JPS5812199Y2 - カレンダ−表示装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は液晶表示式腕時計における暦表示方法の改良に
関するものである。

従来のカレンダー付腕時計ではその日の曜日のみ窓枠に
表示し、他の日の曜日を知ることが出来なかった。

しかるに昨今の休日の増加に伴い余暇活動が盛んとなり
、レジャーのプラニング等の機会が増えて、数週間、数
ケ月先の暦を知りたいという要望が多くなってきた。

現在公知のものとしては特開昭４７−１９８６７がある
が、曜日表示は日曜のみが移動して１日曜以外の曜日が
わかりにくいという欠点があった。

本考案はかかる欠点を除去するために考えられたもので
、簡単に説明するとマスキングプレート、偏光板等にひ
と月の数字１〜３１を印刷し、月曜〜日曜の７曜日を移
動させて暦を表示させ、見やすい層性電子腕時計を提供
することを目的としている。

一般に液晶表示式腕時計において、回路ブロックの電極
パターンと液晶パネルの電極パターンを電気的に結合さ
せるために導電ゴムカー使かれているが、導電ゴムのピ
ッチ（導通部と絶縁部）ｖｒ−限界があるγこめ、液晶
パネルの端子数をむやみに増やすことができず、従って
時刻表示とともに曜日をいかにして少ない数のセグメン
トで構成するかが重要となる。

以下本考案を第１図、第２図に従って説明する。

第１図において、１はマスキングプレート、２は液晶パ
ネル、３は液晶パネルカラスの一方に印刷した月〜日の
７曜日の透明電極で、第２図のように３ａ〜３ｇの７セ
グメントより構成している。

４は偏光板に印刷した１〜３１数字である。

従って、本考案によればＣＭＯ８−ＩＣの働きにより、
時刻表示と同期して、ひと月毎に３ａ〜３ｇの中から、
１つだけ選び表示させるようにすれば、フル表示の曜日
の暦が可能となり、暦として読みやすいことはむろんの
こと、わずか７セグメント（１デジツト）の増加であり
、層性電子腕時計の実用化に効果大なるものがある。

尚、他の実施例について説明すれば、第３図。

において、１はマスキングプレート、２は液晶パネル、
３は液晶パネルガラスの一方に印刷した月（曜）〜日（
曜）の７曜日の透明電極で、第４図のように、３ａ〜３
ｍの１３セグメントより構成している。

４は偏光板に印刷しγこ１〜３１の数字である。

以上のような構成においても、フル表示の層性電子腕時
計が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の実施例、第２図は第１図の透明電極３
の構成図で３ａ〜３ｇからなる。 第３図は本考案による他の実施例で、第４図は第３図の
透明電極３の構成図で３ａ〜３ｍからなる。 １・・・・・・マスキングプレート、２・・・・・・液
晶ハネル３・・・・・・液晶パネルガラスの一方に印刷
した透明電極、４・・・・・・偏光板に印刷した１〜３
１０文字である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 曜日表示が１ケ月毎に時刻表示と同期して駆動する層性
   電子時計において、液晶パネルに７行５列に１〜３１の
   一ケ月分の日付を印刷し、前記日付の行間に７曜表示用
   電極の一つが配置されるように７行７列をなす曜表示電
   極を構成し、前記７行７列の曜表示電極は月の変化と対
   応して７曜日表示が変化するよう並列に連結されている
   ことを特徴とするカレンダー表示装置。