JPS58124494A - 除湿式衣類乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は除湿式衣類乾燥機に関するものである。

衣類乾燥機には一般に床面に直装置いて使用する床置タ
イプと、洗濯機の上部空間を利用するためのユニット台
に使用するランドリータイプがあるが、特に屋内事情に
より省スペース利用化が非常に多くなり、ランドリータ
イプが市場の大半を占めている。そのため、除湿式衣類
乾燥機においても、使い勝手を良くするため、衣類投入
口の位置を出来るだけ低くするように配慮する必要があ
り、本体内部構造にて、熱交換器を本体上部に配備する
ことにより解消している。しかしこの種の構造にて、露
結水処理において種々の絶縁性の問題があるため、本発
明ではこれら問題を未然に防止すると共に露結水処理を
効率良くすることを目的とするものである。

この種衣類乾燥機においては、露結水を機外へ排出する
ための排水ホースが折れ曲がったり、排水経路の一部に
異物が混入した場合、熱交換器で露結した露結水が機外
へ排水されず、発熱源であるヒータ部へ直接流れ込み絶
縁不良を起こしたり、運転途中、停止した場合ドラム庫
内が多湿状態に放置され、少量の露結水がヒータ部に流
れ込む危険性があった。またヒータ部を収納する部材間
にて残溜した水滴は見金に除去されにくい欠点があった
。

本発明は上記従来の問題を解消すべくなされたもので、
以下、その実施例を添付図面に基づいて説明する。

図において、１は乾燥機本体、２は本体１内に回転自在
に軸支した回転ドラム、３はヒータで、正抵抗温度特性
素子からなるＰＴＣヒータ、このヒータ３は熱交換器４
の循環空気吐出側と回転ドラム２の熱風吸入側との循環
空気途中に設けている。６はヒータ３によって加熱され
た熱風を回転ドラム２内に導く循環ファンで、このファ
ン６の回転によって回転ドラム内を通過した高温多湿空
気は送風ダクト６を通り、さらに露結パイプ４ａとプレ
ートフィン４ｂからなる熱交換器４の露結パイプ４ａ内
に送り込まれる。この熱交換器４は衣類投入口を低くす
るため、本体１内の上部に配排水ダクト７を経て、ヒー
タ３により再加熱され、回転ドラム２内に再吸入される
。

上記した様に乾燥空気の循環空気経路は主として、回転
ドラム２内、循環ファン６、送風ダクト６、熱交換器４
の露結パイプ４ａ、排水ダクト７゜ヒータ３によって形
成されており、これら部材によって気密的に保つことに
より、循環空気は漏洩することなく矢印ａ方向に流れる
。

８は回転ドラム２の前壁の一部を構成する同定板で、回
転ドラム２の前壁環状部の内面に固着されたドラムシー
ル９と摺接し回転支持されている。

１０ばヒータ３を収容する樹脂材料からなる加熱風胴で
、この加熱風胴１０は排水ダクト７と前記固定板８の外
周フランジ内面に接続する。また、加熱風胴１０は固定
板８に設けた多数の熱Ｊ虱用透孔８ａを稚う様に連結し
ている。１１は駆動モータで回転ドラム２及び循環ファ
ン６をベルト”１２ａ。

１２ｂを介して回転駆動し、同時に駆動モータ９のシャ
フトに冷却用送風ファン１３を設けている。

冷却用送風ファン１３は遠心ファンで構成し、空気吸入
側を本体１前面方向に向け、前面に設けた吸気口１４と
空気吸入側とをファンケーシング１６と一体の風胴１６
にて連結することによって冷却通気経路を形成している
。１７は吸気口１４に着脱可能に取り付けた吸気フィル
ターである。矢印すは冷却空気の流れを示す。１８は熱
交換器を包囲してなるカバーで一端側はファンケーシン
グ１６の空気吐出側と連通しており、このカバー１８の
他端は本体１に形成した排気口１７を介し、機外に連通
している。１９は排水ダクト７に設けた排水口である。

上記構成から乾燥動作を説明すると、駆動モータ８を回
転させ、ヒータ３に通電することＫより循環ファン６の
回転によってヒータ３にて加熱された空気が矢印ａの如
く回転ドラム内に入り込み、ここで生じた高温多湿空気
は熱交換器４の露結パイプ４ａ内に通過する。

一方、冷却用送風ファン１３の回転により、矢印すの如
く本体１前面の吸気口１４、風胴１６、ファンケーシン
グ１６を介してカバー１８で外気を案内し、プレートア
イ／４ｂ間を通過きせる。

これにより熱交換器４が全体的に冷却され、露結パイプ
４の内の内壁には水滴が露結する。この水滴は循環空気
が通過する方向における風圧と引力によって押し出され
、排水ダクト７に設けた排水口１９より、機体内排水ホ
ース２ｏを通り、さらには機体外排水ホース２１を流れ
機外へ排水される。

以上の様な乾燥動作をする中で、第４図に示すように、
ヒータ３を収容する加熱風胴１ｏは固定板８の外周フラ
ンジ内面に接続し、固定板８に設　　′けた多数の熱風
用透孔８ａを憎う様に連結している。ヒータ３を保持す
る加熱風胴１０の一部である遮壁１０ａには循環空気の
一部がヒータ３に通過しない様に貫通孔１０ｂを設ける
とともに、この貫通孔１０ｂと熱風用透孔８ａとを連通
せしめ、ヒータ３より下刃位置に配している。第６図に
示すように固定板８に設けた多数の熱風用透孔８ｄと、
それを榎うように配した加熱風胴１ｏの熱風吐出口部の
位置を偏位させ、加熱風胴１ｏの最下位置に貫通孔１０
ｂと、多数の熱風用透孔８ａの一部とを連通し、配設し
ている。

以上の様な構成から、通常運転時には、加熱風胴１０を
通過する循環空気は、ヒータ３に通過する循環空気ａ′
と貫通孔１ｏｂを通過する一部の循゛環空気Ｃに分散し
、熱風用透孔８ａを通りドラム２内に導かれる。そのた
め、運転途中停止しドラム庫内が多湿のまま放置されて
も、加熱風胴１゜内で少量の水滴が残溜しても貫通孔１
ｏｂ、熱風用透孔８ａからドラム２内へ導かれるため、
ヒータ３部の水滴の付着、絶縁性の問題等は発生しない
。特に本発明により発揮するもっとも大きな効果は万−
誤まって、機体外へ排水するための排水ホースを踏みつ
けたり、折れ曲がったり、排水ホース内に異物が混入し
た場合、運転中、露結水が排水ダクト部へ溜水した水が
ヒータ部へ注水されても、直接ヒータ部に水がかかるこ
となく、その水は加熱風胴１０の貫通孔１ｏｂから固定
板８の熱風用透孔８ａへ通り、ドラム庫内にファンの風
圧と引力によって吹き入れられることにより、絶縁劣化
を未然に防止できる等きわめて大きな効果を奏するもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における衣類乾燥機の縦断面
図、第２図はその冷起空気経路部分を主として示す縦断
面図、第３図はその背断面、第４図はヒータ部分周辺の
要拡大断面図、第６図はそのヒータ部分周辺の略位置を
示す背面図である。 １・・・・・・乾燥機本体、２・・・・・・回転ドラム
、３・・・ヒータ、４・・・・・・熱交換器、６・・・
・・・循環ファン、７・・・・・・排水ダクト、８・・
・・・・固定板、９・・・・・ドラムシール、”１０・
・・・・・加熱風胴、１１・・・・・・駆動モータ、８
ａ・・・・・・熱風用透孔、１０　ａ・・・・・・遮壁
、１０ｂ・・・・・・貫通孔、１３・・・・・・冷却用
送風ファン、１４・・・・・・吸気口、１７・・・・・
・排気口、１９・・・・・排水口、２１・・・・・・機
体外排水ホース。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第　２　図 第　３ｙＪ １０１，８ａ ４７２

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体内に回転ドラムを回転自在に軸支し、発熱源からの
   熱風を前記回転ドラム内に導くとともに、この回転ドラ
   ムの高温多湿空気を熱交換器に送り込み露結せしめる除
   湿式衣類乾燥機であって、本体上部に備えた熱交換器と
   を気密的に連通ずる循環経路において発熱ヒータを収容
   した加熱風胴を、ドラムの一部を構成する前壁固定板の
   外周７ランジ内面に接続すると共に前記前壁固定板に設
   けた多数の熱風用透孔を覆って連結し、前記前壁固定板
   に設けた多数の熱風用透孔の位置を偏位させ、前記発熱
   ヒータを収容した加熱風胴の最下位置に、循環空気の一
   部が発熱ヒータに通過しないように貫通孔を設け、この
   貫通孔と前記熱風用透孔とを連通せしめ、前記両方の孔
   １発熱ヒータより下方位置に配設した除湿式衣類乾燥機
   。