JPS58120404A - 旋盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、工作物をフかむ駆動台が、工作物を両端面か
ら加工する・ため２つの工具装置の間に設けられている
旋盤に関する。

このようないわゆる中心駆動機械は既に公知である。し
かし駆動台は各端面の範囲にそれぞれチャックをもち、
したがって全部で２つのチャックをもっており、それに
より２つの別な工作物を同時に加工することができるが
、駆動台が比較的大きい軸線方向長さをとるので、それ
に応じた長さの管または棒あるいは軸の両端面を同時に
旋削できるが、軸線方向寸法の比較的小さい円板あるい
は環の両端面や場合によっては内面を１つの加工工程で
加工することは不可能である。さらに駆動台への取付け
または取外しや駆動台における工作物の軸線方向固定の
ために、比較的複雑な装置が必要である。

揺動腕上に支持される工作物用コレットをもつ取付は装
置および取外し装置を旋盤に設けることは公知であるが
、このような装置は中心駆動機械には適していない。

したがって本発明の基礎になっている課題は、これらの
欠点を除去し、締付は装置内における環状あるいは円板
状工作物例えばころがり軸受の内外輪の加工に適し、迅
速な取付けや取外しを可能にする、最初に述べた種類の
旋盤を提供することである。

本発明はこの課題を次のようにすることによって解決す
る。すなわち駆動台が振れ止めのように、半径方向移動
可能な締付は爪あるいは皿ばね状簿板を備えたチャック
の支持環として構成され、このチャックが締付は爪また
は薄板を操作するため相対回転可能な２つの同軸的な環
をもち、これら同軸環のうち外側の環が駆動ベルト車と
して用いられる。

１つのチャックしか設けられておらず、その締付は爪ま
たは薄板は、キー等の軸線方向移動によるのではなく、
２つの同軸的な環の相対回転によって締付は位置へもた
らされるかまたはこの位置から外されるので、軸線方向
寸法が比較的小さくなり、それによりチャックを振れ止
め状の幅の小さい駆動台に収容でき、したがって環ある
いは円板したがって軸線方向長さの小さい工作物の両端
面や場合によってはその内面を旋削することができ、チ
ャックの一方の環が同時に駆動ベルト車として構成され
ていることにより、さらに構造が簡単化される。滑りを
避けるため歯付きベルト伝動装置を選ぶことはもちろん
である。こうして本発明による旋盤によって、外周面を
除いてころがり軸受の内外輪の全面を加工することがで
きるが、これは少なくとも２つの締付は装置だけではこ
れまで行なうことができなかった。

本発明の別の構成では、チャックの両方の環がそれぞれ
の端面に環状に設けられた連結歯を備え、これらの連結
歯が工作物の取付は装置および取外し装置により保持さ
れる相手連結歯にかみ合い可能であり、取付は装置およ
び取外し装置のうち一方の相手連結歯保持体のみがモー
タにより回転可能である。

保持体が両方のチャック環の連結歯に対する相手連結歯
を備えているので、取付は装置および取外し装置がチャ
ックを締付けたりゆるめたりするのに利用される。連結
歯と相手連結歯がかみ合い、それから一方の装置の相手
連結歯保持体が回されると、工作物を締付けあるいはゆ
るめるため両方の環の所望の相対回転が行なわれる。取
付は装置または取外し装置には特に高い費用がかからな
い。なぜならば、相手連結歯を設け、両方の装置の一方
の相手連結歯保持体に回転駆動装置を設けさえすればよ
いからである。

さらに本発明によれば、工作物の取付は装置および取外
し装置が、チャックの軸線と一直線をなしかつ軸線方向
に移動可能な工作物用コレットをそれぞれもち、取外し
装置のコレットがチャックから離れて調節可能なストッ
パの所まで押戻し可能である。取付は装置の移動可能な
コレットにより、加工すべき工作物はチャックの締付は
爪または薄板の間へ押込まれ、これまで保持されていた
が今や加工を終って取外し装置のコレットにつかまれる
工作物がこれらコレットと共に押されて、コレットがス
トッパに当り、それによって加工すべき工作物が締付は
爪または薄板の間で正しい軸線方向位置を定められる。

したがって工作物交換の際非常に簡単かつ速やかな過程
が得られ、両方の装置の比較的簡単な構造しか必要とし
ない。両方のコレットを移動させるため、ばねに抗して
作用するか両方向に作用するピストン駆動装置を使用す
ることができる。

チャックの一方の環が締付は爪の半径方向案内部を形成
し、締付は爪の外周面がばねの作用で他方の環の内側う
ず券面に支えられていることによって、チャックの特に
簡単な構造が得られる。両方の環が相対回転せしめられ
ると、うず券面における支持個所が変るため、チャック
軸線からの半径方向距離が変化するので、締付は爪が半
径方向に移動せしめられる。もちろん戻り止めが行なわ
れるように、うず券面のこう配を選ばねばならない。

締付は素子として皿ばね状薄板が使用される場合、本発
明により薄板がねじ溝により締合わせ可能な２つの環の
間で軸線方向に変形可能である・薄板はあらかじめ円錐
形状をもっている。

これら薄板が外周を支持されて軸線方向に変形され、し
たがって円錐が偏平にされると、内径が縮小し、それに
より工作物に所望の締付は作用が及ぼされる。

最後にチャックの外側環がチャックを駈動台内に支持す
る４点接触軸受の内輪を形成していることによって、技
術的費用がさらに減少せしめられる。４点接触軸受は同
時にラジアル軸受および推力軸受として役だっという利
点をもっている。

図面に本発明の実施例が示されている。

第１図および第２図に示すように、旋盤ベッドｌ上には
、タレット刃物台駄に構成することのできる２つの工具
装置２の間に駆動台３が固定的に設けられ、そのチャッ
クは歯付きベルト４を介して電動機５により上方から駆
動される。

側方の２つの水平軸６上には、取付は装置８および取外
し装置９をそれぞれ保持する揺動腕７が支持されている
。工作物例えばころがり軸受の内外輪は搬送シュート１
０を介して供給され、取付は装置８によりこのシュート
ｌＯから取出され、腕７の揺動により駆動台３のチャッ
クの所へ送られ、そこで工作物がつかまれる。完成した
工作物は駆動台３の方へ揺動された取外し装置９へ引渡
され、付属する腕７の外方揺動後搬送シュート１１へ入
れられる。

駆動台３は振れ止めのようにチャック用支持環として構
成され、チャック−は第３図ないし第５図のように半径
方向に移動可能な複数の締付は爪１２をもっている。チ
ャックは複数部分からなる外側環１３をもち、この外側
環１３の部分１４は駆動ベルト車として用いられ、さら
に外側環１３は締付は爪１２．用の半径方向案内部１５
を形成しており、締付は爪１２はねじ止めされる蓋１６
により案内部１５内に保持されている。

チャックはさらに外側環１３に対して同軸的な内側環１
７をもち、この内側環１７の内側うず券面１８（第４図
）には、締付は爪１２が環状ばね１９の作用で支えられ
、この環状はね１９は締付は爪１２に支持されるビン２
０に作用している。

外側環１３は環状に配置された連結歯２１を備え、内側
環１７も同様な連結歯２２を備えている。第３図および
第５図によれば、チャックの外側環１３は４点接触軸受
２３を介して駆動台３内に支持され、外側環１３自体が
軸受２３の内輪を形成している。

外側環Ｉ３と内側環１７が相対回転されると、内側環１
７のうず券面１８に締付は爪１２が支えられているので
、これら締付は爪１２の所望の半径方向移動が行なわれ
る。

第５図には、取付は装置８が駆動台３の方へ揺動されて
これに近づけられた位置を示しである。取付は装置８は
胴２４をもち、この胴２４は端面にチャックの内側環１
７の連結歯２２とかみ合う相手連結歯２５を備え、液圧
モータ２６により回転可能である。同様に駆動台３へ近
づけられる取外し装置９にも、チャックの外側環１７の
連結歯２１にかみ合う相手連結歯２８をもつ胴２７が設
けられているが、この胴２７は回転することができない
。両方の装置８，９を駆動台３へ近づけると、相手連結
歯２５．２８がチャックの！１７．１３の連結歯２２．
２１へそれぞれかみ合う。

胴２４が液圧モ＝、・夕２６により回され、外側環１３
が胴２７の相手連結歯２８により固定されるので、チャ
ックの両方の環１３．１７の所望の相対回転したがって
締付は爪１２の操作が行なわれる。

取付は装ｆｉ１８にはコレット２９が支持されて、加工
すべき工作物３０を引受け、液圧を受けるピストン３１
によりはね３２の力に桓して、開かれている締付は爪１
２の間へ押込む。その際加工ずみの工作物３０ａは取外
し装置９のコレット３３の中へ導入される。コレット３
３も同様に液圧を受けるピストン３４により軸線方向に
移動可能である。加工ずみの工作物３０ａは、コレット
３３が調節可能なストッパピン３５へ当るまで、コレッ
ト３３の中へ押戻される。工作物の交換が完了すると、
取付は装置８および取外し装置９のコレット２９および
３３は駆動台３から構成される装置８，９が外方へ揺動
されて、シュート１０から新しい工作物を引受けるか、
加工ずみの工作物３０ａをシュー）−１１へ入れる。取
外し装置９には工作物用突出し片３６が設けられて、軸
線方向穴３７を介して同様に液圧の作用を受けることが
できる。

第６図および第７図に示すように、締付は爪１２の代り
に複数の皿ばね状薄板３８を設けて、工作物３０をつか
むため軸線方向に相互締付けすることもできる。この目
的のためチャックの外側］Ｊｉ１３ａおよび内側環１７
ａはそれぞれめねじおよびおねじのねじ溝３９を備えて
おり、互いに締合わせることができ、薄板３８は外周を
内側環１．７　ａに支えられ、それにより両方の環１３
ａ。

１７ａを締合わせる際薄板３８の内径が減少せしめられ
る。第７図には、さらに４点接触軸受２３の代りに、１
つのラジアル軸受４０と２つの推力軸受４１が示されて
いる。

【図面の簡単な説明】

第１図は中心駆動装置をもつ旋盤の側面図、第２図はそ
の平面図、第３図はチャックをもつ駆動台の軸線を通る
拡大断面図、第４図は一部切欠いた駆動台を第３図の矢
印Ｉｖの方向に見た正面図、第５図は工作物の取付けお
よび取外し過程におけるチャックをもつ駆動台の上半分
を切欠いた側面図、第６図および第７図はチャックの２
つの変形実施例の軸線を通る拡大断面図である。 ２・・・工具装置、３・・・駆動台、５・・・電動機、
８・・・工作物取付は装置、９・・・工作物取外し装置
、↓１２・・・締付は爪、１３．１３ａ・・・外側環、
１４・・・部分（駆動ベルト車）　、＋７＋Ｉ７ａ・・
・内側環、３０．３０ａ・・・工作物、３８・・・皿は
ね状薄板 特許出願人　シュタイルーダイムレループーフ・アクチ
ェンゲゼルシャフト

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　工作物をつかむ駆動台が、工作物を両端面から加工
   するため２つの工具装置の間に設けられている旋盤にお
   いて、駆動台（３）が振れ止めのように、半径方向に移
   動可能な締付は爪（１２）あるいは皿ばね状薄板（３８
   ）を備えたチャック（１２，１３，１７；１３ａ、１７
   ａ、３８　）の支持環として構成され、このチャック（
   １２゜１３１１７ｉ１３ａｌ　１７ａ、　３８　”Ｉが
   締付は爪（１２）または薄板（３８）を操作するため相
   対回転可能な２つの同軸的な環（１３，１７；１３ａ＋
   　１７８　）をもち、これら同軸環のうち外側の環（１
   ３；１３ａ　）がＭ動ベルト車として用いられることを
   特徴とする旋盤。、 ２　チャック（１２１１３，１７；１３ａ、　１７ａ、
   ３８　）の両方の環（１３，１７ｉ１３ａ１７ａ　）が
   それぞ°れの端面に環状に設けられた連結歯（２１，２
   ２）を備え、これらの連結歯（２１，２２）が工作物（
   ３０，３０ａ）の取付は装置（８）および取外し装置（
   ９）により保持される相手連結歯（２５，２８）にかみ
   合い可能であり、取付は装置（８）および取外し装置（
   ９）のうち−力（８）の相手連結歯保持体（２４）のみ
   がモータにより回転可能であることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項に記載の算盤。 ３　工作物の取付は装置（８）および取外し装置（９）
   が、チャックの軸線と一直線をなしかつ軸線方向に移動
   可能な工作物（３０，３θａ）用コレット（２９１３３
   ）をそれぞれもち、取外し装置（９）のコレット（３３
   ）がチャック（１２，１３，１７）から離れて調・節可
   能なストッパ（３５）の所まで押戻し可能であることを
   特徴とする特許請求の範囲第２項に記載の旋盤。 ４　チャック（１２１１３，１７）の一方の環（１３）
   が締付は爪（１２）の半径方向案内部（１５）を形成し
   、締付は爪（１２）の外周面がばね（１９）の作用で他
   方の［（１７）の内側うず券面（１８）に支えられてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の旋盤
   。 ５　皿ばね状簿板（３８）が、ねじ溝（３９）により締
   合わせ可能な２つの環（１３ａ、　１７ａ　）の間で軸
   線方向に変形可能であることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項に記載の旋盤。 ６　チャック（１２，１３，＋７ｉ１３ａ、　１７ａ、
   ３８　）の外側環（＋３，１３ａ　）がチャック（１２
   ，１３１１７；１３ａｌ１７ａ１３８）を駆動台（３）
   内に支持する４点接触軸受（２３）の内輪を形成してい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の旋盤
   。