JPS58121337A - 機械の弾性支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は機械を弾性支持するための弾性支持要素に関す
るものである。

機械を据えつける際、多くの場合弾性支持体を設ける。

支持体の弾性要素はゴムあるいはネオプレンで構成され
るか、あるいはバネ鋼のバネ系で作られる。弾性支持要
素によって振動の伝達が低減され、同時に複数の箇所で
支持され静的に未定に置かれた基礎が静的にほぼ一定の
システムに移される。弾性支持によシ制約が減シ、旧Ｄ
ＩＮ４０２４　（１９５５年１月）により必要となって
いた曲げ強さのある基礎に比べてより容易、より経済的
な基礎の施工が可能になる。

弾性支持体は、特に多くの軸受と貫通した軸けん引ロー
プを有する横長あるいは大型の機械８例えばタービン発
電機の場合には、従来弾性支持体を用いるのが一般的で
あった。その場合。

現在では基礎の建設の前に予測される運転荷重に関する
基礎の弾性曲線に対応させて弾性要素に予圧を与える。

機械が組立てられている間に。

基礎に間隔薄板を用いて、あるいは油圧ピストンと遮断
ラムによって調整張力がかけられる。

作動中の軸けん引ロープを調節するために従来は、特に
自動的に作動し動作に附随する調節方法として基礎の調
整引張けなされなかった。

弾性要素の支持力は相対的に長い変形行程に比例する。

一方９機械基礎の硬性は実際には支持要素のそれよりも
大きいと考えられる。

本発明はかかる特性を弾性要素の負荷の変化（を通じて
軸けん引ロープの調節のために利用する。その場合長い
調節行程を通じて弾性要素のところで基礎変形を最小に
できる。

このことは主請求範囲の特徴−にあげられたやシ方で本
発明に従ってなされる。この方法で支持要素の高さない
し予圧を変え、そこからさらに負荷を変えることができ
る。さらに支持条件が変化し、対応して変化した弾性曲
線を通じて曲げ弾性のある基台のけん引ロープの調節に
作用する。

付加的な調節装置として油圧機構を必ずしも常に用いる
ことができない場合には１弾性要素に調整可能な遮断機
構を設置し、有効に利用せねばならない。最も簡単な方
法としてはネジあるいはくさびで構成することができる
。

運転中にも常に調節を可能に、シ、また。かかる行程を
遠隔制御するために調節装置に遠隔制御可能な動作機構
１例えば油圧式あるいは電磁式の装置を備えることがで
きる。これは緊密な結合の解除、軸けん引ロープの調節
、遮断機構　　□の予圧を変えることを可能にし、その
のち緊密　　　□な結合を復原させる。

遮断機構と弾性要素に関する状態報知器を１個ずつ弾性
要素に付加的に設置すると、軸けん引ロープの自動的な
調節を行なうために必要な総ての特性が得られる。計算
行程を９例えばマイクロプロセッサで行なうことによシ
、調節状態をもたらす自動最適化が可能になる。その精
度は測定方式の精度によって決まる。

このように設計された弾性要素がもつ工業的な意義は、
特に発電所でのタービン発電機据付の場合により明白に
なる。基礎施工の経費の点で有利である他に９例えば設
備の操業のさい保守点検間隔が実質的にタービンの靜運
転ないし軸調節状態によって決まる点があげられる。保
守点検のためには設備は電力系から外し、タービン発電
機を停止しなければならない。軸けん引ローブの調節は
そののち機械ケーシングのところで自動的になされる。

調節装置を備えた弾性要素を導入すると保守点検間隔が
著しく延びるだけではなく同時に運転再開時に必ず生じ
て調節状態を変える勢膨張が調整される。摩耗の低減も
その他の長所とともに期待される。

本発明の概要は以下の通りである。

複数の軸出と貫通した軸けん引ロープをもつ。

横長ないし大型の機械を弾性支持するために。

曲げ弾性のある基台の下の弾性支持要素は有用である。

かかる支持要素の中に９弾性支持された機械の軸けん引
ロープの支持条件を負荷の変化によって変えるような調
節装置を設置する。

この方法により、軸けん引ロープを調節ないし再調整す
るために１弾性支持要素のところでの相対的に長い調節
行程を通じて基礎変形を相対的に小さくできる。

次に本発明の具体例を図面によって詳細に説明する。

タービン発電機１は基台２の上に据付けられている。タ
ービン１を弾性支持するために、一般的に曲げ弾性のあ
る基台２が周知の弾性をもつバネ３の上に置かれている
。タービン１の軸けん引ロープ５は軸受台６の中で支え
られており、それは基台２の上に置かれている。

タービン１の最初の据付時に、バネ３に基台２の弾性曲
線に対応して組立て前に予測される運転荷重のために予
圧を与える。そののち、基台２に周知の方法で調整張力
をかけ、軸けん引ロープ５の完全な靜運転が稼動中に期
待しうるようにする。その後運転中には調整張力はかけ
られず９時によって必要となる調整は軸受台６の調節に
よって、保守点検時つまシ機械の停止時になされる。

バネ３には本発明による特別の調節装置７が取付けられ
ている。それは持続的にその部分にあり、バネ３の負荷
の変化を通じて軸けん引ロープ５の支持条件を変化させ
る。第３図で明らかなように油圧式調節装置７はその作
動時にバネ３の負荷が同じ形で変わるようにバネケーシ
ング８にとりつけられている。ネジ９は組立て前に予圧
を与える機能をもつ。はさみ金１０はバ、　　　ネ３と
基台２ないし基礎支持４とのトラブルのない、特に滑り
に強い結合をもたらす。

基台２の重量が直接調節装置７のラムにかかるように、
バネ３と基台２の緊゛密な結合が、総ての調節領域を通
じて調節可能なくさび結合１１゜１２を用いてなされる
。このことは第４図で明らかである。バネケーシング８
を上で締めているくさび型板１１はくさび１２の斜面と
して機能する。

くさび結合１１．１２は再調節可能であり調節装置７が
作動すると解除される。調節シリンダ１３は、遮断機構
として機能するくさび結合のくさび１２に必要な調整を
なす。その際くさびは基台を支え、それによシ調節装置
７の荷重が除かれる。

測定装置１４はくさび１２の状態ないし大きさを把握す
る機能をもつ。もうひとつの測定装置１５はバネ３の負
荷の変化とその大きさを把握する機能をもつ。この測定
装置１４．１５のデータは。

周知のプロセス計算の基本を利用すれば状態変化に応じ
た軸けん引ロープの恒常的、自動的な再調整を可能にす
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は弾性支持されたタービン発電機の概略縦断面図
である。 第２図は第１図の相似縦断面図であり、タービン発電機
の軸けん引ロープを図示し、そこには本発明による支持
要素が設けられている。 第３図は第２図の部分拡大図である。 第４図は第３図をさらに拡大した一発明部分である。 １・・・タービン発電機　　８・・・バネケーシング２
・・・基台　　　　　　　９・・・ネジ３゜０．バネ　
　　　　　　１０・・・はさみ金５・・・軸けん引ロー
プ　１１　、１２・・・くさび結合６１６．軸受台　　
　　　１３・・・調節シリンダ７・・・調節装置　　　
　１４．１５・・・測定装置代理人弁理士　中　山　　
　　清

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　要素の中に調節装置が組込まれておシ、それ
   が負荷の変化を通じて２弾性支持された機械の軸けん引
   ロープの支持条件の変化に作用することを特徴とする機
   械を弾性支持するための曲げ弾性のある基台の弾性要素
   。
2. （２）支持要素と基台との緊密な結合を総ての調節領域
   を通じて９例えば調整可能なくさび結合を用いて行なう
   ものであり、該結合は再調整のために解除できるように
   設計されていることを特徴とする特許請求範囲第１項に
   よる弾性要素。
3. （３）調節装置が油圧機構であることを特徴とする特許
   請求範囲第１項による弾性要素。
4. （４）調節装置が電気的あるいは電気機械的に構成され
   ていることを特徴とする特許請求範囲第１項による弾性
   支持要素。
5. （５）支持要素と基台との間の緊密な結合の状態と位置
   を把握する測定装置を特徴とする特許請求範囲第１項か
   ら第５項のいずれかによる弾性支持要素。
6. （６）支持要素の負荷の変化とその大きさを把握する測
   定装置を特徴とする特許請求範囲第１項から第５項のい
   ずれかによる弾性支持要素。