JPS58120859A - 布帛の連続低温プラズマ重合処理装置 - Google Patents

布帛の連続低温プラズマ重合処理装置

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JPS58120859A
JPS58120859A JP81582A JP81582A JPS58120859A JP S58120859 A JPS58120859 A JP S58120859A JP 81582 A JP81582 A JP 81582A JP 81582 A JP81582 A JP 81582A JP S58120859 A JPS58120859 A JP S58120859A
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JP
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fabric
low
compartment
temperature plasma
gas
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JP81582A
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山東 美一
後藤 徳樹
逸雄 田中
石徹白 博司
南方 松夫
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Sando Iron Works Co Ltd
Unitika Ltd
Original Assignee
Sando Iron Works Co Ltd
Unitika Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、編物、織物、不織布カーペット等の布帛を連
続的に低温プラズマ処理し、グラフト重合せしめたるた
めの装置に関するものである。
従来布帛に、吸水性、撥水性、制電性、防汚性、ンイル
リリーズ性など新しい特性全付与させるための処理装置
としては、薬剤全付与させる浸漬槽、ff IJラマン
ル、乾燥機、熱処理機より構成されていた。
しかしながらこれらの工程は、布帛をぬらせてから乾燥
するためエネルギー使用量が多く、さらに品種によって
は熱処理によって使用薬剤の反応を行う工程が必要なた
め経済性に欠けるものであった。
また布帛に付与された薬剤液は、乾燥工程中に水の表面
張力のため凝集する傾向にあり、布帛の表面をミクロに
観察すると斑状に付与されてお広このため性能あるいは
耐久性のよくないものもあった0 このような理由から最近新しい方法として低温プラズマ
重合による繊維の改質についての基礎研究が発表されて
いる。
例えは文献ACTA Polymerica 203頁
32巻(1981年)にはポリエステル繊維の表面にア
クリル酸モノマーをプラズマ重合させる、捷だ文献Te
xtHRe5earch Jomnal 307頁5月
(1972年)に羊毛の表面に弗素化合物をプラズマ重
合させるなどがある。
しかしながらこれらの報告は、極めて小規模な試験であ
り、それを実用化するには、次のごとき問題点を解決す
る必要があった。
第一には布帛を低圧系に連続的に導出入できる装置すな
わちンール装置の開発、第二には、布帛に含有されてい
る挿接性物質を急速に除去する装置の開発、第三に低温
プラズマ処理により繊維表面を活性化させる処理装置の
開発、第四には活性化された繊維表1mの曲ちに反応性
ガス例えはビニル糸モノマーで処理する装置の開発が必
要であり第二、第三、第四の事項は連続して短時間に行
うことが必須の条件となる。
なぜならば挿抜性vI實を含む布量を低温プラズマ反応
器内に供給するとその挿接性物質はその挿抜作用によシ
反比・器内の真空度を下げ、低温プラズマの発生状態が
不安定になること、また挿抜性物質自体の低温プラズマ
により布帛と反比、かおこり、加工効果が低下するなど
の問題があった。
土だ低温プラズマ処理によp活性化された布帛表面は、
その活性化されている期間(ライフ)は極めて短く活性
化後直ちに反応性モノマーで処理する必要があった。
本発明はかかる問題点を解決するために鋭意研究の結果
開発されたものである。すなわち本発明は連続式の低温
プラズマ処理装置において、この低温プラズマ処理装置
である反応器内に区分室を設けて、少なくとも3つの処
理室を形成し、その反応器内において、挿接性物質の除
去を行なう1次処理室と、次いで低温プラズマ処理を行
って布帛表面を活性化させる2次処理室と次いでグラフ
ト重合を行なうグラ7ト1合室とを形成して布帛の低温
プラズマグラフト−IE合処!?<効果的に行なうこと
ができる処理装置を提供すること全目的とするものであ
る。
以下に本発明における装置を図面に示す実施例に基いて
詳細に説明する。
■は反応器であって、この反応器1には低温プラズマ処
理すべき布帛2をこの反応器1内に連続的に尋人するた
めの導入口3と、反応器1内の布帛を連続的に導出させ
るための導出口4が設けられている。またこの導入口3
、導出口4および隔壁7に設けられたシール機構12の
夫々には、布帛を連続的に挿通することはできるが、反
応器1内を真2 (0,1〜10 Torr、望筐しく
は0.5〜2Torr )に保つことができるシール機
構5.6及び12が設けられているが、かかるシール機
構5゜6.12は、本発明者らが開発している公知のシ
ール機構を利用することによって反応器1および第2区
分室10の導入口及び導出口をシールすることができる
。更にこの反応器1の内部は、隔壁7によって、第1の
区分室9、第2の区分室10、第3の区分室11が布帛
2の移送方向に沿って順次形成されているが、各室を区
分している隔壁7には布帛2を通過することができるが
、隣設された室間の通気性を妨げることができるシール
ロール12が設けられている。そして第1の区分室9に
は熱シリンダロール13による布帛の接触乾燥手段が配
置されており、第2の区分室10内には低温プラズマ処
理機構が内装されている。この低温プラズマ処理機構は
、移行する布帛2を境としく5) て上下に隔設された一対の電極板14及び15を有し、
この一方の電極板14には反応器1外に設備された発振
器(図示せず)からの高周波が供給されるものであり、
他方の電極板15はアースされている。またこれらの電
極板14及び15は、例えば金網あるいは多孔性の金属
板とすることによってガスの分散と分布が電極板の全面
に亘って均一となすことが要求される。なぜならは、電
極板14.15の間により略均−な低温プラズマが発生
できるようにすることであり、またその金属板の全面近
傍に高周波によって励起された低温プラズマを略均−に
欅わせるためである。16は電極板14の全面に向けて
アルゴン、ヘリウム、窒素、炭酸ガス、−酸化炭素など
のガスを吹き田すためのガスノズル、17は双方のit
I極板を挾んでガスノズル16に対設されている吸気ダ
クトであって、この吸気ダクト17は図示しない真空ポ
ンプに接続されている。また第3の区分室11には、グ
ラフト重合するモノマーの気体を該第3の区分室ll内
に供給するためのモノマーガス供給口(6) 21、及びモノマーガス排出口22が設けられている。
尚前記した第1の区分室9内には熱シリンダによる乾燥
手段を具備せしめたが、例えばマイクロウェーブによる
加熱乾燥手段、あるいは赤外線による加熱乾燥手段であ
ってもよい。18は第3の区分室11内に設けた布帛ガ
イドロールであり、19及び20は第1の区分室9及び
第3の区分室11に設けだバギ、−ムパイプである。
以上が本実施例の構成であるが、次にその作用について
述べると、先ず真空ポンプ(図示せず)を駆動して各バ
キューム・平イf19と吸気ダクト17を負圧となして
、第1の区分室9内を10〜100 Torrに保持せ
しめた減圧室となし、更に第2の区分室10及び第3の
区分室11内も減圧し、その真空度を第2の区分室10
 f O,5Torr以下貞窒度に、また第3の区分室
11は使用する重合性モノマーガスの種類、使用濃度お
よび性質により設定される適切な範囲の真空度に調整す
る0次に、第1の区分室9内に設備した乾燥手段を動作
させると共に、ガスノズル16より第2の区分室10内
へガスを供給して該第2の区分室10内が0.1〜10
 Torr望ましくは0.5〜2 Torrとなるよう
にがス供給lを調整17つつ、電極板14゜15へ高周
波望捷しくけ1 kHz〜300 MHzの範囲の高周
波をかける。即ち一周波が照射されている一対の市、極
板14と15との間にガスノズル16からのガスを通せ
ば、低温プラズマが発生し第2の区分室10内はプラズ
マ雰囲気となる。さらに第3の区分室へはがス供給口2
1より取合性モノマーガス例えばアクリル酸、アクリル
酸エステル、メタアクリル酸エステルモノマーなどのガ
スを供給すると共にモノマーガス排出口22からは未反
応のモノマーガスを排出する。このとき第3区分室11
内に残存する空気が重合性モノマーがスの1合に対して
重合県止剤的に作用する場合など必要に比、じてあらか
じめ第3区分室11内はバキュームノ+イf20、モノ
マーガス供給口21、モノマーがス排出口22を使用し
て残存する空気をモノマーガスに充分置換しておくこと
も必要である。排出されたモノマーがスは必要に応じて
二次反応により発生した不純分を除去し、がス#度を調
整した後再度ガス供給口21に供給することもある。な
お、第3の区分室は処理目的に応じてがス濃度すなわち
圧力をバキュームパイプ20およびモノマー排出口22
を用いて調節する。
そこで布帛2を反応器1を通過移行せしめると、該布帛
2は、先ず第1の区分室内で乾燥処理されて布帛に含ま
れている弾撥性物質が除去できる。
かくして第1の区分室内で弾撥性物質が除去された布帛
は、直ちに第2の区分室内に送り込撞れることによシプ
ラズマ雰囲気中を通過することにより布帛の表面が活性
化され、次いで第3の区分室11内のモノマーガス中?
通過されることにより該布帛2にはプラズマグラフト重
合が完了されて反応器1外へ導出されるものである。
以上のように本発明は、低温プラズマ処理すべき布帛を
減圧室内で加熱乾燥処理し、次いで該布帛を低温プラズ
マ雰囲気中に通して該布帛の表面を活性化させ、次いで
これをモノマーガスを充満せしめた室内を通してプラズ
マグラフト重合せしく9) めるようにしたものであるから、プラズマ処理される直
前の布帛は、減圧室内に設備された加熱手段によって、
その布帛に含まれる弾撥性物質が効果的に除去されて、
低温プラズマ雰囲気中に供給されるのでこの低温プラズ
マ雰囲気を良好に保つことができ、更には弾撥性物質に
よる反応不良がなくなυ良質の低温プラズマ処理が実現
される。
かくしてプラズマ処理された布帛は、次いでモノマーガ
ス室内を通過されることにより、該布帛の表面には七ツ
マ−がプラズマによってグラフト重合され、目的とする
プラズマグラフト重合布帛が連続生産できる効果がある
。また低温プラズマ雰囲気を保持する第2の区分室の前
に1設して減圧室(低圧力室)を設けたことにより、こ
の第2の区分室と、外部との間のシール性(真空効率)
が高められ、低温プラズマの発生が良好でおる効果もあ
る。更に本発明では各減圧室内を連続的に通過する布帛
を常圧にさらすことなく低温プラズマ雰囲気中で処理し
、続いて七ツマーガス処理室に送り込むようにしたもの
であるから低温プラズマ(10) によシ活性化された布帛が外気中の水分などにより失活
してプラズマ重合効率が低下するようなことがなく非常
に効率よく布帛の改質を実施できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明よりなる処理装置の実施例を示した断面説
明図である。 1・・・反応器、      2・・・布帛、3・・・
導入口、      4・・・碑出口、5.6・・・シ
ール機構、  7・・・隔壁、9・・・第1の区分室、
  10・・第2の区分室、11・・・第3の区分室、
  12・・・シールロール、13・・・熱シリンダロ
ール、 14.15・・・電極板1 16・・・ガスノズル、   17・・・吸気ダクト、
18・・・ガイドロール、 19.20・・・バキーームパイプ、 21・・・ガス供給口、   22・・・モノマー供出
口。 (11)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 布帛連続的に通過せしめることのできる低温プラズマ処
    理室の前後に、布帛を連続的に通過し得る夫々隣設し、
    その前方の室内には、低温プラズマ処理室内に導入すべ
    き布帛に含まれている揮発性物質を除去するだめの減圧
    および加熱手段を設け、後方の室内には重合性モノマー
    ガス全充満あるいは循環させうるようにしたことを特徴
    とする布帛の連続低温プラズマ重合処理装置。
JP57000815A 1982-01-06 1982-01-06 布帛の連続低温プラズマ重合処理装置 Expired JPS6031937B2 (ja)

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JP57000815A JPS6031937B2 (ja) 1982-01-06 1982-01-06 布帛の連続低温プラズマ重合処理装置
US06/453,944 US4507539A (en) 1982-01-06 1982-12-28 Method for continuous treatment of a cloth with the use of low-temperature plasma and an apparatus therefor
DE19823248730 DE3248730A1 (de) 1982-01-06 1982-12-31 Verfahren und vorrichtung zum kontinuierlichen behandeln einer stoffbahn mit hilfe eines niedertemperaturplasmas

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JPS6031937B2 JPS6031937B2 (ja) 1985-07-25

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