312B2 (ja) 現金入出金装置
JP2505162B2 (ja) 現金自動取扱い装置の運用方法
JP4330701B2 (ja) 紙幣入出金自動取引機
JP3071368B2 (ja) 自動機群管理システム
JP2544444B2 (ja) 現金自動取扱い装置の運用方法
JP3038808B2 (ja) 自動取引機の貨幣収納装置
JPS61289487A (ja) 現金取引き装置
JPH0544073B2 (ja)